冬の広島でおすすめのデートスポット6選！観光名所や見どころをご紹介！

広島には、カップルで楽しめる名所や穴場、見どころが豊富にあります。今回は、世界遺産などの観光名所や穴場スポット、クリスマスにもおすすめのスポットのほか、冬でも楽しめる広島グルメを厳選しました。冬の広島でおすすめのデートスポットをご紹介します。

広島旅行に行くなら、ぜひ訪れたいのが「宮島」。とても有名な観光地で、世界中から観光客が訪れます。島に着くと、まずは鹿がお出迎えしてくれます。広島湾に立つ大鳥居で有名な「厳島神社」は、宮島でかかせないスポット。その他にも、クリスマスにカップルで行きたい「恋人の聖地」や、寒い冬にもおすすめの広島グルメなど、穴場や見どころが盛りだくさんです。

「宮島」の見どころといえば、日本三景に選ばれ、世界遺産にも登録されている「厳島神社」です。色鮮やかな朱色の海上社殿、大鳥居は人生で一度は訪れたい名所。干潮時と満潮時では、それぞれ見どころが違ってきます。干潮時には、大鳥居まで歩いて近づくことができ、真下から見るその姿は迫力満点。また、干潮時しか見られない穴場が「鏡の池」です。3ヶ所あるので、ぜひカップルで探してみてください。満潮時になると、海上社殿の名にふさわしく、海に浮かぶような社殿と大鳥居を見ることができます。潮見表で、干潮と満潮の時間を知ることができるので、調べてから訪れてくださいね。

空海が修行をしたと伝えられている「弥山」。冬の澄んだ空気と、宮島を一望できるおすすめのスポットです。ロープウェーに乗ると15分ほどで、獅子岩駅に到着します。しばらく歩くと現れるのが「霊火堂」。この中にはなんと、1200年以上も燃え続けているという”消えずの霊火”が灯り、恋人の聖地となっています。山頂の展望台から見えるのは、”ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン”で3つ星と評価された絶景。帰り道は穴場の別ルートがおすすめです。「干満岩」という、山の上なのに海の干満で変化する不思議な岩があり、獅子岩駅のレストハウスには、カップルに人気の「誓いの灯」もあります。カメラ台も用意されていて記念撮影もできるので、クリスマスデートにおすすめの観光地です。

宮島には、美味しい名物がたくさんあります。冬の広島といえば「牡蠣」！焼き牡蠣はもちろん、牡蠣カレーパンや牡蠣クリームコロッケなどもあり、カップルでの食べ歩きもおすすめです。牡蠣と並んで名物となっているのが「あなごめし」。食べ歩きが好きというカップルには、穴子まんもあります。アツアツですので、寒い冬におすすめです！そして、ぜひ食べてほしいのが「揚げもみじ」。名前の通り、もみじまんじゅうを揚げたもので、あんこのほかにもチーズやクリームがあります。揚げもみじを食べられる場所は、広島でも3ヶ所しかなく、そのうちの2ヶ所が宮島です。一点注意していただきたいのは、商店街の営業時間。どのお店も17時頃には閉まってしまうので、早めに訪れたほういいでしょう。

広島駅から宮島口駅までは、JRと路面電車の2種類がありますが、JRがおすすめです。

• JR広島駅からJR宮島口駅まで山陽本線で約30分
• 「宮島口フェリー乗り場」から宮島までフェリーで約10分(フェリーは10〜15分間隔で運航)

2016年にオープンしたばかりの「おりづるタワー」。原爆ドームのすぐ隣にあり、おりづるのイラストが施された建物には、展望台やデジタルコンテンツなど、カップルで楽しめるものが盛りだくさん。広島土産を豊富に取り揃えた物産館やカフェを併設した、冬のクリスマスデートにもおすすめの新しい観光地名所です。

おりづるタワーで最大の見どころとなるのが「広島の丘」。木材を使ったウッドデッキの開放的な展望台で、絶景スポットとなっています。すぐ隣の原爆ドームの中も望め、世界遺産を上から見られる穴場の観光地です。天気が良ければ宮島の弥山も見えるので、同時に2つの世界遺産を見られるかもしれません。おりづるタワーは、当日の再入場が何度でも可能ですので、時間帯を変えていろんな景色を見ることもできます。冬の夕景は美しく、特に見どころです。原爆ドームがライトアップされる様子も楽しめるので、クリスマスにもぴったりの観光地となっています。

