標準語と意味が違う博多弁3選
博多弁と標準語では、同じ単語でも全く意味が違うものもあります。例えば「かたす」「なおす」「来る」というような単語です。同じ日本語ですが、意味を知っていないとスムーズに会話ができず混乱を招いてしまうことがあります。
かたす
「かたす」は標準語で「片付ける」の意味ですが、博多弁では「仲間に入れる」という意味です。さらに博多弁で友達に「仲間に入れて」とお願いするとき、「かたらせて」と言います。標準語では「語らせて」と間違いがよく起こる単語です。
なおす
博多弁で「なおす」は、片付けるという意味で使われます。「なおす」は博多弁だけでなく、西日本の広い地域で使われています。標準語では物を修理するという意味ですので、博多弁を知っていないと「壊れていないのに何を直すのかな?」と疑問に思われやすい言葉です。
来る
博多弁で「来る」は「行く」という意味なので、福岡出身の人と話した時に「どういうこと?」と混乱した人も多いかもしれません。博多弁で「今から来るけん」と言われたら、「あなたの場所に今から向かいます」という意味になるので注意してください。
さあ今すぐ博多弁ば使うてみて!
博多弁は語尾やイントネーションがかわいく、男女ともに人気の方言です。やわらかで優しい印象を与える博多弁は、話す人の雰囲気もおおらかなものにしてくれるでしょう。博多弁の使い方と意味をあわせて学んで、さあ今すぐ博多弁ば使うてみて!
出典: O-DAN