家族で行きたい冬の神奈川観光スポット7選！子供も喜ぶ名所をご紹介！

神奈川県は関東地方の南部に位置し、県内の観光地には都心からも日帰りで行ける、大変アクセスのいい位置にあります。実は神奈川県には想像以上に観光スポットや名所がたくさんあり、大人から子供まで幅広く楽しめるということは、あまり知られていません。温泉に入ったり、歴史を感じたり、海に入ったり、山に登ったり、ショッピングしたり、これら全て神奈川県内でできてしまいます。今回はそんな神奈川県の冬のおすすめ観光地と名所、人気のレジャーを紹介していきます。

箱根の観光地のちょうど真ん中くらいにあるのが仙石原すすき草原。すすきの草原の真ん中に一本だけ道が作られており、すすき草原の真ん中を歩くことができるすすきの名所になっています。自分よりも背の高いすすきがたくさんあるので、まるで異世界に来たかのような気分を味わえ、冬になるといつも人でいっぱいです。こちらのすすきは夏には緑の草原になっており、すすきが見られるのは秋から冬にかけてなので、しっかり時期を確認してから行きましょう。

箱根の強羅にある強羅公園は、一息つく休憩スポットとしておすすめの場所です。みどりがいっぱいで、園内ではたくさんの植物と触れ合ったり、レストランでお茶をしたりでき、子供も退屈しません。また、公園に入ってすぐの工房で、吹きガラスやとんぼ玉を本格体験できます。箱根の観光地周辺からは少しだけ離れていて、静かな環境で体験できるので、おすすめのレジャーのひとつです。日帰りで観光するなら、箱根フリーパスを使用すれば無料で入園できます。

ガラスの森美術館は人気の観光スポットで、箱根観光には外せない場所ですよね。こちらはヴェネチアングラスの美術館ですが、雰囲気は公園に近く、ゆったりとした時間が流れていますので、休憩場所にもぴったり。室内では学期の生演奏を聴いたり、サンドブラスト体験ができたりなどのレジャーが充実しているので、冬場でも子供たちと暖かい場所で体験できます。太陽光が強い夏の間もいいですが、空気が澄み、より一層ガラスの輝きを楽しむことができる冬もおすすめですよ。

新江ノ島水族館は、湘南海岸に面しており、水族館と一緒に海の景色も楽しむことができるので夏は人がたくさんいますが、実は冬もおすすめです。主に温かい室内から魚たちを観察できる上に、休憩場所ではカフェがあり、人も夏ほど多くないので快適に楽しむことができます。特にアシカショー・イルカショーは子供だけでなく大人まで楽しめる最高のレジャーなので、ぜひ一度訪れてみてください。東京から電車一本で行けるので日帰り旅行にも向いています。

冬といえばイルミネーションが思い浮かびますよね。江ノ島では毎冬「湘南の宝石」という名前のイルミネーションで、島全体がライトアップされます。こちらのイルミネーションは、実は東京ドイツ村に並ぶ関東三大イルミネーションのひとつ。江ノ島シーキャンドルから眺めるイルミネーションはまさに湘南の宝石そのもので、毎年カップルにも家族連れにも大人気の名所なのです。シーキャンドルはベビーカーでも上ることができるので、子供と一緒にイルミネーションを眺められます。

「江ノ島神社」で知られる江ノ島弁財天は竹生島神社・厳島神社と並ぶ日本三大弁財天のひとつで、金運・縁結び・人気力など、様々なご利益があるとされているパワースポットです。元旦になると日帰りで遠くから参拝に来る方も少なくありません。せっかく江ノ島を観光するのなら、絶対に訪れていただきたい場所です。神社がある場所へは通常何百段もある階段を登らなければなりませんが、家族連れやお年寄りのためにケーブルカーが用意されていますので安心して参拝してください。

三笠公園には戦艦「三笠」が保存されており、艦内を見学できるようになっています。戦艦三笠は日露戦争で使用されたもので、世界三大記念艦のひとつに指定されているほど貴重なものです。観覧料金が小・中学生は無料で、自由に出入りできます。また、戦艦の中には海軍が上げる旗の意味や戦艦三笠を指揮していた東郷平八郎についてなど、戦艦以外のことも学べる場所になっており、歴史の学習にはもってこいです。戦艦の中は比較的暖かいため、冬でも快適に学習できます。冬休みの宿題も、ここ一か所だけで終えることができるでしょう。

