目次 [表示]
- 冬の石川観光は魅力がいっぱい
- 冬の石川観光の魅力スポット名所編【5選】
- 冬の石川観光の魅力スポット名所編①:兼六園
- 冬の石川観光の魅力スポット名所編②:近江町市場
- 冬の石川観光の魅力スポット名所編③:輪島朝市
- 冬の石川観光の魅力スポット名所編④:ひがし茶屋街
- 冬の石川観光の魅力スポット名所編⑤:尾山神社
- 冬の石川観光の魅力スポット温泉地編【4選】
- 冬の石川観光の魅力スポット温泉地編①:山中温泉
- 冬の石川観光の魅力スポット温泉地編②:和倉温泉
- 冬の石川観光の魅力スポット温泉地編③:粟津温泉
- 冬の石川観光の魅力スポット温泉地編④:湯涌温泉
- 冬の石川観光の魅力スポット絶景編【4選】
- 冬の石川観光の魅力スポット絶景編①:白米千枚田
- 冬の石川観光の魅力スポット絶景編②:曽々木海岸
- 冬の石川観光の魅力スポット絶景編③:那谷寺
- 冬の石川観光の魅力スポット絶景編④:鶴仙渓
- 冬の石川観光の魅力スポット美術館編【4選】
- 冬の石川観光の魅力スポット美術館編①:金沢21世紀美術館
- 冬の石川観光の魅力スポット美術館編②:中谷宇吉郎雪の科学館
- 冬の石川観光の魅力スポット美術館編③:ルミュゼドゥアッシュ辻口博啓美術館
- 冬の石川観光の魅力スポット美術館編④:永井豪記念館
- まとめ
冬の石川観光は魅力がいっぱい
石川県は金沢、能登、輪島など大変見どころの多い人気の観光県として、世界中から多くの観光客がやってきます。また北陸の新鮮な海の幸、伝統工芸、美しい和菓子、温泉、景観など、旅先で楽しむことが多すぎるほどです。冬は観光客が減りますが、逆に冬だからこそできる体験や出会いがたくさん待っています。北陸新幹線の開通でアクセスも容易になり、いまや遠い場所ではなくなった石川県の冬の旅を堪能しましょう。
冬の石川観光の魅力スポット名所編【5選】
冬の石川観光の魅力スポット名所編①:兼六園
石川県を代表する観光地金沢で、まず名前が挙がる名所といえば「兼六園」でしょう。兼六園は日本三名園のひとつで、加賀藩によって造営された池泉回遊式日本庭園です。日本を代表するこの美しい庭園は、世界中から観光客が訪れる人気の観光地です。四季ごとに移ろう表情は趣があり、何度でも足を運んでみたくなります。特に冬の雪吊は有名で、兼六園を代表する姿として紹介されていますね。「兼六園を見ずして、金沢は語れない」と言っても過言ではない必須の名所です。
冬の石川観光の魅力スポット名所編②:近江町市場
観光客のみならず、金沢市民の台所として人気の名所「近江町市場」。市場内には北陸の海の幸、青果、乾物、菓子、酒、洋品、花などのお店が所狭しと並び、活況を呈しています。旬の獲れたての海の幸やカットフルーツ、名物の近江町コロッケを頬張りながらのブラブラ歩きが楽しいですよ。ゆっくり座って食事をしたい方には、2階の飲食店フロアで新鮮なネタがたっぷりと盛られた海鮮丼がおすすめ。冬にはカニ、のどぐろ、ブリ、牡蠣が食べごろです。ぜひグルメ三昧の旅を!
冬の石川観光の魅力スポット名所編③:輪島朝市
能登半島を訪れたなら、必ずはずせないおすすめの名所が「輪島の朝市」です。その歴史は古く、平安時代の文献にすでに市が開かれていたことが記されています。朝早くから元気の良い女性たちの声が朝市通りに飛び交い、とても活気のある場所です。200件ほどの露店では産地直送の野菜、新鮮な海の幸、干物、民芸品などを扱っており、地元の女性たちとの値段交渉を楽しみながら買い物が楽しめます。名物の「えがらまんじゅう」や「いしるせんべい」の食べ歩きをしながら、じっくりとお土産選びにもいそしみましょう。
冬の石川観光の魅力スポット名所編④:ひがし茶屋街
風情ある和の町並みで、しっとりと散策を楽しみたい方には「ひがし茶屋街」がおすすめです。地区全体が重要伝統的建造物群保存地区に指定され、レトロシックな町屋が建ち並んでいます。茶屋街には、伝統工芸品や菓子、雑貨、甘味処などの店があり、和の雰囲気を感じながら、食事やお買い物ができます。日が暮れると昼間の喧騒がうそのような、ひっそりとした街並みが印象的です。暗闇に灯ったオレンジ色の街灯をたよりに洒落た隠れ家を目指し、大人の時間を謳歌しましょう。
冬の石川観光の魅力スポット名所編⑤:尾山神社
金沢の中心部に位置する、加賀藩祖前田利家公と正室お松の方を祀った「尾山神社」。鳥居の奥に見える神門は、和漢洋の三様式が用いられた独特なスタイルで、国の重要文化財に指定されています。神門の最上階にはステンドグラスがはめ込まれ、女性的な優しさが感じられます。夜になるとライトアップされ、繁華街にある神社にもかかわらず幻想的な雰囲気が漂っているので必見の価値ありです。また金沢市の指定名勝となっている池泉回遊式庭園も見どころ。冬の雪をかぶった庭園も見逃せませんよ!
