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生野区の治安は実際どうなの?住む前&行く前に知っておきたい情報をご紹介!

生野区の治安は実際どうなの?住む前&行く前に知っておきたい情報をご紹介!

生野区に住む前や行く前に知っておきたい、実際の治安についてご紹介します。大阪市に位置している生野区は、地区のなかでも治安の差が大きい場所。学校や子供が多く治安がいい場所もあれば、犯罪件数が多く注意が必要な場所もありますので、この記事を読んで対策を考えましょう。

目次 [表示]

生野区はどんな特徴がある地区?

Photo by Metro Centric

大阪府大阪市の生野区がどんな地区なのかご存知でしょうか。有名な場所ではないため、他の地域に住む人にはあまり知られていません。まずは生野区がどのような特徴がある地区なのかをご紹介します。

大阪市東南部に位置している地区

生野区は大阪市東南部に位置しており、24行政区のうちの1つです。1943年に東成区から分離して誕生した生野区は約13万人が暮らしており、人口は市内でトップクラスの多さ。生野区は交通の便がいい場所で、小学校から高校まで学校施設が多くあるため、多くの人が暮らしています。

外国人比率が高い行政区

Photo by nappa

生野区は全国で最も外国人比率が高い行政区です。外国人が多い東京都新宿区が約12%なのに対して、生野区は約21%が外国人という驚異的な割合。全体的に日本で暮らす外国人が増加していますが、総人口の5分の1を超える割合で外国人が暮らす生野区は、外を少し歩くと外国人とすれ違います。

メーカー工場や中小企業の多いエリア

生野区の特徴は、個人商店や中小企業が多いこと。特に過去全国シェア90%を誇ったメガネのレンズは有名で、レンズの他にもゴム製品やガラス工業が有名な地区としても知られています。製薬会社や製菓会社の本社および工場も、生野区に所在するなど、幅広い産業の広がりを見せる場所でしょう。

生野区の治安の特徴と注意ポイントは?

Photo by Jackie.lck

大阪市に位置する生野区ですが、住む場合や行くときに気になるのが治安。一般的に大阪は治安が悪い場所が多いといわれていますが、実際のところ地区による差が大きいのです。場所によっていい悪いの差はありますが、生野区の治安はどうなのでしょうか。注意点、気をつけたいポイントをみていきましょう。

昼と夜の治安のギャップに要注意

大阪の中心エリアから近く、人口もトップクラスで多い生野区は、昼夜のギャップが大きい地区といえるでしょう。

場所によって雰囲気は異なりますが、昼やお店が営業している時間は基本的に賑やかです。昼は人通りが多い治安のいい場所ですが、夜になると人通りが減り、静かで暗い場所も多く、治安の不安定さがあらわれるでしょう。

生野区でも一部エリアは注意が必要

Photo by Metro Centric

大阪市の24行政区で治安のよさを表すランキングは13位です。ランキングで中間に位置する生野区は、治安がいい場所もあれば、悪い場所も存在する地区。凶悪犯罪の発生件数はそれほど多くはありませんが、自転車の盗難、侵入窃盗の軽犯罪は多いため注意が必要となります。

住む場合は、家の戸締りを気をつけるようにしましょう。

生野区で治安のいい地区①:桃谷駅周辺

Photo by hans-johnson

生野区で治安のいい地区が桃谷駅周辺エリア。生野区の中ではトップクラスで治安がいい場所として知られており、交通面、生活面、治安面で優れています。JR西日本大阪環状線の桃谷駅は、寺田町駅と鶴橋駅に挟まれている場所に位置しています。桃谷駅周辺の治安についてみていきましょう。

桃谷駅周辺の生活環境と特徴について

桃谷駅周辺は整備され、マンションも多く建設される場所。治安が安定しているエリアです。夜でも明るく、徒歩10分圏内に交番が2つあることで、犯罪の発生は抑制されています。繁華街が近い場所にありますが、閑静な街並みが広がっているのが特徴。駅周辺から離れると暗くなるため、夜道は注意するようにしましょう。

