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冬の京都で必見!おすすめパワースポット10選!人気観光地の冬の見どころを解説!

冬の京都で必見!おすすめパワースポット10選!人気観光地の冬の見どころを解説!

京都は、北に玄武、南に朱雀、東に青龍、西に白虎を配する「四神相応」の吉相の地。寒さ厳しい冬こそ心身のけがれを排し、神通力にあふれたパワースポットでエネルギーを充填!そんな冬の京都のおすすめ観光スポットをご紹介します。京都観光マイスターになりましょう!

目次 [表示]

選りすぐりのパワースポットでエネルギーを充填しよう!

京都は世界中の人を引きつけてやまない魅力的な街です。千年以上日本の中心であり続けた四神相応の吉相の地、街の至る所にパワースポットが点在しています。特に冬は1年の中でも神仏に思いを寄せる時。数あるパワースポットの中でも、この冬に訪れたい、選りすぐりのパワースポットを10選ご紹介しましょう。

冬の京都観光「おすすめのパワースポット」1:鞍馬寺

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ここのパワーは半端ない!宇宙とつながる鞍馬山

叡山電鉄「鞍馬駅」を降りてすぐに、赤く大きな天狗の面が目に飛び込んできます。その前で記念撮影をすれば、あなたの写真にもオーブ(緑色の発光体)が映り込むかもしれません。鞍馬山全体がパワースポットなので、駅前からもうすでにすごいパワーが満ちあふれています。

京都三大奇祭の一つ、「鞍馬の火祭」で有名な観光スポット

左へ進むとほどなく仁王門をくぐり、鞍馬の火祭で有名な由岐神社を参拝しましょう。清少納言が『枕草子』で「近うて遠きもの鞍馬の九十九折の道」と記した神聖な参道を抜けると、ようやく本殿金堂にたどり着きます(駅から徒歩で約30分)。

京都で一番のパワースポット(絶景ポイントその1)

金堂前の翔雲台から見える比叡の山々の雪景色はまさに絶景です。金堂を守るのは狛犬ならぬ、毘沙門天の使い「阿吽の虎」。その2匹の虎の眼前に京都で一番のパワースポット、六芒星の「金剛床」があります。思わず、その場に立って天に向かって両手を広げて宇宙エネルギーをいただきたくなる、そんな特別な空間です。

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牛若丸伝説の地へ

神秘のエネルギーをもっと吸収したいあなたは、鞍馬寺金堂を抜けてさらに奥の院参道を登り貴船神社へ向かいましょう(徒歩で約50分程度)。天狗に兵法を教わったという牛若丸伝説の見どころスポット、雪の「木の根道」を歩き、さらに650万年前に金星から舞い降りた護法魔王尊を祀る「魔王殿」を拝みます。

杖が便利

ちなみに、この山道は鞍馬寺から貴船神社へ向かう方が歩きやすくおすすめです。山道の出入り口に杖が置いてあるので利用しましょう。冬の穴場スポットですが、雪の山道はさらに厳しさが増すので気をつけて。

冬の京都観光「おすすめのパワースポット」2:貴船神社

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紅白のコントラストが美しい本宮へ(絶景ポイントその2)

叡山電鉄貴船口駅下車、京都バスに乗り換えて「貴船」駅から徒歩5分。朱塗りの春日灯籠と白い雪とのコントラストが美しい本宮から詣りましょう。鴨川の水源を守る水神として平安京ができる以前から信仰を集め、絵馬発祥の地でもあります。寒い冬のお詣りのために、絵馬の像の前にたき火をくべてくれている貴船神社の心遣いが嬉しいです。

ここは「気生根」。まさに神域!奥宮

本宮→奥宮→結社(ゆいのやしろ)の順に巡ると御利益があると言われていますので、次は500メートルほど上流にある奥宮までの「恋の道」を歩きましょう。実は、この奥宮が貴船神社の創建の地。雪の中にひっそりと佇むご本殿から、ここが神域であることが身にしみるほど伝わってきます。貴船は「気生根」とも書かれ大地の「気」の生じる場所とされていました。

「恋の宮」で縁結び

最後に、女性やカップルに大人気のスポット、中宮の結社に戻って縁結びを祈願しましょう。平安時代の恋多き女流歌人和泉式部が、最後に選んだ夫の心変わりに思い悩み、復縁を願って参拝し夫の愛を取り戻したという逸話から、「恋の宮」と呼ばれるようになりました。「結び文」に願い事を書いてご神前に結びつけると願いが叶うと言われています。

