目次 [表示]
- 札幌観光で人気の穴場スポットをご紹介!
- 札幌観光の穴場スポット①:食を楽しむ
- 北菓楼札幌本館(中央区)
- きのとや東苗穂工場(東区)
- 千歳鶴酒ミュージアム(中央区)
- 札幌観光の穴場スポット②:歴史にふれる
- 北海道知事公館(中央区)
- 北海道大学総合博物館(北区)
- 旧永山武四郎邸(中央区)
- 札幌伏見稲荷神社(中央区)
- 札幌観光の穴場スポット③:芸術・文学にふれる
- 北海道立三岸好太郎美術館(中央区)
- 北海道立文学館(中央区)
- 大通公園・ブラックスライドマントラ(中央区)
- 札幌観光の穴場スポット④:自然に触れる
- 中島公園(中央区)
- 円山公園(中央区)
- 幌見峠展望駐車場(中央区)
- 北海道大学植物園(中央区)
- 石山緑地(南区)
- 札幌観光で穴場スポットを思い切り楽しもう!
札幌観光の穴場スポット②:歴史にふれる
札幌の歴史は意外なことに古く、明治以前も少数の和人とアイヌ民族が生活していました。その証拠に札幌の中心部でも、縄文時代の遺跡が発見されています。札幌の意外な歴史にもふれられ、知的好奇心を満たしてくれる隠れたおもしろい札幌観光地の穴場スポットを楽しみましょう。
北海道知事公館(中央区)
北海道知事公館は札幌中心部にある、大正4(1915)年から昭和27(1957)年まで三井財閥の迎賓館だった建物です。むき出しになった柱やハリの骨組みの赤としっくいの白のコントラストが美しく、建築物が好きな人は十分に楽しいと思えるスポットです。
内部も無料見学できるので、見どころである高い天井の大きな空間もチェックし、華やかだった往時を感じてみましょう。
市民憩いの庭園には竪穴住居跡がある
北海道知事公館は庭園も見どころで、広々とした芝生のほかに樹木や復元された小川もあります。ピクニックをする人や散歩をする人など、市民憩いの楽しいレジャースポットとして人気です。隠れスポットである擦文時代の竪穴(たてあな)住居跡もあるので、古代のロマンに思いをめぐらせてみるのもおもしろいでしょう。
住所 | 〒060-8611 札幌市中央区北1条西16丁目 |
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公式サイトURL | https://www.city.sapporo.jp/keikaku/keikan/rekiken/buildings/building06.html |
電話番号 | 代表電話:011-211-2111 |
駐車場 | あり 10名以上の団体の場合は、事前連絡をしてください。 |
アクセス | 地下鉄東西線「西18丁目」下車、徒歩5分 |
営業時間 | 9時00分~17時00分 ※庭園 8時45分〜17時30分(時期により異なる) |
定休日 | 土・日・祝日、年末年始 ※庭園 12月1日〜4月28日 |
北海道大学総合博物館(北区)
北大総合博物館は札幌駅から徒歩で行ける場所にあり、400万点以上の標本や資料が蓄積されています。マンモスの実物大模型、化石などの標本観察、北海道の成り立ちを無料で学べる、見どころのあるおもしろい施設です。
モダーン・ゴシック風の建物の見どころは、3階まで吹き抜けのアインシュタイン・ドームとレリーフです。少し足を延ばして第2農場のモデル・バーンもおすすめです。
北大散策やカフェでひと休み
北海道大学構内には、手入れされた美しい芝生広場や池、小川もあり、レジャー気分で過ごせる公園のような楽しい雰囲気です。一般者も利用できる学生食堂とレストランやカフェも人気なので、見学や散策のあとは北大のグルメを楽しみましょう。
北大総合博物館にもカフェがあり、北海道の素材にこだわったサンドウィッチやカレーなどの軽食が味わえます。
住所 | 〒060-0810 札幌市北区北10条西8 |
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公式サイトURL | https://www.museum.hokudai.ac.jp/outline/ |
電話番号 | 011-706-2658 |
アクセス | JR札幌駅北口から徒歩約10分 |
営業時間 | 10:00-17:00 |
定休日 | 月曜日(※祝日は開館し、翌平日は休館) |
旧永山武四郎邸(中央区)
旧永山武四郎邸は無料見学できる隠れた観光地です。札幌中心部の木立が美しい公園にあり、明治時代の第2代北海道庁長官の旧宅として建てられました。見どころは、純和風書院座敷と洋風の応接室がつながった和洋折衷の部屋で、往時の華やかさを感じられます。
北側には、永山の逝去後に三菱鉱業セメントが買い取って設置した、白木と緑の屋根のコントラストが美しい洋館が並びます。
ナガヤマレストハウスで洋食を満喫
旧三菱鉱業セメントの建物は、和洋折衷喫茶ナガヤマレストハウスとして利用されています。雰囲気にぴったりの洋食料理が楽しめ、2種類のルーを一度に楽しめるカレーや自家製のフォンドヴォーを使用したビーフシチューが人気です。
公園の隣には、サッポロビールの前身である開拓使麦酒醸造所の跡地に建てられたサッポロファクトリーがあるので、ショッピングにもぴったりです。
住所 | 〒060-0032 札幌市中央区北2条東6丁目 |
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公式サイトURL | https://sapporoshi-nagayamatei.jp/ |
電話番号 | 011-232-0450 |
アクセス | 市営地下鉄東西線「バスセンター前駅」10番出口より徒歩10分 |
