大分の冬の観光におすすめの温泉11選！日帰りでも楽しめるスポットをご紹介！

古くから湯治場として栄えてきた大分県の温泉。ここでは「おんせん県」大分ならではの魅力的な日帰り湯を中心に、冬におすすめの周辺観光スポットと合わせてご紹介していきます。心も体も温めに、見どころいっぱい冬の大分へ出かけましょう！

源泉数、湧出量ともに日本一！おんせん県大分を代表する「別府温泉郷」。街中から湯気が昇る様子はここにしかない絶景です。ぜひ魅力的な温泉の宝庫でお気に入りを見つけてみませんか。

別府・鉄輪を代表する「ひょうたん温泉」。大正11年創業の源泉100%の温泉です。男湯のダイナミックな瀧湯や、女湯の美人の湯など楽しみ方はさまざま。ミシュラン観光温泉ガイドでは「別府で最も美しい温泉」として日本の温泉唯一の三ツ星を獲得しています。

お湯は地中から噴き出す泥で濁った乳白色。ヌルヌルとした泥を顔や体に塗れば、まさに天然のエステ。ニキビやアトピーなどお肌のトラブルを抱えた方に効果が期待されています。屋内は男女別、露天鉱泥大・小浴場は混浴です。

JR別府駅から徒歩2分。別府八湯のひとつ、大正ロマン漂う歴史ある共同浴場です。お湯には、あつ湯（かなり熱め）の弱アルカリ単純泉と、ぬる湯の中性単純泉があり、どちらかを選択して入浴します。別府に来たからにはぜひ体験してみては。

「地獄蒸しプリン」の火付け役、明礬温泉の「岡本屋」。売店では温泉の蒸気で蒸した濃厚プリンが味わえます。また向かいの「湯の花小屋」にて湯の花の製造工程が見学できます。湯の花は天然の入浴剤。世界でここだけの小屋方式製法は見どころです。

2017年にオープンしたばかりの美術館です。見どころはピカソやダリなどの有名画家のほか、芸能人のアート作品も鑑賞できるところ。別府駅から徒歩7分。カフェスペースもある暖かな館内は、寒い冬でも楽しい観光スポットです。

現代的でおしゃれな温泉の街、と言えば「湯布院」ではないでしょうか。人気のカフェやレストラン、スイーツショップ。そして、アートの街としても有名で美術館などで芸術鑑賞も楽しめます。

完全個室の露天風呂つき貸切風呂と、男女別露天風呂つき大浴場が全部で12もあります。JR由布院駅から徒歩圏内。散策の間に立ち寄りでき、すべてのお風呂から由布岳の壮大な景色が眺められるとあって人気です。入浴客は湧き水を持ち帰ることができます。

日本三大薬湯のひとつ、湯布院の秘湯「塚原温泉」。伽藍岳（がらんだけ）にて平安時代から湧く温泉です。強酸性で鉄イオンや金属イオンの含有量も日本トップを誇る珍しい温泉。自噴かけ流しで湯治にもぴったりです。

ドイツ式温泉浴治療に基づいたユニークな日帰り入浴施設です。男女別内湯と露天のほか、水着着用のバーデゾーンもあり、運動しながらリフレッシュできます。温泉入浴効果に加えて、運動による健康増進を目指しています。

大分出身の建築家、磯崎新氏によって設計されたモダンな駅舎です。礼拝堂をイメージした高さ12メートルの吹き抜けのロビーは見どころ。観光案内所、足湯、待合室のギャラリーなど、ここでなら楽しい待ち時間が過ごせます。

JR由布院駅から金鱗湖まで続く湯布院観光のメインストリート。道には可愛いカフェやショップが立ち並び見どころがいっぱい。話題の大分グルメやヘルシーなスイーツなどの食べ歩き、お土産選びにもおすすめの楽しいスポットです。

