鳥取県の大きさはどのくらい？面積・人口・人口密度を比較解説！

島根県は、4市14町1村で構成される県で、区は無く全国の中で最も市の数が少ないです。そんな自治体状況である鳥取県内の人口が多い市町村をランキング形式で発表します。人口は全国ワーストの鳥取県ですが、果たして人口分布はどのように構成されているのか、調べていきましょう。

鳥取市は県庁所在地であり、県内最大の都市になります。人口は188,740人と鳥取県の人口の3分の1が鳥取市に住んでいる計算です。鳥取市は元々人口の少ない市区町村ですが、平成の市町村合併を経て面積が増えたことでさらに人口密度が低下しています。

米子市は147,667人の人口を有する米子都市圏の中核地です。山陰地方最大の温泉地として皆生温泉を有しており、年間の入浴者数は40万人を超えます。鉄道、高速道路、空港とあらゆる交通手段にアクセスできる山陰最大の交通の要衝です。江戸時代は商業都市として発展しており山陰の大阪と呼ばれていました。

倉吉市は、鳥取県の中央部の玄関口として位置する人口46,943人の市です。土蔵が多いことで知られており、とりわけ年間50万人が訪れる白壁土蔵の街として有名になります。とっとり梨の花温泉郷の一部であり、関金温泉は日本第2位のラドン放射能を有する放射能泉も人気です。

鳥取県の人口は全国ワーストですが面積も狭い部類に入るため、人口密度は158人／平方キロメートルと全国第37位です。人口密度は小さいほうであると数字からも明白ですが、他の都道府県と比較してどうなのか、他県と比較することで漠然とした数字もよりリアルに感じられます。

北海道の人口は5,248,552人で全国8位、面積は全国1位の78,421平方キロメートルといずれも上位にランキングされています。しかし、人口密度は66人／平方キロメートルと全国47位に位置しており最も人口密度の小さい場所なのです。

山岳地など地形による影響もありますが、人口と面積の割合が大きく乖離していることもあり、鳥取県よりも小さくなります。

栃木県は北関東最大の都市である宇都宮市を擁する県になります。人口は全国18位の1,942,312人、面積は全国20位で6,408平方キロメートル、人口密度は303人／平方キロメートルで22位と中間の順位です。

栃木県は那須や日光などの山地や水域も含まれるにも関わらず、人口密度は鳥取県の約2倍に相当する結果になります。

鹿児島県は屋久島、桜島、霧島山などを擁する自然あふれる九州地方の県です。人口は1,599,984人で全国24位、面積は9,187平方キロメートルと全国10位、人口密度は174人／平方キロメートルで全国36位となります。

人口では約100万人弱多く、面積も3倍弱と言えるほど鳥取県とは差がありますが、人口密度は鳥取県と1位の差しかありません。

鳥取県は人口は少ないですが、人口密度も小さいので自然豊かで穏やかな日々の生活を満喫できること請け合いです。都会のごみごみとした閉塞感に嫌気がさしたら、開放感溢れる鳥取県への旅を検討しましょう。きっと心健やかな旅行を満喫できます。