冬の神奈川観光のおすすめプランは？目的ごとのおすすめプランをご紹介！

冬におすすめの観光エリアとして横浜、鎌倉・江の島、箱根の3エリアをピックアップしました。どれも冬ならではのイベントや、冬景色を楽しめるエリアなので、季節感がある観光スポットがあります。

横浜といえば横浜中華街をはじめとした、グルメが盛んな街でもあります。冬になってもそのにぎやかさは衰えません。グルメに限らず冬ならではの観光地や、たくさんの見どころがつまった街です。

11月下旬から2月中旬まで、横浜の名所「赤レンガ倉庫」にて開催されるアートリンクは、アートとスケートリンクをかけ合わせたおすすめのレジャーイベントです。冬の風物詩として毎年にぎわい、ただのスケートではなくアートとの融合なので写真映えもバッチリな、おすすめレジャーがある観光地。周辺にはからだを温められるフードメニューを販売しているカフェもあります。開催情報はTwitterにてチェックしてください。

横浜コスモワールドは赤レンガ倉庫の近くにある人気テーマパークです。ジェットコースターやお化け屋敷など、子どもから大人まで楽しめるアトラクションがあります。おすすめは横浜の顔として有名な大観覧車。夜になるとアトラクションがライトアップされ、112メートルもの高さから見る横浜の街並みが見どころです。15分ほど空中遊園を楽しみ、横浜の夜の輝きを堪能してください。

横浜では東京湾から横浜中華街の夜景を、海上から観賞できるクルージングがあります。クルージングと聞くと寒そうなイメージがあるので冬場は敬遠しがちなレジャーです。しかし船内は温められているので、暖かい場所からライトアップされた街並みを堪能できる、冬におすすめの人気レジャー。移動中は船内の灯りを消してくれるので暗闇と船が一体化し、まるで体が海の上に浮いているような感覚を楽しめます。

鎌倉・江の島は新宿から1時間ほどで行くことができる、日帰り旅行先としておすすめのスポットです。鎌倉駅前にある小町通りをはじめとした食べ歩きは、鎌倉・江の島の楽しみ方のひとつでもあります。そして冬に注目したい鎌倉・江の島の見どころは冬景色です。鎌倉の街並みを一望できる有名な観光スポットや、冬ならではの景色が見られる観光地をご紹介します。

鎌倉は温暖な土地なので冬でもめったに雪が積もりませんが、雪が降り積もると姿が変わりどこをみても美しい冬景色に包まれます。北鎌倉にある名所、円覚寺は夏の新緑に囲まれた風景も素敵ですが、冬の景色も負けないほどの荘厳さが漂います。北鎌倉から徒歩1分と駅からのアクセス抜群な有名観光地なので、鎌倉に行く前に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

稲村ヶ崎温泉は鎌倉から江の島の中間地点に位置する、有名な日帰り温泉スポットです。海を眺めながら湯浴みを楽しむ、オーシャンビューが見どころ。鎌倉・江の島の観光巡りの帰りにふらっと立ち寄れる温泉施設です。泉質は炭酸水素塩泉というカルシウムやマグネシウムを多く含む泉質なので、なめらかな肌触りにする「美肌の湯」の代表格として知られる人気の高い泉質です。

稲村ヶ崎温泉はpH8.7の弱アルカリ性により、角質をやわらかくし清浄作用もある温泉です。さらにモール泉という名称で平成前期では世界で2つしか見つからなかったお湯として、珍しい温泉でもあります。モール泉とは植物性の有機物を含む温泉の名称であり、温泉法には明記されていない名称なので正式な定義がありません。しかしモール泉という名は多くの温泉愛好家の間ではなじみの名前として親しまれています。

稲村ヶ崎温泉は1週間ごとに女湯と男湯が交代になります。どちらも江の島の海が一望できる絶景を眺めながら浸かることができ、朝には地平線から望める太陽と海のコントラスト、夜にはライトアップされた江の島の街並みを見渡せます。地上からではない上から見た江の島の風景は、じんわりと温められた体とともに心にも響く風景です。見どころ満載の稲村ヶ崎温泉へ、名所巡りの後に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

ウィンターチューリップは江の島のサムエル・コッキング苑に咲くチューリップです。毎年冬になると約2万本のチューリップが見ごろをむかえる名所となり、冬景色に映える色とりどりのチューリップが見どころの人気観光地です。例年1月上旬から下旬に見ごろをむかえ、1カ月以上も咲きほこることが特徴。期間中はイルミネーションスポットに変わり、昼間とは違ったチューリップの鮮やかさと幻想的な雰囲気が楽しめます。

春の花であるチェーリップが真冬に満開になるのは、特別な品種を扱っているからではありません。冷蔵保存した球根を冬にまくことで、温度差により「春が来た」と勘違いし花を咲かせます。これにより冬場でも、2万本以上のチューリップを観賞できる珍しい場所ができあがりました。本来の咲く時期とは異なるので場内は不思議な雰囲気に包まれています。ライトアップの時間に合わせて幻想的な雰囲気を楽しんでください。

