埼玉の人気お出かけスポット14選！大人も子供も楽しいスポットをご紹介！

埼玉は東京と北側に位置する首都圏にある地域です。その埼玉を題材とした映画が今年の上半期に公開され、今とても話題の場所になっています。埼玉には公園、遊園地、歴史を感じるスポットや自然を楽しめるスポットがたくさんあります。今回はその中から14か所ご紹介したいと思います。

埼玉には、家族連れでも友達同士でも遊べる公園や遊園地がたくさんあります。その中でも、特におススメの場所である、東武動物公園、西武園ゆうえんち、埼玉県こども自然動物公園。あけぼの子供の森公園の4ヵ所を紹介します。

東武動物公園は、埼玉県の東部に位置する宮代町と白岡市にまたがった位置に存在します。東武鉄道グループが80周年を記念して1981年に開業した、動物園と遊園地が合わさった施設です。スカイツリーや浅草に直結している東武スカイツリーライン沿線にあるアミューズメント施設なので、都心からでも電車でアクセスしやすいです！

東武動物公園の人気の理由は、なんといっても動物園と遊園地が併設されていることです。動物園には珍しいホワイトタイガーがおり、遊園地には動物園を含めた全体を見渡せるほどの大観覧車があります。その二つが大きな人気の理由です。

西武園ゆうえんちは所沢市にある、名前の通り西武鉄道が所有している1950年に開園した遊園地です。西武多摩湖線で行ける電車でアクセスしやすい遊園地です。西武ゆうえんちには夏は西武ゆうえんちプールや花火大会。冬にはスケートリンクがあり、一年中、期間限定の楽しめるスポットです。

西武園ゆうえんちには、サンリオとコラボした7つのアトラクションからなるメルヘンランドがあります。それ以外にも高さ62メートルの大観覧車、さらに高さ80メートルから遠くの街まで見渡せる展望タワー、ジャイロタワーもその魅力の一つです。

埼玉県こども自然動物公園は、1980年に東松山市に開園しました動物園です。園内には200種越えで1600点の動物が飼育されていて、埼玉県内では最大の規模です。また、周囲には雑木林もありますので、自然観察も楽しめ、動物園以外の施設も豊富にあります。

こども自然動物公園には、日本では9か所しかいないコアラや世界最大級のフンボルトペンギンがいる「ペンギンヒルズ」があります。冬にはカピバラがお風呂を楽しむイベントもあります。動物以外にもピーターラビットの絵本が楽しめる「ビアトリクス・ボター資料館」があり魅力のひとつです。

あけぼの子どもの森公園は1997年に開園し、2017年に正式名称を「トーベ・ヤンソンあけぼの子供の森公園」と改名しています。トーベ・ヤンソンとはムーミンの作者で、あけぼの子どもの森公園は別名として「埼玉のムーミン谷」と呼ばれています。

なんといってもあけぼの子どもの森公園の見どころは、別名にもあるとおり「ムーミン谷」を模したところです。中でも、きのこをモチーフにした「きのこの家」と童話にでてきたキャラクター、スナフキンの家をモチーフにした「スナフキンの水遊び場」は童話の世界にはいったように感じることができます。

埼玉には車でのお出かけする時の休憩を、楽しく過ごせる高速道路のパーキングエリアがあります。ここでは、関越自動車道の上りにある寄居パーキングエリアと東北自動車道の上りにある羽生パーキングエリアの2か所を紹介していきます。

関越自動車道の上りにある寄居 星の王子さまPAは、日本で最初のテーマパーク型のパーキングエリアとして2010年にオープンしました。このパーキングエリアは「星の王子さま」の著者、サン＝テグジュペリの生まれ故郷である南フランスの雰囲気を再現して作られました。

寄居 星の王子さまPAの人気の理由は、なんといっても作りこまれた外観です。お手洗いなどの標識はすべてフランス語。建物も南フランス風なもので、まるでここがパーキングエリアではなくテーマパークなのでは、と錯覚させてしまうほど魅力的な場所となっています。

東北自動車道を東北方面から東京方面に向かい、埼玉に入ってすぐにあるのがこの羽生PA「鬼平江戸処」です。鬼平江戸処は作家池波正太郎の時代小説「鬼平犯科帳」の世界観をイメージし、江戸時代の雰囲気が再現されている場所です。

羽生PA「鬼平江戸処」の人気の理由は、なんといっても江戸時代を再現した外観です。その再現度のために、まるでここがパーキングエリアではなく、下町のテーマパークを感じさせてくれる場所です。また、グルメも江戸を感じさせてくれるものが多く、つい試してみたくなります。

埼玉県には、家族で行っても友達同士で行っても、歴史を感じられるスポットがあります。そのバリエーションは、古墳時代から江戸時代、さらに、時代への流れを感じられるほど豊富です。ここでは、そんな歴史を感じられるスポット4か所をご紹介していきます。

さきたま古墳公園とは、行田市にある9つの古墳群とさきたま史跡博物館、将軍山古墳塚展示館、江戸時代に作られた移築民家と芝生広場からなる公園です。この場所は「埼玉」の名前の由来となった場所なので、さきたま風土記の丘として整備もされています。

