×

埼玉はださいたま?翔んで埼玉でもネタにされる埼玉がディスられる理由は?

埼玉はださいたま?翔んで埼玉でもネタにされる埼玉がディスられる理由は?

「ださいたま」は、埼玉をディスるときによく使われる言葉です。映画「翔んで埼玉」のヒットもあり、「ださいたま」が再度注目されています。なぜ「ださいたま」という言葉が生まれたのか、なぜ埼玉がディスられているかについて解説します。

目次 [表示]

映画「翔んで埼玉」でもネタにされる

Photo byDerks24

2019年、映画『翔んで埼玉』が公開され「ださいたま」は再び話題に挙がります。『翔んで埼玉』は、漫画家の魔夜峰央が描いた漫画作品です。執筆当時、魔夜は埼玉の所沢在住で編集長も同じ所沢市民でした。「原稿の催促がくるのでは」というストレスで張り詰めている中で『翔んで埼玉』が誕生しました。

「翔んで埼玉」のあらすじ

舞台は、居住地による差別が深く根付いた関東地方です。東京にある白鵬堂学院に、アメリカに留学していた麻実麗が転校してきます。容姿端麗で文武両道、さらに都会的な振る舞いもあり学生たちを惹き付けます。

生徒会長の白鵬堂百美は当初、彼を煙たがってましたが次第に惹かれていきます。しかし、麻実の正体はれっきとした埼玉県民で埼玉を解放するために活動中でした。

バラエティ番組「月曜から夜ふかし」で話題に

Photo by plfonne

もともと『翔んで埼玉』は1980年代に生まれた漫画で、発表当時は話題に挙がりませんでした。しかし、2010年代に入ってテレビ番組『月曜から夜ふかし』で取り上げられることによって、出版社は増刷を余儀なくされました。

以後、口コミで本作品の評判は広がっていき、2019年の映画化につながっていきます。

実写映画は2019年のブルーリボン賞を受賞

2019年には、実写映画版『翔んで埼玉』が公開されました。興行収入は37億円超えで大ヒットを飛ばし、2019年のブルーリボン賞の作品賞に輝きました。

さらに、2019年の埼玉県知事選挙では、啓発ポスターに『翔んで埼玉』の白鵬堂百美と麻実麗が起用されます。投票率も16年ぶりに投票率が30%台に乗るなど、埼玉県内でも大きな盛り上がりを見せました。

埼玉はよいところもたくさん!

Photo by Kentaro Ohno

「海が存在しないから」「魅力的な名産品・観光地が存在しないから」などの理由で、埼玉はディスられていました。埼玉県民の服装のダサさ・垢抜けない性格もタモリがおちょくったことで「ださいたま」は誕生したのでした。

しかし、埼玉県には観光地・名産品など、他の都道府県にはない魅力がたくさんあります。もし興味が出てきたら、ぜひ埼玉に足を運んでみてはいかがでしょうか。

gakuneko
ライター

gakuneko

千葉県生まれ、千葉県育ちの20代後半。北海道が大好きです。特に夏の北海道は私の心の故郷です!

前へ
今、あなたにオススメの記事

関連記事

人気ランキング