我孫子駅の唐揚げそばがでかくておいしい！人気の秘密をご紹介！

我孫子駅に弥生軒というおそば屋さんがあり、そこで提供している人気メニューが、唐揚げそばなんです。おそばに唐揚げがのっているなんて、ちょっと不思議ですよね。

この唐揚げそばを食べるために、わざわざ我孫子駅に行く人も今、多くなってきているんだとか。

我孫子駅は、千葉県我孫子市にあるJR東日本の鉄道駅で、千葉県の主要駅の一つと言って良いでしょう。ホームは8番線まであり、1番線から5番線が常磐線の快速と成田線で、成田線の電車は2番線と4番線を使用しており、6番線から8番線が常磐線の各駅停車です。

我孫子市内にある我孫子駅と、弥生軒の唐揚げそばは、切っても切り離せない関係です。やよい軒は我孫子駅を利用するお客さんにとっては、身近な立ち食いそば屋さんなんです。昔から駅の利用客に愛されているお店なので、「我孫子駅と言えば弥生軒」と、連想される方も少なくありません。

弥生軒は以前は駅弁を売っているお店で、『裸の大将』で有名な画家の山下清が、戦時中に働いていたことで有名です。1983年頃に駅弁販売をやめて、現在主流のそば・うどん屋になり、現在では店舗は我孫子駅だけでなく、我孫子市にある天王台駅にも1店舗あります。

立ち食いスタイルのそば屋ということで、女性の方ではなかなか入店をためらったりと、敬遠されがちですよね。ですが、弥生軒では女性一人だけの姿も見かけますので、立ち食いに抵抗がある方も、こちらのおいしいそばを食べに挑戦してみてはいかがでしょうか。

弥生軒は駅構内に店舗を構えていますので、客層は電車の利用客が主ですが、最近は弥生軒の大きい唐揚げがのったそばを食べるために、足を運ぶ旅行者も少なくないんです。500円前後で、おなか一杯になれますから、おいしい唐揚げそばを食べる目的で、我孫子駅でいったん下車するのも損ではありません。

弥生軒の人気メニューは唐揚げそばですが、そばだけでなく、うどんも同様のメニューがあるんです。かけそば・うどん・月見・わかめなど基本的なメニューも豊富に取り揃えており、冷たいうどん・そばもあるので、暑い夏は、そちらも食べたくなりますね。

一番シンプルなかけそば・うどんは、300円以下で食べられるとあってリーズナブルです。

人気の唐揚げそばは、唐揚げの数を1個か2個で選べて、2020年2月現在の価格で1個入りの唐揚げそばが400円、2個入りになると540円で食べられます。2個入りの唐揚げそばは、本当にすごいボリュームなので、まずは1個入りで様子を見ながら注文するのがおすすめです。

もし足りなかったら、唐揚げは単品からでも注文できますし、トッピングは唐揚げのほかにも、ちくわ天・卵などもありますよ。

弥生軒は券売機でメニューを選び、食券を購入するようになっていますが、このときに注意してほしいのがメニューの選び方です。立ち食いとあって値段もリーズナブルなため、つい高めのものを選んでしまうかもしれませんが、特に女性の方や小食の方は、メニューによっては食べきれない可能性もあるので注意が必要です。

家や定食屋さんで出てくる大きさの唐揚げを想像しているなら、弥生軒の唐揚げとはまったく別物と思ったほうがいいです。お箸で持つとずっしりと重たく大きいので、前述しましたが、量が食べたい方や、よほどお腹が空いていない限りは、まずは「1個入りの唐揚げそば」にしたほうが無難でしょう。

弥生軒の人気の秘密は、大満足のボリュームと、だしに浸して食べる唐揚げのおいしさです。こぶし大のとても大きい唐揚げが乗っていて、唐揚げ2個入りの場合は、からあげの下にあるそばが見えないほどです。

