栃木県はどんなところ?
栃木県は、群馬県・福島県・茨城県・埼玉県と隣接している北関東にある内陸県です。尾瀬や日光などの国立公園や那須や鬼怒川などの温泉地が有名で、首都圏で暮らす人々の観光地として人気があります。
冬の天気は、山からの乾燥した強風によって、少雨低湿となり晴れが多く、夏の天気は、山から発生する積乱雲の影響で、雷が多いです。
栃木県の基本情報
県庁所在地 | 宇都宮市 |
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面積 | 6,408㎢ |
人口 | 194.4万人 |
人口密度 | 303.1人/㎢ |
栃木県は、関東地方で一番広い面積を持つ県で、県内で面積がもっとも大きな市は日光市です。日光市は面積が多いですが、人口は宇都宮市がナンバーワンです。宇都宮市は、栃木県内で唯一全国100位以内に入る人口で、51万9255人が暮らしています。
産業は、農林業・商工業・観光業がいずれも盛んで、バランスのよい産業活動を展開しているのが特徴です。
栃木県の面積は都道府県順位で全国20位
順位 | 県名 | 面積 |
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20 | 栃木県 | 6,408㎢ |
21 | 群馬県 | 6,363㎢ |
22 | 大分県 | 6.339㎢ |
栃木県の面積は、日本で20番目の広さで、隣県の群馬県の面積とよく似ています。面積が近い県では、九州の大分県が挙げられます。栃木県は東西約84キロメートル、南北約98キロメートルで、もっとも人口の多い宇都宮市は、県の中心部にあります。
宇都宮市から東京までの距離は約100キロメートルで、新幹線で約50分で行けることから、都内に通勤している人もいます。
栃木県の面積は6408平方キロメートル
栃木県の面積は6,408平方キロメートルで、関東の都道府県のなかで、一番面積が広いです。栃木県は森林が54%を占め、自然が多く農業が盛んです。農業では、いちごの生産が全国1位で「いちご王国」として知られています。
栃木県で一番面積が大きな市町村は、約1,450平方キロメートルの日光市で、県内の22.6%の割合を占めています。
栃木県と群馬県の面積を比較
県名 | 面積 |
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栃木県 | 6,408㎢ |
群馬県 | 6,361㎢ |
栃木県は、群馬県と面積がよく似ています。栃木県の面積が6,408平方キロメートルに対し、群馬県は6,362平方キロメートルです。群馬県内で一番広い市区町村は、みなかみ町で781平方キロメートあります。栃木県日光市の約半分の大きさで、日本一長い川「利根川」の源流のまちとして知られています。
群馬県内で2番目に面積が大きい市区町村は、高崎市です。
栃木県の人口は194.4万人
栃木県の人口は194.4万人で、全国18位です。栃木県で一番人口は多いのは宇都宮市で、51万9,255人です。宇都宮市は北関東最大の都市で、首都圏の市区町村で10位の人口を誇っています。
宇都宮市は「住みやすさ」に定評があり、現在も人口が増加傾向にあります。宇都宮都市圏は、中核市と呼ばれる都市圏で、中核市のなかでは日本最大の人口です。
栃木県と群馬県を比較
県名 | 人口 |
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栃木県 | 194.4万人 |
群馬県 | 192.6万人 |
群馬県の人口は192.6万人で、日本で19番目です。栃木県の人口と1万人以下の差異で、ほぼ同じ人口といえます。群馬県内で一番人口が多いのは高崎市で37万2,147人、僅差で前橋市が33万5,360人です。
栃木県は、人口の約40%の割合が宇都宮市に集中していますが、群馬県は人口の割合は分散している傾向があります。
栃木県の人口密度は303.1人/平方キロメートル
栃木県の人口密度は、303.1人/平方キロメートルで、日本全国の都道府県のなかで、22番目です。栃木県内で人口密度が一番高いのは宇都宮市で、次いで小山市が2位です。宇都宮市の人口密度は、1,245人/平方キロメートルで、小山市が977人/平方キロメートルです。
栃木県は、宇都宮市が圧倒的に人口密度が高く、都市圏の要素を十分にもった市区町村といえます。
栃木県と群馬県の人口密度を比較
県名 | 人口密度 |
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栃木県 | 303.1人/㎢ |
群馬県 | 304.55人/㎢ |
群馬県の人口密度は、304.55人/平方キロメートルで、栃木県とほぼ同じ数値です。栃木県でもっとも人口密度が高い宇都宮市は、群馬県太田市の1,261人/平方キロメートルと人口密度がよく似ています。
群馬県で一番人口密度が高いのは、大泉町で2245人/平方メートルです。人口は決して多くない街ですが、県内で面積が一番小さく、たった17.93平方キロメートルの広さです。
出典:写真AC