福岡旅行の楽しみ方は？おすすめの季節・日数・拠点にする場所を解説！

福岡旅行の魅力は、なんといっても楽しみ方が豊富なところでしょう。福岡は自然や景勝地のある観光名所が数多くあり、グルメも福岡ならではの食べ物を味わえます。見る・味わう楽しみ以外にも、さまざまな体験を通して、思い出を多く残す旅のプランもおすすめです。

訪れる場所を絞れば、日数をかけずとも、楽しめる旅行を計画することも可能です。

福岡県は、大小3,417社の神社・神宮があり、日本第3位の神社数です。福岡県民から「天神さま」と親しまれている太宰府天満宮をはじめとした歴史にゆかりのある神社から、福岡ソフトバンクホークスが毎年参拝する箱崎宮など有名な神社・神宮をめぐる過ごし方はいかかでしょうか。

太宰府天満宮は、福岡県太宰府市にある神社です。菅原道真を祀り、「天神さま」の名で親しまれています。天神さまは学業の神様で、多くの受験生が参拝に訪れる福岡で最も有名な神社でしょう。境内には「天開稲荷大明神」があり、商売繁盛や五穀豊穣などもご利益があります。

年間を通じてさまざまな祭りがあり、どの季節に訪れても厳かな雰囲気の中、特別な時間を過ごせるでしょう。

櫛田神社は、福岡県福岡市にある神社で、福岡県民からは「お櫛田さん」の名で親しまれています。国指定重要無形民俗文化財に指定されている祭の「博多祇園山笠」が奉納される神社として有名です。一年中飾り山笠が展示されています。

旅行日数をかけずとも、博多駅周辺で福岡を感じる日帰り旅行に訪れていただきたい神社のひとつです。

宗像大社は、福岡県宗像市にある神社で、日本神話に登場する神社です。辺津宮・中津宮・沖津宮の三宮にわかれ、総称して「宗像大社」と呼びます。沖ノ島にある沖津宮は、神職のみが上陸できる世界文化遺産に登録された島です。世界文化遺産を訪れる旅の計画に、沖津宮を入れないように注意しましょう。

宗像市田島にある辺津宮とフェリーで渡る宗像市大島にある中津宮は参拝できます。

福岡県福津市にある神社です。1年間で2回しか見られない「光の道」が、航空会社のCMに起用され、訪れたくなる観光スポットとして脚光を浴びました。玄界灘と神社の参道を結ぶ道と太陽が一直線になることから、「光の道」と呼ばれています。

天候などの条件が必要なので、光の道を拝める時期に拝観しても、見れられない可能性もあるので注意が必要です。

福岡県太宰府市にある神社で、太宰府天満宮から徒歩30分、バスで10分の場所にあります。2020年10月に公開された映画「鬼滅の刃」の聖地とも言われており、非常に多くの観光客が訪れる話題の場所です。宝満山竈門神社は、2012年に建て替えられています。

お守り授与所は有名なデザイナーが関わり、写真映えスポットとして思い出に残る素敵な写真を納められるでしょう。

福岡市の中心街から約30分離れるだけで、自然との触れあえる観光スポットへ到着します。

道路の両側の海を駆け抜けるような道を通って到着する「志賀島」や水族館の「マリンワールド海の中道」、季節の花を楽しめる「能古島」、最寄り駅から徒歩5分~15分圏内にある「いちご狩り」の農園を訪れて、最高の自然に触れる過ごし方はいかかでしょうか。

志賀島への移動手段は、ベイサイドプレイス博多ふ頭より出航するフェリーです。志賀島まで約30分の船旅で到着します。能古島への移動手段も、姪浜渡船場より出航するフェリーで、約10分で到着します。

最高の景色はもちろん、海水浴・バーベキュー・スポーツなど普段とは違う時間の過ごし方を味わえるでしょう。志賀島や能古島に絞れば、日数をかけずとも、福岡旅行が楽しめます。

2017年にリニューアルした「マリンワールド海の中道」は、子供だけではなく、大人も楽しめる水族館です。魚が空を飛んでいるような天井まで続く水槽や、泳ぐイルカを間近に見ながら食事が楽しめるレストランなど、ワクワクが詰まった水族館でしょう。

