冬の鹿児島を楽しみ尽くす観光プラン！人気＆穴場のスポットを楽しもう！

「寒い冬のシーズン、どこかにお出かけしたい」という方。ぜひ冬の鹿児島観光でお出かけしてみてください。鹿児島には、冬の季節でも楽しめる人気観光地や穴場名所が、たくさんありますよ。本土最南端にある鹿児島県は、冬でも比較的温かくお出かけできるのでおすすめです。

以下では、冬の鹿児島お出かけプランを、「鹿児島市街＆桜島」「霧島」「薩摩半島」「大隅半島」と4つに分けてご紹介していきます。

1. 「鹿児島市内プラン」は、市街地エリアの有名観光地をめぐり、桜島へと移動するお出かけツアーです。
2. 「霧島プラン」は、温泉や牧場・美術館などおしゃれに楽しめるお出かけプラン。
3. 「薩摩半島プラン」は、知覧や指宿を穴場まで徹底的に楽しみ尽くすプランです。
4. 「大隅半島プラン」では、広大な大隅半島の自然などをメインにめぐっていきます。

冬でも楽しめる鹿児島観光プラン。まずは、鹿児島市内のエリアをご紹介いたします。桜島も、住所の上では鹿児島市内。桜島フェリーで24時間らくらくアクセスできる、人気のお出かけ観光地です。

鹿児島県の玄関口、鹿児島空港から鹿児島市内までは、空港リムジンバスで50分ほど距離があります。鹿児島空港は霧島エリアに位置しており、鹿児島市街までの移動には、すこし時間がかかるということを覚えておくといいでしょう。

鹿児島市内のお出かけコース。まずは、JR鹿児島中央駅の観覧車で市街地を一望して予習してみましょう。鹿児島駅に隣接している商業施設「アミュプラザ鹿児島」には、高さ90メートルもある巨大な観覧車「アミュラン」があります。ここからは、鹿児島市街地をはるか見渡すことができます。1周15分の空中旅へとお出かけしましょう。

1泊旅行などで時間に余裕がある方は、鹿児島中央駅に隣接しているショッピングモール「アミュプラザ鹿児島」で、ショッピングを楽しんでみましょう。様々な店舗が入っていますし、鹿児島名物も購入することができますよ。

明治維新や幕末に興味がある方は、鹿児島中央駅からほど近い距離にある、「維新ふるさと館」に足を運んでみましょう。幕末の薩摩藩や、維新の志士たちのことを詳しく分かりやすく知ることができる、見どころの観光地となっています。

鹿児島中央駅から鹿児島市電（路面電車）で数駅で、鹿児島の中心街「天文館」へとたどり着きます。地元の方や観光客でにぎわうこのエリアでは、鹿児島のご当地グルメ「しろくま」を味わってみましょう。「天文館むじゃき」はしろくま発祥の有名店で、さまざまな種類のしろくまが堪能できる人気観光地です。

鹿児島の商業エリア・天文館から5分ほど歩くと、「ザビエル公園」と「ザビエル教会」につきます。ザビエル教会の正式名称は、「鹿児島カテドラル・ザビエル記念聖堂」。鹿児島に上陸しキリスト教を広めたザビエルを記念した、美しい現代的な教会です。一般の観光でも中を見て回ることができますので、守衛さんなどに声をかけて見せていただきましょう。

鹿児島市にお出かけしたら必ず写真を撮っておきたいスポット、それが「西郷隆盛像」です。西郷像といえば、犬を連れた上野公園のものが有名ですが、地元鹿児島では軍服を着た、りりしい西郷隆盛像を見ることができます。

鹿児島市内の有名な展望台が、「城山展望台」です。鹿児島市街地からすぐの場所に立地しており、鹿児島市街のビル群や桜島の雄大な景色などを楽しめる、人気のお出かけスポットです。鹿児島市内からは、バスを使うと便利でしょう。車で観光される方には、無料駐車場も準備されていますよ。

鹿児島市街からすぐの場所にある鹿児島港からは、活火山の島「桜島」にアクセスできるフェリー「桜島フェリー」が出ています。移動にかかる時間は、わずか15～20分。24時間運航していますので、夜の移動にも便利です。

桜島の火山をより近くで見たい方は、「湯之平展望所」へ足を運んでみましょう。桜島港から出ている、周遊バスでアクセスできますよ。間近から見る桜島火山は、実に雄大で大自然の圧倒的な迫力を感じさせます。

桜島港の近くには、長渕剛さんが夜通しライブを行った場所があります。ここには、長渕剛さんのオールナイトコンサートを記念したモニュメント「叫びの肖像」があります。桜島の溶岩・岩石をふんだんに使った肖像は、迫力のある長渕剛さんのライブのイメージを、ありありと伝えてくれます。

鹿児島市街・鹿児島港の近くには、格安で入浴できる天然温泉「かごっま温泉」があります。大人390円と、公衆銭湯よりも安い価格で温泉を楽しめる、人気の見どころ名所です。観光地としては少し穴場かもしれませんが、地元の人たちから愛されているお湯ですので、ぜひ堪能してみてください。

