千葉の海岸の絶景11選！自然のきれいな景色をご紹介！

千葉と言えば「東京ディズニーランド」がある都市として有名ですが、実はきれいな海岸がたくさんある都市でもあります。みなさん一度は聞いたことのある「九十九里浜」や日本のウユニ塩湖とも呼ばれる「江川海岸」など、見どころスポット満載です。今回は、そんな千葉で人気の絶景が見られるおすすめ海岸を11選ご紹介いたします。ドライブがてら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

「仁右衛門島」は千葉県鴨川市の太海浜にある島で、千葉県でただ一つの有人島です。昔、島主の平野仁右衛門という人がこの島に移住していたことから、「仁右衛門島」と呼ばれるようになりました。本土から小さな渡し船で島まで渡ることができるので、島から海を見ることもできます。仁右衛門島は、昭和10年に千葉県の指定名勝となり、今では新日本百景にも選ばれるほどの、自然豊かな景色が楽しめるスポットとなっています。

仁右衛門島の見どころは、何といっても見渡す限りに広がる、澄んだ青い海です。また島には年中花が咲いており、訪れる季節によって四季の自然も楽しむことができます。中でも「キンギンナスビ」という珍しい植物が生息しているので、訪れた際には探してみるのもいいかもしれません。仁右衛門島のある海は水の透明度も高く、シュノーケルに適しています。海の中の絶景を味わうのもおすすめです。

御宿海岸は千葉県夷隅郡御宿町にある三日月のような弓上の形をした海岸です。きめ細かな白い砂浜と美しい海の全長2キロほど連なる大きな海岸では、夏には海水浴や花火、秋には水泳大会や伊勢えび祭りなど年中温暖な気候を活かし、さまざまなイベントが開催されています。

御宿海岸に見どころは、「月の沙漠記念像」です。この像は童謡「月の沙漠」に出てくる、ラクダに乗った王と王女が旅をしてる風景を表しています。周りには南国情緒あふれるヤシの木が植えられており、まるで本物の砂漠に来たかのような雰囲気を味わうことができます。また、御宿海岸は朝日が美しいことでも知られており、ラクダの像をバックに登る朝日が、なんとも言えない絶景スポットとなっています。

犬吠埼君ヶ浜海岸は千葉県銚子市にある海岸です。三方向を海で囲まれた「犬吠埼灯台」は、断崖絶壁にそびえ立つ灯台で、崖に打ち付ける波と灯台のコントラストが見ごたえ十分のスポットとなっています。灯台の下には遊歩道があり、千葉の荒波を間近で感じながら散策することができます。

犬吠埼君ヶ浜海岸の見どころは、日本で一番最初に初日の出が見られるところです。犬吠埼君ヶ浜海岸は犬吠駅から徒歩10分と駅からも近いので、水平線からのぼる朝日が気軽に見られるのもおすすめポイントの一つ。また、2019年に完成した「犬吠テラステラス」は、犬吠埼灯台の近くにあり、おしゃれなカフェ風の展望デッキからきれいな景色を見ることができます。

千葉県南房総市白浜町にある野島崎。岬は野島崎灯台や、磯遊びができるスポットがあり、一帯が公園になっています。徒歩20分程で周れるので、景色を眺めながら散策が楽しめます。野島崎灯台は国の有形文化財にも指定されており、灯台内の見学もできます。また一番上は展望台となっていて、野島崎の美しい風景が一望できおすすめです。

野島崎の見どころは、海岸の岩場にある白いベンチから見える朝日や夕日です。ゴツゴツした岩場を奥まで進まないといけないため、知らないと見逃してしまいます。この白いベンチからは野島崎の海が一望でき、朝日や夕日を楽しむのに絶好のスポットとなっています。最高の景色がみられるので、インスタ映えのする写真を撮ることもできます。近くの岩場までは舗装もされているので、夜に訪れるのも比較的安全な場所です。

千葉県銚子市から旭市まで、約10キロに渡る大きな海岸の総称を屏風ヶ浦といいます。荒波の浸食により削られた崖の壁が連なり、その姿はドーバー海峡の白い壁にも似ていることから、「東洋のドーバー」と称されています。よくCMや映画の撮影で使われることでも有名で、自然の壮大な力を感じることができるおすすめスポットです。

屏風ヶ浦の見どころは、夕日と海食崖とのコントラストです。夕日に崖の壁が照らされた光景は、まさに絶景そのものです。崖の上は私有地のため立ち入り禁止ですが、屏風ヶ浦は銚子マリーナ海水浴場にある遊歩道から歩いて近くまで来られるので、そこから気軽に景色を楽しむことができます。九十九里浜のドライブがてら立ち寄るのもおすすめです。

千葉県勝浦市にある鵜原理想郷。鵜原海岸とその周辺一帯を昔、別荘地にする計画があり、そこから「理想郷」というネーミングがつきました。鵜原理想郷は荒波で浸食されたリアス式海岸となっていて、多数の崖が存在します。地層が何層も重なった「ひとつやま」と呼ばれる山は、下から見上げると迫力のある高い崖となっていて、見ごたえ抜群です。また山と海を同時に楽しめる自然豊かなところもおすすめの一つです。