横須賀で人気のレジャーといえば横須賀軍港巡りです。横須賀港の辺りを船で周遊し、港に停泊しているアメリカや日本の艦船・潜水艦を間近で見ることができます。クルーズ船からは観光地を見ることもでき、艦船を直接見ることはなかなかないので、一度は訪れてほしい名所です。横浜からは電車ですぐなので、日帰りで観光することも可能になっています。外である二階席は冬の間、風が強いので一階の座る席で見る方がおすすめです。

猿島、という名前が付いていますが、別にお猿さんがたくさんいるわけではありません。猿島は東京湾唯一の無人島で、かつては要塞の役割を果たしていました。その名残とも言える、旧軍施設があちこちに残っており、歴史を身近に感じることができます。横須賀の観光地の中でも訪れる人が多い名所です。また、かつて仮面ライダーのショッカーの基地をして使われていたことでも有名で、子供たちとそういった面で猿島を探検するのも楽しいでしょう。

鎌倉の高徳院にそびえ立つのは、国宝にも指定されている高さ約12メートルもある鎌倉大仏（本尊阿弥陀如来坐像）です。神奈川県屈指の人気観光地で、いつ行っても海外からの観光客でいっぱいです。こちらの大仏さまですが、胎内めぐりで中に入ってみると、まるで大仏さまが体温を発しているかのように温かさを感じることができます。実際、中に入ってみると誰もが大仏さまに触れており、皆大仏さまの心の温かさまで感じ取っているのかもしれません。理由は大仏さまの造りにあるようですが、なんだか神秘的ですよね。冬は鎌倉大仏でご加護を頂いてはどうでしょうか。

銭洗弁財天（銭洗弁財天宇賀福神社）では、霊水の「銭洗水」が湧いており、この水でお金を洗うことで何倍にもなって返ってくると言われています。硬貨だけではなく紙幣を洗うことも可能です。お清めしたお金は使うことで巡り巡って返ってくると言われていますが、使わないで取っておく人も一定数いる様子。他にも水に浮かばせてでないと内容が読めない「水みくじ」を引くことができたり、本社・その他神社へのお参りができたりなど、ここだけでたくさんのことができます。

「八幡宮」とは、八幡神を祀っている神社のことで、鶴岡八幡宮では仕事運に加え、勝負運・恋愛運などのご利益を授かることができると有名です。そんな観光地屈指のパワースポット、鶴岡八幡宮の境内には神苑ぼたん園があり、拝観料500円を払えば1000株にもわたり咲き誇るぼたんを見ることができます。おおよその花は春から夏にかけて咲きますが、ここでは冬でもぼたんを見ることができるので、彩の少ない冬にはおすすめの観光地です。日帰り旅行なら、比較的早く閉園してしまうこちらのぼたん園を先に見ておきましょう。

みなとみらい21から少し離れたところにある、横浜大さん橋国際客船ターミナルからは、赤れんが倉庫やコスモワールド、横浜のシンボルのランドマークタワーなどの横浜の観光地が見え、夜に見える横浜の夜景は圧巻の美しさです。神奈川県でも有名な夜景の名所で、年末年始には無料で年越しイベントが行われます。0時00分になった瞬間は、停泊している船が一斉に汽笛を鳴らす「除夜の汽笛」を聞くことができ、横浜にけたたましく鳴り響く音は圧巻です。デートでもおすすめですが、映画や屋台など色々なレジャーが揃っているため、子供と過ごすのにも向いています。

シーパラダイスという名前が付いているので、水族館だけをイメージする方も少なくないかもしれませんが、八景島シーパラダイスには様々なアトラクションやショッピングモールが含まれており、八景島全体を使った複合型海洋レジャー施設なのです。魚を釣ったり、遊園地で遊んだりなど実に様々なレジャーが用意されており、横浜中心地から日帰りで楽しむこともできます。遊んだ後は、冬期に島全体がライトアップされるイルミネーションを見て疲れを癒すことができ、いつも人気のスポットです。

