千葉の知られざる穴場観光スポット7選！有名ではないけど楽しい！

千葉県は、東京から日帰りで訪れられる立地にありながら、海や山、豊かな自然に囲まれており、穴場観光スポットがたくさんあります。房総半島をドライブしながら巡ると、春は色とりどりの花が咲き乱れ、夏は真っ青な海がきらめく景色を堪能できることでしょう。

美しい豊かな自然やレジャーを楽しめる、千葉県の穴場観光地をご紹介します。

館山ファミリーパークは、南房の玄関口・館山にあり、約4万坪の広い敷地が特徴的な観光スポットです。園内には広大な花畑が広がり、初春には一面にポピーが咲き誇ります。

パターゴルフや釣り、陶芸体験やハーブキャンドル作りの体験コーナーも充実しており、家族や友達と1日中遊び尽くせます。ドッグラン「わんわん広場」もあるので、愛犬も一緒に楽しめる施設です。

館山ファミリーパークの見どころは、4万坪の広大な敷地内に広がるお花畑です。最も有名な10万株100万本ものポピーをはじめ、キンギョソウ、菜の花、ストック、トルコキキョウ、ひまわりなどが咲き誇り、花摘み体験は12月から5月上旬まで楽しめます。

館山ファミリーパークのおすすめの季節は、2月下旬から5月の春です。特に初春には100万本ものポピーが最盛期を迎え、圧巻の風景が楽しめます。敷地面積が広大なため、誰もいない花畑のような写真を撮れることで話題です。

初春は、館山周辺のドライブにも最適な時期です。フラワーラインと呼ばれる道路には菜の花が咲き乱れ、とてもきれいな風景を楽しめます。

館山ファミリーパークから車で10分ほどの場所にある「味処あさみ」は、地元漁港に揚がった旬の刺身をリーズナブルに食べられることで有名です。刺身定食や海鮮丼で出される魚は、どれも身が締まって鮮度抜群です。ボリューム満点なのに値段もリーズナブルで、休日には多くの観光客が訪れます。

富津公園は、東京湾に細く突き出た富津岬に伸びる県立公園です。公園の北側と南側で東京湾の波の表情が異なり、波が穏やかな北側の富津海岸では磯遊びが楽しめます。

広い園内には他にも、スライダープールを完備したジャンボプールや野外劇場、キャンプ場やテニスコートまであり、1年中アクティブに過ごせるレジャー環境が整っています。

富津公園の見どころは、富津岬の最先端にある「明治100年記念展望塔」です。五葉松をかたどった不思議な形の展望塔は最上階が高さ約22メートルにもなり、頂上からは東京湾はもちろん、空気の澄んだ日には富士山もはっきりと眺められます。

関東の富士見100景やちば眺望100景にも選ばれており、夕暮れの空や星空と一緒に写真と撮るとインスタ映えすると話題のスポットです。

富津公園のおすすめ季節は、磯遊びが楽しめる春から夏です。特に3月から7月にかけての時期には大粒のアサリがとれる潮干狩りができ、9月頃までは、素手で魚を捕まえられるすだて漁や地引網、海水浴など楽しい磯遊びイベントが豊富にあります。公園内にはキャンプ場もあるため、夏休みには多くの家族連れで賑わいます。

富津公園には、敷地内にアサリやアオヤギを使った多くの磯料理店があります。中でもおすすめなのが、「魚介料理たかはし」です。「魚介料理たかはし」は、富津港で朝に揚がった新鮮な貝料理やアオヤギ料理が楽しめ、大粒のアサリを使った「元祖あさりめし」が代表メニューです。

千葉県内房にある市原ぞうの国は、日本でも数少ない象に乗れる動物園です。3.5ヘクタールもある広大な園内には、象だけでなく、ライオンやキリン、ペンギンやアライグマなど約150種類の動物が飼育されています。

市原ぞうの国の見どころは、「ぞうさんショー」です。ショーでは、園内の象がサッカーやダンス、お絵描きなどの芸を披露してくれます。ショーの後に行われる「ぞうさんライド」は一番人気で、園内の広場を象の背中に乗って散歩できます。入場料とは別料金ですが、楽しい旅の思い出となることでしょう。

市原ぞうの国のおすすめ季節は、春です。春は周辺の花も芽吹き始め、動物たちも活気付いてくる季節です。ショーのチケットが売り切れてしまう夏とは違い、春はゆったりと園内を楽しめます。東京から市原までは、アクアラインを使えばドライブで海の風景も楽しめます。

市原ぞうの国の周辺でおすすめのグルメは、長南町野美金山展望カフェの「ミハラシテラス」です。市原ぞうの国から車で20分ほどドライブすると現れるカフェで、店名通り店からの見晴らしがとてもきれいなことで有名です。

店内では長南町の特産品であるレンコンを使った「ちょな丸カレー」が人気で、他にも自家製豆乳ロールケーキやコーヒー、ハーブティが楽しめます。

東京ドイツ村は、千葉県袖ヶ浦市にあるドイツの田園風景を再現したレジャー施設です。広い園内には車に乗ったまま入園でき、園内各所にある駐車場を利用して遊べるので、ドライブしながら千葉を楽しむにはうってつけの場所です。

芝生広場でゆったりと思い思いの時間を過ごしたり、パターゴルフやスワンボートで遊んだりと、誰と行っても楽しい時間を過ごせますよ。

東京ドイツ村の見どころは、日本にいながらドイツを感じられる施設「マルクトプラッツ」です。マルクトプラッツは芝生広場に面して建てられており、ドイツらしさを感じる三角屋根の可愛らしい建物です。