揚げたてサクサクの唐揚げを、関東らしい濃いだしに浸して食べるのが弥生軒ならではの食べ方です。唐揚げは、薄味に作られているため、そばのだしと合わせて食べるのにちょうどよい味付けになっています。

唐揚げ・つゆも含め、弥生軒のメニューは、我孫子駅近くにある本社工場で作られています。唐揚げは最初は今ほど大きくなかったようですが、お客さんに喜んでもらうため、どんどん大きくしてしまい、今に至るということです。「値段は抑えながら中身にとことんこだわって、おいしい製品を提供する」という企業努力を感じますね。

弥生軒は立ち食いそば屋さんですが、駅の利用客だけでなく、弥生軒の唐揚げそば目当てに訪れるお客さんも多く見られます。しかし、そこは立ち食い店ですので、ゆっくり喋りながら時間を過ごすというよりは、食べる目的の方がほとんどでしょう。

よって、自動券売機で食券を購入して、注文を済ませてからの提供のスピードは速く、回転率はよいです。

人気店のため、いつも混雑しており、店内で食べられないサラリーマンや学生さんが、外のホームで食べている姿を見かけることもあります。お店としては、店舗内で食べるよう注意をしているそうですが、時間帯によっては迷惑にならないようにして、お店の外で食べるしかない状況もあるようです。

弥生軒では、唐揚げのお持ち帰りができたり、お店で唐揚げのみの注文をすると、だしをかけてくれたりといったサービスがあります。これを知っていると、より弥生軒での食事がいろいろな方法で楽しめるのではないでしょうか。

弥生軒の唐揚げそばが気に入ったら、家でもこちらの唐揚げが食べたくなるかもしれませんね。

弥生軒では唐揚げのお持ち帰りもでき、1個が鶏肉約半分ほどの大きさですので、お得です。その際は、タッパーなどの入れ物を持参するか、何もなければスーパーなどで使うビニール袋へ、ダイレクトに入れてもらえます。

お店で唐揚げだけの単品メニューを注文すると、お店では唐揚げにだしをかけて提供してくれます。やっぱり弥生軒では、だしに浸した唐揚げが有名なので、唐揚げだけの注文のときは、この食べ方がおすすめです。

麺類抜きだと、小腹が空いたときなどにも、いいかもしれません。

実は、弥生軒は我孫子駅内にあるものだけでも3店舗営業しており、下りのホームに2店舗と、上りのホームに1店舗あります。

製造からできたてをなるべく早く食べられるようにと、朝早くから夕方まで製造を続けているんだそう。それぞれ店舗によって、混雑状況や営業時間も少し違ってきますので、必ず確認するようにしましょう。

我孫子駅1・2番線ホームにあるのが6号店と8号店で、4・5番線にあるのが5号店ですが、通勤の始まる時間帯から終電まで、3店舗のうちどれかの店が営業中です。朝は、それぞれ7時からの営業で、終わりの時間が少しずつ違っており、曜日によっては夕方に閉まる店舗もあります。

1・2番線ホームにある6号店と8号店は、夕方の帰宅ラッシュ時に、上野方面から我孫子駅で下車したり、成田線に乗り換える時に混雑するので、遅くまで営業しています。一方、4・5番線ホームの5号店は、朝や日中に、主に成田線から乗り換えるお客さんで混雑するので、夕方頃にはお店を閉めているんです。

最近では観光客も増えてきましたが、駅構内にある立ち食いそば屋さんですので、通勤通学中での利用にあわせて、平日のほうが営業時間が長くなっています。店舗により混雑状況が違ってきますので、時と場合によって利用する店舗を選ぶようにしましょう。

まだ弥生軒に行ったことがない方は、大きい唐揚げに驚くだけじゃなく、唐揚げをだしに浸して食べるおいしさと出会えるはずです。

通勤通学途中に我孫子駅を通らない方も、ちょっと足を延ばして行く価値はありますよ。味はもちろん弥生軒はコスパもよいので、唐揚げそばを食べに行ってみてくださいね。