房総半島の人気スポットは？山も海も楽しめる魅力満載な房総半島をご紹介！

関東でも日帰り旅行に人気な千葉県の房総半島。旅行ガイドブックで「内房・外房」などのエリア分けがありますが、土地勘がなくピンと来ないという方も多いでしょう。本記事ではエリアを市や町で3つに区切り、エリアごとの魅力的な海と山を中心に、人気の観光名所をたっぷりご紹介していきます。

• 地図の一番南側にある、ピンクの部分、鋸南町・南房総市・館山市を本記事では南房総エリアとします。
• 房総旅行の中でも特に人気のエリアで見どころ満載！
• 春には花が咲き誇り、サイクリングやツーリングにもおすすめ！
• 海沿いにはヤシの木が植えられているスポットも多く、異国感もあります。

• 地図の中腹から右側のオレンジと黄色の部分、市原市・袖ケ浦市・木更津市・君津市・富津市を本記事では内房エリアとします。
• アクアラインを下りてすぐのエリアなので、日帰り旅行も楽々！
• 釣りスポットや家族向けテーマパークも豊富です。
• 国内最多店舗数のアウトレットもある人気エリアです。

• 地図の中腹から右側にある、水色、青、緑の部分、白子町・茂原市～鴨川市を本記事では外房エリアとします。
• 波があるのでマリンスポーツに最適なクリアな海が魅力的！
• 海の透明度は外房エリアが高く、海水浴にも人気です。
• お食事処の魚種が豊富に揃っているエリアです。

南房総の国定公園に指定されており、自然が豊かな大房岬公園。春には桜も咲き誇ります。展望所が複数あったり、芝生公園もあったり、キャンプ場があったり、釣りの穴場スポットがあったり、磯遊びができたり、子供から大人まで楽しめます。とても広いので、混雑することもなくのびのび遊べますよ。

伊豆大島を一望できる、とてもスケールの大きな根本海岸。その広さはアメリカの西海岸のような雰囲気すら感じます。夏には期間限定で併設されるキャンプ場も大人気です！季節によって伊豆大島の真裏に沈んでいく夕焼けも見られ、伊豆大島が真っ赤に浮かび上がり、雄大な自然美に感動すら覚えます。

館山湾は別名❝鏡ケ浦❞とも呼ばれており、由来は「波が穏やかなので、海に景色を映し出す鏡のようだ」というところからきています。その鏡ケ浦のよさを堪能できる代表的な海岸がこの北条海岸です。晴れた日は真正面に富士山が見えるので、日帰り旅行の最後に夕陽を眺めてみるなんていうのもいいですね。

戦時中に使用されていた巨大迷路のような手掘りの地下壕。全国でも珍しい戦争遺跡として、2004年から壕の一部を公開しています。中に入るとひんやりとしていて、神秘的に感じます。戦争遺跡と聞くと、怖いと思う方もいるかもしれませんが、こちらで見られる地層は圧巻で、見る価値ありですよ。

海から吹き上がる砂が、長年かけて積もったことにより自然にできた砂山。サンドボードスポットとしても大人気です。砂なので転んでも痛くないのが嬉しいですね。遊び過ぎると、筋肉痛になるほどのスケールなのでほどほどにしておきましょう！近くに自動販売機などがないので、水分は必ずご持参くださいね！

補正された道で歩きやすい館山野鳥の森。展望台が多数あり、山から海を見下ろすこともできます。2時間ほどで散策できるので、日帰り旅行にも最適です。あるがままの自然を利用し、必要以上に手の加えられていない森の中では、たくさんの野鳥のさえずりも聞こえ、気持ちのいいハイキングを楽しめます。

波が穏やかで遠浅な海岸のため、お子様連れでも安心して遊べます。無料駐車場も広いので、気軽に立ち寄って浜遊びも楽しめます。天気がいい日には対岸に横浜ベイブリッジや横浜ランドマークタワーも見えるので、デートにもおすすめです。

