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冬の熊本観光で行きたいおすすめスポット24選!面白い&楽しい見どころをご紹介!

冬の熊本観光で行きたいおすすめスポット24選!面白い&楽しい見どころをご紹介!

冬の熊本観光をどうプランニングしようかと悩んでいる方のために、冬の熊本観光でおすすめの人気スポット24か所をご紹介する記事です。熊本市内周辺のスポットから、山奥の秘境エリアまで、熊本県内各地の観光名所を幅広くご紹介しています。

目次 [表示]

冬の熊本観光を楽しみつくそう!

Photo byDeltaWorks

「冬の熊本観光でどこかいい場所ないかなぁ…」と悩んでいる方。そんな方のために、熊本県内各所の冬の観光スポット24か所を、いろいろな角度からリサーチしてまとめました。誰でも知っているようなテッパンの観光地から、「冬ならではの見どころ」がある観光地まで、楽しい・面白い名所をここでご紹介していきます。今回の記事では、「熊本市内」「阿蘇周辺」など、5つの県内のエリアごとに人気見どころを24か所ご紹介してまいります。ぜひとも最後までお読みください。

冬の熊本観光1:熊本市内周辺3選

Photo by jetalone

まずは、冬の熊本で立ち寄りたい「熊本市内周辺」の観光地をご紹介してまいります。熊本市内は、人口約74万人を誇る九州第3の都市です。政令指定都市にも指定されており、市街地エリアは、多数の買い物客や観光客などでにぎわうエリアでもあります。熊本市内では、「見る」「食べる」観光がメインとなるでしょう。

市内のおすすめ名所1:熊本城

熊本城は、九州の中でも屈指の名城として知られるスポットです。黒をふんだんにとりいれた天守閣は、実に雄大で美しいのが特徴。しかし、2019年10月時点では、熊本城の内部やすぐそばは観光できません。熊本地震で大きな被害をうけたからです。現在は、巨大なクレーンがお城に隣接して工事をしている姿となっています。この工事の様子は、阿蘇天守閣をのぞむ「加藤神社」からありありと見ることができます。

市内のおすすめ名所2:熊本市街とアーケード

熊本城のふもとにある熊本市街地は、全国でもトップクラスに長いアーケード街を中心に発展しています。「新市街」・「下通り」・「上通り」の3つのアーケードがのびており、昼でも夜でもたくさんの人々が行きかっているのです。また、アーケードから路地に入ると、居酒屋などが立ちならぶ歓楽街となっています。繁華街と歓楽街がすぐ近くに入り乱れている楽しい街並みは、熊本市内ならではのものといえるでしょう。ウィンドウショッピングにぴったりのエリアです。

市内のおすすめ名所3:水前寺成趣園

「水前寺公園」という名称でも知られる「水前寺成趣園(すいぜんじじょうじゅえん)」は、細川家ゆかりの庭園として有名です。広大な敷地内には、江戸時代にタイムスリップしたかのような、趣きのある庭が広がっています。回遊式の庭園となっており、「東海道五十三次を模した」といわれています。入園料金は、高校生以上が400円です。

熊本グルメを楽しもう

熊本市内にはご当地グルメを楽しめる居酒屋が多数ありますので、熊本グルメをまとめて堪能したい方は、熊本市内で夕飯をとるといいでしょう。熊本名物には、「馬刺し」「からしレンコン」「いきなり団子」「だご汁」などがあります。球磨エリアの「球磨焼酎」も忘れることはできません。特に馬刺しは、産地のすぐそばでしか食べられない「タテガミ」などの貴重部位も堪能できるのが特徴となっています。

冬の熊本観光2:阿蘇周辺8選

Photo by dreamcat115

次は、熊本観光で外すことができない観光のメッカ・阿蘇周辺エリアについてご紹介してまいります。阿蘇周辺は車でないと観光しづらい場所もありますので、基本的には空港からレンタカーを借りて足を運ぶようにしましょう。熊本空港は熊本市と阿蘇周辺エリアの中間にあり、阿蘇へのアクセスも比較的楽ですよ。

阿蘇周辺はスタッドレスタイヤのレンタカーが不可欠

「熊本は南国・九州にあるから、冬でも夏タイヤで運転できるだろう」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、それは大きな間違いです。熊本屈指の観光地・阿蘇は、標高が高いエリアに位置しており、冬には積雪や路面凍結が普通に発生します。冬の阿蘇周辺観光でレンタカーを借りる際には、必ずスタッドレスタイヤのオプションをつけてもらうようにしましょう。路面凍結に気をつけながら、安全運転で阿蘇周辺ドライブをしたいものです。