鵜原理想郷の見どころは、黄昏の丘からみえる鵜原海岸の風景です。鵜原理想郷には自然を楽しめるハイキングコースがあり、コース途中に黄昏の丘があります。黄昏の丘には、休憩用のベンチやテーブルがあり、目の前には美しい海が広がります。さえぎるものがない開けた場所なので、きれいな夕日を拝むこともできます。ハイキングコースは徒歩1時間ほどで周れる距離なので、美しい自然を見ながらの散策におすすめです。

千葉県木更津にある江川海岸。海の中に電柱が立っている珍しい海岸で、日本でこの光景が見られるのは、江川海岸とその周辺だけとなります。春から夏にかけては潮干狩りもでき、大勢の人で賑わいます。駅からは少々遠いので、バスかタクシーでのアクセスが便利です。

江川海岸の見どころは、満潮時にみられる幻想的な風景です。南米にある「ウユニ塩湖」の様な景色が見られるととても大人気のスポットです。沈んでいく夕日をバックに、水面にたたずむ電柱の風景は、絶景そのもの。写真を撮る目的ならば、潮干狩りや海水浴シーズンオフの、夏の終わりから春先に訪れることをおすすめします。ロマンチックな雰囲気を味わえるので、ドライブデートにぴったりです。

千葉県長生郡白子町にある白子海岸。テニスコートが点在する海岸で、テニス合宿をする学生が多数見られます。また、白子海岸は地引網発祥の地とも呼ばれていて、地引網のイベントなども開催されています。夏は海水浴に加え、花火大会も開催されており、多くの人で賑わいます。

白子海岸の見どころは、広大な海岸で見られる朝日や夕日です。特にシーズンオフになると、人気がなく静かになるので、朝日や夕日をバックに写真を撮るのがおすすめです。また、白子海岸の道路沿いには早咲きの桜が植えられており、3月中旬頃には満開となります。海をドライブしながらきれいな桜を楽しむことができる、絶景スポットとなっています。

千葉県鴨川市にある前原・横渚海岸。なだらかな渚に白い砂浜、きれいな海が見られるととても人気のスポットです。その美しさから「日本の渚100選」にも選ばれています。年中安定したいい波がくることから、サーファーにも大人気のスポット。夏には水中に放たれる花火が見ものな鴨川市納涼花火大会が開催され、同時に砂の彫刻コンテストも開催されます。プロの彫刻家が作る砂の彫刻は、一見の価値ありです。

前原・横渚海岸の見どころは、南国情緒あふれる海岸を散策しながら絶景を拝めるところです。海岸沿いにはワシントンヤシが植えられていて、ガス灯のような街灯やホテルも多数あるので、これらの景色がさらにリゾート感を盛り上げています。海浜遊歩道はきれいに整備されているので、景色を見ながらウォーキングやサイクリングを楽しむことができます。

千葉県安房郡鋸南町にある勝山海岸。白い砂浜と透明度の高い水質の海は、ゆったりと散策しながら景色が楽しめるおすすめのスポットとなっています。夏の海水浴はもちろん、絶好の投げ釣りスポットとしても有名で、多くの釣り人たちが魚釣りを楽しむ光景が見られます。波も比較的穏やかなので、小さなお子様でも磯遊びが楽しめます。

勝山海岸の見どころは、富士山をバックにした美しい海の風景です。シーズンオフになると賑わっていた海辺も静かになり、穏やかな海岸が広がります。海のバックには富士山がくっきりと見えるスポットがあり、写真撮影にはもってこいの場所です。また、海岸まで移動しなくても、駐車場から富士山が見えるので、ドライブの途中で立ち寄るのもおすすめです。季節問わずいい天気の日にはきれいな夕日が見られますが、人も少なく穴場スポットとなっています。

千葉県南房総市富浦町にある原岡海岸。遠浅で水もきれいなので、小さなお子様も安心して海水浴を楽しむことができます。海岸右手を進むと小磯があるので、磯遊びを楽しむことができます。アクセスは富浦駅より徒歩10分程の場所なので、電車でのアクセスにも便利な海岸です。

原岡海岸の見どころは、浅橋から見える夕日です。原岡海岸の中央部分には「原岡浅橋」という、木とコンクリートでできた橋が架けられています。海の中に架けられているので、まるで海の上を歩いてるような感覚です。浅橋と夕日のコントラストはとても美しく、多くのカメラマンがシャッターチャンスを待つ光景が見られます。5月中旬と8月上旬には、富士山の上に夕日が沈む現象「ダイヤモンド富士」が見られる可能性があり、この時期のドライブにもぜひおすすめしたいスポットです。

千葉県の絶景が楽しめる海岸を1選ご紹介いたしました。千葉の海岸には、朝日や夕日が楽しめる場所や、海と一緒に自然も味わえる場所、ドライブがてら気軽に立ち寄れる場所などさまざまあります。ぜひ千葉を訪れた際には、絶景を楽しめる海岸で癒されてみてはいかがでしょうか?