ハワイ島の噴火の影響は?旅行での観光への影響や現在の様子をご紹介!

ハワイ島の噴火の影響は?旅行での観光への影響や現在の様子をご紹介!

2018年5月に噴火したハワイ島最大の活火山キラウエア火山は、火山の噴火に慣れていない日本人は、ハワイ島への観光が心配になって中止した人も多かったでしょう。実は、キラウエア火山は35年も噴火が続いている活火山です。現在、噴火は心配なく観光を楽しめます。

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現在のハワイ島の噴火情報(2019年10月26日現在)

旅行社による最新のキラウエア火山情報によると、2019年10月26日現在、「キラウエア火山をはじめハワイ島のすべての火山で噴火は見られない」ということです。キラウエア火山からの赤くドロドロした流れる熔岩や、熔岩が海に流れるオーシャンエントリーは観光では見られません。そのかわり、噴煙の心配がないので雄大な景色がはっきりと見られます。
 

現在のキラウエア火山の噴火情報

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2018年5月に大噴火したキラウエア火山も、同年9月には熔岩が流れる熔岩流も止まり、2019年7月以降、一時休止状態が続いています。キラウエア火山があるハワイ火山国立公園も開園し、一部危険地域の指定はありますが、ほぼ観光できる状態です。

ハワイ島観光ツアーへの影響

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キラウエア火山の噴火が影響するツアーは、キラウエア火山を見学するツアーです。ハワイ島全域の観光ツアーからみれば一部に過ぎません。ハワイ火山国立公園見学ツアーでは、キラウエア火山を見学するだけではなく、マウナケア山での星空観察やワイピオ渓谷での乗馬体験などのアクティビティーを組み合わせたツアーが主流になっています。ヘリコプターツアーは、空から噴火後のキラウエア火山の様子を探索できるので特に人気です。

今後のキラウエア火山噴火の予測

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2019年7月以降、一時休止状態が続いているキラウエア火山ですが、このまま今の休止状態が続いていくのか、あるいは大規模な噴火が起こる可能性があるのかは、アメリカ地質調査所の調査でも予測がつかない状態です。35年間噴火が続いていて世界で一番活発といわれるキラウエア火山ですから、予断を許さない状況にある火山であることは間違いありません。
 

噴火後に起きたこと

2018年7月と2019年5月に、キラウエア火山噴火後の事件が起こりました。ひとつは熔岩がからむ事故で、もう一つは本人の過失です。35年間噴火を続けているキラウエア火山で、初めて熔岩がからむ事件が起きたといわれています。さらに興味深いのが、熔岩流によって大量に海に流れ込んだ熔岩が積もって、噴火後、新しい島ができたこと。名前は地元の人たちが決めるそうですが、噴火後にできた島というのはロマンティックですね。
 

溶岩見学ツアー中のボートで起きた事故

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2018年7月16日、熔岩見学ツアー中のボートの屋根に噴出した溶岩があたり、23人がケガや火傷を負いました。乗客の1人は足の骨を折って重傷、12人が火傷を負った大きな事故です。この事故は当初、噴火によって飛んできた熔岩といわれていましたが、調査の結果、海底からの爆発によるものとわかりました。

危険地域の柵を越えて火口内に落ちた事故

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2019年5月1日、柵を乗り越えてキラウエア火山のハレマウマウ火口縁に近づいた米兵が、足をすべらして火口内に落下する事故が起きました。無事に救出されましたが、キラウエア火山は2018年9月以降、噴火は一時停止状態が続いていても、現在でも噴気が放出していて火口縁は崩壊する危険があります。まだまだ火口周辺は要注意です。

新しくできた島について

新しくできた島は、海岸から数メートル離れたところにあります。今後、熔岩の流出が続けばハワイ島とつながる可能性もでてくるぐらいの距離です。流出がなければ、波によって浸食されてなくなる可能性もあります。どちらにしても新しくできた島を見守っていきたいですね。