駐車場 | あり 車椅子利用者等駐車場 1台 |
営業時間 | 9:00~22:00 |
定休日 | 毎月第2水曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始 |
札幌伏見稲荷神社(中央区)
札幌伏見稲荷神社は明治時代からまつられており、冬には27本の鳥居と雪が映える美しいスポットとして人気上昇中です。札幌を見守るように、藻岩山の中腹の標高88メートルに鎮座し、パワースポットとしても知られています。元気のある人は、隠れスポットの100段ほどある旧参道の階段で上るのもおもしろいですよ。
参道入口のミッシュハウスでパフェに舌つづみ
札幌伏見稲荷神社の参道入口の隣には、人気のアイスクリーム専門店ミッシュハウスがあります。北海道の食材にこだわり、ハスカップやトウモロコシ、ヒマワリのほか、おもしろいところではカニなどの風味を楽しめます。
1階はアイスクリーム専門ですが、札幌の市街地を一望しながら楽しめる2階のパフェテラスがおすすめです。
住所 | 〒064-0942 札幌市中央区伏見2丁目2-68 |
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電話番号 | 011-562-1753 |
アクセス | もいわ山ロープウェイ駅で下車し、徒歩約18分市電西線16条で下車し、徒歩約20分 |
駐車場 | あり 社務所横十数台ほど |
札幌観光の穴場スポット③:芸術・文学にふれる
文学や芸術が好きな人は、札幌の観光地として穴場な存在の文学館や美術館がおすすめです。北海道ゆかりの、世界的に著名な文学家や芸術家などの作品や資料にふれられます。これらの資料を通して、作家たちに与えてきた北海道や札幌の風土を感じるのも、おもしろい体験でしょう。
北海道立三岸好太郎美術館(中央区)
三岸好太郎美術館は北海道知事公館の庭園にあり、31歳で亡くなった戦前の洋画家、三岸好太郎の作品を展示しています。200点超の作品を、季節ごとにテーマを設けて入れ替わりで展示しています。特に有名な作品は『蝶と貝殻』で、稲垣吾郎さん主演のテレビドラマ『催眠』にも登場しました。
音楽会などのイベントも開催
北海道立三岸好太郎美術館は、金曜や土曜日などに音楽会などのイベントを開催していまます。アットホームな空間のなか旅先で音楽を楽しむのも、おもしろい体験です。道路を挟んで北海道立近代美術館もあるので、あわせての鑑賞も美術ファンには楽しいひとときになることとでしょう。
住所 | 〒060-0002 札幌市中央区北2条西15丁目 |
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電話番号 | 011-644-8901 |
公式サイトURL | http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/mkb/ |
アクセス | 地下鉄東西線「西18丁目」下車、徒歩10分中央バス・JR北海道バス(札幌⇔小樽・手稲方面)「道立近代美術館」下車、徒歩5分 |
駐車場 | あり 無料(2台) |
営業時間 | 9:30分~17:00 ※入館は16:30まで |
定休日 | 月曜(祝日の場合は翌火曜)、年末年始、その他展示替え期間など |
北海道立文学館(中央区)
北海道立文学館は、石川啄木や三浦綾子などの北海道にゆかりのある作家の資料を収蔵・展示しています。作品の背景にある作家の思いや北海道の風土や歴史なども紹介しているので、新たな視点で作品を読めるはずです。要チェックは、北海道の先住民族とされている知里幸恵などのアイヌ民族の文学資料です。
足を延ばして札幌護国神社と弥彦神社へ
北海道立文学館の近くには札幌護国神社と弥彦神社があります。札幌護国神社は西南戦争で亡くなった屯田兵をおまつりしていますが、境内には八百万の神々をお生みになった夫婦神をおまつりし、多くのご利益があるという隠れたパワースポットの多賀神社もあります。
弥彦神社は明治時代に新潟県からの移住者が建立しましたが、縁結びのご利益があるので札幌の穴場観光地としても人気です。
住所 | 〒064-0931 札幌市中央区中島公園1番4号 |
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公式サイトURL | http://www.h-bungaku.or.jp/guide/access.html |
電話番号 | 011-511-326 |
アクセス | 地下鉄南北線「中島公園」駅(出口3番)下車徒歩6分地下鉄南北線「幌平橋」駅(出口1番)下車徒歩7分 |
駐車場 | あり |
営業時間 | 9:30~17:00(展示室入場は16:30まで) |
定休日 | 月曜日(ただし、月曜日が祝日等の場合は開館)と年末年始(12月28日~1月4日) |
大通公園・ブラックスライドマントラ(中央区)
ブラック・スライド・マントラは、有名な大通公園の西9丁目にあります。世界的芸術家のイサム・ノグチ氏が設計した黒かこう岩の滑り台で、隠れた札幌観光のレジャースポットとして人気です。見ているだけでも満足できる美しさですが、大人もアートな滑り台を体感すると、子供のころの楽しい気持ちを思い出せるはずです。
「くじらの森」でも童心に帰ろう
ブラック・スライド・マントラのすぐ近くには、くじらの森といわれる楽しい遊び場があります。クジラのように見えた森があったことから名付けられたものです。遊水路やクジラの尾をイメージした白いジャンボ滑り台があり、ブラック・スライド・マントラとともに大人も童心に帰れる楽しいレジャースポットです。
出典:ライター撮影