小塚原ってどんなところ?
小塚原は東京都荒川区南千住2丁目に該当します。当時は小さな宿場町でしたが、江戸時代の慶安4年に小塚原処刑場が創設されました。小塚原は「こづかはら」もしくは「こづかっぱら」と読まれます。当時の刑場の広さは間口約108メートル、奥行は約54メートルでした。
小塚原処刑場跡地がある場所・アクセス方法は?
荒川区南千住2丁目にある処刑場跡地は常磐線の線路によって2つに分断されています。跡地の南側が「南千住回向院」、北側が「延命寺」です。もともとは回向院のみでしたが、分断に伴い敷地内にあった首切り地蔵とともに延命寺が独立した経緯があります。宗派はどちらも浄土宗です。
主なアクセス方法
跡地である「回向院」「延命寺」の最寄り駅はどちらも「南千住駅」です。乗り入れ路線はJR常磐線、東京メトロ日比谷線、つくばエクスプレスの3線です。2箇所とも駅から徒歩約4分の距離にあります。
周辺の有名スポット
処刑場跡地の南千住にある有名スポットは全長12メートルの巨大黄金像がある「円通寺」です。幕末の戊辰戦争で激しい戦地となった上野の寛永寺の黒門が当時のまま移設されており、多くの銃痕が残る様が戦争の激しさを後世に伝えています。