おりづるタワーに行ったらぜひ体験してもらいたいのが、「おりづるの壁」へのおりづる投入体験。チケットと一緒に折り紙を購入することができます。おりづるを折ることができたら「おりづるの壁」へ投入します。ひらひら落ちていく様子を上から望めるようになっており、動画を撮るのもおすすめ。このおりづるは、過去の来場者のものも蓄積され、建物の外からはその様子を見られるようになっています。クリスマスにカップルで願いを込めながら、おりづるを折ってみるのも良いかもしれません。同じフロアにある「おりづる広場」では広島の歴史を学んだり、デジタルコンテンツで遊んだりすることもできます。

展望フロアを楽しんだあとは「散歩坂」で1階へ。おりづるタワーにはスパイラルスロープが設けられており、1階から屋上までを歩いて上り下りすることができます。絵画などのアート作品や、創設者の方々の想いなど、ここでしか見ることができない展示があるのも見どころの1つです。ここには一層ずつ緊急用の滑り台が設置されているのですが、一般客も自由に滑れるようになっています。1階に戻ったら、おしゃれなカフェと物産館もあるので、ゆっくりお土産を探すことができます。

• 広島電鉄「原爆ドーム前」から徒歩ですぐ
• 営業時間10:00〜19:00（夏季は9:00〜20:00）最終入館時間は閉館の1時間前
• 入場料金1,700円、おりづる投入料金100円

広島市の中心部にある広大な公園が「広島平和記念公園」。爆心地に近い場所に、恒久平和を願ってつくられました。広大な園内には、有名な原爆ドームや広島平和祈念資料館、原爆死没者慰霊碑、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館、広島国際会議場など、さまざまな施設があります。海外からの観光客もとても多く、改めて戦争や平和について考えさせられる観光地です。

ユネスコ世界文化遺産に登録されており、この公園の名所となっているのが「原爆ドーム」。写真で一度は見たことがあると思いますが、実際に見ると折れ曲がった鉄骨や、ぼろぼろになった壁や天井が悲惨さを物語ります。戦後、取り壊してほしいという声もありましたが、後世に伝えるためにと保存されています。もともとはチェコの建築家によってデザインされた、とてもおしゃれな洋館でした。

日本人なら一度は訪れたいのが「広島平和記念資料館」。2017年4月に東館、2019年4月に本館がリニューアルオープンされました。広島原爆の惨状や歴史を学ぶことができる名所です。被爆資料や遺留品など、実際に残されたものの展示を見ていると、とても心を打たれます。東館にある休憩所・売店では軽食や喫茶サービスを利用することもでき、誰でも休憩できるようになっています。

公園内にある「平和の灯」は、手首を合わせて、手のひらを空に広げた形をイメージして作られました。ここの火は、1964年8月1日に点火されて以来、ずっと燃え続けています。この他にも、「平和の鐘」や世界中の人々から送られた千羽鶴、慰霊碑など、たくさんの見どころが存在する観光地です。平和を願うクリスマスデートというのもいいかもしれませんね。

• 広島電鉄「原爆ドーム前」から徒歩5分
• 入園料無料、年中無休
• 平和記念資料館の入館料、大人200円、高校生100円、中学生以下は無料
• 営業時間は季節によって異なりますが、冬季（12月〜2月）は8:30〜17:00入館は閉館の30分前まで

冬の広島でクリスマス穴場デートをしたいカップルにおすすめなのが「大久野島」。「ウサギの島」や「毒ガスの島」と呼ばれる大久野島には、カップルで楽しめるコンテンツや穴場が豊富にあります。もっといたい！と思わせる大久野島の見どころをお届けします。

フェリーで大久野島に着くと、早速至るところに可愛いウサギが！島にいるのは野生のウサギ数百匹。人にも慣れていて、餌をあげることもできますよ。島にウサギの餌は売っていないので、島へ渡る前に準備しておきましょう。忠海港で餌を買うこともできますが、キャベツや人参などを持参することも可能です。お菓子などウサギの餌に適さないものはあげないようにしましょう。島をまわっていると、とにかくいろんなところにウサギがいるので、それだけでとても癒されます。

大久野島に唯一ある宿泊施設の「休暇村」。宿泊しなくても、食事や温泉、レンタサイクルなどがあるので、最初に訪れるのがおすすめです。島に着くと、無料の送迎バスが出ています。予約が要らないので、ぜひ、利用しましょう。ウサギがいちばん多く集まるのも、この休暇村前にある広場です。島の飲食店は、休暇村のレストランのみ。名産のタコや魚介を使ったご当地メニューを食べることができ、とても美味しいのでおすすめです。レンタサイクルは、電動の自転車もあるので、坂道が心配な方も安心です。日帰りでも楽しめますが、温泉に入って宿泊し、ゆっくり島を満喫するのもよいでしょう。

