新潟の駅弁のおいしさの秘密
新潟には名物を使った定番の駅弁から、ちょっと変わったユニークな駅弁があります。米の産地である新潟では、おいしいコシヒカリを使ったものや日本海で獲れた海産物を使ったものを堪能でき、どの駅弁も新潟を訪れた際にはトライするべきものと言えます。
おいしいお米を使っている
新潟県は言わずと知れた米の名産地で、日本の米の生産量ランキングで毎年1位をキープしています。新潟の駅弁はお米のおいしさがより際立つので、味わっていただけるでしょう。多くの駅弁が新潟県産コシヒカリを使っており、駅弁に不可欠なお米がおいしいのは嬉しいことです。
多くの名物が楽しめる
日本海に面した新潟県では、海産物を使った駅弁も販売しています。日本海で獲れたイクラや鮭などを使ったものが多く、白米との相性も格別です。村上牛をふんだんに使ったお弁当や新潟のソウルフードと呼ばれる「たれカツ」を使ったお弁当もあり、名物を存分に楽しめる品揃えです。
新潟で有名&おすすめの駅弁10選
新潟の駅弁は多くの観光客に人気があります。「だるま弁当」は容器がユニークで食べ終わった後は貯金箱として利用ができます。えび千両ちらしはボリューム満点で満足感のあるお弁当です。
新潟名物である村上牛を使った「村上牛しぐれ」、新潟のB級グルメとして知られる「たれカツ重」もおすすめです。駅弁を通して新潟名物を楽しめる点は魅力的でしょう。
三新軒「雪だるま弁当」
雪だるま弁当はコシヒカリを使った鳥そぼろのご飯と、錦糸卵、鶏肉の照り焼き、味付けこんにゃく、が入っており、値段は1,200円です。かわいらしい容器が特徴的で食べ終わった後は貯金箱として使用できます。
色は白、ピンク、グリーン、オレンジ、ブルーの5種類から選べます。雪だるま弁当は数量限定のため前日までに電話予約をおすすめします。
新発田三新軒「えび千両ちらし」
えび千両ちらしは新潟県産のお米を酢飯として使用し、厚焼き玉子、エビ、イカ、うなぎ、こはだなどお寿司のネタ使った駅弁です。ボリューム満点で値段は1,500円です。えび千両ちらしは「駅弁の陣2017」で東日本ナンバーワンの駅弁に輝きました。
酢飯と具材の間にとろろ昆布を挟んでおり、おいしさを引き出しています。厚焼き玉子でお寿司のネタが隠されているのも特徴的です。
神尾弁当「SLばんえつ物語弁当」
会津若松駅から新津駅までを結ぶSLばんえつものがたり号をモチーフにした駅弁です。炊き込みご飯で、シイタケ、焼き鮭、イクラなど、四季折々の海の幸と山の幸をたっぷり詰め込んでいます。値段は1,000円です。
SLばんえつものがたり号が1999年に復活したことを記念に発売されました。SLが走る磐越西線で車窓から自然豊かな景色を見ながら味わえます。
神尾弁当「えんがわ押し寿司」
えんがわ押し寿司はえんがわを押し寿司に仕立てたもので、珍しく感じる人も多いでしょう。値段は1,300円です。えんがわのコリコリとした食感と上品な味を楽しめるので、えんがわのお寿司が好きな人は食べてみるべき駅弁です。
えんがわ押し寿司は開発までに3年を要し、開発者の皆さんのこだわりも感じ取れます。
新潟三新軒「村上牛しぐれ」
村上牛をふんだんに使った村上牛しぐれは、新潟県産コシヒカリの上に村上牛のしぐれ煮、そぼろ煮を乗せています。砂糖、醬油でしっかり味付けされたボリューム満点の駅弁です。値段は1,300円ですが、霜降りを使っており、柔らかい肉の食感を味わえます。
新潟和牛に使われる牛は、新潟北部で飼育されています。村上牛しぐれは新潟和牛の中でも柔らかい部分が使われているそうです。