リニューアル後に新設された、「ペンギンの丘」では、可愛く歩くペンギンに癒やされること間違いなしです。

福岡県筑後地区には、いちご狩りができる観光農園が多いです。農園ごとに特徴があり、いちご食べ放題の農園や種類が豊富な農園があります。最寄り駅から徒歩圏内の農園を選べば、手軽にいちご狩りを楽しめるでしょう。持ち帰り分のいちごは測り売りですので、注意してくださいね。

いちご狩りで春の福岡を感じる過ごし方となるでしょう。

福岡県は特産工芸品が多く、九州で最も古い歴史がある八女手すき和紙つくり体験や、特産品の八女茶を手もみ茶つくりを体験できるスポットが人気です。水の郷でもある柳川市では、堀を船でめぐる川下りを体験ができます。日数をかけずとも、八女・柳川地区に絞れば、日帰り旅行も可能でしょう。

福岡旅行で、伝統文化に触れる過ごし方を体験してみてはいかかでしょうか。

筑後地区では、手すき和紙と手もみ茶つくりが体験できます。「八重伝統工芸館」では、葉書やしおりつくりなど体験でき、特別な旅のお土産になるでしょう。体験料金はつくるもので異なり、600~800円です。5名以上での体験では要予約です。

「茶の文化館」では、手もみ茶つくり体験ができます。料金は1,000円で、当日の受付が可能です。

福岡県の南部にある柳川市は、縦横に堀が巡らされています。堀を小舟で周る「川下り」は、人気の体験型観光です。西鉄柳川駅から徒歩10分圏内に4つの船会社があります。料金は一人あたり1,500円~1,600円、貸切予約が可能です。所要時間は70分みておくとよいでしょう。

季節問わず、四季折々の情景を楽しめますが、夏の納涼舟は完全予約制なので注意が必要です。

福岡県のご当地グルメは、さまざまな種類があります。高級食材のうなぎを使った「うなぎのせいろ蒸し」、博多地鶏を使った「水炊き」など有名です。「博多ラーメン」や「もつ鍋」の、B級グルメも、観光客に人気があります。

福岡に訪れるなら、一度は食べていただきたいのが「博多豚骨ラーメン」です。数々の店舗がありますが、博多ならではの楽しみ方を味わうのであれば、屋台でラーメンを食べることをおすすめします。夏の暑い季節は、夜風に当たりながらラーメンを食べ、秋の肌寒い季節はラーメンの温かさに心もお腹も満足できるでしょう。

天神の中心街の昭和通りや渡辺通りに面した店舗がおすすめです。

博多グルメで有名な水炊きは、100年以上も歴史がある地元料理です。食材は、博多地鶏と野菜というシンプルな鍋ですが、県民に愛されている名物料理です。創業大正時代の老舗店の「水たき 長野」、博多華味鳥を贅沢に使った「博多華味鳥」は最高の水炊きを味わえます。

一人でも利用できる「とりまぶし」もおすすめです。老舗の水炊き店は、予約がとりにくいので、注意しましょう。

福岡名物のもつ鍋は、牛もつと大量のニラ、キャベツなどを醤油味のスープで炊いた鍋です。ニンニクを使用しており、臭い残りは要注意でしょう。博多駅内にある「博多もつ鍋おおやまデイトス店」は、移動に便利な店だけではなく、一人用の鍋もあります。

天神西通りの「博多もつ処浜や」は、ハーブ牛のもつを使用しているため、翌日に臭いが残らないもつ鍋として人気の店です。

うなぎのせいろ蒸しは、昔から福岡県柳川市で親しまれている郷土料理です。本場の柳川市ではもちろんですが、博多駅周辺でも堪能できます。うなぎといえば、うな丼を思い浮かべる方が多いでしょうが、柳川ではうなぎのせいろ蒸しが一般的な食べ方ですので、注意してください。

一旦うなぎを焼いてから、蒸すという行程を経るので、ふっくらとした食感を楽しめます。

フルーツタルトで有名なキルフェボンは、地域限定のタルトを用意しています。博多天神の西通りの裏道にある「キルフェボン福岡店」では、他の店舗にはない博多限定のタルトが楽しみな店舗です。

福岡天神イムズ内にある「TOKIO」では、福岡名産のいちご「あまおう」を贅沢に使った「あまおう苺パフェ」がおすすめでしょう。あまおう苺パフェは季節限定ですので、注意してください。