冬の山形でおすすめの観光地16選！楽しいスポットや雪景色をご紹介！

雪国ならではの見どころが、たくさんある山形。デートにおすすめの穴場スポットもあるため、冬は特に人気の観光地となります。数ある観光地のなかでも、特に冬のデートにぴったりの楽しいスポットや穴場スポット、人気のスポットを紹介します。

日本で唯一「県内すべての市町村に温泉が湧いている県」である山形。また、全国で有数の豪雪県でもあります。雪国ならではのウィンタースポーツや美しい景色を楽しんだ後には、熱い温泉に浸かってほっと一息。そして、豊かな県内産の食材を使った料理に舌鼓を打つ…。寒い冬は山形の魅力を存分に満喫できる最高の季節です。

前述の通り山形は全国有数の豪雪県であり、12月から3月の平均最低気温はマイナス6度、平均最高気温は1度と、かなり低くなります。穴場の観光地がたくさんありますが、屋外のところが多いので服装には注意してください。最大限の対策をして、寒さに負けずに楽しい旅にしましょう。

あまり華やかなイメージはない冬の山形ですが、実は見どころがたくさんあり、デートにおすすめの観光地です。スノーボードやスキーを楽しみ、樹氷やかまくらのライトアップを眺め、温かい温泉に浸かる…。恋人との距離がグッと縮まるような、冬ならではのデートをできるスポットが山形には豊富にあります。混雑しすぎない穴場スポットもあるので、ゆったりとしたデートを楽しみたいカップルにもおすすめです。

県内陸部に位置し、県庁所在地である山形市を含む中心地域。山形を代表するイベントが季節ごとに開催されるなど観光客にも人気の地域で、観光客数は県全体の約45パーセントを占めています。蔵王山の周辺は「山岳リゾート」としても知られています。

英国近世復興様式で大正初期に建てられた「文翔館」は、国の重要文化財に指定されています。自由に見学することができる館内の展示室には、山形の歴史や文化の紹介など見どころが盛り沢山。より詳しく山形や文翔館について知りたい方はガイドボランティアに案内してもらうとよいでしょう。「議場ホール」「ギャラリー」では、地域の学生やアーティストがコンサートや展覧会を開催しているので、タイミングが合えば併せて鑑賞するのもおすすめです。

通称「山寺」と呼ばれている人気観光地。1015段の石段は1段1段登るたびに煩悩が消滅し、悪縁を切ることができるというパワースポットです。紅葉の時期がとても人気ですが、雪が降った山寺もおすすめです。山頂の五大堂から見下ろす里山の景色は、時間を忘れて見入ってしまうほど美しく、まるで水墨画のよう。恋人と協力して階段を上り、素晴らしい景色を見る素敵な時間を過ごすことができます。下山後は麓の食事処で温かいご当地料理を食べ、冷えた体を温めましょう。

14のゲレンデと12のコースを有し、日本最大級と言われる蔵王温泉スキー場は、寒くても外で体を動かしたいアクティブなカップルのデートにおすすめです。ふわふわで上質な雪は転んでもあまり痛くなく、初心者でも安心して滑ることができます。また、コース沿いに立ち並ぶ「樹氷」は山形の冬の風物詩であり、その雄大な姿は圧巻。夜にはライトアップされ、樹氷を見ながら食事ができるレストランもあります。麓には蔵王温泉街があるので、遊び終わったら温泉に浸かっても良いですね。

雪の降る季節の銀山温泉は、NHK連続テレビ小説「おしん」の舞台として、一躍有名になりました。一度は訪れてみたいという方も多い人気の観光地です。源泉が湧き出した場所にそのまま旅館を立てたため、川沿いに老舗旅館が軒を連ね、大正ロマンを感じさせる風景となっています。乳白色のやわらかい湯、地元の食材を使った美味しい料理で、疲れた体を癒しましょう。

日本で有数の豪雪地帯で、例年2月に開催されているイベントです。降り積もった雪を使って昔の宿場町の景色を再現しており、雪でできた旅籠に灯りがともる景色はとてもロマンチック。有機ELとLEDで幻想的にライトアップした「ICE Bar」では、ホットワインなどの飲み物を提供していたり、地元のお菓子を販売していたり、雪を見ながらゆっくりとした時間を過ごすことができます。近年はデートスポットとして、とても人気のイベントとなっています。

福島県、宮城県、新潟県に接する県最南端の地域です。多くの温泉に恵まれるとともに、米沢牛やワイナリー、フルーツ園などのグルメ観光も充実しています。多く残されている史跡も、見どころのひとつです。

山形県はデラウェアの生産量日本一を誇り、高畠町はぶどうの名産地として知られています。東北最大規模の高畠ワイナリーでは、工場の見学や限定商品の試飲をすることができ、ワイン好きにはたまりません。数あるオリジナル商品の中でも、特に人気の「まほろばの貴婦人」は甘口。ワインが得意でない方でも飲みやすいので、ぜひ飲んでみてください。

