宍道湖は「しじみ」「夕日」以外の楽しみ方もできる！見どころを解説！

宍道湖は、日本夕日百選にも選ばれるほどの夕日の名所です。宍道湖は島根県の北東部に位置し、有名な夕日の鑑賞スポットが沢山あります。鑑賞する前に夕日指数をチェックしておくと便利です。観光遊覧船は、夕日の見頃にあわせてサンセットクルージングをするため、一面湖の中で夕日の一番美しい瞬間を鑑賞できます。

宍道湖は、四季折々の美しさと時間とともに変化する景色の魅力から「日本百景」に選ばれました。中でも、宍道湖の夕日は格別の美しさから「日本夕日百選」の一つでもあります。

夕日が宍道湖に浮かぶ嫁ヶ島に差し込み、湖面は光り輝き、神々のすむ出雲大社のある出雲市の方角へ沈みます。小泉八雲などを魅了したとても神秘的な絶景です。

宍道湖夕日指数とは、宍道湖の夕日がどの程度見えるかを指数で表したもので、指数が高いほど、夕日がよく見えます。夕日指数は、気象条件と地理的条件、雲の量、夕日が見える時間から算出したものです。

松江観光協会のホームページに、夕日指数と日没時間が1週間分記載されています。夕日鑑賞の前にチェックしておきましょう。

宍道湖観光遊覧船「はくちょう」は、夕日の見頃にあわせて出航し、玉湯沖で夕日が沈むまで停泊するため、一面湖の中で夕日が鑑賞できます。船内で説明を聞いたり、デッキに出たり、至近距離で嫁ヶ島を通過したりできるのは、クルージングならではの醍醐味です。

宍道湖の穴場のスポットは、早朝の湖面が眺められる千鳥南公園です。早朝の宍道湖の朝もやと水鳥が浮かぶ湖面は、神秘的で情緒のある景色です。しじみ漁も早朝にだけ行われる宍道湖の風物詩で、宍道湖観光遊覧船の「爽朝クルージング」をすれば、しじみ漁を間近に鑑賞できます。

宍道湖の早朝は、朝もやが山水画のように美しく神秘的で、湖面に水鳥が浮かぶ様子も趣があります。宍道湖周辺は天候が変わりやすいため、よく雨が降りますが、曇りの日や小雨がある日は、より情緒のある雰囲気です。

千鳥南公園は、宍道湖の全体が眺められ、宍道湖の朝もやと水鳥が鑑賞できます。公園内の遊歩道から宍道湖を眺めながら、ウオーキングやジョギングをしてもいいでしょう。

宍道湖のしじみ漁は時間帯が決まっており、早朝から3～4時間で行われます。しじみ漁は、長い竿にかごのついた「じょれん」という道具を用いて行います。船から人がじょれんを扱う「手掻き」は絵になる光景です。宍道湖の風物詩であるしじみ漁を、宍道湖観光遊覧船の「爽朝クルージング」で間近に見るのもおすすめです。

宍道湖の穴場スポットは、宍道湖夕日スポット「とるぱ」です。夕日の鑑賞スポットですが、実は夜景の鑑賞スポットでもあります。宍道湖の夜景は絶景で、水の都と呼ばれる松江市の灯りが宍道湖に映り、とてもロマンチックです。

松江水郷祭の花火も見どころで、湖上から打ち上げられる煌びやかな花火は、どの角度から鑑賞しても絶景です。

水の都「松江」の象徴である宍道湖の夜景は、温泉街や宍道湖大橋の灯りが湖面に映し出され、趣があって綺麗です。宍道湖夕日スポット「とるぱ」からは、夜景と嫁ヶ島の鳥居がライトアップされた幻想的な光景が眺められます。

松江水郷祭は、毎年夏に開催される松江市の花火大会です。約1万発の花火が打ち上げられ、湖上花火大会では西日本最大級を誇っています。花火は湖上から1時間にわたって打ち上げられ、煌びやかな夜空と湖面は格別に美しく、湖畔のさまざまな角度から鑑賞できます。