目次 [表示]
- 冬の和歌山をめぐる観光コースをご紹介!
- 和歌山の4つのモデルコース
- 冬の和歌山の観光コース1:南紀白浜6スポット
- 南紀白浜おすすめスポット1:アドベンチャーワールド
- 南紀白浜おすすめスポット2:崎の湯露天風呂
- 南紀白浜おすすめスポット3:円月島
- 南紀白浜おすすめスポット4:千畳敷
- 南紀白浜おすすめスポット5:三段壁
- 南紀白浜おすすめスポット6:とれとれ市場
- 冬の和歌山の観光コース2:熊野三山めぐり6スポット
- 人気プラン1:熊野本宮大社
- 人気プラン2:湯の峰温泉つぼ湯
- 人気プラン3:熊野那智大社
- 人気プラン4:那智の滝
- 人気プラン5:熊野古道大門坂
- 人気プラン6:熊野速玉大社
- 冬の和歌山の観光コース3:高野山4スポット
- 旅行名所1:「南海電鉄高野線 天空」と「高野山ケーブルカー」
- 旅行名所2:高野山の大門など
- 旅行名所3:金剛峯寺
- 旅行名所4:奥の院
- 冬の和歌山の観光コース4:友ヶ島コース2スポット
- 旅行名所1:友ヶ島
- 旅行名所2:淡嶋神社
- 冬の和歌山観光まとめ
冬の和歌山をめぐる観光コースをご紹介!
「冬でもアツい観光地を巡ってみたい」、「和歌山を満喫できるプランは?」。そんな方のために、冬の和歌山観光のおすすめコースを4つほど組んでみました。和歌山県は、本州でも最南端に位置する県。特に、南紀白浜エリアなどは、冬でもホットに過ごせるスポットが目白押しです。以下では、4つのコースを順番にご紹介します。
和歌山の4つのモデルコース
この記事では、冬の和歌山県観光のためのモデルコースを4つご紹介していきます。
- 南紀白浜コース:南紀白浜のテッパン観光地を巡るプラン。
- 熊野三山コース:世界遺産の熊野三山を巡るプラン。
- 高野山コース:金剛峯寺を中心とする霊山エリアを観光するコース。
- 友ヶ島コース:戦争遺跡の島を中心に回るコース。
冬の和歌山の観光コース1:南紀白浜6スポット
冬の和歌山をホットに巡れるコース。まずは、「南紀白浜」エリアをご紹介してまいります。アドベンチャーワールドでたっぷり遊んだあとは、温泉で汗を流したり、絶景を満喫したりできるエリアです。
南紀白浜おすすめスポット1:アドベンチャーワールド
白浜で欠かすことができない旅行スポットといえば、「アドベンチャーワールド」。アドベンチャーワールドは、動物園・水族館・遊園地が一体になった総合テーマパークです。動物園エリアでは、パンダを愛でることもできてしまいます。アドベンチャーワールドだけで丸一日過ごすこともできますので、どれくらいの時間滞在するのかをあらかじめ決めておくようにしましょう。入園料は4,500円となっています。
南紀白浜おすすめスポット2:崎の湯露天風呂
白浜といえば温泉で有名ですが、「埼の湯」は外すことができない定番スポットです。海に突き出た岬のど真ん中にある天然かけながしの露天風呂・温泉となっています。波しぶきが温泉のすぐそばまでやってくるのは、とても風流です。裸で岬の潮風を感じるなど、他ではなかなかできない体験ができるスポットです。ただし、冬は17時までで営業終了してしまいますので、ご注意ください。
南紀白浜おすすめスポット3:円月島
夕暮れ時に訪れたいのが、円形の穴が開いた島「円月島」です。ちょうど円のところに夕日が沈む様子は、まさしく絶景というにふさわしいでしょう。夕暮れ時には、三脚でカメラをセットしている人が多数となる人気写真映えスポットです。
南紀白浜おすすめスポット4:千畳敷
南紀白浜の絶景といえば、「千畳敷」も外すことはできません。その名の通り、広い畳が何枚も重なったような巨大な岩盤が、太平洋へと突き出ています。打ち寄せる荒波に削られ、独特な形がつくられています。千畳敷を歩き、ダイナミックな自然を直に感じてみてはいかがでしょうか。
南紀白浜おすすめスポット5:三段壁
