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エクアドルの治安に注意が必要な場所は?旅行で注意すべき地域を解説!

エクアドルの治安に注意が必要な場所は?旅行で注意すべき地域を解説!

エクアドルの治安が悪い地域を紹介します。エクアドルの治安が悪い地域やエクアドル人の性格、女性一人でも観光できるのかについても解説しています。エクアドルで特に巻き込まれやすい犯罪や対策、巻き込まれてしまった場合の連絡先についても紹介します。

目次 [表示]

エクアドルの治安はいい?悪い?

雄大な大自然で知られるエクアドルですが、治安が悪い国としても知られています。実際に外務省からも危険な地域があることが発表されているので、もし旅行に行くのであれば事前に治安情報を確認しておくと良いでしょう。エクアドルの治安情報や、特に注意が必要な地域・都市について紹介します。

エクアドル全体の治安は?

外務省のホームページによると、治安のいい地域が大半を占めています。ただし、中にはレベル1(十分注意)やレベル2(不要不急の渡航中止)の地域があるので、外務省のホームページで事前確認をしてから旅行に行くと良いでしょう。外務省のエクアドルの危険情報が発表されているページを紹介しますので、ご参考ください。

海外安全ホームページ: 危険・スポット・広域情報
海外に渡航・滞在される方々が自分自身で安全を確保していただくための参考情報を公開しております。

エクアドルの夜は治安が悪い?

夜の時間帯は治安の悪化が顕著です。人通りが減って暗くなることで、一人で歩いている人を標的とした犯罪が多発します。とはいえ、繁華街の夜はレストランやクラブで食事を楽しむ方が多く、人目が多いので犯罪に巻き込まれることは少ないようです。こういった場所では夜も出歩けますが、路地裏など細くて暗い道には入らないように注意しましょう。

女性一人でも観光できる?

Photo by iyoupapa

エクアドルでは、女性観光客を狙った性犯罪の報告は多くありません。というのも、エクアドル自体が「男性は女性に尽くす」という風習があり、女性に優しい国のようです。とはいえ日本に比べたら治安のいい国とは言えませんので、女性一人での観光は避けた方が無難でしょう。どうしても一人で行くのであれば、ガイドをつけることをおすすめします。

エクアドル人は危険じゃない!

エクアドルの治安が悪いということは、そこに住むエクアドル人は危険な人達が多いのでしょうか。結論から言うと、そんなことはなく、むしろエクアドル人は明るくて温厚な方が多いため、観光客に友好的な現地人もたくさんいます。山間部で暮らしている方は大人しい性格の方も多いようです。

挨拶を大切にする国

フリー写真素材ぱくたそ

エクアドル人は挨拶を大切にしています。挨拶をすることでコミュニケーションが円滑になりますので、積極的に挨拶をしましょう。逆に挨拶をしないと、こちらの印象が悪くなりかねません。下記にエクアドルでの挨拶を表にまとめましたので、参考にしてください。日本語や英語と同じように朝・昼・夜の挨拶がありますので、時間帯による使い分けに注意しましょう。

エクアドルの挨拶一覧表

日本語 エクアドル語
おはよう Buenas dias (ブエノス・ディアス)
こんにちは Buenas tardes (ブエノス・タルデス)
こんばんは Buenas noches (ブエノス・ノーチェス)

エクアドルの治安が悪い地域は?

エクアドルの中でも治安がいい地域、悪い地域があることが分かりました。では、実際に治安が悪い地域はどこなのでしょうか。エクアドルの治安が悪い地域をまとめましたので、紹介させていただきます。旅行プランに、これらの地域が入っていた場合は十分に気を付けるか、再度プランを見直すようにしましょう。

エクアドルの治安が悪い地域①:キト

エクアドルの首都でもあるキトですが、エクアドルの中でも最も犯罪率の高い都市です。外務省のホームページでも危険レベル1(十分注意:2019年11月現在)となっており、特に旧市街では窃盗や強盗といった事件が多発しています。観光地のパネシージョの丘に行くには旧市街を通らなければならないので、どうしても行くのであればタクシーを使うなど十分に注意して行きましょう。

エクアドルの治安が悪い地域②:グアヤキル

エクアドル最大の都市としても知られるグアヤキルですが、それと同時にエクアドルで最も治安の悪い都市としても有名です。2012年には半年で殺人296件、強盗6593件が発生しており、2013年には新婚旅行中の日本人夫婦が襲撃された事件もありました。特に夜間は凶悪犯罪が多発するため、どうしても行くのであれば昼間の明るい時間帯に用事を済ませましょう。

エクアドルの治安が悪い地域③:コロンビアとの国境付近

Photo byRepublica

エクアドルの北部はコロンビアとの国境が近く、コロンビアの反政府ゲリラ組織や麻薬組織による凶悪事件が多発しています。危険レベル3(渡航中止)に指定されている地域も多いため、近くに行く場合は外務省のホームページを確認しましょう。観光に行く際も森林地帯は誘拐の危険もありますので、できるだけ都市部や人通りの多い場所を通ることをおすすめします。

エクアドルで多い犯罪は?