桃谷駅周辺は警察署が近くにある

Photo bySanta3

桃谷駅周辺の治安がいい理由として、警察署が近くにあることが挙げられます。駅周辺の徒歩圏内に2つの交番があるほか、生野警察署も近くにあるため、安定した治安が維持されているのです。

犯罪の発生件数も他のエリアに比べて低く、1人暮らしの女性が住む場所としても人気。周辺駅と比べると家賃相場も安い傾向があり、安心して暮らせる場所といえるでしょう。

桃谷駅周辺には幅広い層が暮らす

桃谷駅周辺は飲食店でお酒を提供する店が少なく、酔っ払いもほとんどいません。さらに、商店街や病院、コンビニ、スーパーなど公共機関や日常使うお店が多くあります。

生活をする際の不便がほとんどなく、幅広い層が住む場所。小学校から高校、専門学校、大学まで多くの学校もあり、子供を持つファミリー層も多く暮らしています。

生野区で治安のいい地区②:寺田町駅周辺

Photo by lasta29

生野区で治安のいい地区が、生野区の南西に位置している寺田町駅周辺です。寺田町駅は天王寺駅と桃谷駅の間にあり、下町の雰囲気が溢れる場所。駅自体は天王寺区にありますが、駅の東側は生野区に該当します。大阪駅まで乗り換えなしで行けるなど、交通の利便性が高くて便利。寺田町駅周辺の治安についてみていきましょう。

寺田町駅周辺の生活環境と特徴について

寺田町駅周辺は娯楽施設がほとんどない、静かで落ち着いた地区といえるでしょう。趣のある下町の空気感が漂っている、周辺の地域とは比べ物にならない別世界。大通りには、スーパーや飲食店などが立ち並んでいるので、住む際の利便性も抜群です。放置自転車も少なく、駅周辺は清潔。治安がいい状態でキープされています。

学校や関係施設が多くあり子供も多い

Photo by sabamiso

寺田町駅周辺の特徴は、学校施設が多いことです。小学校、中学校、高校、専門学校があり、駅近くには大阪教育大学も存在しているため、子供や学生が多く暮らす地区。子供の多い街は、治安がいいといえるでしょう。よく専門学校生や大学生をみかけますが、駅周辺には娯楽施設がないため騒ぐことはありません。

子供のいるファミリーで暮らす人が多い

治安のいい寺田町駅周辺は、子供を含むファミリーで暮らす家が多く、駅近くの商店街を抜けると現れる住宅街は、閑静な場所が広がっています。小さな子供がいる家もあり、賑わいも兼ね揃えていますが、ファミリー層を含む住民による地域の目があるため、防犯面も安心。

治安がいいにも関わらず、家賃も控えめ。住む場所としておすすめです。

生野区で治安のいい地区③:南巽駅周辺

Photo by rail02000

大阪メトロ千日前線の終点駅である南巽駅。駅周辺の治安は良好です。駅の東側が平野区と隣接している南巽駅は、地下鉄駅で地上に出るとすぐに街が広がります。駅周辺には、マンションやアパートなどの集合住宅だけでなく、昔からある一軒家もあります。住宅が多い、南巽駅周辺の治安についてみていきましょう。

南巽駅周辺の生活環境と特徴について

南巽駅周辺は、周辺駅よりも家賃相場が安くて治安のいい地区です。大型ショッピング施設や娯楽施設はありませんが、コンビニや小さなお店が多いため、生活面での利便性には問題ありません。

駅は路線の端で始発駅になるため、混雑する電車で座ることができる点もメリット。街並みは少々古めですが、子供のいる家族や1人暮らしなど幅広い層におすすめです。

エリア内で発生する犯罪件数が少ない

Photo by merec0

南巽駅周辺は、地元の人の間であまり治安がよくない場所として有名でした。しかし、犯罪発生件数を他の地域と比べると高くありません。その理由の1つは南巽駅の西側と北側の両方に交番があるためです。警察官が定期的にパトロールや巡回に行っており、犯罪抑止につながっているのです。

幅広い世代が通う学校や関連施設が多い

駅周辺には、幼稚園、小学校、中学校など学校施設が多くあります。小さな子供もいるエリアで、アットホームな雰囲気があり、ファミリー層が暮らしています。子供のいる家族が多くいるエリアは、地域ぐるみで防犯面の対策を実施していることが特徴でしょう。

