目次 [表示]
- 1度は味わいたい、幻の青うなぎ
- なぜ「青うなぎ」と呼ばれるようになったの?
- 青うなぎが幻といわれるのはなぜ?
- 幻といわれる理由①:天然の漁獲量が少ない
- 幻といわれる理由➁:1人前の値段が高い
- 幻といわれる理由③:養殖でも獲れる?
- 青うなぎと通常のうなぎの違いとは?
- 青うなぎの違い①:通常のうなぎとの1番の見分け方
- 青うなぎの違い➁:食感の見分け方
- 青うなぎの違い③:臭みのなさ
- 青うなぎの違い④:脂ののりが違う
- 青うなぎの違い⑤:うなぎが苦手でも食べられる
- 青うなぎを味わう、おすすめの時期
- 青うなぎが旬の時期①:10月から12月にかけて
- 青うなぎが旬の時期➁:夏場も美味しい!
- 青うなぎを味わえる岡山の人気のお店
- 岡山で味わえる人気のお店①:うじょう亭
- 岡山で味わえる人気のお店➁:美魚味
- 青うなぎを東京でも味わえる!
- 東京で味わえるお店①:かぶと
- 東京で味わえるお店➁:八べえ
- 東京で味わえるお店③:旬ものと日本酒とみ笑
- 東京で味わえるお店④:町田 うなぎ流木
- 東京で味わえるお店⑤:うなぎ町田双葉
- 他の地域で青うなぎが食べられる人気のお店
- 青うなぎが食べられるお店①:友栄
- 青うなぎが食べられるお店➁:江戸屋うなぎ店
- 青うなぎが食べられるお店③:鰻う「おか富士」
- 幻の青うなぎを食べにでかけよう!
1度は味わいたい、幻の青うなぎ
毎年、漁獲量が減る一方のうなぎですが、その中でも幻といわれている「青うなぎ」はご存じでしょうか?「味も別格だ」といわれている幻の青うなぎについて、ご紹介しましょう。「なぜ幻といわれるようになったのか」「通常の青うなぎとの違いは何なのか」「金額はどのくらいなのか」「どこで味わえるのか」などをまとめました。
なぜ「青うなぎ」と呼ばれるようになったの?
青うなぎは、腹が白く背中は深い青緑色で美しい模様をしています。中でも岡山県青江のうなぎは、江戸時代後期から高級品として知られていました。青うなぎという名前の由来は、青江に由来しているという説と、背中が緑(青い)からという説などいろいろな説があります。
青うなぎが幻といわれるのはなぜ?
なぜ、青うなぎは幻といわれるようになったのでしょうか?「産地や漁獲量、値段や養殖でも獲れるのか」という、青うなぎが幻といわれる理由をまとめました。テレビで紹介されたことをきっかけに、全国的に知られるようになった青うなぎについてご紹介します。
幻といわれる理由①:天然の漁獲量が少ない
全国的に天然のうなぎの漁獲量は、減り続けていますが岡山県も同様です。岡山県も「岡山県で獲れる天然うなぎの中で、青うなぎとしては1割ほどしか認められない」といわれています。漁獲量の少なさもあり、より一層「青うなぎは幻だ」といわれるのではないでしょうか。
幻といわれる理由➁:1人前の値段が高い
岡山県から、直送の値段は小サイズ8,640円、中サイズ10,800円、大サイズ12,960円、特大サイズ16,200円で販売されています。岡山県内のうな重での値段は、5,000円からです。東京でうな重の値段は、10,000円以上するお店も多くあります。お店に入荷なしの場合もありますので、問い合わせてからの来店がおすすめです。
幻といわれる理由③:養殖でも獲れる?
養殖うなぎの中でも、青うなぎが獲れる可能性はあります。20匹に1匹の割合といわれていますが、養殖よりも、天然の青うなぎは希少価値が高く、値段も高いです。青うなぎはアルビノで、同じ餌を与えたとしても養殖の全てが青うなぎとして成長することはなく、青うなぎとして販売されるのは、極一部となっています。
青うなぎと通常のうなぎの違いとは?