ハワイ島旅行で旅行者が気をつけること

ハワイ島のなかでは唯一のユネスコ世界遺産であるハワイ火山国立公園は、ハワイ島の観光では、はずせないおすすめスポットです。キラウエア火山の噴火も一時停止状態で落ち着いていますが、観光としては危険地域や無期限に閉鎖されている地域もあります。ハワイ島旅行で注意した方がいいポイントをみてみましょう。

危険地域に立ち入らない

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キラウエア火山に興味がある旅行者なら、噴火後のキラウエア火山の様子や熔岩をできるだけ近くで見たいでしょう。だからといって、危険地域の指定があるのを無視してまで行動するのはNGです。見たい気持ちを抑えて、安全な範囲だけに絞って行動しましょう。

アクセス可能地域(2019年のできるだけ新しいもの)や無期限閉鎖地域などを旅行前に調べる

ハワイ州観光局ニュースが2019年5月21日更新のニュースを配信して、アクセス可能地域や無期限閉鎖地域を指定しています。5月以降のニュースはありませんが、旅行会社のホームページなどに記載されていることもあるので旅行前には調べておいた方がいいでしょう。

ハワイ火山国立公園のトレイルハイキングでは格好、持ち物に注意すること

Photo byTerriC

キラウエア火山周辺は毎日気候が変化して、年間を通じて雨が降ることが多く肌寒い日が多いです。長袖長ズボンの登山の格好をすることがベスト!ハワイ火山国立公園内には飲み水がないので飲み水は忘れずに持参しましょう。喉や気管支系が弱い人は、空気中の噴煙にも敏感に反応することもあるので、マスクも持参した方がいいですね。

ツアーを利用しないでレンタカーで旅行する場合

キラウエア火山の観光は、ツアーに参加してハワイ火山国立公園を回るのが一般的です。ツアーを利用しないでレンタカーを借りる場合は日本の普通免許でも大丈夫ですが、トラブルがあった場合のために国際免許証を取得していた方が安心して貸してもらえます。公園内の火口を巡るドライブや、自分の見たいところを中心に観光できるのは、レンタカーの良さですね。

キラウエア火山噴火後、復活したハワイ島観光ツアー

2018年9月22日に開園したハワイ火山国立公園では、約80%の地域がアクセス可能になりました。それにともなって、各旅行会社のツアーも復活してハワイ島観光が活況を帯びています。一時停止状態が続いているキラウエア火山の見学ツアーは、ますます巨大化したハレマウマウ火口が見られて感動ものです。

乗馬が楽しめるハワイ島北向き観光ツアー

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キラウエア火山があるハワイ火山国立公園に北回りで行くツアーです。空港があるコナからワイピオ渓谷、アカカ滝、日系人の街ヒロなどを巡ってハワイ火山国立公園に行くツアーになります。ワイピオ渓谷では乗馬のアクティビティーも経験できるし、日系人の街であるヒロでお土産品を見たりできる楽しいツアーです。

コーヒー農園やウミガメが見られるハワイ島南向き観光ツアー

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同じく空港があるコナからハワイ火山国立公園に向かうツアーですが、こちらは南回りのツアーになります。コナからコーヒーファームやベーカリー、アメリカ最南端のカラエ岬、ウミガメが見られるナルウ黒砂海岸を巡ってハワイ火山国立公園に行くツアーです。ハワイ産のコーヒーが飲めたり、ウミガメの様子を観察できたり、お得感のあるツアーが堪能できます。

溶岩観光ツアーの現在

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熔岩見学ツアーも復活しています。ハワイ火山国立公園にはキラウエア火山とマウナケア火山があって、その2つを巡る贅沢なツアーも復活しました。熔岩が流れる様子やオーシャンエントリー現象は見られませんが、熔岩の上を歩く体験ができるのは貴重です。マウナケア火山の中腹の天文台で星空を見られるのもいい経験になります。