今でこそ平和な大久野島ですが、戦時中は日本軍の毒ガスを製造していた場所で、地図から消された島でした。ウサギ島と呼ばれる癒しの島とは真逆の暗い過去がある大久野島。そんな歴史を学ぶことができるのが「毒ガス資料館」です。1929年から1945年まで、極秘で毒ガスの製造が行われていましたが、1984年の報道まで、国内でも知られることがありませんでした。島をまわっていると、毒ガスの貯蔵庫跡や砲台跡、弾薬庫跡、発電場跡が廃墟として残っています。島は自転車だと約30分程で一周できますが、とても見応えがあるので、時間に余裕を持った方がよいでしょう。展望台もあり、瀬戸内海の絶景を望むことができるのも見どころの1つです。

• 竹原市・忠海港からフェリーで約15分
• 大三島からフェリーで約20分
• 休暇村までのアクセスは、大久野島桟橋から無料送迎バス(年中無休で、駐車場もあります)
• 毒ガス資料館は9:00〜16:00まで営業
• 料金、大人100円、子ども50円

広島駅から歩いて行くこともできる広大な庭園の「縮景園」。四季で違ったお庭が見られますが、冬に見頃を迎えるのが梅林です。都会の中に突然現れる日本庭園は、冬のクリスマスデートにもおすすめな穴場スポットといえるでしょう。

「縮景園」とはその名の通り、さまざまな景勝を縮めて表現したといわれている美しい庭園です。広島の都会から歩いて行くことができる、穴場の観光地となっています。定期的にお茶会が開催されており、園内には茶室などの茅葺きの建物が複数あります。中央には池があり、池の周りを歩いて周りながら景色を楽しみます。和風のカフェで軽食をいただくこともできるようになっています。クリスマスに訪れてみるのも、ロマンチックかもしれませんね。

縮景園では四季折々のお花を楽しむことができますが、寒い時期に見頃を迎えるのが梅の花です。桜のようにクローズアップされない梅の花ですが、だからこそ、ゆっくりお花見を楽しむことができます。ここには100本以上の梅が植えられており、とても色鮮やかな穴場のスポットです。冬のクリスマスデートで夜の梅の花を見ながらゆっくりと散歩するというのも幻想的かもしれませんね。

• 広島駅から縮景園までは歩いて行くこともできます
• 公共機関を利用して行く場合、JR広島駅新幹線口から、市内循環バス”めいぷる〜ぷ”のオレンジルートに乗車し「県立美術館前（縮景園前）」からすぐ
• JR広島駅南口のAホーム、1・2・6番乗車、「八丁堀」で乗り換えて、白島線電車の「縮景園前」からすぐ
• 開園時間、4/1〜9/30が9:00〜18:00、10/1〜3/31が9:00〜17:00
• 入園料、一般260円、高・大学生150円、小・中学生100円

広島に行ったら食べたいのがお好み焼き！「お店がたくさんあってどこに行けば良いか分からない...」というカップルにおすすめなのが「お好み村」。人気のお好み焼き屋が集まっており、食べ歩きもできるので、観光客にも人気の名所です。

「お好み村」のビルに集まるお好み焼き屋は24軒。様々なタイプの広島風お好み焼きを楽しむことができます。どのお店も小さな店構えですが、地元スタッフに広島のことを聞いたりしながら食べるのもおすすめです。

広島風のお好み焼きの特徴は、薄い生地とたっぷりの野菜。これを蒸し焼きしていきます。それぞれのお店では特徴も違い、中華麺のほかにうどんが選べたり、牡蠣を始めとする海鮮物のメニューがあったりとさまざまです。どのお店も目の前で焼いてくれますので、寒い冬にはぴったりです。ぜひ、好みのお店を見つけてみてください。

• 市内循環バス”めいぷる〜ぷ”のグリーンルートが便利
• JR広島駅新幹線口から乗車し、約20分
• 電車の場合は、広島電鉄の「八丁堀」で下車、徒歩3分

 「冬の広島でおすすめのデートスポット6選！観光名所や見どころをご紹介！」いかがでしたか。デートで行きたい場所は見つかりましたでしょうか。ぜひ、この記事を参考にして、冬のデートを楽しんでくださいね。