千葉の紅葉の名所7選!人気の有名なスポットをご紹介!

山や海の自然に囲まれた房総エリアや都心により近いベイエリアなど、千葉県にはたくさんの有名な紅葉スポットがあります。今回はそのなかでも、おすすめの紅葉スポットを7箇所、紹介していきます。ライトアップイベントや早朝紅葉巡りなど、気になる紅葉イベントもチェックしていきましょう。ぜひ、秋のドライブデートや紅葉狩りプランの参考にしてくださいね。

千葉県を代表する紅葉の名所といっても過言ではない養老渓谷は、温泉と滝と紅葉を一気に楽しむことができるスポットです。大自然に囲まれた渓谷沿いには6つの滝が存在し、マイナスイオンを体全体でたっぷりと感じられることができます。また、2つの太鼓橋が連なる観音橋や川沿いの遊歩道から見る紅葉は、見どころの一つです。養老渓谷まで紅葉を見に日帰りドライブデートをする方も多くいらっしゃいます。例年の見頃は11月下旬から12月上旬になります。

6つの滝のなかで、最も迫力のある人気なスポットといえば「粟又の滝」。別名「養老の滝」です。落差30メートル、全長100メートルの粟又の滝は県内一の名爆な滝で、紅葉シーズンには鮮やかな赤に染まることで知られています。養老川沿いの遊歩道から大迫力の滝を間近でみることができますよ。粟又の滝は、末広がりに流れる水がとても美しいと有名です。

11月下旬から12月上旬にかけての紅葉時期には、ライトアップイベントを例年開催しています。迫力のある栗又の滝や中瀬遊歩道、老川十字路などで幻想的な紅葉の世界を楽しむことができますよ。夜の紅葉散策で、一味違ったひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。都心から近いので、ドライブをしながら夜の紅葉を見に行くのも良いですね。ライトアップは17時から21時半まで行われます。

養老渓谷沿いの遊歩道は、気軽に散策をするのにおすすめの場所です。迫力ある滝を巡る散策コースと自然の中の歴史を巡る散策コースがあり、どちらのコースも養老渓谷の紅葉を楽しむことができます。

• 東京から館山自動車道で市原IC→国道297号で牛久方面、県道81号を通り養老渓谷着
• 神奈川から東京湾アクアライン使い木更津IC→国道410号で久留里方面、県道32号を通り養老渓谷着

• 東京駅からJR京葉線→JR内房線、五井駅→小湊鐵道に乗り養老渓谷駅着
• 外房線大原駅からいすみ鉄道で上総中野駅へ→小湊鐵道に乗り養老渓谷駅着

君津市にある清水渓流広場の中に、亀岩の洞窟と濃構の滝という絶景スポットがあります。サラサラと流れる滝と亀岩の洞窟の奥から光が差し込み、水面に映しだす景色は息をのむほど美しく幻想的な空間で、撮影スポットとして人気な場所です。水面に映る赤や黄色の紅葉は、この時期しか見ることのできない光景。一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

SNSで有名になり、テレビ番組でも絶景スポットとして取り上げられたことのある亀岩の洞窟。時期や見る時間にもよりますが、洞窟から降り注がれる光が水面に反射し、ハート型に見えると有名です。まるでジブリ映画の世界を現実で見ているような、神秘的な光景に出会うことができます。ハート型に見える時間帯は早朝。朝日の時間に合わせて現地スタンバイできれば、紅葉と神秘的な光でできるハート型の洞窟を見ることができるかもしれません。

笹川湖最上流の清水渓流公園内に温泉施設があります。加水や加温などをしていない千葉県では珍しい源泉掛け流しの温泉で、アトピーや乾燥肌、リウマチなど、さまざまな効能が期待できます。泉質は重炭酸ソーダ泉。肌の古い角質や余分な皮脂汚れを落とし、肌が柔らかくなりもっちり感がでることから「美肌の湯」とも呼ばれています。浴室からも紅葉を楽しむことができ、夜間はライトアップイベントも行われます。夜21時まで営業しているので、紅葉ドライブ後に立ち寄るのもおすすめです。

• 東京湾アクアラインより木更津JCT、館山自動車道で君津IC、房総スカイラインを利用し、およそ38分で到着
• 館山自動車道より木更津JCT、圏央道で木更津東IC、国道･県道を使い、およそ33分で到着

• 東京駅からJR総武線で千葉駅、またはJR京葉線で蘇我駅→JR内房線に乗り換え木更津駅→JR久留里線に乗り換え上総亀山駅→デマンドタクシーに乗り清水渓流広場着
• デマンドタクシーの運行時間は朝8時から夕方6時まで

亀山湖は貯水量県内一の人工湖で、ヘラブナやブラックバスを釣ることができると有名な場所です。周囲は山々に囲まれ、赤や黄色･オレンジに色づいた紅葉が湖面に映し出されます。まるで、水彩画を見ているような壮大な美しい景色なため、千葉県の紅葉の名所として人気のスポットです。11月下旬から12月上旬が見頃になります。

亀山湖では、紅葉を遊覧船に乗って楽しむことができるプランを用意しています。毎年恒例になっている亀山オータムフェスタの期間中は、早朝のみ運行する「紅葉早朝朝霧クルーズ」と10時から1日6回運行する「紅葉狩りクルーズ」があり、どちらのプランもとても人気があります。崖からそり立つ紅葉や25箇所ある橋が絶景ポイント。家族や友人と一緒に秋を満喫できますよ。