さきたま古墳公園は、桜の名所として有名です。また、施設内の古代蓮がある蓮池と北側にある丸墓山古墳は日本一大きな円墳です。その上から見る行田市内の風景は見ごたえ十分。施設内にあるはにわの館では、はにわが作りの経験もできます。

小江戸川越は、川越市の中心部が、今も蔵造りの町並みが広がっていること、市内にある喜多院が江戸城から移築された建物があること、江戸時代においては幕府の重臣たちが川越藩の藩主を務めていたことで、江戸と特別が関係を築いていたことからそう呼ばれています。

川越で有名なのは、なんといっても時を知らせてくれる「時の鐘」。この江戸時代に建てられた建物は、今なお現役で一日4回、時を告げてくれ、見どころとなっています。さらに、江戸城からの移築物がある喜多院や蔵造りの町並みは、過ぎ去った江戸時代を思わせてくれる風景で人気です。

秩父神社は、埼玉県秩父市の市街地の中心部にある、三世紀後半に創建されたと伝えられている神社です。現在の秩父神社の社殿は、徳川家康の命によって建てられたもので、社殿には江戸時代初期の伝説的な彫刻家、左甚五郎の様々な彫刻が施されています。

秩父神社毎年12月に行われている秩父夜祭がとても人気です。この秩父夜祭はユネスコの無形文化遺産にも登録されており、京都の祇園祭、岐阜の高山祭とともに日本三大曳山・美祭に数えられる日本を代表する祭で、まさしく「秩父といえばこの祭り」という名物です。

三峯神社は秩父市の三峯山、標高1100メートル地点にある神社で、創建には日本の神話で有名なヤマトタケルが国造りを偲んで行ったと伝えられています。そのように由緒正しき三峯神社は、古くは山伏の修行場となっていました。現在は関東屈指のパワースポットとして有名となっています。

三峯神社の魅力は、なんといってもその標高の高さから感じる、爽やかな空気と四季折々にある風景です。街道にあるツツジは春になると美しく咲きます。三峯神社は狼を守護神としており、狛犬の代わりに狼が鎮座しています。さらに、拝殿の手前にある三ツ鳥居も珍しいので、見物して欲しいスポットの一つです。

埼玉県北部は大きく分けると、東は田園地帯、西は山岳地帯となり、自然豊かな地域です。そのため、日帰りで自然を感じられるスポットがたくさんあります。今回はそんな数あるスポットの中からおススメの場所、4か所を紹介していきたいと思います。

長瀞渓谷は長瀞町、荒川上流にある渓谷のことです。この地域は1924年に「長瀞」という名目で天然記念物に指定されていて、現在は埼玉県立長瀞玉淀自然公園内に所在しています。また、この渓谷は地球内部を地質学的に垣間見えることから「地球の窓」とも呼ばれています。

長瀞渓谷では、荒川を下る長瀞渓谷ライン下りが楽しめます。長瀞渓谷ライン下りは、両側に雄大な長瀞渓谷の風景を楽しみながらボートで川を下るのが名物です。また、長瀞渓谷の中心地には岩畳という天然記念物に指定されている場所があり、それは長瀞渓谷の魅力の一つです。

奥秩父とは、秩父市旧大滝村地区を中心とした秩父山地の南西部の地域のことです。秩父より奥にあるということで、この名称がついています。奥秩父の特徴として、集落が少ないので、ありのままの自然がほぼ全域にわたってあり、秩父多摩甲斐国立公園の主要地域となっています。

奥秩父には中津峡、奥秩父もみじ湖、秩父湖、不動滝と、ありのままの美しい自然が広がる風景が多くみられるところがたくさんあります。また、道の駅大滝温泉は静かにくつろげる関東屈指の美肌の温泉なので、大人の疲れを癒してくれること間違いなしの湯です。

嵐山渓谷とは嵐山町にあり、岩畳と清流の風景からかつて新長瀞と呼ばれたこともある渓谷です。嵐山渓谷には赤松林があり、それが渓谷とあわせた美しい風景から京都の嵐山に似ていることから「武蔵の嵐山」と呼ばれ、それが嵐山町の町名と由来となったそうです。

嵐山渓谷には嵐山渓谷バーベキュー場というバーベキュー場があります。ここは自然豊かな渓谷の中でバーベキューができるため、土日祝日ともなれば多くの観光客でにぎわいます。また、渓谷内には岩畳、有名な女流歌人与謝野晶子の歌碑もあり、それらも魅力のひとつです。

鎌北湖とは世界恐慌の対策で1935年に完成した毛呂山町にある農業用貯水池です。戦前は山根貯水池、戦後になって毛呂山観光協会が「かまきた湖」と呼びました。また、春の桜、夏の新緑、秋の紅葉がそれぞれ美しいことから別名を乙女湖ともいいます。

鎌北湖は、四季の自然の中でも周囲2キロメートルに植えられた桜が人気です。この桜の湖面への反射と新緑とのコントラストの風景はとても綺麗です。また、秋の紅葉も湖面に映り、そこを名物のスワンボートに乗っての見物はまさしく乙女湖にふさわしい風景です。

埼玉にある15か所のお出かけスポットを紹介させていただきました。さいたまこども自然動物公園のような動物園、小江戸川越のように歴史を感じられるスポット、そして、奥秩父のような自然を感じられる場所。今度の週末はぜひ埼玉で過ごしませんか。