昔ながらの雰囲気が漂うレトロな温泉街です。美肌になると言われている源泉は、無色透明でほんのり硫黄の香り。そのお湯で作った温泉卵が人気なので、ぜひ食べてみてください。街には足湯やお土産屋さんがあり、朝市も行われるので、浴衣でぶらぶらと散策するのが楽しいですよ。観光客が大勢詰めかけるような場所ではないので、ゆったりと過ごせる穴場スポットです。

1月中旬から3月中旬までの期間限定で小野川温泉街に出現する「かまくら村」は、デートで利用すれば話が弾むこと間違いなしの穴場スポット。広々としたかまくらの中にはテーブルと椅子、食事メニューが設置されており、電話で出前を注文することができます。かまくらのなかで食事をする、雪国ならではの楽しい体験は冬の山形観光におすすめ。メニューはラーメンやお汁粉などバリエーションが豊富です。

戦国の英雄である上杉謙信公を祀った神社です。「開運招福」「諸願成就」「商売繁盛」「学業成就」のご利益があるとされる、県内有数のパワースポット。すぐ近くには上杉鷹山公を祀った「松峰神社」もあり、そちらも一緒に参拝することができます。武将の銅像や伊達政宗公生誕の地の石碑などもあり、歴史好きにはたまりません。

毎年2月に開催されているお祭りで、「平和」「市民参加」「おもてなし」がコンセプトになっている、地元の方にも観光客にも人気のイベントです。約1300個の雪灯篭と雪ぼんぼりが灯された会場は、雪景色も併せてとても幻想的な雰囲気。屋台の出店やステージイベントもあり、温かいグルメを食べながらイベントを楽しむことができます。

県北西部に位置し、日本海に面する地域。海と山に囲まれているため、豊かな食文化が発展しました。昔ながらの風合いの街並みは風情があり、近年は映画のロケ地としても注目されています。

県内唯一の水族館で、クラゲの展示種類数は世界一となっています。クラゲドリーム館という名称もあり、ふわふわと漂うクラゲたちに囲まれた空間は幻想的な雰囲気です。一番の見どころ、約1万匹の水クラゲが浮遊している直径5メートルの「クラゲドリームシアター」は一見の価値あり！館内にあるクラゲレストランではクラゲを使用した料理やスイーツを提供しており、コリコリとした食感が楽しいクラゲアイスが大人気です。

山形県内や鶴岡の工芸品、民芸品、お菓子、地酒、海産物などを販売しており、年中無休で営業しているのでいつでも訪れることができる観光地です。海鮮丼やラーメンを提供する食事処も完備しているので、昼食をとりつつ、ここでお土産をまとめて購入してしまうのもおすすめ。その場で食べられる山形名物「玉こんにゃく」で体を温めるのも良いでしょう。

平安時代中期に創建され、現存の塔は1372年に再建されたと伝えられています。東北最古の塔と言われており、昭和41年には国宝に指定されました。数少ない仏教建築のひとつである塔や樹齢1000年にもなる「爺杉」など、見どころがたくさんあります。毎月5のつく日に金色の墨で書いた特別な御朱印を頒布しているので、御朱印集めをしている方は、お受けしてみてはいかがでしょうか。冬場は積雪のため、長靴やスタッドレスタイヤが必須になるのでご注意ください。

県北東の内陸部で、秋田県と宮城県に接する場所に位置している豪雪地域。奥羽山脈、村山葉山、出羽山地、など多くの山地に囲まれ、全国でも有数の「巨木の里」として知られています。

湯治の湯として古くから知られており、現在でも多くの人が良質な温泉を求めて訪れています。昔、肘を折ってしまった僧が湯に浸かるとすぐに傷が治ったという言い伝えから「肘折温泉」という名が付きました。昔ながらの風情ある旅館が軒を連ね、静かにゆっくりとした時間を過ごすことができます。1,100円で日帰り温泉を3か所回ることができる「肘折温泉湯めぐり」も楽しいので、湯めぐりをして冷え切った体を温めましょう。

日没とともに肘折温泉の街に雪灯篭が灯されるイベントで、例年は雪が一番多い1月下旬から2月中旬の土曜日に開催されています。数メートルにもなる雪の壁にろうそくの明かりが映る様子はとても幻想的。冬のデートにぴったりの穴場スポットです。雪の壁は4メートル以上になることもあり、どのくらい積もるのかも雪国ならではの見どころのひとつとなっています。

夏のイメージがある舟下りですが、最上川では冬でも変わらず運行しています。12月から3月の期間限定で運行している「こたつ船」は、こたつに入ってぬくぬく温まりながら雪景色を眺めることができます。予約をすると用意してもらえる舟中弁当や川の途中にある水上コンビニで購入できるアユの塩焼きなど、美味しいものを食べながらの乗船がおすすめ。見渡す限りの銀世界は冬ならではの見どころです。とても楽しいですよ。

食が豊かで温泉も豊富。ロマンチックな景色もあり、スキーなどのアクティビティも充実している山形は、冬のデートにぴったりの場所です。東京からは新幹線一本でアクセスできるので、週末にちょっとお出かけするのもおすすめです。寒い冬は外に出ることが億劫になりがちですが、ぜひ温かい格好で、山形の自然を満喫してください。