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「水占みくじ(みずうらみくじ)」

本宮のご本殿でお詣りしたら、右手奥に湧いているご神水に浸すと文字が浮かび上がる「水占みくじ」で、新年の二人の運勢を占ってみましょう。QRコードにスマホをかざせば英語翻訳もしてくれますから外国の方も楽しめます。

冬の京都観光「おすすめのパワースポット」3:三千院

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心癒やされる山里の雪景色(絶景ポイントその3)

市街地の喧噪を離れ、静寂に包まれた山里の雪景色は、まるで水墨画のような絶景です。きっとあなたの心を癒やしてくれるでしょう。大原のバス停を降り小川沿いの「大原女の小径」を上っていくと10分ほどで三千院に到着します。

珍しいお姿の菩薩様

伝教大師最澄上人が比叡山延暦寺建立の際、草庵を結ばれたのが三千院の始まりです。往生極楽院の中には、建物に比べて少し大ぶりな国宝の阿弥陀三尊像と、「大和座り」という正座をした珍しいお姿の観世音菩薩と勢至菩薩が、極楽浄土から優しくお出迎えいただけます。

どこからか聞こえてくるような

春夏秋は苔むしたベッドの中で居心地の良さそうだった「わらべ地蔵」が、雪の中では少し寒そうです。庭を散策していると、アンドリュー・ヨークのギター二重奏曲「三千院」が、しんしんと降り積もる雪のようにどこからか聞こえてくるような気がします。そう言えば、さっき弁財天が琵琶を奏でている像がありましたね。

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幸せを呼ぶ、初午大根焚き(冬の風物詩その1)

毎年2月11日前後4日間(日程が変動します)、不動前広場で五穀豊穣、無病息災、開運招福を祈願して「幸せを呼ぶ、初午大根焚き(はつうまだいこんだき)」が催されます。地元の畑でとれた有機栽培の大根を大釜で炊いて、大原女の衣装を着た女性が大根炊きを振る舞ってくれて、身も心もほっかほっかです。

冬の京都観光「おすすめのパワースポット」4:下鴨神社

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太古の昔から宿る神々の息吹(絶景ポイントその4)

京阪電車出町柳駅から10分も歩けば、糺の森(ただすのもり)の入り口に到着。賀茂川と高野川が合流するデルタ地帯に古代と同じ植生の原生樹林が広がり、樹齢200年以上のケヤキなどが600本も生い茂ります。木漏れ日が差し込む糺の森は、木の枝の力強さを感じる、冬ならではの絶景です。

スピリチュアルな森

古代祭祀の遺構が発見されるなど古くからスピリチュアルな森だったことがわかります。糺の森を歩けば、古代から連綿と続く生命力の「圧」を感じるからでしょうか、息苦しくなるほど。それが、南口鳥居をくぐると、スッと軽くなるから不思議です。

神様がいっぱい(冬の風物詩その2)

楼門をくぐると舞殿横のスペースで毎年1月4日蹴鞠初めが行われ、下鴨神社は大変な賑わいを見せます。西本殿(国宝)の祭神は厄除け・開運の神「賀茂建角身命」、東本殿(国宝)の祭神は安産・子育ての神「玉依媛命」です。さらに、本殿の手前の7つのお社の中から、自分の干支のお社を探してお詣りします。

女性に人気が高い理由

中門を出て左手の御手洗池に湧く水の泡をかたどったのが「みたらし団子」、ちょっと小ぶりなお団子が5つ。人の五体を表しているとか。楼門を出てすぐ右手には、2本の木が途中から一つになった「連理の賢木」の相生社があります。縁結びの神様としての御利益がすごいと評判です。境内の河合神社は美麗の神様。自分の顔に見立てて願いをこめてお化粧する「鏡絵馬」が女性に人気です。

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豆餅で有名な「出町ふたば」

下鴨神社界隈には、特におすすめしたい甘味処と洋食屋さんがあります。河合神社を出て河原町今出川方面に歩くと、いつも行列ができているのが豆餅で有名な「出町ふたば」です。柔らかな餅にくるまれたこし餡と大粒な豆の塩気が絶妙な味を醸し出します。つぶ餡派には、黒豆大福もおすすめです。大福系では京都一と言っていいでしょう。

ほんとうに美味しい洋食屋さん「グリル生研会館」(グルメスポットその1)

しっかり食事をしたいあなたには、南口鳥居から糺の森に向かって右手の下鴨本通り沿いにある穴場スポットをご案内しましょう。京都に数ある洋食屋さんの中でもおすすめしたいのが「グリル生研会館」のハンバーグとエビフライのランチ(1,400円)。貴船から流れる美味しい水で作られる料理は本当に絶品です。