冬の石川観光の魅力スポット温泉地編【4選】
冬の石川観光の魅力スポット温泉地編①:山中温泉
加賀温泉郷のひとつ「山中温泉」は、奈良時代の高僧行基によって発見されたと伝えられている名湯です。周囲の自然環境は素晴らしく、温泉街は大聖寺川の渓谷沿いに建ち並んでいます。見どころは鶴仙渓やこおろぎ橋、あやとり橋、黒谷橋などを巡る遊歩道歩き。また湯けむりに包まれた温泉街散歩もおすすめです。山中温泉の冬の楽しみと言えば「カニ汁大鍋の振る舞い」。山中温泉出身のあの道場六三郎氏監修のかに汁大鍋を、地元で生産された山中漆器で味わうことができます。アツアツのかに汁と温泉で北陸の厳しい寒さも何のそのですね!
冬の石川観光の魅力スポット温泉地編②:和倉温泉
七尾市に位置する「和倉温泉」は、1200年以上の歴史をもつ日本有数の高級温泉街。中でも日本一といわれる「加賀屋」は、一度は行ってみたい憧れの旅館として全国的にも有名です。温泉は、唯一北陸で海から湧き出しているもので、高温、豊富な湯量が特徴となります。穏やかな七尾湾に面した温泉街からは、正面に能登島大橋と能登島の絶景を望むことができます。冬の和倉温泉で旬の海の幸と最高のおもてなしを堪能し、至福の時間を過ごしてみませんか?
冬の石川観光の魅力スポット温泉地編③:粟津温泉
北陸最古の「粟津温泉」は、山中、山代、片山津とともに加賀温泉郷のひとつに数えられています。泉質がなめらかで無色透明の温泉は「美人の湯」として知られ、女性ファンが多いそうです。粟津温泉には江戸時代から伝わる「おしょべ恋物語」という、若い二人が紆余曲折を経て大恋愛を成就させた物語があります。このことからプロポーズを応援する「恋人の聖地プロジェクト」のプロポーズに適した場所100選のひとつに選ばれています。恋人と一緒に雪景色と温かい温泉を楽しんではいかがでしょうか?
冬の石川観光の魅力スポット温泉地編④:湯涌温泉
ひと通り金沢観光が終わったら日帰りで「湯涌温泉」に行かれてはいかがですか?金沢の奥座敷と称されるひっそりと山間に佇む湯涌温泉は、加賀藩主とその一族が足繁く通った名湯です。金沢駅からバスで1時間ほどとアクセスも良いので、景色を眺めながらあっという間に到着します。手軽に利用できる足湯や日帰り温泉も充実。金沢観光で街中の喧騒から離れ、ゆったりとした時間を過ごしたい方にはおすすめですよ!
冬の石川観光の魅力スポット絶景編【4選】
冬の石川観光の魅力スポット絶景編①:白米千枚田
輪島市白米町にある棚田「白米千枚田」は、約1000枚の小さな田んぼが海沿いの斜面に階段上に重なり、海へと広がっています。日本の棚田100選、国指定文化財名勝に指定されており、またこの景色は2011年に「世界農業遺産」にも認定されました。毎年10月中旬から3月中旬にかけ、この白米千枚田が環境に配慮したLEDの優しい光に包まれます。幻想的なイルミネーションは、まるで天の川を連想させますね。冬にぜひとも見ておきたいおすすめの観光地です。
冬の石川観光の魅力スポット絶景編②:曽々木海岸
国の名勝および天然記念物に指定された「曽々木海岸」は能登半島有数の景勝地です。日本海の荒波によって浸食された奇岩や豪快な岩礁が見られる男性的な海岸と言えます。見どころは荒々しさを象徴する巨岩「窓岩」や「垂水の滝」。窓岩は岩の中心に直径2メートルの穴が開いたもので、その穴を通して夕日が光り輝く姿は息を吞む美しさです。垂水の滝は海岸沿いにあり、落差35メートルの滝の水が直接海に注いでいます。冬場には日本海から吹き付ける強風により水が舞い上がって、水が落ちてこない珍しい現象が見られますよ。
曽々木海岸のもうひとつの冬の見どころが「波の花」です。波の花は季節風が強く、波の高い日に岩に打ち寄せる波が白い泡になって空中に浮遊する、この泡のことを言います。海中に浮遊する植物性プランクトンの粘液が波にもまれ白い泡に変わる現象なのです。海が綺麗でないとこの現象は起きません。一定の自然条件が重なると起こる、貴重な景色を目に焼き付けてみたくなりますね。波の花は付着するとシミになるため注意しましょう。
