島根観光初心者ならまずココ！絶対外さないおすすめスポット11選！

島根には文化や歴史、自然に根付いた観光名所がたくさんあります。島根観光の魅力は、石見銀山や出雲大社をはじめとした日本の古くからの歴史にゆかりのある世界的に認められた数多くの名所です。島根を4つのエリアにわけて、エリアごとに異なる魅力を持つおすすめスポットをご紹介します。

松江・安来エリアは、鳥取県の県境にあるエリアで県の東側に位置しています。松江は島根県の県庁所在地で、江戸時代に建てられた国宝の「松江城」と「日本の夕陽百選」に選ばれた「宍道湖」があることで有名です。

美しい庭園があることも有名で、山陰最大級の回遊式日本庭園「由志園」やアメリカの園芸専門誌で日本一の庭園に毎年選ばれている「足立美術館」があります。

松江城は、江戸時代の1611年に築城したお城で、2015年には国宝に指定された松江の人気観光スポットのひとつです。松江城は、日本国内に現存する12ヶ所の天守のうちの1つで、千鳥が羽を広げるような天守閣の様子から別名「千鳥城」と呼ばれています。

松江城の最上階からは360度見渡せ、松江市街地や宍道湖などの季節毎の景色が楽しめるでしょう。

松江城は、全長3.7kmのお堀に囲まれており、堀川を船で巡る遊覧船があります。堀川遊覧船から松江城や、城下町として栄えた昔ながらの街並み、自然を楽しみながら乗船するのがおすすめです。遊覧時間は約50分で、10〜12名の乗船が可能な屋根付きの遊覧船に乗りながら松江城を堪能できます。

冬はこたつ船、秋はナイトクルーズ、夏は風鈴船と季節の風情を感じながら楽しめます。

宍道湖は、松江市の西側にある日本で7番目に大きな湖で、水の都松江市のシンボルとなる観光スポットです。特に、宍道湖に映える夕日が美しく素晴らしいことが有名で、フォトスポットとして知られています。島根県を代表するグルメとして知られるしじみは宍道湖で漁獲されており、おみやげに購入するのもいいでしょう。

水上レジャーや湖畔ウォーキングなどで存分に楽しめます。

宍道湖の湖畔には、水をテーマとした国内外の作家による絵画や美術品が収蔵されている島根県立美術館があります。美術館から眺める宍道湖の夕日は格別で、「日本の夕陽百選」や2009年の「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で星1つを獲得しており国内外から評価されています。

ガラス張りのロビーからの眺めが格別で、ゆっくりと宍道湖に沈む夕日を眺めるのにおすすめです。

由志園は、鳥取県と島根県にまたがる湖、中海に浮かぶ大根島にある日本庭園です。出雲地方の風景をイメージした約1万坪の回遊式の日本庭園は、四季折々の草花が咲き、季節によって違った表情を楽しめるでしょう。

大根島は日本一の牡丹の生産地で有名で、ゴールデンウィーク頃に由志園内の池に3万輪の牡丹の花を浮かべた「池泉牡丹」、牡丹で埋め尽くされた「牡丹苑路」は見どころです。

由志園は、園内に4つの食事処と2つの喫茶があり、それぞれ異なる美しい庭園を眺めながら食事やカフェが楽しめます。地元産のそば粉を使った出雲そばや、地元の食材を使った郷土料理など個人で楽しめる食事処から、月ごとにメニューが変わる会席料理、団体利用できる食事処など用途はさまざまです。

喫茶では、大根島の名産の高麗人参を使った高麗人参茶を試してみるのもよいでしょう。

足立美術館は、松江市の東側にある安来市にある近代、現代日本画や陶芸を収蔵した美術館です。1970年に設立した足立美術館は、明治から昭和に活躍した日本美術家の横山大観の作品コレクションが日本一収蔵されています。5万坪の日本庭園は、絵画のように美しく、季節毎に違った表情を楽しめるでしょう。

美しい庭を眺めながら、館内にある2つの喫茶室で食事やカフェが楽しめます。

足立美術館の庭園は、丁寧に手入れされた美しさが有名で、世界的にも評価されています。人気の庭園は、アメリカの日本庭園専門誌が選ぶ日本国内の庭園ナンバーワンに毎年選定され、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で星3つを獲得しました。

美術館の創設者、足立全康の信念である『庭園もまた一幅の絵画である』に基づき、今もなお日本画のような美しい庭園も見どころです。