冬の京都観光「おすすめのパワースポット」5:金閣寺

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拝観するだけでもれなく

京都駅から市バスで約45分、金閣寺道駅で下車。徒歩4分で京都を代表する観光地、金閣寺に到着します。金閣寺では、拝観するだけでもれなく、開運招福、家内安全、福寿如意の御札(実はこれが拝観券)がいただけるので、大切に持ち帰りましょう。

3層構造だとは知らなかった

正式名称は鹿苑寺、室町幕府3代将軍足利義満が造営した北山殿が始まりです。1層目は寝殿造りの法水院、2層目は書院造りの潮音洞、3層目は禅宗仏殿造りの究竟頂で、層毎に建築様式が異なるのが特徴。2層目と3層目は、漆の上から純金の箔が張ってあり、15世紀頃から金閣と呼ばれています。

観光客を魅了してやまない「逆さ金閣」

金閣寺が美しいのは、金箔が貼られているからだけではありません。目の前に広がる鏡湖池に映るその姿は「逆さ金閣」といつしか呼ばれるようになり、たくさんの観光客を魅了している見どころの一つです。水面に映る金閣寺の威容は、きらびやかな一方で、そのはかなさや陰陽を感じさせます。

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雪化粧した金閣寺が見たい

金閣寺はインバウンドの方も含めて誰もが一度は訪れる観光地ですが、雪化粧した金閣寺となると、最近ではなかなかお目にかかれるものではありません。それは、京都も温暖化しているため、降っても積もらず解けてしまうからなのです。

雪の降った翌日の朝一番が狙い目(絶景ポイントその5)

どうしても雪化粧した金閣寺の絶景を拝みたいあなたは、1年で最も冷え込む1月か2月の雪の降った翌日、朝9時の開門をめがけて金閣寺を訪れることをおすすめします。プロカメラマンのようにライブカメラで毎日チェックして狙いを定めましょう。

冬の京都観光「おすすめのパワースポット」6:龍安寺

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外国人に絶大の人気を誇る観光地

金閣寺まで来たなら、世界遺産ロードとも呼ばれる「きぬかけの路」沿いを進み、外国人に絶大の人気を誇る観光地、龍安寺へ詣りましょう。冬は風が冷たいかもしれませんが、レンタサイクルで10分程度の気持ちよいコースです。

世界一有名な日本庭園

龍安寺の見どころと言えば、水を使わず白砂だけを敷き詰めて15個の石を配置した枯山水の、世界一有名な日本庭園でしょう。四季折々の花々や噴水のある西洋庭園とは対照的で、「虎の子渡し」、「心字の象形」などと呼ばれ、観る人の自由な解釈に委ねられた奥深さが魅力です。「言葉を失って無の境地に至る」と言う意味では、これもまた絶景と言えるかもしれません。

数字の意味

15個の石は無意味に配置されているように見えますが、実はどの場所からもすべての石を見渡すことができません。十五夜お月様でお馴染みのように、東洋思想において「15」は完全を表す数字です。しかし、不完全な人間という存在には一度に見渡すことはできないという戒めが込められていると言われています。

禅の教え

また、方丈の北東にある茶室の前には、徳川光圀が寄進したという銭形の『吾唯足知(われただたるをしる)』の「つくばい」が置かれています。「欲を捨て足るを知れば、心は穏やかである」という禅の教えです。

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京都で一番美味しい湯豆腐(グルメスポットその2)

おしどりが群れ遊んだことからおしどり池と呼ばれた鏡容池のすぐそばに、西源院があります。趣きのある庭園を眺めながら、ここのお座敷でいただく「七草湯豆腐」(1,500円~)が京都で一番美味しい湯豆腐と言ってもいいでしょう。きめ細かな木綿豆腐は味が濃厚で、七草の香りとのハーモニーに舌鼓を打つこと間違いありません。冬の寒さに冷え切った身体もほっこり温まります。

冬の京都観光「おすすめのパワースポット」7:石清水八幡宮

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心身ともに浄化されていく

京阪電車の八幡市駅で男山ケーブルに乗り換え、八幡宮山上駅で下車して男山の山道を少し歩くと、凜とした空気に変わっていくのを感じます。もちろん、体力と時間に余裕があれば、30分程度ですが下から参道を歩いて上るのがおすすめです。一ノ鳥居から噸宮殿、高良社、二ノ鳥居と表参道をひたすら上り、三ノ鳥居からご本殿に向かえば、心身ともに浄化されていくのを肌身で感じることができるでしょう。

