岩手のツーリングスポットおすすめ11選！山も海も楽しめる岩手に行こう！

岩手県は自然豊かで山にも海にも見どころがたくさんあり、さまざまな楽しみ方ができるバイクのツーリングにピッタリの県です。三陸海岸の沿岸部で潮風を感じながら魚介類を楽しむツーリングもいいですし、山間部の高地ならではの草木を眺めながら夜には温泉を楽しむツーリングもおすすめです。

八幡平アスピーテラインは八幡平を横断するように走り、八幡平の火山活動の痕跡などの雄大な絶景が楽しめる、岩手随一の景勝道路です。特におすすめの風景は4月中旬の開通直後に楽しめる雪の回廊で、道路の左右が数メートルの雪の壁に囲まれた迫力の絶景の中を走り抜けられます。

標高1000メートルほどを走るため、冬季は積雪のため通行止めになりますので、訪れる前に開通状況の確認をおすすめします。

栗駒道路は、栗駒山の南側を走る40キロの道路で、秋の紅葉の時期が特におすすめです。1996年無料開放たため現在は通行料無料ですが、元々有料の「栗駒有料道路」として建設がされたということもあり道路状況がよく、気持ちよく走ることができます。

カーブや坂道が多いため初心者は自分のペースで走りましょう。八幡平アスピーテラインと同様に冬季通行止めで11月初旬頃から6月初旬頃まで通行することができません。

宮古街道は岩手県内を東西に横断する、宮古市と盛岡市をに結ぶ道路で、きついカーブも少ないので川と山の絶景を見ながら気持ちよく走れます。大半の区間で新道と旧道が並行して走りますので、快適に新道を走るもよし、歴史ある町並みを眺めながら旧道をまったり走るのもよしです。

浄土ヶ浜は、日本海に面した宮古を代表する美しい景勝地で、絶景がまるで仏教の極楽浄土のようだということから「浄土ヶ浜」と名付けられました。夏は透明度が高くきれいで穏やかな波の景色、冬は雪景色をした絶景が楽しめます。

浄土ヶ浜周辺にはには、遊覧船に乗れたり、海水浴場やキャンプ場などもありますので、自然を満喫して一日中遊ぶプランもおすすめです。

龍泉洞は日本三大鍾乳洞の一つであり日本最大の鍾乳洞で、洞内に棲むコウモリと合わせて天然記念物に指定されています。鍾乳洞の中は神秘的な水晶の世界が広がっており、一年中一定の気温で涼しく快適な気温ですので、夏でも冬でも楽しめます。

洞窟の中は足元が濡れているところもあるので、滑りにくい靴に履き替えてから行くことをおすすめします。

平庭高原は日本有数の高原地帯で、標高800mにある県立自然公園に指定された雄大な自然が魅力です。日本一とも言われる白樺美林や四季折々の花や紅葉、7月中旬にはヒメボタルを楽しむことができ四季を通して大自然を満喫できます。

バイクで走ると、白樺に囲まれながら高原の爽やかな風を感じて、自然の中を走り抜けることができます。

小岩井農場は、民間農場としては日本最大の農場で、自然やグルメを堪能するツーリングにピッタリのスポットです。動物と触れ合ったり自然を楽しんだりグルメを楽しんだりと様々な楽しみ方ができます。

農場内にはレストランやカフェ、ソフトクリーム屋さんなどもあり、ランチにもプランの途中での休憩にもピッタリです。

道の駅雫石あねっこは雫石町の特産品やお土産がたくさん揃っているだけでなく、自然豊かな絶景や温泉も楽しめる外せないスポットです。

地元の食材を使ったレストランやカフェもあり、雫石牛を使ったサーロインステーキ丼・ハンバーグ定食・雫石わさび冷麺などのメインのグルメから、おやつとしてピッタリのあねっこバーガーやひとめぼれソフトなどももりだくさんです。

八幡平温泉郷は、様々な温泉の中からきっと自分好みの場所が見つけられるような、ツーリングプランの宿泊にピッタリのスポットです。硫黄泉や単純温泉など、さまざまな泉質の温泉がありますので、自分好みの湯めぐりも楽しめますよ。

周辺にはバイクで走るのに最適なアスピーテラインや、四季折々の絶景が楽しめる国立公園内の散策コースなど、見どころがたくさんあります。

猊鼻渓は、日本百景のひとつにも選ばれた、奇岩や渓谷が美しい景勝地で、四季折々の自然を楽しめます。一番のおすすめの楽しみ方は舟下りで、春の新緑・5月の藤の花・秋の紅葉・冬の雪景色など、季節ごとに変わった姿を見せてくれます。

