一関の絶品ランチおすすめ19選！人気のB級&定番ご当地グルメをご紹介！

岩手県の一ノ関には、世界遺産の「平泉」や国の名勝天然記念物に指定されている「厳美渓」などの有名な観光スポットが控えていて、心身ともに休まる温泉スポットも豊富です。

そんな一関の観光の折りに、おすすめしたいランチがあります。ジャンルごとに「名物系」「和風系」「洋風系」「ラーメン系」をご紹介します。岩手一関の名物グルメをはじめ、おいしい和食や洋食の名店から人気の安いB級グルメにいたるまで要チェックです！

一関には餅をはじめ、名物といわれる物がいろいろと挙げられます。イワナの塩焼や変わりカツ丼などの名店の他にも、名物グルメの受け渡しを奇想天外な方法で行う人気の店も見逃せません。一関でランチにおすすめできる、おいしい名物系を6店舗選んで紹介します。

「せきのいち」は、一関にある「世嬉の一酒造」が運営する蔵元のレストランとして人気があります。餅の故郷とも言われている、一関のせきのいちでのおすすめランチは、郷土料理の「もち膳」1,300円です。

名物グルメの餅を「ずんだ」「ごま」「桜海老」「あんこ」などで、味の変化を楽しみながらいただいて、真ん中の「大根おろし」は箸休めとなります。

蔵元らしい落ち着きのある雰囲気の中でいただく郷土料理メニューは、他にもいろいろあります。

一関の地元産小麦を使用した、はっと鍋料理の「手ぎりはっと膳」1,300円や「もちフォンデュ」1,500円「果報餅膳」2,200円「酒屋の酒しゃぶ膳」2,500円などです。一ノ関駅に近い点もおすすめできるポイントになります。

一関で創業100年に及ぶという、老舗の名店かつ丼屋「小角（こっかど）食堂」。

地元では有名な小角食堂の、おすすめ名物ランチは「あんかけかつ丼」800円です。世にかつ丼屋さんは多くありますが、かつ丼にあんかけが掛かるスタイルは、あまり耳にしません。一関の千厩地区のソウルフードである、あんかけかつ丼はこちらの店が元祖です。

丼にはご飯の上にキャベツが敷かれ、館ケ森高原豚の大きめなカツが、のります。仕上げにあんかけを回し掛けて提供です。あんは見た目ほどには甘すぎず、酸味も利いていて、おいしい人気の逸品となっています。千厩駅よりは少し歩きますが、地元民に愛されている安い名物グルメのかつ丼です。

有名な観光スポット「厳美渓」で獲れた、イワナをランチにいただける「峠のイワナ屋」。駅からのアクセスは難しくて、厳美渓を観光がてら車でのお越しがおすすめです。「イワナの塩焼」が1尾450円になります。アユ以上と言われるイワナは、囲炉裏でじっくりと焼かれた絶品の味です。

一関の名物グルメであるソースカツ丼をいただける「和食レストラン松竹」。松竹でランチにおすすめなのが「カツ丼」850円です。こちらのカツ丼は卵でとじられているのではなく、ソースが掛けられているスタイルになります。

「井上ひさしや永六輔も愛した」と、言われる味は優しいあっさりとした一品で、駅近くにある便利な安いランチです。

一関名物の餅を使った料理の、元祖といわれている「三彩館ふじせい」。一ノ関駅の至近にある、ふじせいのおすすめランチは「元祖一口もち膳（雑煮付）」1,620円です。一口もちはただ柔らかいだけではなく、趣向の凝らされた味の変化でスイスイと食べられます。量が心配された雑煮もさっぱりとした味で完食です。

ランチというより、おやつ感覚の名物を食べられる「郭公屋（かっこうや）」。郭公屋は有名な観光スポット「厳美渓」にあって、名物の「団子」は3本セットで400円です。

ユニークなのは団子の受け渡し方法で、厳美渓の川を挟んだ対岸にある店へ、籠に代金を入れてから板を木槌でたたいて合図します。川に渡されたロープを伝って、代金と入れ替わりに籠に入った団子が届くシステムです。

一関では和風系は少し押され気味に感じました。そんな中でも前沢牛をいただける名店やユニークな蕎麦がおいしい名店や、驚くほどリーズナブルな値段で旨い刺身が食べられる店などがあります。おすすめできる4店舗を選んで、ご紹介します。

