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冬の徳島観光で行きたいドライブスポット6選!人気の絶景スポットをご紹介!

冬の徳島観光で行きたいドライブスポット6選!人気の絶景スポットをご紹介!

寒い冬の徳島観光で、行っておきたいドライブスポットについて紹介する記事です。おすすめの穴場から、人気の見どころドライブスポットまで、さまざまな名所を幅広く紹介していきます。冬の四国・徳島でしか体験できないような観光スポットばかりとなっています。

目次 [表示]

冬の徳島ドライブ観光へ行こう!

Photo by naitokz

冬の寒い季節には、自家用車やレンタカーで暖房をつけながら、ヌクヌクとドライブ観光を楽しみたいですよね。今回は冬の徳島観光でぜひとも行ってほしいおすすめの人気スポットをご紹介していきます。南国・四国での冬のドライブは、快適なこと間違いなし。ぜひとも最後まで目を通して、行ってみたいスポットを発見してください。

冬タイヤは必要?

冬のドライブといえば、路面凍結対策のためのスタッドレスタイヤが必須です。四国といえば南国なイメージもあるため、「冬タイヤは必要ないのでは?」と思っている方も多いかもしれません。確かに、東部の徳島市や鳴門市などのエリアは夏タイヤでも十分観光できるのですが、西部の山岳地帯や渓谷エリアを観光する際には、路面凍結への対策が不可欠です。祖谷や大歩危・小歩危、剣山付近のエリアをドライブする際には、スタッドレスタイヤの装着をおすすめします。

冬の徳島ドライブ観光の人気スポット1:眉山

徳島市内を一望できる山・眉山(びざん)は、徳島市でも屈指の観光スポットの一つです。ロープウェイを使って市街から登ったり、ハイキングで登ったりするルートも人気ですが、眉山には2つのドライブルートもあり、車で頂上まで行くこともできます。眉山の標高は277メートルと、さほど高くないありませんので、夏タイヤをはいてても基本的にはOKです。もちろん、市内の大雪などで凍結することもありますので、道路情報はしっかりキャッチしておきましょう。

眉山には2つのドライブルートがある

眉山を自家用車やレンタカーで登るためには、2つのドライブルートのいずれか使う必要があります。傾斜があったり急なカーブがあったりする山道ですので、慣れていない方は慎重にドライブするようにしましょう。

眉山ドライブウェイは上級者向け

眉山ドライブウェイは、国道192号線から曲がったところに入口がある通行無料の道路です。眉山の北西部から登っていくルートなのですが、急なカーブなどが連続しますので慎重な運転が要求されます。1.5車線の狭い道が続くので、対向車や歩行者などに気を付けなければなりません。ガードレールがない箇所もありますので、山道に慣れていない方は、ドライブウェイではなく、パークウェイの方を選んだ方がいいでしょう。

眉山パークウェイを使って眉山ドライブしよう

眉山パークウェイは、眉山の南東部・国道438号線からアクセスするドライブルートです。かつては有料道路でしたが、現在は無料で通行できます。ドライブウェイと違いパークウェイは、有料道路だったこともあり、ガードレールや車線などがきちんと整えられていますのでおすすめです。とはいえ、急な坂道やカーブなどが連続する山道ですので、慎重に、スピードを出し過ぎないようにする必要があります。徒歩での登山客なども通る道ですから、歩行者にも気を付けましょう。

人気の理由:頂上には無料駐車場

眉山の頂上には、眉山公園があり、そこの駐車場には無料で車をとめることができます。眉山公園から少し歩くと、眉山ロープウェイの終点・山頂駅付近の展望台へとアクセスできます。眉山山頂には、ミャンマー様式の仏塔「パゴダ」もあり、独特な景観を楽しむことができるのです。山頂から見下ろす徳島市内の風景は、四国でもトップクラスな景観で、山道をのぼってきた苦労に値するだけの絶景・名所となっています。

冬の徳島ドライブ観光の人気スポット2:大歩危・小歩危

Photo by alberth2

徳島県西端部にある有名な名所が「大歩危・小歩危(おおぼけ・こぼけ)」です。吉野川の激流が作り上げた、見応えたっぷりの奇岩が立ち並ぶ渓谷で、標高はさほど高くありませんが、四国の中でも山奥に位置する山道です。冬のドライブ時には冬タイヤを装備しておくと安心ですね。ドライブで大歩危小歩危エリアを観光する際には、「道の駅大歩危」が便利。その他、土産物屋や遊覧船乗り場などにも車を停めることができます。

大歩危で川下りを楽しもう

はるばる徳島市の端・大歩危小歩危までやってきたのであれば、大歩危小歩危の絶景を120%楽しみ尽くしましょう。ドライブで川沿いを走るだけでも、十分すぎるほど迫力に満ちた絶景を楽しめますが、やはり、おすすめは川下りなどのアクティビティです。ラフティングなどのアクティビティが有名ですが、冬の季節、水に濡れるのは少し抵抗が強いかもしれません。冬の季節には、遊覧船での川下りがゆったり絶景を楽しめておすすめです。

