福岡県の大きさはどのくらい？面積・人口・人口密度を比較解説！

福岡県には60市町村があり、29の市、29の町、2つの村で編成され、地理的・歴史的・経済的観点から北九州・福岡・筑後・筑豊の4地域に分けられています。北九州地域は工業の街としての顔を持ち、福岡地域は商業の街として発展してきました。筑後地域は豊かな自然を背景に農林水産業が盛んです。

福岡県の市区町村面積ランキング1位は、北部に位置する北九州市で面積491平方キロメートルです。福岡県の面積の約10パーセントの割合を占め、人口は約93万人、人口密度は1909人/平方キロメートルです。北九州市は九州地方の第2の都市であり、本州と海を挟んだ九州の玄関口という役割も担っています。

福岡県の市区町村面積ランキング2位は、南西部に位置する八女市で面積は482平方キロメートルです。福岡県の約10パーセントの割合を占めており、人口は6.4万人、人口密度は390人/平方キロメートルです。八女市は高級玉露の産地として知られており玉露は八女市山間部の黒木町、上陽町、星野村で生産されてます。

福岡県の市区町村面積ランキング3位は、中央部に位置する福岡市です。面積は343平方キロメートルで、福岡県の約7パーセントの割合を占めています。人口は159万人、人口密度は4,646人/平方キロメートルです。県庁所在地の福岡市は、九州地方の政治・経済・文化の中心としての役割を担っています。

福岡県の面積ランキングは、全国29位と全国平均よりも小さい県です。しかし、政令指定都市の福岡市、北九州市と経済的に発展している都市を抱えており、人口・人口密度は共に九州地方だけでなく日本の上位に位置しています。