冬の石川観光の魅力スポット絶景編③:那谷寺
小松市那谷町にある「那谷寺(なたでら)」は白山を信仰する歴史あるお寺です。白山とは霊峰白山のことで、本尊の千手観世音菩薩を岩窟内に造られた本殿に安置しています。7棟の国の重要文化財と名勝指定園は見どころです。そのひとつ奇岩遊仙境と称する庭園には、太古の昔に海底噴火が起こった跡と伝えられる奇岩があり、秋は紅葉の名所として知られています。冬は境内の展望台から雪をかぶった奇岩や雪吊の景色が得も言われぬ美しさです。
冬の石川観光の魅力スポット絶景編④:鶴仙渓
加賀市山中温泉にある大聖寺川の中流に沿った渓谷「鶴仙渓」。山中温泉の人気散策スポットとして知られています。約1キロの区間は遊歩道が整備されており、川にかかる3つの個性的な美しい橋も見どころです。北陸随一の渓谷美と称され、四季折々の景色と川の流れによってできた奇岩や小さな滝が目を楽しませてくれます。また冬には雪が積もり、幻想的な水墨画の世界を静寂と共に味わうことができます。雪景色と露天風呂の両方を満喫できるおすすめの観光地です。
冬の石川観光の魅力スポット美術館編【4選】
冬の石川観光の魅力スポット美術館編①:金沢21世紀美術館
兼六園そばに位置し、現代美術を収蔵する美術館である「金沢21世紀美術館」。ガラス張りの円形の建物は、金沢市民から愛称「まるびぃ」と呼ばれ親しまれています。全国から多くの人が訪れる金沢の人気観光地のひとつです。現代アートを身近に見たり、触ったりして楽しめる美術館になっています。作品の中でもとりわけ話題になっているのが、エルリッヒ作の「スイミングプール」。まるで水の中に潜っているかのような空間は大人も子供も楽しめます。駅からのアクセスも良く、冬でもたっぷりとアートに触れる時間が過ごせますよ!
冬の石川観光の魅力スポット美術館編②:中谷宇吉郎雪の科学館
雪や光の不思議を楽しませてくれる「中谷宇吉郎雪の科学館」。中谷宇吉郎は世界で初めて人口の雪の結晶を生み出し、雪や氷の研究に力を注いだ人物です。見どころは、雪や氷に関するさまざまな実験や氏の生涯、業績を紹介する映画など。またこの科学館は世界的に有名な建築家「磯崎新」が設計、遠くにそびえる白山や眼前の柴山潟を一体として取り込んだ建物が特徴です。館内のティールーム冬の華はガラス張りの向こうに雄大な景色が見え、ゆっくりと落ち着ける空間でお茶がいただけます。雪だけでなく建築に興味のある方もぜひ訪れてみてください。
冬の石川観光の魅力スポット美術館編③:ルミュゼドゥアッシュ辻口博啓美術館
七尾市出身の有名パティシエ辻口博啓氏のプロデュースする美術館「ルミュゼドゥアッシュ」。和倉温泉街に位置するモダンな外観の美術館です。館内に一歩踏み入れると、目の前には七尾湾の素晴らしい景色が広がっています。美術館は辻口氏デザインの砂糖を使った芸術作品の展示、パティスリーブティック、カフェの構成。地元の素材にこだわったオリジナルのスイーツやドリンクがいただけるとあって女性に人気のスポットです。和倉温泉に出かけたら、散歩がてら立ち寄りたいですね!
冬の石川観光の魅力スポット美術館編④:永井豪記念館
漫画好きの方におすすめなスポットが「永井豪記念館」。輪島市出身の漫画家永井豪の記念館です。輪島の新名所として賑わいをみせています。エントランスに一歩踏み入れると、あの懐かしの「マジンガーZ」が観光客を迎えてくれます。原画、フィギュア、数々の名作のヒストリーなど、永井豪ファンでなくても楽しめる記念館です。輪島の朝市見学と併せて訪れてみてはいかが?
まとめ
石川県は、魅力的なおすすめの観光地や温泉街、絶景スポットなどが盛りだくさんで、人気があるのも納得です。冬場は特にカニ、甘えび、のどぐろなどの新鮮な海の幸と石川ならではの美味しい日本酒を味わいたいものですね。こちらでご紹介した人気の観光地は1年を通じていつ訪れても素晴らしいですが、ぜひ冬場に行かれることをおすすめします。北陸石川県ならではの風情を感じる素敵な旅になること間違いなしですよ!