あんこう鍋が食べられるおすすめの老舗名店
あんこう鍋が茨城県を代表する名物グルメとなったのは近年のことであり、あんこう鍋を観光客にも人気のグルメへ変貌させた一翼を担ったのは昔ながらの老舗の名店たちです。
あんこう鍋はもともと地元の漁師たちを中心に愛され、江戸時代には将軍家へ献上したという文献もあるほど古くから食べられています。老舗名店は昔からの歴史のあるあんこう鍋を守り繋げてきました。
①元祖あんこう鍋山翠(水戸市)
創業60年を超える老舗元祖あんこう鍋山翠は、茨城のあんこうが有名になる前からあんこう鍋を提供していた、あんこう鍋の全国普及を支え続けた名店です。
店内はカウンター座敷・テーブルなど、さまざまな食事スタイルに対応しています。茨城県の県庁所在地水戸市にあり、土日祝は予約なしでも食べに行けるので、観光客にもおすすめです。
夏場もあんこうをおいしく楽しめる人気店
山翠では時期を問わずに一年を通して提供していて、夏はあんこうの「氷鍋」で有名です。冬の山翠のあんこう鍋(値段3,700円)は、あん肝と特製焼き味噌のコクと香ばしさが口内で広がります。夏の氷鍋(値段2,376円)は鰹出汁のあっさり優しい鍋で、つけダレとして濃厚コクな特製味噌ダレもおすすめです。
住所 | 〒310-0026 茨城県水戸市泉町2-2-40 |
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公式サイトURL | https://www.sansui-mito.com/ |
電話番号 | 029-221-3617 |
アクセス | JR常盤線(取手~いわき)「偕楽園駅」から徒歩13分関東鉄道ミッドナイトみと号「泉町一丁目」から徒歩2分 |
営業時間 | 11:00~14:30 17:00~21:00 |
定休日 | 毎週火曜日 |
②あんこう料理魚誠(水戸市)
魚誠は水戸市にある創業50年以上の老舗あんこう料理店で、あんこう鍋が全国区で有名な茨城の観光料理となるのを支えた名店です。
あんこう鍋は国産の生あんこうと地物野菜にこだわり、9月下旬ごろから4月下旬ごろまでの期間限定で提供しています。あん肝をたっぷりと溶いた味噌仕立てのあんこう鍋は、コク深く濃厚な味わいです。
自慢のあんこうの「供酢」がおすすめの人気店
魚誠のあんこうは、あんこう鍋以外にも茨城の郷土料理「供酢」もおすすめです。あんこうの7つ道具をあん肝が溶かされた酢味噌で味わう供酢は、あんこうを全身余すところなく味わい尽くせます。お酒・焼酎も豊富に揃っている魚誠は、お酒好きな方が水戸市内であんこうを肴に呑むのにもおすすめです。
住所 | 〒310-0021 茨城県水戸市南町2-4-38 |
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電話番号 | 029-221-0150 |
アクセス | JR常盤線(取手~いわき)「水戸駅」から徒歩12分関東自動車北関東ライナー水戸線「南町二丁目」から徒歩2分 |
営業時間 | ランチ11:00~14:00ディナー17:00~21:30 |
定休日 | 毎週日曜日 |
③金藤(大洗町)
金藤は、あんこう鍋以外にもさまざまなあんこう料理が楽しめる老舗のあんこう料理専門店です。あんこう鍋は、あん肝の濃厚なコクを楽しむどぶ汁や、あん肝のクセが苦手な方向けのあん肝少な目の鍋もあります。
金藤は営業時間がランチ・ディナーに別れていないので、少し遅めのランチや少し早めのディナーも可能で、観光地を巡る観光客にもおすすめです。
豊富なあんこう料理が楽しめるあんこう料理専門店
金藤ではあんこう料理専門店として、あんこう鍋以外にもあんこうの唐揚げ、あんこう天丼など、豊富なあんこう料理が楽しめます。
さまざまなあんこう料理が食べられるあんこうのコースは2人前から、あんこう鍋だけであれば1人前から注文可能です。コースの鍋は、あん肝の濃厚なコクを楽しむどぶ汁とクセの少ない味噌香るあんこう鍋のどちらかが選べます。
住所 | 〒311-1301 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町1017 |
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電話番号 | 029-267-3273 |
アクセス | 鹿島臨海鉄道大洗鹿島線「大洗駅」から徒歩10分大洗町バスじんぐりバスなっちゃん号「大貫」から徒歩2分 |
営業時間 | 11:30~21:00 |
定休日 | 毎週水曜日 |