兵庫県の大きさはどのくらい？面積・人口・人口密度を比較解説！

兵庫県は、日本の西側に位置し面積は8,395平方キロメートルです。兵庫県に隣接する都道府県は、東側は京都府と大阪府、西側は鳥取県と岡山県に接し、徳島県とは大鳴門橋（おおなるときょう）でつながっています。兵庫県は、神戸市のような都市から離島までさまざまな特色のある県です。

兵庫県の特徴は、北は日本海、南は瀬戸内海から淡路島（あわじしま）を経由して太平洋と繋がっており、南北で気候が変わります。兵庫県は、合計50の市区町で構成されており、県庁所在地は神戸市です。

神戸市がある太平洋側には、兵庫県人口の約90％の割合を占める人が住んでいる一方、日本海側は海・山・川などの大自然が多くあります。

関西地方では最大の面積を持つ兵庫県を全国の都道府県と比較し、兵庫県は全国的にみてどれ位の大きさなのかを知りましょう。神戸市などの都心部も多くある兵庫県の人口と人口密度についても比較して、兵庫県の人口構成について理解できるとよいです。

兵庫県の面積は全国12位の8,395平方キロメートルの広さがあり、関西地方ではもっとも大きい面積の都道府県です。全国1位は北海道で、広さは83,456平方キロメートルあり、兵庫県のおよそ10倍の広さがあります。

兵庫県の人口は全国7位の553.9万人で、関西地方では大阪府に次いで2番目に多いです。特に人口が50万人以上いる政令指定都市として認定されている神戸市は、人口が市区町村別では全国7位の152万人います。

全国1位は日本経済の中心地である東京都の1,339万人で兵庫県の2.5倍近くです。経済が発達している地域は人口が多いのが分かります。

兵庫県の人口密度は全国8位の659.85人/平方キロメートルで、関西地方では大阪府に次いで2番目の高さです。人口密度は人が多く集まる関東地方と大阪府周辺は高い傾向にある中で、市区町村別では兵庫県神戸市が全国45位です。

兵庫県と同じくらいの都道府県はどこなのかを面積・人口・人口密度の3つを軸にして比較していき、兵庫県の広さをイメージしましょう。各都道府県の地形は違いますが、面積がまったく違う大きさなのに人口密度が同じ場合があるなど面白い発見ができます。

兵庫県と面積が同じくらいの都道府県が、面積全国7位の広島県で8,478平方キロメートルです。広島県は中国地方最大の都道府県で、2つの世界遺産や3つのプロ団体があり、世界大戦での被曝地域ということあり日本の平和の象徴でもあります。

兵庫県と人口が同じくらいの都道府県が北海道で、全国8位の543.7万人がいます。北海道は面積が日本一で、人口密度は面積が大きいため低いことが特徴です。札幌市は政令指令都市に認定されており、北海道の総人口の約35パーセントの割合を占める191万人がいます。

兵庫県と人口密度が同じくらいの都道府県が沖縄県で、全国9位の626人です。沖縄県の面積は全国44位の2,275平方キロメートルで、人口は全国25位の124.2万人います。沖縄県は日本の最西端にある都道府県で、大小合わせて363の島があり、リゾート地として人気が高いです。

兵庫県内にある50の市区町から面積が大きいランキングを見ていき、兵庫県がどのような市区町村で構成されているのか頭に入れていきましょう。それぞれの市区町にはどのような特徴があるのかを見ると新しい発見に繋がります。

兵庫県の市区町村面積ランキング1位は、北部に位置する豊岡（とよおか）市で、面積は697.55平方キロメートルあります。兵庫県の8パーセントを占める割合で、日本海と中国地方の大きな山々や大自然に囲まれた地形が特徴です。

人口は8.2万人で県内21位、人口密度は570人で県内34位の市で、北部は観光地としての人気があります。

兵庫県の市区町村面積ランキング2位は宍粟(しそう）市で、658.54平方キロメートルで兵庫県内の約7.8パーセントの割合を占めています。人口は兵庫県内で34位の33.7万人、人口密度は県内35位の525人です。宍粟市は山がたくさん連なり、国定公園や県立公園など自然が多くあります。

兵庫県の市区町村面積ランキング3位は姫路（ひめじ）市で、534.47平方キロメートルあり、兵庫県の面積の6パーセントの割合を占めています。

人口は兵庫県内1位の53.5万人で、人口密度は兵庫県内19位の2,353人です。姫路市は兵庫県の南西部に位置し、世界遺産などの歴史的資源が多く観光客がたくさん訪れます。

兵庫県の面積は全国ランキング12位で平均よりは小さいですが、神戸市や尼崎（あまがさき）市など経済的に発展している都市部が多くあります。都市部が兵庫県には多いので、全国ランキングでは人口・人口密度が上位です。兵庫県にいく時はぜひ参考にしてみてください。