Photo byxusenru

エクアドルの治安が悪い地域を紹介しましたが、実際に多い犯罪とは何なのでしょうか。エクアドルで特に多い犯罪をまとめましたので紹介させていただきます。対策方法についても解説しますので、旅行する際の犯罪対策に役立ててください。

エクアドルで多い犯罪①:窃盗

Photo byGanossi

海外旅行で巻き込まれやすい犯罪は、すりやひったくりといった窃盗です。エクアドルも例外ではなく、観光客を狙った多くの窃盗事件が報告されています。特に多いのが、複数人でチームを組んだ窃盗グループによる犯行で、話しかけられて気をそらしたタイミングに仲間に荷物を盗まれるといったケースです。他にも、バイクでのひったくりが多発しています。

対策

目立つ服装や高級品を身に着けていると窃盗のターゲットにされやすいので、服装には注意しましょう。現地に馴染む服装だと観光客だと思われないため、より狙われにくくなります。現地人に声をかけられても完全に信用せず、仲間が荷物を盗みに来る可能性がありますので荷物から目を離さないようにしましょう。

エクアドルで多い犯罪②:昏酔強盗

Photo bydertrick

昏酔強盗とは、睡眠薬やアルコールを使った強盗です。ターゲットの意識を朦朧とさせ、反抗できない状態になったところで荷物を強盗されます。特に近年はこの手法による強盗が増えており、観光客もターゲットにされやすい事案です。特に睡眠薬は飲み物に溶かされると分からないため、睡眠薬による昏酔強盗が流行しています。

対策

現地人から飲み物や食べ物を勧められても絶対に口にしてはいけません。睡眠薬が入っていて、そのまま意識をなくしてしまう恐れがあります。旅行中はテンションが上がってお酒を飲むことがあるかと思いますが、飲み過ぎには注意してください。飲食店がグルになっていることもありますので、客が少ない怪しいお店にも気を付けましょう。

エクアドルで多い犯罪③:タクシーでの犯罪

フリー写真素材ぱくたそ

エクアドルの観光にタクシーは必須です。特に治安の悪い地域はタクシーを使うと安全に通れます。ただし、そのタクシーの中で犯罪に巻き込まれてしまっては元も子もありません。特に非正規のタクシーは強盗被害が多く確認されています。

対策

タクシーを利用する際は、正規のタクシーを利用するようにしましょう。ホテルに頼むと正規のタクシーを手配してくれますので安心です。流しや付け待ちといったタクシーは、非正規のタクシーが多いため、できるだけ利用しないことをおすすめします。

エクアドルで多い犯罪④:交通事故

Photo by takako tominaga

交通事故も立派な犯罪です。エクアドルは日本と比べて交通マナーがかなり悪く、信号無視など当たり前のように行われています。あちこちでクラクションを鳴らすなど、ストレスの溜まっている運転手も多いため、運転も荒くなりがちです。徒歩での移動の際には、交通事故に気を付けましょう。

対策

交通事故に巻き込まれないためには、常に周囲を注意すつことが大切です。歩行者専用道路や横断歩道も絶対に安全とは言い切れませんので、周囲の車を確認して移動するようにしましょう。

もしも犯罪に巻き込まれたら

Photo byStockSnap

防犯をどれだけ意識しても、犯罪に巻き込まれる確率をゼロにすることはできません。もしも犯罪に巻き込まれたら、エクアドル警察や在エクアドル日本国大使館に連絡して助けを求めましょう。大使館は日本語も通じますので、現地の言葉を話せない方はこちらに連絡することをおすすめします。

  • 警察、消防、救急:911
  • 在エクアドル日本国大使館:+593-2-2278-700

治安の悪い地域を知って楽しいエクアドル旅行を!

Photo byDEZALB

エクアドルの治安が悪い地域、実際に多い犯罪について紹介しました。旅行プランを既に計画している方は観光する地域を再度確認、これから計画する方は注意してプランを練るようにしましょう。一番の犯罪対策は自己防衛ですので、十分に注意して観光することをおすすめします。

ハズ佐藤
ライター

ハズ佐藤

妻と旅をする事が趣味の自称・愛妻家です。 夫婦やカップルで楽しめる観光名所や人気スポットをご紹介できればと思います。

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