千葉の房総半島を楽しむドライブデートのプランをご紹介！

千葉の房総半島には、車窓から海や花を眺めながら走るドライブロードや、新鮮な魚介類を堪能できるグルメスポット、さらには海岸沿いから夕焼けや夜景を楽しめたりと、ドライブデートに最適な場所が揃っています。

また、房総半島で一日いっぱい観光を満喫することができるので、無理な長距離を走る必要もありません。車窓から流れる景色を楽しみつつ、車から降りてお出かけできるスポットも数多くあります。見どころ満載の房総半島で、あなたにぴったりのデートプランをご紹介します。

ドライブでお出かけするなら、やはり走りやすくて景色も楽しめる春～秋にかけてが理想的です。ここでは季節ごとの楽しみ方ができるスポットを紹介していきます。特に花のスポットは時期によって見ることのできる花が異なるので、しっかり確認してからプランに組み込むのがおすすめです。

富津舘山道路鋸南富山ICから車で5分の場所にある、岩井海岸。約2㎞の弓状になった砂浜から、海の向こうに沈む夕日が綺麗に観光できると定評があります。

わりと人気も少なく、二人きりで夏を楽しむには最適な穴場スポットです。波も静かで穏やかなので、一日の終盤、静かな浜辺で夕日に照らされ、デートの雰囲気もぐっと良くなります。

東京湾に浮かぶ人工島＜海ほたるPA>。展望デッキへ上がると、360度のオーシャンビューが観光できます。記念撮影スポットも点在しているので、好きな場所で絶好の夏景色をバックに、二人の思い出を残せます。

また、4Fには無料の「足湯」があり、お出かけの途中、ドライブの疲れをここで癒すことができます。タオルも売っているので、手ぶらでも問題ありません。さらに同じ階では、「幸せの鐘」があります。想いを込めて、鳴らしてみましょう。

海を眺めるなら、灯台に登っての景色が王道です。白亜の外観が美しい＜野島崎灯台＞は、200円の入館料で登ることができます。海岸沿いや遊歩道を歩きながら、彫刻や花など、灯台への道のりを楽しむのもおすすめです。

時期によっては16時で灯台に登れる時間が終わるため、灯台に登るか、夜景を楽しむかは事前に決めておきましょう。灯台からの眺望も抜群ですが、夜にライトアップされた灯台を離れて眺めるのも、幻想的な美しさがありおすすめです。

房総では、有名なあさりをはじめ、新鮮な魚介類を堪能することができます。お出かけの休憩がてら、ドライブならではの「道の駅」めぐりも見どころのひとつです。

ここでは食欲の秋を堪能できるランチやディナーから、お出かけのお土産にも使える話題のスイーツまで、房総で気軽に立ち寄り、楽しめるグルメをご紹介します。

漁協直営の＜お食事処ばんや＞。アクアラインから1時間半の場所にあります。ここでは新鮮な海の幸を堪能することができます。手頃な値段でボリュームたっぷりなことに、多くの好評な声が上がっています。

お店に入ってすぐ目に飛び込んでくるのは、大きな生簀。入荷の状況によって変わるため、豊富なメニューが楽しめます。中でも一番人気は「漁師のまかない丼」。刺身が山のように盛られているのが特徴です。使われるネタは、その日の入荷のお楽しみとなっています。

＜道の駅とみうら＞には、5種類の苺がある「苺庭園」や、冨浦特産のびわをもぎたてで食べられる「びわ狩り」など、果物の魅力が満載の場所です。

「びわテラス」では人気の当店オリジナルメニュー、「びわソフト」が味わえ、オープンカフェのテラス席からは季節の花が一年を通して楽しめます。中でも注目なのは「びわカレー」。特産の泉州びわを、様々な味で堪能することができます。

デートを楽しむなら、お出かけする前に、綺麗な景色を観光するのはプランにしっかり組み入れたいところです。都心より少しだけ早く春が訪れる房総半島では、3月の段階ですでに様々な花が見頃を迎えています。ドライブしながら、または車を降りてゆっくり散策したりと、様々な楽しみ方を紹介していきます。

千倉から舘山へと約40㎞の道路が続く＜房総フラワーライン＞には、菜の花やポピーなど、たくさんの花畑が集結しています。色とりどりのお花畑の奥に広がる海岸線は、まさに房総半島ならでは！ぜひ写真に収めたいところです。

途中に「白間津花畑」や「舘山ファミリーパーク」などの花摘みスポットがあるので、車窓から花を眺めてドライブしながら、車を降りてゆっくり楽しむのもおすすめです。

＜白間津花畑＞ではストック等の花摘みを楽しむことができます。おすすめは花を楽しみつつ春の味覚を味わえる「菜花摘み体験」。新鮮な滋味あふれる味わいは、毎年多くのリピーターを喜ばせています。

この白間津花畑は、海と花畑を一望できる、古くから有名な観光スポットになっています。奥の海側へ行くと、国道からは少ししか見えなかった海が大きく近く見えるため、一層絶景を楽しむことができておすすめです。