白浜で千畳敷と並ぶ人気の景勝地として知られているのが「三段壁」です。高さ50メートルの断崖絶壁が2キロメートルも続く独特な景色です。岸壁にぽっかりとあいた「三段壁洞窟」もあわせて楽しみたいところ。足もすくむような壮大な景色をぜひ楽しんでみてください。
南紀白浜おすすめスポット6:とれとれ市場
とれとれ市場は、白浜にある日本最大級の海鮮品を扱う市場です。マグロの解体ショーなどを見ることもできる観光市場として、いつも賑わっています。ここでは、名物の海鮮丼を食べてみるといいでしょう。新鮮な海の幸を堪能できること間違いなしですよ。
冬の和歌山の観光コース2:熊野三山めぐり6スポット
以下では、「熊野三山」といわれる3つの神社巡りを中心としたコースを紹介していきます。山間を移動するコースですから、スタッドレスタイヤをはいたレンタカーで移動するのがおすすめです。
人気プラン1:熊野本宮大社
熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)は、世界遺産に登録されている田辺市にある神社です。熊野三山の中では、もっとも山奥に位置しており、アクセスが難しい神社です。境内には、いたるところにシンボルマークの八咫烏(ヤタガラス)が鎮座しています。旧社格は官幣大社で、その名の通り「大社級」の神社となっています。
人気プラン2:湯の峰温泉つぼ湯
熊野本宮大社の近くの温泉地「湯の峰温泉」には、世界遺産に登録されている温泉「つぼ湯」があります。その名の通り、つぼくらいのサイズしかない小さいお湯で、1回につき1人くらいしか入れない浴槽なのです。順番制・予約制になっていますので、つぼ湯に入りたい方は朝早くに順番を取りにいくことをおすすめします。まず、順番を取り、順番待ちの間に熊野本宮大社を巡るスケジュールがいいかもしれません。
人気プラン3:熊野那智大社
熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)は、世界遺産に登録されている神社です。那智大滝のすぐそばにあり、那智大滝の全景を遠目にみることができます。熊野三山の中でも、最も仏教的な要素が強い神社となっており、すぐ隣には青岸渡寺があるのです。青岸渡寺は西国三十三所めぐりの第一番札所として知られています。三十三所を巡りたい方は、スタート地点としてここを訪れるといいでしょう。
人気プラン4:那智の滝
那智の大滝は、那智大社から山を少し下ったところにある高さ130メートルもの名瀑です。日本三大名瀑にも選ばれている滝で、国の名勝と世界遺産に登録されています。130メートルもの高さから落ちる滝の水は実に壮大で、自然のパワーを感じさせてくれます。県内屈指のパワースポットとしても、注目されている場所です。
人気プラン5:熊野古道大門坂
那智大社から那智大滝の横を通り、さらに道を下っていくと「大門坂駐車場」があります。ここに車を停め、山の方へと少し入ると、世界遺産に登録されている参拝のための道「熊野古道」へと出ます。熊野古道は全長200キロメートル以上ある長い道ですが、その中でも大門坂エリアの古道は、いい感じに苔むしており名所として知られています。元気と時間がある方は、大門坂駐車場から那智の滝・那智大社まで歩いて登ってみるのもいいかもしれません。
人気プラン6:熊野速玉大社
熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)は、熊野三山の一つで、和歌山県北東部の新宮市に位置しています。山奥に入らなくても参拝できる立地ですので、「熊野三山の中で一番行きやすい場所だ」と言えるでしょう。旧社格は官幣大社で、天然記念物のナギの木が見どころです。
冬の和歌山の観光コース3:高野山4スポット
旅行名所1:「南海電鉄高野線 天空」と「高野山ケーブルカー」
高野山へは、レンタカーで行くか、電車を使っていくかの2つのアクセス方法があります。電車を使う場合、「南海鉄道高野線 天空」という観光列車を使ってアクセスするのが便利です。電車・天空の執着駅は極楽橋駅で、そこから高野山駅まではケーブルカーを使って急斜面を登っていきます。「天空」も「高野山ケーブルカー」も、車窓からの眺めは素晴らしく、電車旅行ならではの景色を堪能できますよ。
旅行名所2:高野山の大門など
高野山は、山全体が一つの境内だと考えられています。高野山の入口に高くそびえる「大門」には、仁王像(金剛力士像)が飾られており、邪気の侵入を許さない雰囲気です。高野山には、他にも中門や金堂などのパワースポットが多数点在しています。時間がある方は、金剛峯寺や奥の院以外のスポットにも足を運んでみるといいでしょう。
旅行名所3:金剛峯寺
金剛峯寺は、高野山にある空海(弘法大師)さまが開山したお寺です。高野山真言宗の総本山で、多数の僧侶の方が訪れたり、修行をしたりしている場所です。「総本山金剛峯寺」と言った場合には、高野山全体のことを指すこともありますので注意してください。金剛峯寺は観光で拝観することもでき、拝観料は大人500円となっています。1,000円で体験できる瞑想(阿字観)なども、他ではなかなかできない体験ですので、おすすめです。
旅行名所4:奥の院
弘法大師さまが入定された(亡くなった)場所があるのが、高野山の東側にある「奥之院」です。奥の院は、入口の橋から御廟まで2キロメートルほどの参道が続いています。この参道沿いには、全国企業の記念碑や追悼碑・有名な人のお墓などがびっしりと立ち並んでいます。さながら、お墓のテーマパークのような雰囲気です。もちろん、神聖な場所ですから、羽目を外してはしゃぐのは厳禁ですが、どんなお墓があるのか観察しながら歩くと楽しいですよ。
冬の和歌山の観光コース4:友ヶ島コース2スポット
和歌山市街も素敵な観光地がたくさんあるのですが……。今回は、和歌山市の西の端に浮かんでいる無人島「友ヶ島」にスポットをあてて紹介してみたいと思います。
旅行名所1:友ヶ島
友ヶ島は、和歌山市内にある無人島です。戦時中に砲台が建てられていた島で、現在でもその砲台跡などを見ることができる「戦争遺跡」の島です。戦争遺跡というと、何か物騒で気味の悪いものを想像するかもしれませんが、実際に戦争の場所となったわけではありません。
島中に戦争遺跡が多数!
友ヶ島には、砲台跡や将校の宿舎跡など、戦争廃墟が多数点在している所が多いです。特に第3砲台跡といわれる場所は、『天空の城ラピュタ』に出てくるラピュタの雰囲気そのままで、アニメファンなどからも「聖地」として親しまれています。その他、崩壊が進んでいる西端の「第二砲台跡」や、海の家の近くの「第五放題跡」など、友ヶ島には見どころの戦争遺跡が多数見ることが可能なんですよ。全部を回ると丸一日かかってしまいますので、時間に余裕をもったプランニングをしておきましょう。
友ヶ島にはキャンプ場もある
友ヶ島には、宿舎やキャンプ場もあります。友ヶ島で戦争遺跡を堪能した後は、誰も住んでいない無人島で、キャンプを楽しんでみるのもいいかもしれません。キャンプをする際には、事前に友ヶ島案内センターに申し出る必要があります(詳しくは公式サイトをご覧ください)。
旅行名所2:淡嶋神社
友ヶ島とセットで観光しておきたいスポットが、友ヶ島汽船のすぐそばにある「淡嶋神社」です。ここは、全国の淡島神社の総本山となっている神社で、人形と針の供養で有名です。特に日本人形供養の場所として知られており、全国から2万体もの人形が奉納されて供養されています。ところせましと奉納されている日本人形からは、何か強いオーラのようなものが感じられます。屈指のパワースポットとして足を運んでみてはいかがでしょうか。
冬の和歌山観光まとめ
以上、冬の和歌山県観光でおすすめのコースを4つ紹介してきました。いかがだったでしょうか。どのコースも、和歌山を満喫できる素敵なスポットとなっています。日帰りでしたら、気になったスポットだけを巡ってみるようにしましょう。2泊以上の旅行でしたら、今回紹介したコースを2つ以上組み合わせてみるのもいいでしょう。ぜひこの記事を参考にして、冬の和歌山観光を楽しみ尽くしてみてください。