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「だっちゃ」は実は方言だった!?意味や使い方を解説!

「だっちゃ」は実は方言だった!?意味や使い方を解説!

「だっちゃ」は東北地方の主に宮城県で話されている方言です。相槌としての「だっちゃ」は「そうだよ」で、語尾につけると「〜です」という意味です。宮城弁や仙台弁は語尾が特徴的で、「だっちゃ」の他にもかわいい方言が多くあります。

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「だっちゃ」以外のかわいい宮城弁

Photo byYlanite

宮城県を含む東北弁は田舎っぽいなどの印象があるかもしれませんが、宮城弁は「だっちゃ」のようにかわいい方言が多いです。「だっちゃ」の他にも「したっけ」「〜すぺ」「〜してけろ」などが、かわいい方言として有名です。

したっけ:「そうしたら」という意味

「昨日は寝坊した。したっけ宮城旅行に行けなかった。」

  • 「昨日は寝坊した。だから宮城旅行に行けなかった」の意味です。

「したっけ」は接続詞の「そうしたら」「じゃあ」という意味の方言です。会話の途中にある場合は、「〜したから」や「〜だから」の意味です。

宮城県だけではなく、北海道・東北・関東・中部などの東日本で広く「したっけ」が使用されています。地域によっては「そうしたら」の他にも「またね」や「じゃあね」の意味があります。

〜すぺ?:「〜だよね?」という意味

「明日は仙台に行くから早く寝るすぺ?」

  • 「明日は仙台に行くから早く寝るよね?」の意味です。

「〜すぺ?」は疑問系の「〜だよね?」「〜でしょう?」という意味の方言です。宮城県で特に使用されており、他の地域ではあまり使用されていません。「〜すぺ?」と似ている宮城弁の「〜すっぺ」は「〜しよう」という意味で、「〜すぺ?」と同じく語尾で使用します。

〜してけろ:「~してください」という意味

「仙台で牛タンを一緒に食べてけろ」

  • 「仙台で牛タンを一緒に食べてください」の意味です。

「〜してけろ」は、「〜してくれ」や「〜してください」という意味の方言です。宮城県だけでなく東北地方で広く使用されており、語尾につけて使用するとかわいい方言として有名です。

「〜してけろ」の使い方は、「料理してけろ」のように名詞の後ろにつけて使用します。動詞の後ろに「けろ」をつけることもあり、「食べてけろ」のように使用します。

宮城の方言「だっちゃ」はかわいい

Photo byQuangHoa

「だっちゃ」は宮城弁の中でも有名な方言の1つで、かわいい方言として知られています。「したっけ」「〜すぺ?」「〜してけろ」など、宮城県の方言には「だっちゃ」の他にも響きがかわいい方言が多くあります。

方言はその土地の文化を反映しており、標準語よりも親しみ感があり魅力的です。標準語の「〜です」「そうだよ」よりも、「だっちゃ」はやわらかくかわいい印象に変化します。

ぱち
ライター

ぱち

世界一周旅行すべく奮闘中の25歳女子。行きたい!気になる!と思ったらまずは行ってみます。オーストラリアワーホリ、アイスランド交換留学、バックパッカーを経験。

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