箱根は温泉地として有名なスポットです。新宿からロマンスカーにて1時間半ほどで行くことができ、都内からのアクセスは抜群。乗り換えなしの直通なので、のんびりと移動できます。箱根エリアは大きく7つあり、その中でも有数の源泉数を誇る強羅。温泉はもちろん名所や観光地も充実している強羅は、遊びと癒しの両方を満喫できるエリアです。源泉かけ流しの新鮮な温泉で湯浴みを堪能しましょう。

強羅駅から徒歩6分、駅からほど近い場所にある「箱根強羅温泉 楽々花」は、濁り湯を源泉かけ流しで楽しめます。温泉旅館なのですが、日帰り入浴も可能。源泉は近くにある大涌谷から引いたもので、泉質は酸性-カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・塩化物泉。成分表に馴染みがない方は、泉質名の後ろの部分から読むと分かりやすいです。硫酸塩・塩化物泉と2種類表記されている場合は、前にある方がメインの泉質と覚えてください。

楽々花の場合は硫酸塩泉がメインなので、傷や血圧を下げるなど鎮静効果が高いお湯です。次にある塩化物泉は保温効果が高く湯冷めしにくい特徴があるので、冬場にぴったりな泉質です。また一番前に酸性とあるので、殺菌効果が高く比較的刺激が強いお湯ということが分かります。酸性の温泉の場合は体を洗った後に入浴すると、肌がダメージを受けやすくなるのでかけ湯をしてから入浴するようにしましょう。

温泉は内風呂が2つと露天風呂が2つあり、どれも広い浴槽です。にごりのあるお湯でとろっとした肌触りが、からだをじんわりと温めてくれます。日帰り入浴の場合は12時～15時半なので、宿泊者と時間帯が被らないことも嬉しいポイントです。不定休なので日帰り入浴されるときは電話で確認しましょう。ひっそりと佇む温泉旅館楽々花にて濁り湯を堪能してください。

箱根太陽山荘はこじんまりとした民宿です。森林浴をしているような気分が味わえる檜風呂と、大自然に囲まれたような岩風呂が特徴。民宿ではありますが清潔感のある宿なので、隅々まで手入れされている様子がうかがえます。大涌谷を源泉とする掛け流しの新鮮なお湯です。泉質は「酸性-カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・塩化物泉」。先ほどご紹介した温泉旅館楽々花と同じですが、檜と岩風呂でちがった雰囲気を楽しめます。

温泉がある内湯の浴槽だけではなく、建物そのものが檜で作られているという贅沢な温泉です。檜で作られた温泉棟は窓から陽の光が差し込み、オレンジ色に照らされます。檜と温泉でダブルのリラックス効果を味わいましょう。強羅駅から徒歩4分ほどの近い距離なので、ドライブや観光で疲れたからだを癒しにいってください。

続いては源泉かけ流しの貸切風呂も利用できるカップルに人気な温泉施設、桐谷箱根荘のご紹介です。浴場は強羅の木々に囲まれた、豊かな自然に囲まれているので、日々の喧騒から離れた癒しが味わえます。源泉は大涌谷で泉質は硫酸塩泉、4つの湯処に加えて6つの湯舟という豊富な種類があることが特徴です。

本館の湯ではこじんまりとした小さめの湯舟があります。内湯からも外の木々を眺めることができ、タイミングがよければひとりだけの貸切気分も味わえます。姫の湯はアメニティが充実していることもポイント。お湯に浸かったあとは角質ケアにて古い角質を取り除き、つるりとした肌に仕上げることができます。

お湯処初音では広々とした開放的な湯舟と、四季折々の外の景色を眺めゆったりとくつろぎましょう。湯船からあふれるほどのお湯はもちろん源泉かけ流し。たっぷりのお湯で全身をあたためると、自分でもふれたくなるような美肌になれます。ほかに足湯もあるので、日帰り利用で残り時間少ないという場合でも、足湯にて強羅温泉を最後まで楽しめます。

日帰り入浴と宿泊のいいとこどりをした「日帰り入浴プラン」は、おすすめな選択肢のひとつです。本館から少し歩いたところにある、隠れ家のような建物に貸切風呂があります。内湯と露天風呂の2種類の湯舟に人目を気にせず浸かることができる贅沢具合です。さらに宿泊と同じ客室で休憩でき、和食会席料理までセットのプラン。日帰りでも強羅温泉を満喫できるお得なプランです。

神奈川観光を楽しむ横浜、鎌倉・江の島、箱根の3つのエリアをご紹介しました。冬だからこその見どころや楽しみ方がつまったエリアです。雪景色を楽しめるスポットが中心なので、冬を満喫できます。神奈川観光の際にぜひお役立てください。