面白い見どころ1:道の駅阿蘇

阿蘇周辺の観光拠点となるのが、国道57号線沿い・阿蘇駅に隣接している「道の駅阿蘇」です。ここでは、各種の観光情報を得られます。路面凍結や改修工事、火山火口への立ち入りの可否などを、ここで確認してから阿蘇観光をはじめるようにしましょう。道の駅ですので、阿蘇土産も充実しているのが魅力です。ドライブの休憩がてら休憩していきましょう。

面白い見どころ2:阿蘇神社の参道

神社の参道というと、無難な土産物店などがこじんまりと営業しているイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし、宮路にある阿蘇神社の参道には、観光客を楽しませる工夫がいくつもあります。どこの店がどんな店なのか、看板で表示し分かりやすいように工夫されているのです。また、名水・湧水の地でもあり、参道には多数のおしゃれな水基(水飲み場)があります。阿蘇の門前町での「水基めぐり」を、ぜひとも体験してみてください。

面白い見どころ3:阿蘇神社

阿蘇神社は、阿蘇周辺のみならず熊本県内でも屈指の社格を誇る立派な神社でした。特に重要文化財に指定されていた楼門は荘厳だったのですが……。残念ながら熊本地震の発生により崩れてしまいました。現在は、境内の大半が復旧工事中となっています。仮の参拝所から参る形になっているのです。しかし、それでもご利益がある立派な神社であることは変わりありません。3月には火振り神事も行われますので、タイミングを合わせて足を運んでみるといいでしょう。

面白い見どころ4:古閑の滝

冬の阿蘇を訪れたのであれば、外すことのできないスポットが「古閑の滝」です。宮地駅から阿蘇山上方面(仙酔峡方面)に行く途中にある滝です。1月から2月にかけて、この古閑の滝は、全体が凍り付いた氷瀑となることで知られています。冬の阿蘇の見どころとなっていますので、ぜひ足を運んでみてください。

面白い見どころ5:阿蘇山上・草千里

阿蘇山上エリアには、「草千里」とよばれる草原が広がっています。冬には、広大な雪景色を楽しめるスポットとなっており、見応え抜群のおすすめ見どころです。ここでは楽しい乗馬体験などもできますし、草千里を見渡せるレストランもあります。阿蘇山上に足を運んだ際には寄ってみるようにしましょう。

火口の規制情報を事前に調べよう

阿蘇山では、淡いグリーン色に輝く火口を見ることができます。しかし、ここ数年は阿蘇山の火山活動が活発なため、火口エリアになかなか足を運べない状態が続いています。欠かすことができない人気の名所なのですが……。阿蘇山上に足を運ぶ際には、事前に火口の規制情報をチェックしておくようにしましょう。

阿蘇火山火口規制情報
阿蘇中岳火口見学・噴火に関する規制情報を配信しています

面白い見どころ6:阿蘇ファームランド

阿蘇ファームランドは、アスレチックや各種の手作り体験などを楽しめる総合レジャー施設です。場所によって入場料金などが異なりますので、公式サイトにてチェックするようにしてください。さまざまな体験を楽しめる阿蘇ファームランドには、宿泊施設の「阿蘇ファームビレッジ」もあります。半球の形をしたコテージが特徴的で、阿蘇の澄み切った冬の夜空を堪能できますよ。

施設料金・営業時間のご案内 阿蘇ファームランド
阿蘇ファームランドの施設料金・営業時間のご案内

面白い見どころ7:阿蘇カドリー・ドミニオン

「阿蘇カドリー・ドミニオン」は、動物といろんな触れ合い方ができる動物園形式のテーマパークです。クマやペンギンなどによる動物ショーや、直に動物と触れ合える「ふれあい動物村」などの各種施設が園内にひろがっています。動物が好きな方や、家族連れの方、カップルなどにおすすめしたい場所です。

面白い見どころ8:大観峰

冬の阿蘇観光で、一番眺めがよい場所は「大観峰」です。大観峰は、阿蘇カルデラの外輪山・北側に位置している展望台です。阿蘇エリアは、阿蘇山の噴火によりできたカルデラの内部に町や施設が点在しているエリア。そのカルデラの外周にあるのが「外輪山」です。外輪山の頂上から阿蘇エリアを見渡すと、パノラマの素敵な景色が広がっています。阿蘇カルデラの広大さを実感してみましょう。