青うなぎと通常のうなぎには、どのような違いがあるのでしょうか?色の見分け方はもちろんですが、色以外での見分け方もご紹介します。青うなぎと通常のうなぎを比べての味や、食感の違いによる見分け方もまとめました。見分け方を覚えて、特に幻だといわれている、児島湾の青うなぎを味わってみてはいかがでしょうか?
青うなぎの違い①:通常のうなぎとの1番の見分け方
昔は草色のことを、あおと表現しました。そのため、青うなぎは現在のような青色をしているわけではなく、若草色をしています。お腹は白く、側面は黄金色です。通常出回るうなぎと、青うなぎの1番の見分け方は、色となっています。
青うなぎの違い➁:食感の見分け方
青うなぎは、色での見分けはもちろんですが、食感も通常のうなぎと違います。ふっくらとした身は、口に入れるとふわっと柔らかく、とけるような食感と肉厚な身が魅力的です。天然ものは市場に出回ることはなく、高級料亭などでしか味わえませんが、「一度食べるとやみつきになる」といわれています。ご飯の上いっぱいの青うなぎがのったうな重を味わってみてはいかがでしょうか?
青うなぎの違い③:臭みのなさ
青うなぎは主に、アナジャコを餌として生活しています。生活する汽水域といわれる、淡水と海水が混じった場所は豊富なプランクトンがいて、プランクトンを食べているアナジャコは、タウリンが豊富です。「タウリンが豊富なアナジャコを餌にすることで青うなぎはより美味しくなっているのでは」といわれています。さらに、川や湖と違い、泥の付着もなく、臭みがないのも青うなぎの違いです。
青うなぎの違い④:脂ののりが違う
青うなぎのふっくらした身には、脂がたっぷりとのっています。アナジャコを食べ、通常のうなぎのような泥のある川や湖と違い、綺麗な汽水域で生活する青うなぎの脂は臭みがありません。脂がたっぷりのっている青うなぎですが、脂のしつこさはなく、ふっくらとした身と口の中で混ざることで、ほろっとした口どけが味わえます!
青うなぎの違い⑤:うなぎが苦手でも食べられる
値段の高い青うなぎですが、臭みのなさと、脂ののったふっくらとした身は「うなぎが苦手という方でも食べられる」といわれています。今まで青うなぎが食べられなかったという方も「1度食べてからは青うなぎなら食べられる」といった口コミもあるほどです。通常のうなぎの皮が苦手という方でも、青うなぎの皮は薄く、柔らかくなっていて食べやすくなっています。
青うなぎを味わう、おすすめの時期
せっかく青うなぎを味わうなら、1番美味しい時期に味わいたいですよね!幻の青うなぎを美味しく味わえる時期は、いつなのでしょうか?青うなぎを1番美味しく食べられる時期をまとめました。ぜひ、1番美味しい時期の青うなぎを味わってみてはいかがでしょうか?
青うなぎが旬の時期①:10月から12月にかけて
うなぎというと、土曜の丑の日に食べるイメージがありますが、「天然のうなぎが最も美味しい」といわれる旬の時期は、10月から12月です。冬眠前のこの時期は、うなぎが体に栄養を蓄え、美味しさを増します。さらに、うなぎの産卵期の10月から12月は、川を上る下ることで脂ののりも良くなり、うなぎの旬の時期です。青うなぎも「10月から12月が最も美味しい時期」といわれています。
青うなぎが旬の時期➁:夏場も美味しい!
土用の丑の日も青うなぎは美味しくいただけます。「夏バテ防止には精の付くうなぎを食べる」というのは、奈良時代の頃から有名だったそうです。一番美味しいといわれるのは、冬のうなぎですが、「夏のうなぎもたくさん餌を食べている」といわれていて、美味しいという説もありますので、夏場に食べるのもおすすめします!
青うなぎを味わえる岡山の人気のお店
青うなぎを味わえるお店は、岡山県にあるのでしょうか?幻といわれる青うなぎの産地として有名な岡山県で、青うなぎを味わえる人気のお店をご紹介します!産地ならではの新鮮な天然青うなぎを味わってみてはいかがでしょうか?