大分県中西部に位置する九重町（ここのえまち）。開湯から1,000年以上の歴史を持つ「筋湯温泉」など、多様な泉質が各地で湧出しています。阿蘇くじゅう国立公園に指定され、自然豊かで見どころいっぱいの温泉地です。

筋湯温泉ではコインで入浴できる4つの共同温泉があります。ここに来たらぜひ、日本一のうたせ湯「うたせ大浴場」を体験しましょう。約2メートルもの高さから落とされる18の湯は圧巻。マッサージ効果抜群で肩や腰も楽になります。

星生（ほっしょう）温泉は、標高1,450メートル。九州で一番高い所に湧く温泉です。4種の天然温泉と16の多様な湯を日帰りでも楽しめるとあって人気。四季折々のくじゅう連山の大パノラマを堪能することができ、特に冬の雪見露天は格別の美しさです。

ゲレンデ総延長2,500メートル、大分唯一で九州最大のスキー場です。2019年は12月14日からシーズンスタート。九重連山や阿蘇山の絶景を楽しみながら滑ることができます。冷えた身体は九重の温泉で温めましょう。

竹田の長湯温泉は、世界屈指の炭酸泉として有名です。炭酸ガスは毛細血管を拡張し、血行促進に効果があると言われています。「温泉・食・散策」という「現代版湯治」にも力を入れ、地元の人だけでなく観光客の人気も年々高まっている温泉地です。

肌に泡が付くほどの高濃度炭酸泉。42度の内湯と32度の露天風呂があり、どちらでも長湯温泉自慢の炭酸泉を堪能することができます。ぬるめの露天も心地よく、長く浸かるうちに体がポカポカに。他にはないユニークで楽しい温泉です。

1618年藩主中川公が祈念所として建立した観音寺の石段に建つ石像です。見どころは十六羅漢像それぞれの表情が違うところ。石段を登ると恋愛成就で人気のスポット「愛染堂」があります。11月に行われる「竹楽（ちくらく）」での幻想的なライトアップも見逃せません。

かつてキリスト教の布教が盛んだった竹田。この洞窟は日本最古とも言われ、約400年の歴史があるとされています。見どころの礼拝堂は高さ・奥行き3メートルほど。武家屋敷の先にひっそりと佇む洞窟礼拝堂です。

天ヶ瀬温泉、日田温泉など多様な湯を持つ日田市。天ヶ瀬温泉は別府・湯布院とならび「備後三大名泉」と呼ばれる歴史ある温泉地です。日田温泉は「九州の小江戸」と言われるほど風情があり、見どころで溢れています。

天ヶ瀬温泉の奥座敷。近くに川が流れる山奥の自然豊かな秘湯です。日帰り客は露天風呂「滝観庵」を利用できます。上質なお湯は肌に優しく、落ち着いた雰囲気で静かに楽しめる人気の温泉です。

渓流高瀬川沿いにある温泉で、4つの露天風呂と16の家族風呂が楽しめるスポットです。つるつるのお湯で、お肌はすべすべになります。ロケーションも素晴らしく、ゆっくりと風景を眺めながらリフレッシュできる温泉です。

日田市にある珍しい二段式の滝です。「裏見の滝」とも言われ、見どころは遊歩道から滝の裏側を散策できるところ。落差30メートルの名瀑で「桜滝」「観音の滝」と合わせて「天瀬の三瀑」と呼ばれています。

1705年柳瀬三右衛門によって開窯された「小鹿田焼の里」。川の流れを利用して土を突く風景は見どころです。昔ながらの手法で作られる素朴な焼き物は人気。沢山の中からお気に入りを探すのは楽しいひとときです。

「おんせん県」大分にある魅力的な温泉と名所を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。寒い冬でも日本一の「おんせん県」なら、きっとお出かけも楽しくなりますね。これほど日帰り湯が充実しているところは他にはありません。ぜひ、冬の大分を訪れて温かい温泉に浸かってみませんか。