建物の中はレストランや買い物が楽しめるようになっており、ドイツのビールやウインナーを食べたり買ったりできます。

東京ドイツ村のおすすめの季節は、冬です。毎年10月下旬から3月終わりにかけて行われるウィンターイルミネーションイベントが、話題です。イルミネーションの規模は関東でも最大級で、マルクトプラッツや芝生広場が一面イルミネーションに照らされます。

東京ドイツ村のグルメとしてぜひ食べたいのが、マルクトプラッツ内のレストランで提供される「ジャーマンスペシャル」です。お皿の上には、ウィンナーやザワークラウトなどドイツ名物料理が盛り付けられ、ドイツの雰囲気を味わえます。

レストランには他にも「アイスヴァイン」や「シュニッツェル」などのメニューが揃い、珍しいドイツ料理が楽しめます。

スパ三日月龍宮城は、千葉県木更津市にある温泉施設です。アクアラインの出口からすぐの場所にあるので、東京からの日帰りドライブでも簡単に訪れられるレジャー施設です。

コーヒー風呂やローズ風呂などの多彩な湯やウォータースライダーのついたプールがあり、大人も子どもも楽しめます。天気のいい日には遠くに富士山も見え、東京湾に面した立地も人気の理由です。

スパ三日月龍宮城の見どころは、東京湾に面した屋外プール施設「オーシャンスパ」です。潮風や太陽の光を全身で感じられる開放感が魅力で、ヤシの木が立ち並ぶ様子はリゾート感満載です。楽しいプール施設や夕日が眺められるサウナもあり、ゆったりと思い思いの時間を過ごせます。

スパ三日月龍宮城のおすすめ季節は、夏です。スパ三日月龍宮城のプールはすべて温水プールのため一年中楽しめますが、やはり気温が上がり太陽の日差しが強くなる7月、8月、9月頃が人気の時期です。特に8月の夏休みシーズンには、多くの家族連れで賑わいます。

ホテル三日月龍宮城周辺には、木更津駅を起点においしい海鮮料理店が多くあります。特においしいお寿司が手軽に食べられるお店として話題なのが、「スーパー廻転寿司やまと」です。

スーパー廻転寿司やまとは千葉県内にいくつも支店を持つ人気店ですが、木更津店は一番ネタが大きい店舗と言われています。日替わりで店長おすすめメニューが出るので、何度訪れてもお得感のあるお店です。

海の博物館は、千葉県2位の水揚げ量を誇る港町・勝浦市にあります。千葉県立中央博物館の分館として、房総の海の自然環境が楽しく学べる博物館です。館内は4つのエリアにわかれており、季節に応じて展示資料を入れ替えたり、最新の研究結果を取り入れた展示をしたりなどの工夫がされています。

海の博物館の見どころは、ロビーの中庭に展示されている巨大なツチクジラの全身骨格標本です。

ツチクジラとは、一見するとイルカのような風貌のクジラで、ハクジラの中ではマッコウクジラに次いで大きい種類のクジラです。海の博物館で展示されている骨格標本も全身約10.5メートルあり、実際に見るとかなりの迫力があります。

海の博物館のおすすめの季節は、春から夏にかけてです。館内は一年中見学ができますが、春から夏にかけての季節には、専門スタッフと楽しい野外活動を体験できます。夏には、海の博物館前で実際に磯の生き物を探して観察する「磯・いそ探検隊」や、博物館の実験室で海の生き物にちなんだ工作教室が行われ、毎年人気です。

海の博物館がある勝浦は、新鮮な海の幸が獲れることで有名な観光地で、周囲にはおいしい海の幸を使ったお店が多くあります。

「郷土料理　天平」は、海の恵みを生かしたオリジナル郷土料理を出すお店で、新鮮な魚をなめろうにした丼「なめろ丼」は絶品です。他にも、名物のさんが焼きやまご茶、サザエのかき揚げ丼など、郷土食溢れる料理が味わえます。ドライブついでに寄ってみましょう。

銚子魚市場は、水揚げ量全国2位を誇る港をもつ銚子にある市場です。銚子で獲れる魚はイワシやサンマが有名ですが、他にもマグロやイカ、ウニや磯ガキ、キンメダイなど豊富な種類の魚介が獲れる漁港として有名です。

銚子魚市場の見どころは、セリで活気付く第一卸売市場周辺です。セリは朝8時頃に行われ、多い時には大小約700本のマグロが売買されます。周辺の鮮魚店では、銚子港で揚がった新鮮な魚介が破格の値段で売られています。

銚子魚市場のおすすめの季節は、夏です。銚子魚市場は一年中新鮮な魚が獲れるため、いつ行っても旬のおいしい食材にありつけますが、8月上旬に行われる銚子みなと祭りは必見です。古くから伝わるやっぺ踊り大会や花火大会、神輿パレードが行われ、周囲一帯が華やかな雰囲気に包まれます。

銚子魚市場の周辺には、銚子漁港仕入れの新鮮素材を使ったおいしい料理店が並びますが、おすすめは魚市場内にある「久六」です。特に生マグロを使った漬けマグロが人気です。素材はマグロ、イワシ、キンメダイに絞り込んでおり、キンメダイの漬けなど珍しいメニューもあります。

千葉県は、ドライブで東京から日帰りでも楽しめる距離にあり、楽しい穴場の観光地もたくさんあります。特に房総半島は、自然豊かで開放的な観光スポットも多くあり、周囲にはおいしいグルメを満喫できるお店も多いです。ぜひ家族で、カップルで、友達同士で、千葉県の穴場スポットを楽しんでくださいね。