天下人に愛された戦勝の神様

京都府と大阪府の境、京の都の裏鬼門(西南の方角)を守護する国家鎮護の神様で、伊勢神宮に次ぐ宗廟として皇室からも崇敬される日本を代表する神社です。また、弓矢の神様、戦勝の神様として武家の信仰も篤く、源平、足利、織田、豊臣、徳川など天下人に愛された武家の聖地とも言われています。

全国屈指の厄除開運の御神徳

とりわけ、前厄・本厄・後厄、八方除け、方除けなど厄除開運の御神徳は古くから篤い信仰を集め、全国屈指の厄除け詣りの神社として人気のスポットです。両翼を広げた鳥のように美しい姿の石清水(いわしみず)八幡造本殿は、八幡造の神社建築の中で現存最古で最大規模を誇り、平成28年2月9日国宝に指定されました。

京都通のちょっぴりお得な豆知識

一見の価値あり

石清水八幡宮で特におすすめしたいのが、昇殿参拝です(節分が終わった2月4日以降大晦日まで、11時開始と14時開始の1日2回、初穂料1,000円)。参拝の後、神職の方が由緒のご説明や社殿の見どころをエピソードを交えながらお話いただけるありがたいひととき。織田信長公寄進の「黄金の樋」や徳川家の「隠し葵」、名工・左甚五郎一派の作と伝えられる極彩色の欄干彫刻を間近に見ることができ、一見の価値があります。

鯖の棒寿司が美味しい「朝日屋」(グルメスポットその3)

小腹が空いたあなたには、八幡市駅前にある「朝日屋」の棒寿司セット(鯖の棒寿司ときつねうどんのセット、1,300円)がおすすめです。テレビ番組で大阪出身の女優の高畑充希さんもご紹介されていました。鯖の棒寿司はもちろん、うどんの出汁が美味しいです。

冬の京都観光「おすすめのパワースポット」8:醍醐寺

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「五大力さん」の神通力を求めて(冬の風物詩その3)

豊臣秀吉の「醍醐の花見」で有名な醍醐寺は京都随一の桜の名所。それにも増して、毎年2月23日に地元の人から「五大力さん」と親しまれている「五大力尊仁王会」は、醍醐寺最大の年中行事、見どころです。国の平和と国民の健康を願って全国から訪れる参拝者はなんと十数万人。のべ1,000人以上の僧侶が一週間お堂にこもり、災難・盗難除けの祈祷を行ったお札「御影(みえい)」が、この日に限って授与されます(1体2,000円)。

京都府下最古の木造建築物「五重塔」

京都市営地下鉄東西線醍醐駅から10分も歩けば、広大な醍醐寺の総門にたどり着きます。菊のご紋と秀吉の五七の桐のご紋があしらわれた荘厳な唐門を横目に桜馬場を進み仁王門をくぐると、右手に見えてくるのが京都府下最古の木造建築物である五重塔(国宝)。つい写真を撮りたくなる絶景ポイントです。五重塔に向かって左斜め下から見上げるように撮ると美しい写真が撮れます。

力自慢が集結!「餅上げ力奉納」(冬の風物詩その4)

「五大力さん」のこの日は左手の金堂(国宝)の前の広場に特設ステージが組まれ、「餅上げ力奉納」が執り行われます。力自慢の男性は150キログラム、女性は90キログラムの巨大な2段重ねの鏡餅を持ち上げてその時間を競いますが、そう簡単には持ち上がらないので、いざ持ち上がると会場は大盛り上がり。怪力を奉納して無病息災を祈願します。

京都通のちょっぴりお得な豆知識

世界文化遺産の奥深さ

醍醐寺は、天皇、貴族、武家、民衆の篤い信仰に支えられながら、仏像、絵画、工芸品など10万点以上の寺宝を伝承し、世界文化遺産に登録されています。天下の三大名棚の一つ「醍醐棚」、秀吉自ら基本設計をした三宝院庭園、藤戸石など見どころ満載です。厳しい修行の場でありながら、華やかな装いを見せる醍醐寺の奥深さに自然と魅了されてしまいます。

神通力をさらにパワーアップ

「五大力さん」の当日、金堂のお隣の不動堂前では、30人はくだらない修験道の山伏姿の人たちが、炎を囲みながら法螺貝を吹き鳴らしていますので声を掛けてみましょう。先ほど手に入れたお札「御影」を燃えさかる炎にかざしてさらにその神通力を高めてくれます。