冬の熊本観光4:小国と黒川温泉3選

Photo by hiroooooki

阿蘇エリアの北部には、「小国・黒川温泉エリア」が広がっています。ここ最近人気が高まっている黒川温泉の湯めぐりは楽しいですよ。小国エリアは、阿蘇エリアから車で30分弱ほどの場所にありますので、阿蘇とセットで回るのもおすすめです。

楽しい名所・観光地1:黒川温泉街のライトアップ

12月末から3月末までの期間は、黒川温泉の街並みが竹細工のあかりによりライトアップされます。風情のある昔ながらのおしゃれな温泉地を、多数の竹細工が照らす光景は、まさに幻想的。冬の熊本観光で、忘れられない景色を楽しみたいのであれば、黒川温泉へと足を運んでみてください。ライトアップの時間帯は17~22時となっています。黒川温泉は宿泊でなくても温泉に入れますので、ライトアップと入浴だけを目的に訪れるのもいいかもしれません。

楽しい名所・観光地2:黒川温泉で湯めぐり

南小国町に位置する山間の温泉地・黒川温泉には、30か所もの温泉旅館があります。黒川温泉は、宿や温泉は多数あれども、景色全てが「1つの旅館」であると考えて運営されています。泊まっている旅館だけではなく、さまざまな旅館に足を運んで堪能するのが、黒川温泉の人気な楽しみ方なのです。黒川温泉では「入湯手形」が名物となっています。1,300円のこの手形を買えば、黒川温泉の28ヶ所の温泉のうち、好きな温泉3か所に入浴できます。

湯めぐりの選び方ポイント

黒川温泉で、入湯手形を使って温泉巡りをする際には、28ヶ所もの旅館がありますので、どこにすればいいのか悩むかもしれません。まずは、観光案内所にあるパンフレットをいただいて、どこに入るのか検討するといいでしょう。旅館によって、温泉の泉質も異なります。単純泉から硝酸塩泉など、さまざまな泉質がありますので入る順番も大事となっています。塩化物泉などで体を温め、硝酸塩泉で〆て肌をツルツルにするなど、各自の好きなような順番で入ってみてください。

黒川温泉入湯手形 | 黒川温泉公式サイト|熊本・阿蘇の温泉地
緑豊かな山々に囲まれた三十軒の旅館が集う熊本・阿蘇の温泉地「黒川温泉」。季節ごとに美しく表情を変える景観と、豊富な泉質を堪能いただく露天風呂の湯巡り。里山ならではの、ゆったりと流れる上質な時間をお楽しみください。宿のご予約もこちらから。

楽しい名所・観光地3:鍋ケ滝の氷瀑

小国町には、阿蘇の「古閑の滝」と並ぶ人気の滝があります。ここは、シルクのように薄く広がった水が流れ落ちる滝です。滝の裏側に入ることもできるのが、見どころです。この滝も、厳冬期の1月や2月には、滝全体が凍り付いた氷瀑へと姿を変えて、人気を博します。少し距離はありますが、レンタカーを借りている方は、古閑の滝とセットで回ってみるようにしましょう。

冬の熊本観光4:天草5選

Photo byDeltaWorks

熊本県南西部にある列島・天草は、隠れキリシタンの文化があった自然豊かなエリアです。島ですが、それぞれの島は橋によって結ばれていますので、レンタカーでらくらくと巡ることができます。

人気観光地1:イルカウォッチング

熊本県天草エリアと、長崎県島原半島エリアとの間の海域には、年中400頭ものイルカが群れをなして生息しています。このイルカをウォッチングできるツアーが天草各所で開催されているのです。遭遇率は驚異の99%。年中生息していますので、冬の時期にも野生のイルカを見て楽しむことができますよ。

人気観光地2:天草五橋

天草の島々を結んでいるのが「天草五橋」です。島と巨大な橋が織りなす景色は、絶景で見ているだけでも面白いエリアといえるでしょう。上天草市にある「松島展望台」からは、天草5橋をすべて一望することができます。パノラマに広がる景色は、ここでしか味わえない楽しい景色といえるでしょう。天草のメイン街、天草市に行くには5つの橋をすべて渡らなければならないので、直接通って楽しむこともできるんですよ。