ここまでいくつかスポットをご紹介しましたが、中には服装や靴に気をつけなければいけなかったり、時間帯によって楽しみ方が違うスポットもありました。

そこで、デートのプランはあらかじめ作っておくのがおすすめです。ドライブしながら「さあどこで降りよう……」と車で迷わないように、理想のデートプランの一例をご紹介します。

まずは房総半島へ向かうため、東京湾を横断する＜アクアライン＞を渡りましょう。全長15.1㎞の有料道路です。海を眺めながら、房総半島への期待が高まります。

途中に海ほたるＰＡもあるので、トンネルの通気口、「風の塔」を探したり、人工島の余韻に浸かることもできます。グルメや写真スポットなどは、＜海ほたるＰＡ＞の項目を参考にしてください。

＜ローズマリー公園＞は、南房総市にある道の駅です。店内の「はなまる市場」では、名産のびわ果汁を利用したオリジナルスイーツ、「びわロールケーキ」が購入できます。

イギリスの雰囲気が味わえる建物が建つ「シェイクスピアカントリーパーク」が見どころの一つでしたが、今は建物が残るのみで、営業は終了しています。

＜道の駅ちくら＞にあるレストランでは、新鮮な海の幸を堪能することができます。つなぎに布海苔を使ったへぎそばが味わえる「和らぎ」や、南房総の地魚を使用した海鮮丼が人気の「旬膳　はな房」などがおすすめです。

他にも伊勢エビやアワビなど、南房総ならではの豪華なメニューもあるため、ディナーで使っても満喫できるスポットです。

＜舘山ファミリーパーク＞では、一年を通して様々な花が咲いているため、いつ訪れても楽しむことができます。中でも最大の魅力は、100万本を誇る「ポピー畑」。

最盛期は2月末～3月ですが、12月上旬～5月上旬までは、ポピーが花畑一面を埋め尽くしています。オレンジ・白・黄と咲き誇るポピーに、心癒されます。

冨浦と舘山湾をわけるように突出している＜大房岬＞。展望台や要塞跡などへ続く遊歩道があり、二人でゆっくり散策できます。

海岸に出ると、海のすぐ近くまで森が迫っているのを確認でき、自然を全身に感じられます。最後は展望台に上がって、デート終わりのひと時を楽しめます。

房総半島には、ドライブ以外にも楽しめる要素がたくさんあります。時間に余裕があれば立ち寄ってみたくなるおすすめスポットを、５つご紹介します。

場所によっては服装や靴を考えなければいけない所もあるので、行く場合は事前に下調べしておくことをおすすめします。

＜富津岬展望台＞は、五葉松をかたどった独特な形の展望塔です。ここでは東京湾を一望できるだけでなく、晴れた日には富士山までくっきりと観ることができます。その眺望は「関東富士見百景」にも選定されているほど。

岬は「富津公園」として整備されており、戦争の歴史を感じさせる遺構などが残されています。全長4.3㎞のウォーキングコースマップが設置されているため、時間があれば、歴史を感じながら歩いてみるのもおすすめです。

地元漁民の海上安全と豊漁を祈願して建てられた、＜崖の観音＞。絶壁に張り付くように建つ朱塗りの観音堂は、下から見上げるだけでもインパクトがあります。階段を上がっていけば中に入ることもでき、舘山湾を一望することができます。

ちなみに階段は100段以上あるため、女性は服装や靴に配慮しなければいけません。デートのプランに組み入れるのであれば、事前にしっかり準備する必要があります。

＜舘山市立博物館＞は城山公園内にあるため、時間に余裕があれば立ち寄りたいところです。有名な「南総里見八犬伝」に関する資料などが展示されていたり、関連グッズが販売されています。

城山公園は舘山城跡にあるので、博物館で学んだ直後に、実際の風景を歩いてみることができます。歴史好きの方にはおすすめのスポットです。

伊勢神宮と同じ祭神が祀られている、＜安房神社＞。4月上旬には参道の桜が見頃を迎え、桜並木となるため、白い鳥居と合わせて写真を撮りたいスポットです。

ちなみにここは日本三大金運神社のひとつでもあります。デートの合間に、しっかり自分の金運を高めておきましょう。もしかすると、いつかは二人の生活をも豊かにしてくれるかもしれません。

車でアクアラインを渡ってすぐのところにある標高329ｍの＜鋸山＞。日本一大きい石製の「大仏・薬師瑠璃光如来」が見どころです。なお、大仏を見るためには山頂の急な階段を下る必要があるため、時間と体力の準備を。

スリルを味わいたいなら、「地獄のぞき」が有名です。崖からせり出している場所から下を覗くのは、なかなかの勇気が必要ですが、見れば圧巻の迫力です。

房総半島で楽しめるドライブデートスポット、いかがでしたでしょうか。お二人の好みに合うお出かけプランを見つけていただき、最高の一日を過ごしてもらえたらと思います。海と花と海鮮グルメ、思う存分堪能してください。