岡山で味わえる人気のお店①:うじょう亭
岡山で天然の青うなぎを味わえるお店として人気なのが、うじょう亭です。岡山市北区内山下にある、うじょう亭では昼の時間のみうな重などを提供しています。夜の時間は居酒屋としての営業です。天然青うなぎのうな重を味わいたい時は、昼に来店することがおすすめです。
住所 | 〒700-0824 岡山県岡山市北区内山下1-8-18 |
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電話番号 | 086-234-1139 |
営業時間 | 月~金 11:30〜13:30 ラストオーダー13:00 (昼のみ季節限定5月〜10月) 17:00〜24:00 ラストオーダー23:00 土・日・祝 12:00〜13:30 ラストオーダー... |
定休日 | 日曜日 |
岡山で味わえる人気のお店➁:美魚味
岡山市北区中央町にあるお店、美魚味も天然青うなぎのうな重が味わえます。天然の青うなぎを味わうだけでなく、地酒や近海の魚料理も楽しめるのも魅力です。青うなぎの料理を持ち帰り可能ということも美魚味の魅力となっています。うな重以外にもさまざまな天然青うなぎメニューがありますので、味わってみてはいかがでしょうか?
住所 | 〒700-0836 岡山市北区中央町 1-2 |
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電話番号 | 086-232-5411 |
営業時間 | 昼 11:30~13:30 夜 16:00 ~ 23:30(ラストオーダー) |
定休日 | 日曜日(月曜日が祝日の場合は、日曜日営業) |
公式サイトURL | http://www.okayamaminami.jp/ |
青うなぎを東京でも味わえる!
岡山県で青うなぎを味わってみたいけれど、なかなか遠くて行けないという方におすすめな、東京で青うなぎを味わえるお店をご紹介します。天然うなぎ、養殖うなぎとお店により異なりますが、ぜひ東京で青うなぎを味わってみてはいかがでしょうか?
東京で味わえるお店①:かぶと
東京都豊島区池袋にある「かぶと」は、養殖うなぎと天然うなぎの食べ比べが可能です。天然うなぎは、入荷があれば、児島湾、幻の青うなぎが味わえます。コースでは、12,000円から、注文内容により値段は変動です。完全予約制のお店で、来店後にうなぎを裂くからこそのおいしさを味わえます。
住所 | 〒171-0014 東京都豊島区池袋2-53-2 池袋ESビル 1F |
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電話番号 | 03-3983-8608 |
営業時間 | 予約による2部制 ①17:00~ ②19:45~ |
定休日 | 日曜日・祝日・木曜日 |
予約 | あり https://omakase.in/r/xs398896 電話予約不可、ネット予約のみ |
東京で味わえるお店➁:八べえ
東京都江東区亀戸にある「八べえ」で、青うなぎを4,800円ほどで味わうことが可能です。基本的に養殖の青うなぎですが、関東風、関西風が選べることが八べえの特徴となっています。入荷で運がいいと天然ものが味わえる可能性もありますので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
住所 | 〒136-0071 東京都江東区亀戸3-2-8 宮川ビル1F亀戸天神参道 |
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電話番号 | 03-3682-7327 |
営業時間 | 火曜日から土曜日 11:30~15:00 17:00~21:00(ラストオーダー)20:30 日曜日・祝日 11:30~21:00(ラストオーダー)20:30 |
定休日 | 月曜日 |
東京で味わえるお店③:旬ものと日本酒とみ笑
東京都杉並区上萩にある「旬ものと日本酒とみ笑」も青うなぎを味わうことが可能です。新潟出身の店主が振る舞う旬の食材と、種類豊富な日本酒が楽しめるお店となっています。青うなぎが旬の時期になると、青うなぎも楽しめるお店となっていますので、お酒と共に青うなぎを楽しんでみてはいかがでしょうか?