「日本のウユニ塩湖」などとも言われ、SNSでも有名になっているスポットです。向かいに見える工場の照明が点けられる夕刻以降には、どんどん表情を変えていき、幻想的な景色を楽しめます。日帰り旅行の帰り道、最後に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

大自然の中にそびえ立つ56mの観音様。この東京湾観音は世界平和の祈りを込めて、1961年に建立されました。東京湾に向かって祈りを捧げる観音様の胎内の拝観も可能で、らせん階段を上って行くと、ここからでしか見られない美しい自然が織りなす大絶景も堪能いただけます。

四季折々の草花が咲き、ハイキングも楽しめる鹿野山。千葉県は日本で一番山の標高が低い県ですが、気象条件が揃うと、雲海を見ることができる山です。千葉県で雲海の見られるスポットがあることはあまり知られいてないので、穴場中の穴場です！

SNSで人気になった濃溝の滝。不自然に空いた穴がとても幻想的です。この穴の正体は千葉県でよく見られる❝川回し❞という技法によるもので、農地に水を引くために山を人工的に掘り、川の流れを短縮するために用いられていました。この川回しから入る日差しが、水面に反射してハートに見えると人気になっています。

実は本当の名称は「濃溝の滝」ではなく、「亀岩の洞窟」だということをご存知でしょうか？あまりにSNSで濃溝の滝として浸透してしまったため、取り返しのつかない状況になったそうです。そのため現地に足を運ぶと、実は違うんですよと掲示板で教えてくれています。いらした方は正しい名称を覚えて帰ってくださいね。

ブラックバス釣りでも人気の亀山湖。秋には紅葉も楽しめます。湖に佇む赤い鳥居や、オレンジ色のアーチ型の橋もフォトジェニックで写真が好きな方にもおすすめ。また、周辺の散策をしていると、野生のサルの群れにも会えることもありますよ。

千葉県の離島で有人の島は唯一この仁右衛門島のみ。鎌倉時代に平野仁右衛門が住んで以来、平野家一戸のみが住んでいることから仁右衛門島と呼ぶようになりました。もちろん観光で上陸することも可能で、島内ではシュノーケリングやBBQも可能です。

太平洋の波で浸食されたリアス式海岸で、1時間ほどあれば回れるので気軽にハイキングができます。自然の絶景を楽しみたいなら、外せないスポットです。この自然の地形の美しさに魅了され、与謝野晶子を始めとする、著名な歌人や詩人も足を運んでいたそうです。

視界に遮るものが何もない広大な太平洋を一望できる景勝地です。ベンチもあるので、腰をかけてゆっくり景色を楽しむことができます。千葉県でも東側にあるので、日の出を見るのにも絶好の場所で、特に、元旦には初日の出を満喫できる場所としても人気です！

房総半島でも一番の人気の紅葉スポットで、ライトアップも催されています。ここには5つも滝があり、清流と紅葉の自然の美しさがの両方があり、一石二鳥で楽しめるのが嬉しいです。秋だけではなく、夏には川遊びもでき、避暑地としてもおすすめですよ。

大自然を活かしたアドベンチャーパーク。総面積330万平方メートルもある敷地内に、複数のコースがあり、子供から大人まで楽しめます。一番の目玉アドベンチャーは、全長445メートルにも及ぶロングジップライド！ハーネスを装着して、空中散歩を楽しめます！

春には花々、秋には紅葉の中を走る全線単線のいすみ鉄道。JR大原駅から上総中野駅を結ぶローカル線で、レトロな路線や車両がとてもフォトジェニックです。初めての方でも、どこか懐かしさを感じるような、ホッとする安心感も覚えます。のんびりローカル線でお散歩する旅行も大人の楽しみ方ですね！

いかがでしたか？日帰り旅行でもコースを組みやすいよう、エリアごとに楽しめるスポットをご紹介しました。遠そうで近い房総半島、お休みの日に気軽にお出かけしてみてくださいね！（営業状況は必ず公式ページをご確認ください）。