亀山湖を西側に進むと湖面上に亀山水天宮が佇んでいます。赤い鳥居は周辺一帯を守っているかのような力強い存在感があり、紅葉時期にはさまざまな木々の色とマッチして神秘的な風景に感じることができます。観光用ボートで紅葉を見ながら、鳥居を見に行くのもおすすめです。

• 木更津東ICから久留里街道、鴨川方面へ。465号線経由で亀山観光案内所着

• JR久留里線利用で上総亀山駅下車、亀山観光案内所まで徒歩7分

小松寺は1300年の歴史があるお寺。南房総では、数少ない最南端の紅葉スポットとして知られています。紅葉の見頃である11月中旬から12月中旬になると、モミジやイチョウ、カエデがきれいに色づき、思わず写真を撮りたくなるくらい。見事な風景に出会うことができます。

小松寺の見どころは、境内にそびえ立つカエデの大木です。11月下旬になるとライトアップイベントも開催され、日中とは違った小松寺と紅葉を楽しめると人気です。ライトアップは夕方5時から夜10時まで。また、境内では副住職が保護した2匹の猫、「たま」と「こまつ」に出会えるかもしれません。

小松寺では紅葉が見頃となる頃、「もみじ祭り」が開催されます。地元の方が作る豚汁や甘酒、つきたてのお餅を無料でいただくこともできます。ドライブがてら、小松寺で美しい紅葉と一緒に地元の方の手作り料理を食べて、お腹も心も満たされてみませんか。

御朱印集めをされている方にチェックしていただきたいのが、小松寺の絵入りの限定御朱印です。御朱印集めをしていない方も興味がわくほど、繊細なタッチで一つ一つ丁寧に描いていただけます。小松寺にて紅葉巡りをした思い出になりますよ。

• 富津館山道路、富浦ICから約30分

• JR千倉駅からタクシーで約8分

本土寺は700年の歴史を誇るお寺です。2万株が咲くあじさい寺として有名ですが、秋はモミジが主役となり、参道や境内一帯が秋色に染まるので、見事な景色を見ることができます。都心から近いため、ドライブをしながら気軽に立ち寄れる魅力的な紅葉スポットです。

見頃を迎えた本土寺は、入り口にあたる仁王門をくぐると、色鮮やかに広がる紅葉のトンネルが出迎えてくれます。イチョウとモミジが見事に色づいた五重塔や本堂周辺にそびえ立つ、1500本ものモミジは見どころの一つ。見頃は例年11月下旬から12月上旬で、ライトアップイベントも開催されます。

• 流山ICより車で15分

• JR常盤平線北小金駅から徒歩10分

清水公園は桜の名所100選に選ばれた、野田市にある日本最大級のアスレチックがある公園です。遊びだけでなく紅葉や一年中きれいな花も楽しめるため、大人にも子どもにもおすすめ。秋には約800本のモミジやケヤキが色づきます。

清水公園内にある慈光山金乗寺では紅葉深まる時期になると、真っ直ぐに続く参道や仁王門奥の寺院に続く道全体が真っ赤なモミジに包まれ、紅葉狩りで人気な場所となっています。紅葉の見頃は11月下旬から12月上旬になります。

金乗院仁王門に近い場所にもみじ谷エリアがあります。多くの方が紅葉狩りを楽しんでいる清水公園の人気スポット。両側からそびえ立つモミジがトンネルを作り、地面もモミジの絨毯になります。

28万平方メートルもある広い清水公園は、100箇所のアスレチックや動物と触れ合うエリアやマス釣り体験、キャンプなど、1日中満喫することができます。レストランや売店もあるので、気軽に遊びに行くことができます。

• 常磐自動車道流山ICから松戸野田道路経由でおよそ12km
• 常盤自動車道柏ICから国道16号線経由でおよそ12km

• 東武野田線清水公園駅から徒歩5分
• JR常磐線柏駅から約30分
• つくばエクスプレス流山おおたかの森駅から約20分
• 東武伊勢崎線春日部駅から約20分

成田山新勝寺大本堂の裏手に、東京ドームの約3.5倍ある敷地面積の成田山公園があります。紅葉時期は約250本あるモミジやクヌギ、イチョウなどが色鮮やかに染まり、訪れた人々を魅了します。新勝寺に参拝をしてから散策を楽しむことができるため、人気の紅葉スポット。見頃は11月中旬から12月上旬です。

成田山公園は紅葉と日本庭園が調和した風景を楽しむことができる構造になっています。とくに公園内にある浮御堂から見た景色が絶景スポットです。ぜひ、浮御堂からきれいに色づいた紅葉をご覧ください。

関東三大不動のひとつである成田山新勝寺では、出世開運や家内安全•商売繁昌などの開運スポットがあることで有名です。紅葉を楽しみつつ、広い境内にある重要文化財に指定されたお堂を見学するのも良いプランでしょう。

成田山新勝寺とJR成田駅、京成成田駅を結ぶ参道では、成田名物の美味しいうなぎやお団子、焼きたてのお煎餅など食べ歩きながら風情ある道を散策できるのも人気です。外国からの観光客も多くいるため、気ままに立ち寄れるバーやおしゃれなレストランもあります。初詣だけでなく秋の成田にドライブデートで訪れてみてはいかがですか。

• 東関東自動車道成田ICから成田新勝寺方面へ約15分

• JR成田駅、または京成電鉄京成成田駅から参道を通り約15分

都心から近い千葉県にある紅葉の名所を紹介させていただきました。関東には有名な紅葉スポットが多数ありますが、千葉県の紅葉もとても美しく見応えのあるスポットばかりです。今年の紅葉は、千葉県へ。電車で秋旅やドライブで紅葉巡りをして秋を存分に楽しみましょう!