ハワイ火山国立公園の現在の状況

ハワイ火山国立公園は2018年9月22日に開園して以来、一部の無期限閉鎖地域を残してずっと開園しています。公園内にあるホテル「ボルケーノ・ハウス」もアクセス可能で、キラウエア火山のハレマウマウ火口へのトレイル(登山道)も一部アクセス可能です。無期限に閉鎖される地域のなかには、観光スポットのトーマス・ジャガー博物館も含まれていますので気をつけましょう。

進入禁止の危険地域が指定されていることもある

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噴火後のキラウエア火山は有毒なガスが検出されるところもあって、日によって進入禁止の地域が指定されることもあります。大きく広がったキラウエア・カルデラの周辺の野原のあちこちから白い蒸気が吹き上がっているので、気になる人はマスクをした方がいいでしょう。

ドロドロ溶岩が見られるのはキラウエア火山の西側

Photo byskeeze

キラウエア・カルデラの北側は野原が広がっていますが、南側は、熔岩がたくさん流れ込んだので熔岩が溶けて固まった地域が見られます。西側は、火山の活動が活発の日は熔岩が海に流れ込んで水蒸気を発生させる「オーシャンエントリー」を見ることができる方角です。キラウエア火山は一時停止状態ですが、赤い熔岩が見られるかもしれません。

キラウエア火山噴火後の噴煙が健康への危険につながる可能性も

噴煙はほとんどが水蒸気ですが、二酸化炭素や二酸化硫黄、硫化水素なども含まれていて人体に悪影響を及ぼします。噴煙がでているところには近づかないようにしましょう。車の進入禁止のところに「噴煙は健康を害し命を脅かす危険があります」という看板が掲示されているので注意してください。

ハワイ島旅行の危険地域

通行止めになっている道路や工事中の道路があるので、レンタカーでハワイ島を回る時は、ネット上のロードマップではなくビジターセンターなどで交通事情を調べてください。ハワイの危険地域というと、車が通る道路事情によるものが多いようです。同じような景色が続いていて眠くなる、信号がないので単調など日本とは違う道路事情なので注意しましょう。

観光旅行ツアーでの危険

2018年7月16日の観光ボートの屋根に熔岩がぶつかり、23名の負傷者がでた事件は、熔岩がからむ初めての事件だそうです。熔岩を間近に見ることができるツアーは観光ボートかヘリコプターになるので、キラウエア火山の噴火が活発化している時は、ヘリコプターのツアーの方が安全でしょう。

危険地域の指定がある柵を乗り越える事故

キラウエア・カルデラを見ると、もっと間近で見たいという気持ちも起きてきます。柵を乗り越えたくなる衝動も理解できなくはないですね。とはいっても、火口付近は当然、水蒸気がでていたり、地盤も緩くなっているところもあります。距離が離れているからカルデラの広さも実感できるのです。キラウエア火山だけではなく、危険地域にある柵は決して乗り越えないでください。

火口付近の危険地域

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キラウエア火山のハレマウマウ火口へのトレイルは、まだ一部のみアクセス可能です。有毒ガスや噴煙などの危険情報を旅行前に確認しておきましょう。火口にはペレという女神が住んでいるという神話から、熔岩を持ち帰ると自分や家族に災いが降りかかるという話もあります。火口は最も危険地域でしょう。

ハワイ島のキラウエア火山噴火情報と旅行情報まとめ

ハワイは火山の噴火によってできた国なので、ハワイに住んでいる人々は火山の噴火には慣れっこになっています。今回のキラウエア火山の噴火は規模も大きく避難した人も多かったですが、それもハワイ島の一部の地域に過ぎないという受け入れ方です。それほど火山は身近な存在なのでしょう。それにしても、キラウエア火山の溶岩が固まったところを歩くのは魅力的です。同じ火山大国の日本人としてハワイ島に馴染んで楽しみましょう。
 

関根由美子
ライター

関根由美子

楽しくて素敵な記事を書きたいです。

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