見どころ名所絶景の旅:大歩危峡の舟くだり

大歩危峡では、観光遊覧船でゆったりと川下りを体験できます。間近から見る大歩危渓谷の景色は、道路からは見ることができない絶景となっています。1日に何便も出ていますので、ぜひ乗ってみるといいでしょう。料金も大人1,200円と、体験型のサービスとしては破格な料金設定です。所要時間は往復30分となっていますので、時間があまりない日帰り旅行などにもぴったりですよ。

冬の徳島ドライブ観光の人気スポット3:祖谷渓谷

Photo by na0905

大歩危・小歩危のあるゾーン近くから東側に入っていくと、有名な見どころ「かずら橋」などがある「祖谷(いや)」渓谷ゾーンへ辿りつきます。絶景が広がる祖谷エリアは、は全体的に山深い土地に位置しています。そのため、乗用車でアクセスする際には、スタッドレスタイヤを必ず装着しておくようにしましょう。レンタカーの場合にも、予め伝えておけばオプションとして冬タイヤにかえてもらうことができます。冬タイヤで、安全安心な絶景ドライブを楽しみましょう。

川が「ひ」の形!ひの字渓谷

祖谷渓谷のドライブ旅で、ぜひとも足を運んでほしい有名な絶景見どころが「ひの字渓谷」です。このスポットは、川の形がきれいな「ひ」の形に見える見どころスポットで、断崖絶壁の下を流れる渓谷が織りなす自然の美を感じることができる場所でもあります。「祖谷温泉」や「祖谷の小便小僧」などへ向かう途中にある場所なので、ぜひとも立ち寄って自然の雄大さを感じてみてください。

ケーブルカーで下っていく露天風呂!祖谷温泉

ひの字渓谷から少し進むと、秘境の温泉地として有名な名所「祖谷温泉」へと辿りつきます。ここの見どころは、ケーブルカーを使ってしか行くことができないかけ流しの天然露天風呂です。本来は宿泊できる宿となっているのですが、日帰りや立ち寄りでの入浴もできてしまいます。日帰り入浴の料金は、ケーブルカーの利用料金も含めて大人1,700円です。立ち寄り湯としては少し高級な値段設定となっていますが、アルカリ性のお湯は濃厚で、納得の価格といえるでしょう。

祖谷渓の小便小僧像

祖谷渓谷にドライブで足を運んだ際、欠かさず足を運んで写真を撮っておきたい有名スポットがあります。それが、「祖谷渓の小便小僧像」です。ガケ下に向けて小便をたれるかのように設置されている小便小僧像で、とてもインスタ映えするスポットとなっています。断崖絶壁の間際に建っていますので、手前までは危なくていけませんが、なかなかいいアングルで撮影できる、見どころのあるスポットです。祖谷渓谷のシンボル的な有名な絶景名所です。

穴場の廃校跡のカフェ「ハレとケ珈琲」

祖谷渓谷をドライブした際に、ぜひとも立ち寄ってほしいカフェが「ハレとケ珈琲」です。ここは、小学校の廃校・教室に作られたカフェです。小学校跡地の散策も同時にできますし、カフェの内装は元々教室だったのをうまく使って雰囲気を作り上げています。「廃墟」が好きな方などにおすすめです。ここはロケーションだけでなく、ピザなどの料理も本格的でおいしいのがポイント。有名名所ではありませんが、おすすめしたい見どころスポットです。小学校の校舎をそのまま使っているのが、実に懐かしい雰囲気で映えますね。

冬の徳島ドライブ観光の人気スポット4:かづら橋

Photo by Travel-Picture

祖谷渓谷からさらに上流へとのぼっていくと、四国の中でも有名な見どころ名所「祖谷のかずら橋」があるエリアへたどり着きます。かづら橋は、植物のツルで作られた吊り橋で、渡るたびに大きく揺れる不安定な、度胸試しのようなスポットです。観光用の駐車場も整備されていてアクセスしやすいので、ぜひドライブ旅で訪れて絶景を堪能してください。

かずら橋は奥祖谷にもある

かずら橋というと、祖谷渓谷や大歩危の近くのものを思い浮かべる方が大半だと思います。かずら橋が気に入ったのであれば、さらに山の方へと登った場所にある「奥祖谷の二重かずら橋」を訪問してみるといいでしょう。距離にして30キロメートル、ドライブ時間にして50分ほど離れていますが、2つのかずら橋がかけられていますので、お得感が高いスポットですよ。後述する「かかしの里」や、落人伝説の地「落合集落」なども通過しますのでプランに組み込んでみましょう。