冬の京都観光「おすすめのパワースポット」9:北野天満宮

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天神信仰発祥の地

北野天満宮は古くから「北野の天神さん」と親しまれ、学問の神様で有名な菅原道真公をご祭神としてお祀りする全国およそ12,000社の天満宮や天神社の総本社です。天のエネルギーが満ちる聖地として篤い信仰を受け、天神信仰発祥の地とされています。

日・月・星の彫刻の不思議

本殿(国宝)の正面に立つ、日・月・星の彫刻が美しい三光門は「星欠けの三光門」と呼ばれ、天神さんの七不思議の一つです。星の彫刻が欠けているのは、この門の真上に北極星が煌めくからと言われています。ロマンチックな伝説ですね。

梅をこよなく愛す(冬の風物詩その5)

一の鳥居をくぐると左手にあるのが梅苑(入場料800円)です。例年2月初旬から3月下旬に開苑します。白梅、紅梅、一重、八重と、50種約1,500本の菅原道真公ゆかりの梅の花を楽しみませんか?梅をこよなく愛した菅原道真公の祥月命日、2月25日に開催される梅花祭では、「梅花祭野点大茶湯」が三光門前広場で催されます。紅白の梅を背に、茶の湯の手前を披露する上七軒の芸舞妓の佇まいがなんとも華やかです。

京都通のちょっぴりお得な豆知識

花より団子?上七軒で腹鼓(グルメスポットその4)

北野名物「長五郎餅」を境内茶店で購入したら、東門から上七軒に向かいましょう。ランチにぜひおすすめしたいのは、その一角にある紅梅庵の「紅梅弁当」(3,850円~)です。梅の形が可愛らしい器に、お造り、色とりどりの野菜と魚のたき合わせ、焼き物など一つ一つ丁寧な仕事で調理されています。ちりめん山椒のご飯、お吸い物、季節のデザートもついて、大満足。幸せな気分を満喫しましょう。

冬の京都観光「おすすめのパワースポット」10:八坂神社

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祇園のサンクチュアリ

八坂神社は、地元の人から親しみを込めて「祇園さん」と呼ばれ、素戔嗚尊をご祭神とし古くから疫病除けの神様として崇敬されています。祇園祭は、日本三大祭りの一つで、かつては祇園御霊会と呼ばれ悪疫退散を祈願する八坂神社の祭礼です。八坂神社は、京都最大の歓楽街、祇園のサンクチュアリ(聖域)。初詣に出かけて1年の無病息災を祈願しましょう。

身も心も美しく

境内には、美御前社(うつくしごぜんしゃ)という末社があり、ご神水「美容水」を2、3滴お肌につけると美しくなると女性にとても人気です。たくさんの「美容水」を手に入れようとペットボトルを持参する方もいるようですが、心の方も美しくありたいものですね。

神社のすぐ隣に極楽が(グルメスポットその5)

西楼門を出て、正面の四条通に向かって左手すぐにあるのが「柚子屋旅館」。格子戸の中に入ると、玄関に向かう階段を一段一段上っていく毎に高級旅館に入っていくような贅沢な気分になります。「柚子屋旅館・一心居」は、食事だけでも利用できるので手頃なランチがおすすめです。一番人気の「柚子雑炊膳」(4,620円)は名物の「おばんざい十五点盛」や天然鮎、自慢の柚子雑炊に、甘味のお団子までいただくことができます。

京都通のちょっぴりお得な豆知識

よしもと祇園花月で初笑い

お腹がいっぱいになったところで、「お笑い」はいかがでしょうか?よしもと祇園花月はお正月の元旦から公演をしています。アドリブ満載のよしもと新喜劇はもちろん、テレビで見かけない若手芸人やテレビでよく見るベテランの漫才や落語。さらには腹話術マジック漫談などジャンルにとらわれないお笑いを堪能することができます。人気ですので予約を忘れずに。

笑う門には福来たる

当日入場後にアンケートに応募すれば、終演後に5人程度舞台に上がるチャンスもありますので、よしもと新喜劇の名人芸「客いじり」を思いっきり体験してみませんか?笑う門には福来たる。疫病邪悪を笑い飛ばして、福を呼び込みましょう。

まとめ

神社仏閣にまつわる文化財などの国宝が日本一多い京都には、まだまだパワースポットがたくさんあります。春夏秋冬、季節にあわせてパワースポットを巡り、絶景を堪能しながらスピリチュアルなパワーを充填できると素敵ですね。京都はとても奥深く魅力にあふれた何度でも訪れたい街です。

popopapa
ライター

popopapa

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