人気観光地3:世界遺産「津崎集落」

天草の南西部・天草市には、天主堂のある海辺の集落「津崎集落」があります。ここは、2018年には「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として、世界遺産に登録されています。日本昔ながらの雰囲気を残す漁村に、白い立派な教会が建っている景色は、まさに独特で、隠れキリシタン文化があった町ならではといった趣きといえるでしょう。

人気観光地4:天草市立天草キリシタン館

天草の隠れキリシタン文化について、深く掘り下げて学んでみたいという方には、「天草市立天草キリシタン館」がおすすめです。入場料金は、大人で300円となっています。キリシタン弾圧のために使われた「踏み絵」や、マリア観音など、キリシタン弾圧やその後の隠れキリシタン文化など、幅広く分かりやすく学ぶことができます。天草各所には、キリシタン文化を紹介する資料館がいくつもありますが、ここだけでも回っておけば天草について十分知ることができますよ。

人気観光地5:「グラスボート ブルーマリンサービス」

「牛深海中公園 グラスボート ブルーマリンサービス」は、天草南部の牛深から乗れるグラスボートです。日本初の海中公園である牛深海中公園は、まるでお花畑のようなカラフルさです。夢のような光景を、グラス越しに満喫できる魅力的なアトラクションサービスといえるでしょう。1日に5便が出ており、乗船料金は大人で2,200円、小中学生は1,100円となっております。

冬の熊本観光5:人吉・球磨5選

Photo by awayukin

熊本県南部の観光地が密集するエリアが、人吉(ひとよし)・球磨(くま)エリアです。ここには、格のある立派な神社や、SL・お城跡など、歴史を感じられるスポットが多数あります。以下、特に巡っておきたいスポットをご紹介いたします。

おすすめ名所1:青井阿蘇神社

「青井阿蘇神社」は、人吉市にある神社です。旧社格は県社ですが、歴史のある独特の建造物は国宝に指定されています。「本殿」や「拝殿」「楼門」など5つが、熊本県初の国宝として指定されているのです。国宝に指定されている社殿は全国でも珍しいので、ぜひ足を運んでみるといいでしょう。茅葺の拝殿や楼門は立派で、建物をみるだけでも楽しいので、満足してしまいます。もちろん、参拝は忘れないようにするようにしましょう。

おすすめ名所2:人吉城

「人吉城跡」は、「人吉城公園」にある史跡です。天守閣などはありませんが、「武者返し」とよばれる独特の形の石垣が特徴となっています。櫓や塀なども復元されており、人吉市に足を運んだのであれば、ぜひとも散策して歴史に触れてみるようにしましょう。

おすすめ名所3:球磨川くだり

人吉・球磨エリアには、熊本県最大の川「球磨川」があります。球磨川は、日本三大急流の一つとされており、川下りやラフティングができる楽しいスポットとして、人気を博しています。船頭さんのガイドがついて、50分間ゆったりと川を下っていけます。球磨川くだり「清流コース」の料金は、大人3,000円・小学生1,600円、幼児が1,000円となっています。

おすすめ名所4:球泉洞

球泉洞は、九州でも最大規模の鍾乳洞です。発見された時期は意外と遅く、1973年となっています。数億年の期間をかけて作られた鍾乳洞は、みどころがたくさんで、30分間の一般コースではさまざまな景色を楽しむことができます。長靴にヘッドライトとヘルメットを身に着けてのぞむ「探検コース」は、ダイナミックで家族連れの方などにもおすすめです。料金は一般コースが1,100円、探検コースがプラス800円となっています。

おすすめ名所5:SL人吉

「熊本駅」と「人吉駅」の間には、SL人吉といわれる蒸気機関車が運航しています。本物のSLに乗ることができるのは、九州でもここくらいですので熊本から人吉への観光を考えている方は、ぜひとも予約して乗車してみましょう。便数は、1日1往復のみで、運行している期間は金土日など、月の半分弱のみの運行となっていますので注意しましょう。料金は片道2,690円(座席指定券込)です。

冬の熊本観光まとめ

Photo by sabamiso

以上、熊本県内各地の楽しい・面白いスポットを、厳選してエリアごとに分けて紹介してきました。面白いと感じたスポットは発見できたでしょうか。熊本県は阿蘇の雪景色など、冬ならではの楽しみ方ができる魅力あふれる県です。今回ご紹介したスポットを中心に、冬の熊本観光のプランニングをして、足を運んでみてください。最後までお読みありがとうございました。

sima
ライター

sima

国内の弾丸旅行が好きです。

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