ファミリー向け以外にも単身用マンションもあり、治安がいいためおすすめです。

生野区で治安の悪い地区①:鶴橋駅周辺

Photo by titanium22

生野区で治安が悪い地区が、鶴橋駅周辺です。大阪環状線の住みたくない場所で1位になるなど、治安が悪い場所として有名で、大阪の他のエリアに暮らしている人も、鶴橋駅周辺は治安が悪いというイメージを持っています。鶴橋駅周辺に降りたつときは、行動を気をつける人も多くいることでしょう。

注意が必要な鶴橋駅周辺の治安についてみていきましょう。

鶴橋駅周辺の生活環境と特徴について

鶴橋駅周辺は、駅を出た瞬間に焼肉の匂いが広がる不思議な街です。近くには商店街やコリアンタウンがあり、異国の少し変わった雰囲気が特徴で、飲食店や居酒屋が多く、食の激戦区としても有名な場所。酔っ払いが騒いでいることもあるため、絡まれないように注意が必要となります。特に女性は気をつけましょう。

周辺は高架線下になっているため薄暗い

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駅周辺が高架線の下に位置しているため、街全体に薄暗い印象を受けます。夜の暗い時間帯だけでなく、明るい日中でも薄暗いため注意が必要でしょう。大通りは、比較的安全な場所が多いのですが、裏路地は不審者情報が多く、1人で歩く場合は気をつける必要があります。

鶴橋駅周辺に住む際に気をつけるポイント

治安が悪いとされている鶴橋駅周辺で、住む際に気をつけるポイントは女性の1人暮らしです。薄暗く不審者の情報も多いのですが、意外と犯罪の発生率はそれほど高くありません。しかし、多くない中でも、公然わいせつは数件発生しているため、女性の1人暮らしや外出は注意が必要でしょう。

生野区で治安の悪い地区②:北巽駅周辺

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生野区で治安の悪い地区としてあげられるのが北巽駅周辺。北巽駅は、治安がいいといわれている南巽駅から1駅先にある駅です。子供のいるファミリー層も住んでいる場所ですが、大阪市内でも犯罪が多く、トップクラスで治安が悪いことで有名。居住を考えている方は、気をつける必要があります。

北巽駅周辺の生活環境と特徴について

北巽駅周辺は、西側と東側で雰囲気が違います。西側はスーパーや家電量販店などお店が多く、住宅街もありますが、大通りに入ると騒音がうるさい場所です。東側は学校があり、子供のいる家族が多く暮らしているため、人目もあって治安は安定しているのが特徴。

しかし、東側にも危険な場所があるため、気を抜かないようにしましょう。

大阪でもトップクラスの犯罪発生件数

Photo by GU / 古天熱

北巽駅周辺は、犯罪の発生件数が大阪市内でもトップクラスです。

多く発生している犯罪は、盗難、ひったくり、痴漢行為。さらに、子供への事案も複数あります。暴行事件など悪質な事案も発生しているため、年齢や性別を問わず注意が必要でしょう。外出する際には、夜間は避けるようにして周囲に注意しながら気をつけましょう。

実際に北巽に住む際に気をつけるポイント

北巽駅周辺に住む際に気をつけるポイントは、被害に遭わないための対策です。2019年だけでも、ひったくり、暴行、子供への声かけ、痴漢が多数発生しています。これらの事案は外出中が多いため、人通りが少ない場所を避ける、夜間は出歩かないなど、居住を考えている方は、自己防衛用の対策を考えなければなりません。

生野区では治安の悪い場所に気をつけよう!

Photo byolmusician

住む前と行く前に知っておきたい生野区の治安情報をご紹介してきました。生野区は、治安のいい場所と悪い場所の差が激しい地区です。治安の悪い場所では、夜間の外出を避けるなど気をつけることが重要でしょう。治安のいい場所、悪い場所、双方の情報を知り、上手に街と付き合っていくことをおすすめします。

skylee
ライター

skylee

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