奥祖谷への道中にかかしの里

祖谷渓谷から奥祖谷へと向かう旅路の途中、人気もまばらな集落に、突如として人の気配が濃厚なエリアが登場します。しかし、そこにいるのは実際の人ではなく、大量の「かかし」。奥祖谷から国道439号線を少し西にいったところには、大量のかかしが飾られた「かかしの里」があります。全国各地に同じようなスポットがありますが、リアルさと規模感では全国でも屈指のレベルだといえるでしょう。ドライブの傍ら、足を止めてじっくり見てみるといいでしょう。

かかしの村が生まれた理由とは

ここ「かかしの里」では、200対以上のかかしが飾られています。自転車に乗った中学生のような「かかし」から、公民館で話し込む老人のような「かかし」まで、リアルなマネキンのような「かかし」が大量に点在しているのです。かかしの里がある集落は、限界集落で、人口もかなり減少しているエリアです。そんな集落を少しでも活気づけて楽しい雰囲気の町にしようと、かかしが設置されはじめたのです。今では、知る人ぞしる有名な名所・見どころとなっています。

冬の徳島ドライブ観光の人気スポット5:うだつの町並みと恋人峠

徳島市の西側・美馬市には、「うだつが上がらない」という表現の語源となった「うだつ」が見られる町並みが広がっています。伝統的な建造物や、伝統工芸・レトロなスポットなども見られるおすすめの見どころ。徳島市からほど近いエリアにありますので、ドライブ旅でぜひ訪れてみてください。町並みの近くには道の駅もありますので、駐車料金が無料なのもドライブ旅にはうれしいポイントですよね。

「うだつ」とは

「うだつ」とは、屋根の上に立て付けられている設備で、隣家との間につけられています。うだつは、防火の役割を背負っていますが……。うだつを上げる(作る)には、相当なお金が必要とされました。うだつが上がる家は裕福だ、ということを意味しているのです。ここから転じて、「なかなか出世できない人」のことを「うだつが上がらない」と表現するようになったのです。全国でもうだつを多数見られるのは、徳島県のここくらいとなっています。

竹細工のお店に立ち寄ろう

うだつの町並みを散策する際に、ぜひ訪れてほしいお店が「竹人形の里 時代屋」です。ここでは、竹で作られたかわいい人形などを買い求めることができます。また、オーダーメイドでその場で竹箸を作ってもらうこともできますので、観光の記念やお土産にぴったりです。特におすすめなのが、阿波踊りの様子を再現した「阿波踊り人形」。値段はピンキリですが、職人の手作りの割には安めの価格となっていて、買い求めやすい金額です。

恋人峠にも足をのばそう

うだつの町並みがある美馬市を、さらに南の方に進んだ山中には、恋人の聖地として知る人ぞ知る有名名所の「恋人峠」があります。ここのフェンスに南京錠をつけると、恋が成就し交際も順調にいくとの言い伝えがあります。穴場的な立地にある名所ですが、ドライブ旅なら少しの寄り道ですみますので、カップルデートを車でする方は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。峠がある国道492号線には、他に目ぼしい観光地がないのが少し残念ではありますね。

冬の徳島ドライブ観光の人気スポット6:鳴門の渦潮

Photo by sekido

徳島県北勢部のドライブ観光といえば、鳴門市の大渦は欠かすことができないスポットです。淡路島から車で来た方は、鳴門海峡大橋を通りますが、車道からは渦の観測がほとんどできません。そのため、渦を間近でみたい場合には、船のツアーに申し込むか、鳴門海峡大橋の歩道に行くか、近くの展望台から観測するか、という手段を選ぶ必要があります。展望台付近の駐車場は、非常に込み合うこともありますので、奮発して船を利用するのも一つの手でしょう。

渦の道で大うずをみよう

鳴門海峡大橋の徳島県側には、歩いてうず潮の真上までいける歩行者用通路「渦の道」があります。鳴門の大うずの壮大な眺めを、直上から見下ろしたい方は、ぜひ足を運んでみてください。船や展望台からは体験できない眺めを楽しめますよ。

うずしお汽船がおすすめ

Photo by wongwt

鳴門海峡大橋のすぐ下の部分には、「うずしお汽船」の出発口があります。うずしお汽船は、大人1,600円・小学生800円で乗船可能。鳴門の急流の中を突き進んでいき、渦潮が発生したり消えたりするのを、ごく間近でダイナミックに体験することができます。鳴門海峡大橋の歩道からも、渦潮を観測できますが、そちらと比べて満足度も段違い。ただ、時間帯によっては渦潮があまり現れないこともありますので、必ず潮見表で見どころな時間帯を把握しておきましょう。

潮見表|鳴門市うずしお観光協会

冬の徳島ドライブ観光まとめ

Photo by naitokz

以上、冬の徳島県のおすすめドライブスポットを8カ所紹介してまいりました。ディープな穴場から、誰もが知っているような有名な名所まで、幅広く紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。ドライブで足を運んでみたいと思えるようなスポットが1か所でも発見できたのであれば幸いです。ぜひとも当記事を参考にして、冬の徳島県をドライブで巡ってみてください。最後までお読みいただきありがとうございました。

sima
ライター

sima

国内の弾丸旅行が好きです。

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