住所 | 〒167-0043 東京都杉並区上荻1-4-1 |
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電話番号 | 03-3392-7002 |
営業時間 | 火曜日から木曜日 18:00~翌0:00 金曜日・土曜日・祝前日 18:00~翌2:00 |
定休日 | 日曜日・月曜日 |
東京で味わえるお店④:町田 うなぎ流木
東京の町田市根岸町にある「町田うなぎ流木」は、静岡産の青うなぎですが、備長炭でじっくり手焼きしたうな重を味わえます。青うなぎのふっくらした身と、うまみ、甘み、備長炭の香ばしさが魅力的です。うな重の値段は4,180円からと、リーズナブルに青うなぎを味わえます。
住所 | 〒194-0034 東京都町田市根岸町1008-20 リリーハイツ 1F |
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電話番号 | 050-5595-2970 |
営業時間 | 11:00~21:00(ラストオーダー 20:00) うなぎが売り切れ次第閉店 |
定休日 | 月曜日 (5月、夏季、年末年始は休業の可能性あり) |
公式サイトURL | http://unagi-ryuboku.favy.jp/ |
東京で味わえるお店⑤:うなぎ町田双葉
東京都町田市にある、小田急百貨店町田店の9階、「うなぎ町田双葉」でも、幻の青うなぎを味わえます。団体でも、お一人様でも利用しやすいうなぎ町田双葉は、仕入れ数が限られていますが、青うなぎを食べられるスポットです。毎年仕入れがありますので、旬の時期を狙って、うなぎ町田双葉を訪れることをおすすめします。
住所 | 〒194-0013 東京都町田市原町田6-12-20 小田急百貨店町田店9F |
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電話番号 | 042-726-8844 |
営業時間 | |
定休日 | 月曜日から日曜日 11:00~22:00(ラストオーダー 21:30) |
公式サイトURL | http://www.machida-futaba.com/ |
他の地域で青うなぎが食べられる人気のお店
岡山や東京へは遠くて行けない!という方のために、他の地域で青うなぎを味わえるお店をまとめました。ひつまぶしの有名な名古屋や、温泉で知られる箱根なども青うなぎが味わえるお店がありますので、訪れてみてはいかがでしょうか?
青うなぎが食べられるお店①:友栄
神奈川県小田原市にある「友栄」は、箱根で青うなぎを味わえると人気のお店です。休日は、1時間から2時間の待ちの可能性もあります。平日、月曜日から水曜日の来店がおすすめです。事前に電話連絡をして、うなぎの枚数を伝えて来店します。うな重いっぱいにのった青うなぎを、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか?
住所 | 〒250-0032 神奈川県小田原市風祭157 |
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電話番号 | 0465-23-1011 |
営業時間 | 午前10:00~午後5:00 (ラストオーダー) 品切れの場合あり |
定休日 | 木曜日・金曜日 |
公式サイトURL | http://www.tomoei-unagi.com/ |
青うなぎが食べられるお店➁:江戸屋うなぎ店
千葉県流山市にある「江戸屋」は、創業70余年に創業されてから、毎日継ぎ足しがされてきた秘伝のタレ、店主自ら直接選んだうなぎを味わえます。江戸屋で取り扱われる青うなぎは、産地問わずですが、お手頃に青うなぎのうな重が味わえることが特徴です。
住所 | 〒270-0176 千葉県流山市加6丁目1329 |
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電話番号 | 04-7158-0130 |
営業時間 | 午前11:00から午後14:00 午後16:30から午後19:30 |
定休日 | 水曜日 |
公式サイトURL | http://www.unagi-edoya.com/ |
青うなぎが食べられるお店③:鰻う「おか富士」
ひつまぶしが有名な、愛知県名古屋市で青うなぎを味わえるお店が、「鰻うおか富士」です。全国的に有名な「うな富士」の暖簾分け店として営業を開始しました。名物ひつまぶしやうな重で味わえるのが、鰻うおか富士の特徴です。人気の「うな富士」から譲り受けた秘伝のタレとの相性も抜群ですので、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか?
住所 | 〒460-0008 名古屋市中区栄1丁目6番15号 御園座タワー1階 |
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電話番号 | 050-5269-8758 |
営業時間 | 昼の部 11時から14時 (フードラストオーダー 13時30分 ドリンクラストオーダー 13時30分) 夜の部 17時から22時 (フードラストオーダー 21時 ドリンクラストオーダー 21... |
定休日 | 不定休 年末年始12月31日夜と1月1日終日 |
公式サイトURL | https://unagi-okafuji.com/ |
幻の青うなぎを食べにでかけよう!
幻の青うなぎについてご紹介しました。岡山県だけでなく、東京都内や愛知県、千葉県、神奈川県などさまざまな地域のお店で味わうことが可能です。口に入れると、ふわっとして脂ののった身、臭みもなくうなぎが苦手な方でも食べられるという青うなぎを、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか?