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冬の徳島観光でゆっくり見たい見どころ6選!人気観光地をご紹介!

冬の徳島観光でゆっくり見たい見どころ6選!人気観光地をご紹介!

寒い冬の徳島県観光でゆっくりした時間を過ごしてみたいと思いませんか?この記事では、冬の徳島観光地の中でも、特にゆっくりと時間を過ごせるおすすめのスポット・名所をご紹介していきます。人気の名所から穴場まで幅広く紹介していきます。

目次 [表示]

冬の徳島観光はゆっくり見たい見どころがたくさん!

Photo by na0905

冬の徳島県には、寒さに負けず劣らずの人気の観光地や名所がたくさんあります。「観光地をたくさん回るのは疲れるし、ゆっくり見て回りたい…」。今回は、そのような方のために、ゆったりと見て回れる徳島県の有名観光地や穴場スポットを6カ所ご紹介してまいります。ぜひ最後までお読みいただき、冬の徳島県をじっくりと堪能する旅に出てみてください。

徳島はレンタカー移動が基本

徳島県をゆったりマイペースにまわりたいのであれば、レンタカーは欠かすことができません。バスや電車などの公共交通機関もあるにはあるのですが、場所によっては交通機関が使えない場所もあります。また、便数も都会ほど多くはないので、バスなどの時間に合わせてプランを組まなければならないことがあります。ゆっくりと徳島県内をまわるとなれば、やはりレンタカーは必須なのです。祖谷などの山奥に行く場合、スタッドレスタイヤのオプションをつけておくと安心です。

冬の徳島ゆっくり観光地1:大塚国際美術館

冬の徳島県をじっくり・ゆっくり回る旅、まずは、人気美術館の「大塚国際美術館」を紹介していきます。大塚国際美術館は、日本でも最大級の美術館ですが……。実は、「本物」の美術品が1個もない「再現した美術作品」ばかりが展示されている美術館なのです。入場料は少し値がはりますが、それに見合うだけの素敵な時間を、ゆっくりと過ごせること間違いなし。鳴門海峡大橋の近くにありますので、ぜひ訪問してみてください。

Photo by gtknj

大塚国際美術館は、「大塚製薬」などで知られる「大塚グループ」が創設した民間運営の人気美術館となっています。飾られている1,000点以上の絵画は、すべて陶器により原寸大で再現された「レプリカ」。本物ではありませんが、本物のサイズ感をじっくり味わえる美術館です。世界190の美術館が所蔵している名画の数々を、実際の大きさでじっくり劣化なしで見ることができる、壮大な美術館が大塚国際美術館なのです。

人気名所「大塚国際美術館」は広大!

大塚国際美術館は、鑑賞ルートが約4キロメートルもある巨大な美術館です。すべて流し見しながら速足で歩いて見ても、1時間ほどかかる広さ・長さとなっています。展示スペースは、地下3階・地上2階と5階建てになっており、古代や中世から近現代美術へと、美術史に沿って見ることができるように配置されています。美術に詳しくない人でも知っているような作品も多数あるので、美術館初心者の方にもおすすめです。

大塚国際美術館のおすすめ見どころは?

大塚国際美術館は、すべてのフロア・作品が、美術史上でも有名な作品ばかりですので、特にここといった見どころが挙げられないのが難点です。しかし、入口付近の「環境展示エリア」は、見どころといえるかもしれません。礼拝堂や遺跡などを360度すべてにおいて再現したエリアで、まるで現地にいるかのような感覚で閲覧を楽しむことができるのです。その他、「最後の晩餐」や「ゲルニカ」などの巨大な作品は、原寸大でリアルに再現されていますので、絵が本来もっている迫力が伝わってきますよ。

人気名所「大塚国際美術館」の料金

大塚国際美術館は、民間が運営している巨大な美術館ですので、国公立の美術館などと比べると少し高めの料金となっています。入館料は、一般が3,300円、大学生は2,200円、小中高校生は550円となっています。子供の料金が大人の半値以下に設定されている点は、家族連れにはうれしいですね。公式オンラインサイトやコンビニで前売り券を買っておけば、大人3,160円と少しお得に入ることができます。1日中楽しめるボリュームのある穴場的な施設だと考えると、かえって割安かもしれません。

おすすめスポット「鳴門の大うず」も楽しめる

大塚国際美術館では、当日にかぎり再入場が自由にできます。大塚国際美術館は1日中滞在できるほどの展示をしているのですが、1日中美術作品を見ていると疲れてしまいますよね。大塚国際美術館は、鳴門海峡大橋のすぐそばに位置していますので、一旦外へ出て鳴門の大うずを観測して気分転換してみるのもいいかもしれません。大うずや橋を綺麗に観測できる「お茶園展望台」や鳴門大橋の真ん中まで歩いていける「渦の道」などのスポットがすぐそばにありますよ。

基本情報|ご利用案内|大塚国際美術館 - 四国 ・ 徳島県の美術館 観光施設 -
大塚国際美術館の前売券のご案内です

冬の徳島ゆっくり観光地2:鳴門の大うず

徳島県でじっくり堪能したい、人気のスポットといえば「鳴門の大うず」を外すことはできないでしょう。船から観測したり、鳴門海峡大橋から観測したり、いろいろとバリエーションのある楽しみ方ができるのも、鳴門の大うずの魅力です。さまざまな角度や距離で、大うずを体験してみましょう。

Photo by wongwt

鳴門の大うず(渦潮)は、徳島県北東部の鳴門市と、兵庫県淡路島との間にある「鳴門海峡」で毎日発生している渦のことです。鳴門海峡は、日本でもトップクラスの潮の速さを誇っており「日本三大潮流」として知られています。瀬戸大橋と太平洋とでは、水位の差が1.5メートルもあり、潮の満ち欠けに応じて大量の海水が海峡を通り抜けるのです。潮の流れが速いから、うずも毎日観測できるわけですね。

大うずの出現時間に注意!

鳴門海峡の大うずは、1日の中でも限られた時間しか出没しません。潮の速い時間帯と、そうでもない時間帯があるからです。鳴門の大うずをじっくりと体感したい方は、事前に潮見表で、見ごろとなる時間帯を調べてから行くようにしましょう。行き当たりばったりでは、うまく渦に遭遇できないなんてことにもなりかないので注意が必要です。

おすすめの名所巡り法:鳴門海峡大橋の「渦の道」

船で渦のすぐそばまで行くのも楽しいですが、渦の真上から少し離れて渦を観測するのもおすすめです。鳴門海峡大橋の徳島県側には、歩いて海峡の上まで行くことができる歩道「渦の道」があります。渦ができたり消えたりする様子を、歩道のガラス越しに見下ろすのは、迫力満点としかいいようがありません。渦の道の入場料は、大人510円・中高生が410円・小学江氏は260円となっています。

おすすめ名所の巡り方:うずしお汽船

鳴門海峡のすぐそばからは、渦潮観測船のツアーが出ています。船で渦が出ている鳴門海峡海域まで行き、大うずの発生や様子などを間近に観測することができるのです。渦を突っ切るように進む船旅は、迫力満点。インスタ映えしそうな写真もたくさん撮ることが可能です。特におすすめの「うずしお汽船」は、大人なら1,600円、小学生は800円で乗ることができますよ。

潮見表|鳴門市うずしお観光協会

冬の徳島ゆっくり観光地3:うだつの町並み

徳島県西部の美馬市に足を運んだなら、ぜひともゆっくり見ておきたい素敵な街並みが「うだつの町並み」です。「うだつの上がらない」との表現の語源ともなった「うだつ」が上がっている裕福な家々を楽しむことができる人気の穴場的スポットとなっています。

「うだつ」とは

なかなか出世ができない人のことを「うだつが上がらない」と表現しますよね。この表現の語源となったのが、「うだつ」です。徳島美馬市脇町にある「うだつの町並み」には、屋根の端に壁が設置されています。隣家との間に設置された防火壁のことを「うだつ」と呼ぶのです。裕福な家しか上げることができなかったため、お金を持っていることを「うだつが上がる」と表現するようになったのです。

うだつの町並みを歩こう

うだつの町並みが広がっている美馬市の脇町には、「うだつ」以外の穴場見どころもあります。たとえば「竹人形の里 時代屋」では、竹細工で作られたかわいらしい人形を購入することができます。竹のお箸をその場で手作りしてもらうことなどもできますので、足を運んでみましょう。街の一角には、歴史のある劇場「オデオン座」もあります。映画の撮影に使われることもある歴史ある建物ですので、セットで見ておくようにしましょう。

冬の徳島ゆっくり観光地4:大歩危・小歩危

Photo by alberth2

徳島県の最西部には、「大歩危・小歩危(おおぼけ・こぼけ)」といわれる景勝地が広がっています。吉野川沿いに広がる長さ約8キロメートルの渓谷が、「大歩危・小歩危」です。一説では、大股で歩いても小股で歩いても危ないことから、このような名前になったとされています。激流によって作り出された景色は、とても壮大で美しく、自然が作りあげた芸術作品といっても過言ではないほどです。

おすすめの名所巡り法1:大歩危峡舟くだり

大歩危峡を遊覧船で下って、渓谷の景色をゆったりと楽しめるプランが「大歩危峡舟くだり」です。急流により作られたダイナミックな地形を遊覧船で下っていくのは、実に迫力満点となっています。救命胴衣を着用して下っていくので、もしものときも安心です。所要時間は往復で30分となっており、大人は1,200円、小学生以下は600円で楽しむことができます。

おすすめの名所巡り法2:ラフティング

大歩危・小歩危エリアは、日本一の激流ともいわれています。そのエリアをゴムボートでダイナミックにめぐるのが「ラフティング」というアクティビティです。ウェットスーツ着用の完全装備で下っていくので、冬でも安心して楽しむことができます。初心者の方は、半日のツアー(4,500円から)を堪能してみるといいでしょう。遊園地のジェットコースターにひけを取らない迫力のアクティビティを楽しめますよ。

冬の徳島ゆっくり観光地5:祖谷エリア

「祖谷」(いや)は、高知県との境に近い徳島県西側にある穴場的な雰囲気漂う人気観光地です。徳島市から離れた場所にありますが、徳島県は東西に高速道路が通っていますので、比較的近くまで高速を使っていけます。祖谷エリアには、穴場から人気観光地までさまざまなスポットがありますので、以下では順番にご紹介してまいります。

祖谷とは

徳島県西部、吉野川上流の一体のことを「祖谷」といいます。祖谷には、切り立った渓谷があり、日本三大秘境の1つともされています。祖谷には、平家落人がつくったという伝説がある「落合集落」や、かずらで作られた吊り橋の「かずら橋」などの見どころ・名所があります。渓谷沿いには「ひ」の形に川が流れているのを観測できる「祖谷渓ひの字渓谷」やガケにたっている「小便小僧」なども見どころです。

祖谷の穴場・見どころ1:祖谷温泉

祖谷渓谷沿いにある穴場の人気温泉が、「ホテル祖谷温泉」の温泉です。ここの谷底には、ケーブルカーでしか行けない源泉かけ流しの露天風呂があります。泉質は、アルカリ性の単純硫黄泉。肌の角質などをしっかりと落としてくれる美肌の湯です。ここの露天風呂は、基本的には宿泊者向けですが、大人1,700円・小人900円で、日帰り入浴でも利用できるようになっています。穴場感あふれる名所ですから、ぜひ立ち寄ってみましょう。

祖谷の穴場・見どころ2:かかしの里

祖谷渓谷からさらに剣山方面へ向かったエリアは、「奥祖谷」といわれているエリアです。ここには、「奥祖谷 二重かずら橋」や「野猿」などのおすすめ見どころがありますが、車を停めてゆっくりと回ってほしいスポットが「かかしの里」です。奥祖谷の少し下流側には、ちょっとした集落があり、その集落全体にマネキンのようなリアルな「かかし」が飾られています。何も知らずに通ったらちょっと驚いてしまうような穴場スポットで、見応えは抜群ですよ。

冬の徳島ゆっくり観光地6:眉山と徳島市街

徳島県観光というと、鳴門エリアや祖谷エリアなどが有名です。しかし、県庁所在地の「徳島市」にも穴場のおすすめ観光地は存在しています。徳島市は、和歌山市とフェリーでつながっている場所に位置しており、人口は約26万人の都市です。市街地を眉のような形で覆った「眉山」などが有名観光地です。

眉山に行こう

徳島市街地のすぐ近くに立地している小さな山が「眉山(びざん)」です。どこの角度からみても「眉」のような形に見えることから、このような名前となりました。徳島市を象徴するような、シンボル的な観光地です。眉山までは「眉山ロープウェイ山麓駅」からのロープエウェイが便利で、わずか7分の空の度で頂上にいくことができます。また、「眉山ドライブウェイ」や「眉山パークウェイ」を使えば車でも眉山頂上にアクセスできますよ。

眉山の見どころは見晴らし

「眉山ロープウェイ山頂駅」から外に出ると、絶景の眉山展望台があります。ここからは、パノラマで徳島市の景色を一望することができます。おすすめの見どころは、南京錠がかけられたフェンス。横綱・白鵬の妻・紗代子さんが徳島市出身であることから、2人が出逢った縁起の良い場所として、恋人の聖地のような場所になっているのです。夕暮れ時や夜の眉山展望台もおすすめで、素敵な夜景をゆっくりと楽しむのもいいかもしれません。

冬の徳島ゆっくり観光まとめ

Photo by naitokz

以上、徳島観光をじっくりと堪能できるスポットを、ご紹介してまいりました。それぞれのスポットは、日帰りでも1泊2日以上でも堪能できるスポットとなっています。各自のご予定に合わせて時間を削ったりスポットを組み合わせて、名所めぐりをしてみてください。寒い冬の徳島ですが、ホットな体験ができるスポットがたくさんあります。ぜひ足を運んでみましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。

sima
ライター

sima

国内の弾丸旅行が好きです。

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