売店・お土産屋さんもありそばなどの地元グルメを楽しめるので、お昼ごはんやツーリングプラン中の休憩、お土産の購入も一緒に楽しめます。

厳美渓は一関の二大渓谷の一つで、猊鼻渓と違い船に乗るのではなく渓流沿いの遊歩道を散策したり、つり橋から荒々しい川の様子を眺めたりできます。

厳美渓は空を飛ぶだんご「かっこうだんご」で有名なスポットで、ロープにぶら下げられたかごにお金と注文を書き合図を送ると、川を超えた向こう岸にあるお店から空を飛ぶかのようにだんごとお茶が送られてきます。

毛越寺は世界遺産や特別史跡・特別名勝などに登録されている、歴史や文化を感じられるスポットです。日本最古の作庭書「作庭記」の思想や技法の浄土庭園や、平安時代の仏教建築の跡である礎石等の遺構などが残された臨池伽藍跡などが特に注目の見どころです。

「四寺廻廊」という巡礼コースで毛越寺・平泉中尊寺・松島瑞巌寺・山形立石寺を回るツーリングプランもおすすめです。

奇跡の一本松は、東日本大震災の津波によって沿岸は壊滅的な被害を受けましたが、被害を受けた陸前高田市の海岸に唯一立ったまま津波を耐えた、まさに奇跡の松です。震災からの復興への希望を象徴するものとして捉えられるようになり、自然の脅威や希望の象徴として多くの人々を感動させています。

津波を受けてなお立ち続けて履いたものの、枯死している状態だったため倒壊の危険がありましたが、保存のため加工処理などがされた跡、復興のシンボルとして観光名所にもなっています。

花巻温泉郷には4つの温泉があり、日帰り温泉や湯めぐりが楽しめます。敷地内には花巻温泉バラ園や釜淵の滝、花巻温泉稲荷神社などがありますので、少し早めにチェックインして観光するツーリングプランもおすすめです。
 

じゃじゃ麺は平麺の上に甘辛い味噌ダレで炒めた豚肉やニラなどの具材を乗せた盛岡の郷土グルメです。わんこそばや冷麺と並んで「盛岡三大麺」と呼ばれる麺料理のうちの一つで、岩手県の多くの中華料理屋で食べられます。

麺を食べ終わった後は、卵を割って茹で汁を注いでかき混ぜた鶏蛋湯（チータンタン）と呼ばれるスープとして、残ったタレまで余すところなく楽しめます。

わんこそばは、「戸隠そば」「出雲そば」と並ぶ日本の三大そばのうちのひとつでもあり、「じゃじゃ麺」「冷麺」と並ぶ盛岡三大麺のうちのひとつでもある、日本を代表するような麺料理です。

平均何杯食べられるのかは、男性で60～80杯、女性で30～60杯程度だと言われています。ふたを閉めてストップの合図をするまで、好きなだけ食べられるのでお腹いっぱいになれますが、運転中気持ち悪くなってしまわないように食べすぎに注意が必要です。

岩手県は太平洋に面した県なので、沿岸部でとれた新鮮な海産グルメが豊富に楽しめます。色々な魚介の中でも、特に全国の生産量の1割を閉めるウニや生産高全国4位のホタテ、日本最大級の漁場である三陸沿岸でとれたアワビなどがおすすめです。

調べて自分好みのお店に訪れるのもいいですし、海沿いを走りながらお店の雰囲気などを見て、運命や出会いを重視してお店を選ぶのも楽しいでしょう。

盛岡冷麺は、冷たくつるっと食べられるので暑い時期のツーリングにぴったりのグルメです。朝鮮半島出身者が盛岡で作られたのが始まりで、盛岡市内の焼肉屋さんや専門店などで食べられます。一般的には冷麺は焼肉の締めに食べられることが多いですが、盛岡では焼肉を食べながら冷麺を食べるスタイルが定番です。

岩手ツーリングは日帰りでも楽しめますが、見どころも多くそれぞれの距離も離れがちなので、ぜひ宿泊でのツーリングをおすすめします。山で自然を楽しむキャンプもいいですし、温泉宿に泊まって温泉を楽しむのもおすすめです。

名物もたくさんあるので、計画的においしいご当地グルメを楽しめるようにプランを立てましょう。