以下では、鹿児島県本土の中央近くに位置している、「霧島エリア」をめぐるプランをご紹介していきます。自然豊かな霧島エリアでは、野外の美術作品展示や牧場体験など、自然を生かした体験ができるのが特徴です。

霧島エリアを堪能したい方は、ぜひともレンタカーを借りた上で、自動車で観光してください。公共交通機関の便があまりよくないエリアですから、レンタカーは必須です。鹿児島空港は霧島エリアに位置していますので、空港付近でレンタカーを借りるといいでしょう。

霧島といえば、霧島連山のふもとにある「霧島神宮」。旧官幣大社の「大社級」の立派な神社は、県内でも屈指のパワースポットとして知られています。7柱もの神様を祀っており、さまざまなご利益がある神社ですので、ぜひ参拝してみてください。

霧島神社から、車で5分の場所には、人気お出かけスポットとなっている見どころ、「高千穂牧場」があります。ここでは、大自然のもとで育てられている牛や馬・ヤギなどを、見ることができます。ヤギなどと触れ合える楽しい場所ですので、家族連れにもおすすめしたいスポットです。

高千穂牧場から車で20分の場所には、4種類もの泉質を楽しめる温泉ホテル「硫黄谷温泉 霧島ホテル」があります。ここの温泉は、立ち寄り湯（日帰り入浴）も受け付けているので、宿を別に確保している方にもおすすめです。

霧島の北西部にある人気のおしゃれスポットが、「霧島アートの森」です。ここには、現代アートのオブジェクトが多数野外展示してあります。屋内の展示もありますので、野外展示との共通券を買って、まるごと楽しむのがおすすめです。

霧島に行ったらぜひ足を運んでもらいたい穴場的な名所が、「霧島山麓丸池湧水」です。ここは、池底から大量の水が湧き出ている湧水スポット。名水百選にも選ばれている名水ですので、ぜひ飲んでみてください。コバルトブルーに輝く湖面も、見どころの一つです。

以下では、鹿児島県本土南西部に突き出ている、巨大な半島「薩摩半島」の観光名所をめぐるプランをご紹介していきます。公共交通機関はあまり発達していませんので、薩摩半島をめぐる際にはレンタカーでめぐるようにしましょう。

薩摩半島で、観光の軸に選ばれることが多いスポットが、「知覧特攻平和会館」です。ここは、大戦中に数多くの特攻隊が飛び立った、飛行場の跡地です。特攻隊の若者たちが家族に残した遺書や、遺影などが展示されています。

知覧は特攻隊のイメージばかりが強いですが、江戸時代の武家屋敷が残っているスポットでもあります。特攻平和会館でしんみりと遺書を読んだ後は、気分を変えて武家屋敷をめぐってみてください。

知覧から南に下った薩摩半島最南端近くには、綺麗な円錐形をした山「開聞岳」がそびえています。開聞岳は登山もできる名所ですが、少し離れたところから写真を撮るのもおすすめです。瀬平自然公園は、開聞岳を実に美しく撮影できるスポットとなっています。

開聞岳近くにある「JR西大山駅」は、「JR最南端の駅」として知られています。近くの商店では、最南端到着証明書も購入できますよ。せっかく薩摩半島南端まで来たなら、ぜひとも足を運ぶようにしましょう。

開聞岳から北上すると、砂むし温泉が有名な指宿（いぶすき）に辿りつきます。砂風呂とは、温泉の蒸気が吹きだす浜辺で、寝転がって温かい砂を浴衣の上からかけてもらう入浴方法のことです。すぐに全身から汗が噴き出てきますよ。

鹿児島県本土の南東部にあるのが、「大隅半島」です。鹿児島市から遠く離れているので、公共交通機関もあまり発達しておらず、観光地としては穴場となりがちな大隅半島エリア。空港からレンタカーを借りて、車で観光するのがおすすめです。

大隅半島の付け根、北西部は年間を通して日照量が多く温暖なエリア「福山」があります。ここは、黒酢が生産・熟成されている場所として有名です。黒酢を入れた壺が立ち並ぶ「壺畑」が、至るところにあります。中でも有名な「坂本のくろず 壺畑 情報館」では、黒酢を購入することもできる見どころスポットです。

壺畑から車を1時間ほど走らせた鹿屋市には、海上自衛隊の資料館「鹿屋航空基地史料館」があります。ここも、知覧と同様、多数の特攻隊が出撃した基地があった場所です。故人の遺書や機体の展示などが、無料で見られますよ。

鹿屋から東にいったところには、JAXAのロケット打ち上げ場「JAXA内之浦宇宙空間観測所」があります。実物大のロケットや、宇宙観測用の巨大アンテナなどが見どころです。資料館も併設されているので、ロケットに詳しくなれますよ。

以上、鹿児島県を3つのエリアに分けて、それぞれの観光プランをご紹介してまいりました。回ってみたいプランは見つかったでしょうか。本記事で紹介したプランを参考にして、自分なりのプラン・ツアーを組んでみるのも面白いかもしれません。ぜひ冬の鹿児島観光を楽しんでください。