ナイジェリアの面積は日本の何倍？人口は？国土の大きさや違いを比較！

ナイジェリアと日本の大きな違いは気候が異なることです。ナイジェリアの気候は熱帯雨林気候に属し、一年中を通して高温多湿の気候となります。特に、4月〜10月の雨季は降水量が非常に多く、各地で洪水になることも少なくありません。

対する日本はモンスーンの影響で四季がはっきりしているので、年間を通して降水量が多めです。

ナイジェリアは世界の国の面積ランキングでは30位なのに対して、日本は60位です。ナイジェリアと日本の面積を比較すると、ナイジェリアの国土面積は日本の約2.5倍の大きさもあります。

ナイジェリアは四角型で日本は縦長なのでややわかりづらいのですが、その差は北海道で例えると6.5個分にあたる545,873平方キロメートルもあります。

ナイジェリアは世界の人口ランキングで7位なのに対して、日本は10位です。ナイジェリアと日本の人口を比較すると、ナイジェリアの人口は日本の約1.6倍も多いです。

日本の人口は減少傾向にありますが、ナイジェリアの人口ピラミッドはきれいな富士山型で若年層が非常に多いのが特徴です。人口は今後も増加傾向にあるので、日本との差は今後も広がっていくと予想されます。

ナイジェリアは世界の人口密度ランキングで55位なのに対して、日本は28位です。ナイジェリアと日本の人口密度を比較すると、ナイジェリアの人口密度は日本の約2/3倍ほどです。

比較的大きな差はないような人口密度ですが、ナイジェリアの人口の増加傾向を考えると人口密度も同様に増えていくと予想されるため、日本との差は縮まっていくことでしょう。

ナイジェリアは世界196カ国の中でも面積は30位、人口は7位、人口密度は55位といずれも上位に位置しており、アフリカの中では人口大国と呼ばれるほど想像以上に大きな国です。特に人口は今後も増えていく予想になっており、さらに大国となっていくでしょう。

ナイジェリアと一番近い面積の国は南アメリカに位置するベネズエラです。その差は7,373㎢で、およそ熊本県ほどの差です。ベネズエラは、面積は同じような広さですが人口は2887万人ほどしかおらず、ナイジェリアの7分の1以下で、国土の40％以上が自然保護区域に指定されています。

面積が似通っていても国土の違いで人口も大きく変わることがわかります。

ブラジルは世界6位、ナイジェリアは世界7位といずれも世界の中で人口がトップクラスに多い国です。ブラジルは人口だけでなく国土面積も広く、世界5位の広さを持ちます。

しかし、ブラジルの人口ピラミッドは生産年齢人口が多いつり鐘型ですが、ナイジェリアは若年層が多い富士山型です。2050年頃にはナイジェリアはブラジルや他国を抜いて、世界3位の人口となる見通しです。

ナイジェリアと一番近い人口密度の国はヨーロッパに位置するスイスです。ナイジェリアの面積はスイスの22.5倍ほどあるにも関わらず、人口密度はほとんど変わりません。

スイスが「移民の国」であり、過去の50年間のスイスの人口増加率が常に1%以上であるのが要因です。スイスには主にEU加盟国から外国人労働者が集まっています。