鹿児島旅行で行っておきたいおすすめ観光スポット8選！隠れスポットも！

江戸時代、薩長同盟や江戸城無血開城に貢献した薩摩藩士「西郷隆盛」の里である鹿児島県といえば屋久島に自生している屋久杉が有名です。この屋久杉の中にはなんと樹齢1000年を超えるものもあります！今回は観光を楽しいものにするために有名な観光スポットから意外に知られていない穴場スポットを8つ厳選しました。ここでは旅行を満足することができるおすすめの観光名所8選を紹介します。

日本の九州地方に位置している県で、県庁所在地は鹿児島市にあります。この県は本土と呼ばれる地域と離島と呼ばれる地域の2つに分けられており、この離島の数はなんと600以上もあります。その中でも桜島や奄美大島、霧島山などは有名な観光名所としてよく知られていますね。自然を楽しめる観光地が数多くありますのでリフレッシュしたい方におすすめです！

日本国内では珍しい亜熱帯地域にある観光名所「奄美大島」は、ほかの県では感じられない大自然を楽しむことができるスポットです。エメラルドのような色で輝く海や亜熱帯でしか見られない植物が作り出すジャングルなど、この観光地ならではの自然にまつわる見どころが満載です。また、奄美市内には地元の食材を使った郷土料理を堪能できる料理店が数多くありますので立ち寄ってみましょう！

奄美市内から少し離れた場所にある「あやまる岬観光公園」は太平洋を一望することができる景勝地として有名な観光地です。晴れていればこの公園内の丘にある展望台からコバルトブルーに輝く海や太平洋の水平線まで見渡すことができます！他にも公園内には遊具のある広場がありますので、子供たちも満足できる楽しい観光名所です！半日もあれば十分に楽しめますので、奄美大島に行ってみましょう。

指宿市内から少し離れたところには温泉の名所として知られる「指宿温泉」があります。この温泉地の見どころは、摺ヶ浜温泉を中心に行われている砂むし温泉です。この温泉はお湯につかる普通の温泉とは違い、砂をかぶって入るという一風変わったスタイルの温泉なのです。専用の浴衣に着替えて砂をかけてもらうと身体の芯からじんわりと温まり、じわじわと汗が出てきます。この砂むし温泉は指宿温泉の代名詞といっても過言ではないので、一度味わってみましょう！

この観光地には砂むし温泉の他にもたくさん温泉があります。その中でも一際人気のある「たまて箱温泉」は温泉地の穴場スポットです！この温泉の見どころは絶景を見ながら入ることができる露天風呂です。天気がいいと屋久島や透き通った海を見られます。摺ヶ浜温泉ほど人も多くないのでゆっくり温泉を楽しみたい人の穴場です。その他にも指宿温泉にはたくさんの温泉がありますのでたくさん楽しめるように半日ほどの時間を取っておきましょう！

県の南部に位置する種子島のさらに南端には、日本の宇宙開発の中心地であるこの施設があります。戦後まもなくでまだ沖縄が返還されていなかった時代に当時の最南端である種子島にロケット発射場が造られたことから、現在では日本の宇宙開発を担う地域となっています。種海に囲まれているこの場所は、世界中のロケット発射場の中で最も美しい場所とも評されるスポットです！タイミングが合えば、実際に打ち上げられているロケットを見ることができます。

ここを訪れたら無料で見学できる「宇宙科学技術館」というスポットへ行きましょう。館内には人工衛星やロケットなどの模型が展示されており、だれでもわかりやすいように解説されています。他にも巨大なスクリーンに映し出されるロケットの映像は迫力があり、子供たちの楽しい思い出になること間違いなしです！この施設では無料で誰でも申し込めるツアーも行っており、ツアー限定で見学できる場所もあります。このスポットは半日あれば見学を楽しみ尽くせるので気軽に足を運びましょう。

市内の桜島に向かう船乗り場にある「いおワールドかごしま水族館」では南西諸島の海に生息する魚やイルカ・アザラシといった海の動物たちが展示されています。この水族館の見どころは巨大な水槽を泳いでいるジンベエザメです。ジンベエザメは展示を行っている水族館は数少ないので、なかなか見ることができないレアなサメなのです。近くで見ると迫力がありますので足を運んでみましょう！

この観光地の見どころは他にもあります。なんと館外の水路をイルカたちが泳いでいるのです！ここではボールなどを使って遊んでいるイルカたちを無料で見ることができるので多くの観光客から人気を集めています。もちろんイベントの時間になると水族館の中のプールの中でショーを行うのでそれもまた見どころです。他の水族館では味わうことのできない体験をしに行ってみましょう。この水族館は半日くらいあれば、十分に満足することができるので時間に余裕をもって訪れるのがおすすめです。