横浜の青葉区にあるこどもの国には、実にたくさんの子供向けのレジャーが含まれており、一日では遊びきれません。遊具や乗り物がたくさんありますし、牧場で動物と触れ合ったり、冬にはスケートを楽しんだりできます。さらには、あらゆるところに授乳室やオムツ台も完備されている最高の施設です。また、子供が小さくても安心して楽しめるように工夫されていて、売店ではおやつを購入することができます。家族で快適に遊べる場所としておすすめのスポットです。

東京から日帰りで食事しに行けるのが、横浜中華街です。中華街の中華料理は、中国人の方が作る本場のものが多く、比較的安い価格で中華が楽しめます。アツアツの小籠包や肉まんは寒い冬にもぴったりの食べ物です。また、大さん橋・みなとみらい21などの観光地にも歩いていける距離なので、観光の合間に寄って食事をすることも可能になります。横須賀や鎌倉に行く途中で寄ることもできるので、神奈川観光の際の食事はここがおすすめの食事スポットです。

小田原駅を真っ直ぐに歩いてすぐ見えてくるのが、歴史的観光スポットとして有名な小田原城です。小田原城は北条氏の本拠地があったところで、建てられたのが1706年と、非常に古い歴史を持ちます。天守閣に入って見学することもでき、歴史を学ぶにはもってこいの場所です。また、冬には幻想的な体感型のイルミネーションを開催しています。まるで桜の花が舞っているように感じることからそのようにネーミングされたようです。神奈川県の一番西にあるので、静岡から日帰りで楽しむこともできます。

小田原駅から3駅ほど行った場所には、生命の星地球博物館があります。ここでは、展示を見ながら46憶年にわたる地球の歴史や誕生、地球上の動植物について学習でき、大迫力の恐竜を間近に見ることができます。親子共に生命の神秘に触れることができ、命について真剣に考えられる、良い機会になるでしょう。また、子供の入場は無料で、いつでも来館することが可能です。位置的には小田原中心地と箱根中心地の間にあるので、ぜひ一度向かう途中で降りて、寄ってみてください。

わんぱくらんどは大きな総合公園で、小田原城より少し離れたところにあります。滑り台やターザンロープ、子供用の列車などがあり、入場料はありません。大きなアスレチックがたくさんあるので、子供は一日楽しめます。冬場は家の中に居がちですから、外で思いっきり汗をかかせてあげたいですよね。また、公園は小田原市立のもので、子育て支援としてベビーベッドやおむつ台など、さまざまな設備が用意されています。小さな子供と一緒でも安心して楽しめる場所です。

ドラえもんが始まったのは今から二つも元号をまたいで昭和のことで、それから現在までずっと愛されている国民的な漫画・アニメです。子供時代にドラえもんを観ていたという方も多いのではないでしょうか。そんなドラえもんのことをより深く知ることができるのが川崎市にある藤子・F・不二雄ミュージアムです。ここでは昔から人気のアンキパン（ラスク）を食べることができ、子供のころからの夢を、現在の自分の子供たちと叶えることができる夢のような場所で、子供だけではなく、大人にもおすすめします。

川崎大師（大本山金剛山金乗院平間寺）は、川崎市にある真言宗智山派のお寺で、初詣数が全国トップ3なほどその名が知られています。なんといっても、この絶大な人気はお護摩を頂けるところにあるようです。お護摩祈祷とは、仏様を拝む修行のことで、これによって厄除けのパワーを頂くことができるとされています。年末年始には大変混雑することが予想されますので、家族で訪れる場合は大晦日～三が日はできるだけ避けた方が良いでしょう。

今回紹介したのは、人気のレジャーを中心とした神奈川県のおすすめスポットでしたが、この他にも神奈川県の魅力はたくさんあり、語り尽くすことができません。東に行けば大都会横浜があり、西に行けば自然に囲まれた小田原・箱根、南に行けば湘南の海が広がっていて、春夏秋冬いつでも楽しむことができます。ぜひ日帰り旅行や家族旅行、カップルでの旅行、友人との旅行で訪れてみてください。