霧島市にある霧島神宮は、建国神話の主人公であるニニギノミコトを祀った神社です。九面守というお守りが最強のお守りとして知られており、芸能人の間でも人気を集めている九州を代表するパワースポットです。大鳥居から表参道に入ると国歌の歌詞にも出てくる「さざれ石」が目につきます。薩摩が国歌と国旗の発祥の地とされているためこの場所に奉納されています。本殿は綺麗な朱色で彩られており、思わず圧倒されてしまいます。本殿と周りが一体となった景色は四季折々日本の美しさを感じさせてくれます。この場所には見どころがたくさんありますので、半日ほど時間を取って散策するのがおすすめです！

霧島神宮の楽しみ方は本殿だけではありません。この境内には四季折々の花が植えられており、春には桜の名所としてお花見を楽しむことができる穴場スポットなのです。秋にはここら一帯は紅葉が色づき、本殿の朱色との美しい景色を楽しむことができます！このように、さまざまな楽しみ方がある霧島神宮は旅行をするなら絶対に外せません。ぜひ足を運んでみましょう。また、ここを訪れた際には9個のお守りを集めると願いが叶うとされている九面守を買うのも忘れないでおきましょう！

桜島は錦江湾に浮かぶ火山島です。もともとは海に囲まれた島でしたが、何度も噴火を繰り返した結果1914年の噴火で陸続きになりました。現在でも活火山として噴煙を上げている姿を見ることができます。市内から桜島へ向かうためのフェリーから見える景観がとても美しいので、ぜひ楽しみましょう！

県のシンボルとしても名高い桜島は観光において人気スポットですが、そんな桜島は鹿児島市内からのビュースポットがいくつもあります。やはりなんと言っても人気のビュースポットは「城山」です。空港から車で約50分、駅から車で約15分とアクセスの良い位置にあります。城山は標高約107メートルの小高い山で、温帯・亜熱帯性植物が自生する自然豊かな場所です。遊歩道なども整備されており、地元住民や観光客で賑わいます。

今まで紹介したスポットの他にも、島津光久によって造られた「仙巌園」も桜島の景色を楽しむことができる穴場スポットとしておすすめです。桜島と錦江湾を庭園の風景として取り入れたこの場所は歴史と雄大な風景のどちらも楽しむことができます。この場所に行った際にはまず桜島をビュースポットから眺め現地の雰囲気を味わいましょう！

屋久島は年間約30万人もの観光客が訪れる人気の観光スポットで飛行機や高速船、フェリーを使用することで行くことができます。大人気映画「もののけ姫」の舞台のモデルとなった森はこの島の白谷雲水峡という渓谷の中にあり、通称もののけの森と言われています。他にも縄文杉や大川の滝、永田いなか浜など数え切れないほどの観光地があり、どれもインスタ映えスポットです。カメラを片手に訪れてみましょう！

この島には屋久杉と呼ばれる樹齢が数千年もある長寿の杉がたくさんありますが、その中でも特に樹齢の長い縄文杉は必見です！縄文杉の樹齢は一番長いもので何と7000年を超えるものもあります！縄文杉の幹は16メートルを超えており、日本一幹が太いです。この杉は屋久島のかなり奥地にありますので半日くらい時間に余裕をもって訪れてみましょう。

知覧町は日本でも有数の緑茶生産地です。火山灰によって作られた土壌や気候などが相まって、この地域ではおいしいお茶が作られています！そんな知覧茶を楽しめる穴場な観光地が知覧市内にある薩摩英国館ティーワールドです。ここでは知覧で作られた紅茶や緑茶をイギリスの歴史と共に味わうことのできます。また、お茶にまつわるさまざまなお土産なども売っていますのでぜひ訪れてみましょう！

知覧町は緑茶の生産地としても人気ですが、太平洋戦争末期に旧陸軍の特攻基地が置かれた名残で知覧特攻平和会館があることでも有名です。この施設では決して目を背けてはいけない凄惨な日本の歴史を直視する良い機会を与えてくれます。その悲劇を繰り返さないためにも、日本人として一度は訪れておきたいですね。他にも知覧武家屋敷群は、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、美しい町並みを見ることができます。また、7つも国の名勝に指定された庭園があるため日本の伝統的な美を感じることができます。すべて周ると半日はかかるので余裕のあるスケジュールを組んで観光しましょう！知覧町は旅行に行った際には絶対に外せないスポットです！

今回は、都会ではなかなか感じることのできない大自然を有する鹿児島県について紹介しました。水族館や絶品グルメなど外せない魅力にあふれるこの地域には、市内だけではなく少し離れた離島にも見どころがたくさんあります。ひとつひとつの観光地には魅力がいっぱいで満足するまで観光するなら半日はかかってしまいます。旅行を考えているなら時間に余裕をもって行動しましょう。この記事を参考にして満足できる観光を楽しんでください！