一ノ関駅からほど近い所にある、肉料理が旨いことで有名な「牛肉割烹児雷也」。ランチにはサクサクジューシーな「とんかつ定食」1,100円も人気ですが、おすすめしたいのは「すきやき定食（上）」2,000円です。岩手産の霜降り肉が濃いめのタレとからみあって、後を引く旨さに襲われます。

すきやき定食（上）でも十分においしいのですが、せっかくの一関ということで奮発する気ならば、ブランドの前沢牛をおすすめします。前沢牛を使用する「児雷也特選すきやき」は、3,800円です。見事な霜降り肉は噂通り、旨みだけを残して舌の上で溶けていきます。

一関ではチョイと有名で、遠くからも足を運ぶ客がいる蕎麦屋さん「青葉直利庵」。蕎麦というよりも見た目うどんに近い、ユニークな蕎麦が人気の「天ざる」は1,070円になります。こちらのざるそばの特徴は、甘めのツユにワサビではなく紅葉おろしが添えてあることで、太い長い蕎麦が相性抜群です。

一関には蕎麦以外に和風系のランチが少ないのですが「刺身が旨い！」とおすすめしたいお店は「庄や一関店」でしょう。刺身全般がおすすめですが、人気のランチ「まぐろ丼」は700円です。おいしさにも驚きますが、コスパの良い値段にも敬意を払わさせられます。庄やでは、他の魚介ランチもほとんどが1,000円以下です。

一関でおいしい手打ち蕎麦と評判の「そばはな」のおすすめメニューは「鴨南ざるそば」（1,190円）です。しっかり取られた少し甘めの出汁に鴨の出汁も加わって、手打ちの蕎麦は、のど越しよく胃の腑に落ちます。〆の蕎麦湯で割りながらの鴨汁は、飲み干せるほどの旨さです。一ノ関駅から至近というのも観光客には助かります。

岩手県一関にも、おしゃれなおいしい洋食系ランチがたくさんあります。彩きれいなプレートランチや、レトロな洋食店のボリュームたっぷりの人気ランチ。良質な素材を使用した絶品ハンバーグや、安いと評判のパスタなど5店舗を選んでみました。

本格的フレンチをいただける名店「レストランアビチュエ」は、一ノ関駅からは少し距離のある位置に、隠れ家「的」ではなく本当に森の中にある隠れ家です。

平日限定の、安いランチとしておすすめできる「キッシュプレート」が1,380円になります。「キッシュ」「サラダ」「パン」「スープ」がワンプレートに載ったお得なランチです。

アビチュエには、平日用にリーズナブルな「おすすめランチ」1,800円や、土日祝日用には人気の「ランチタイムコース」2,600円も、用意されています。おすすめランチのメインディッシュは週替わりの構成です。ランチタイムコースには平日ランチでは食べられない、ちょっと豪華な前菜が出されます。

一関で、安くておいしいと評判のイタリアン「モンテ」のメニューは、パスタやピッツアにステーキ・ハンバーグ・カレーまで豊富に揃っています。ランチにおすすめなのが「本日のスパゲティ」750円です。地元産の食材にこだわったパスタは、リーズナブルな値段とともに「旨い！」と人気の名店になっています。

一関で地元民に愛され続けている、レトロな有名老舗洋食店「あさひやレストラン」のランチメニューは弁当風のものまで含めて、数えきれないほど豊富です。中でも一番人気は「特製カレーピラフ」880円になります。ワンプレートに「ピラフ」「とんかつ」「カレールー」「サラダ」が盛られた、コスパ最高の逸品です。

ランチにおいしいハンバーグをいただける「丑舎格之進」は、一関の有名焼肉店なので紹介しておきましょう。ハンバーグやメンチカツの定食が並ぶ中で、おすすめは「金格ハンバーグ定食(150g）」1,180円です。国産牛肉と白金豚格之進の黄金ブレンドによって、肉汁があふれる奥深い味わいのハンバーグになります。

素晴らしいロケーションを眺めながらのランチを楽しめる「ヒラサワエフマーケット」は一ノ関駅からは少し離れた所になります。人気のランチメニューは「ワンプレートランチ」が、1,200円です。

日替わりで多少内容は変わりますが、たくさんの逸品がワンプレートに鮮やかに盛られています。デザートとソフトドリンクも付くお得なセットで、女性客におすすめです。

岩手県の一関にも、おいしいラーメンはたくさんあります。鰹出汁を活かした正統派や、鶏や煮干し出汁でパンチを利かせたラーメン、焼肉店で提供される冷麺や本場博多風の豚骨系まで、たいていのタイプがそろっているのです。

一ノ関駅から徒歩15分ほどの所にある「ウマミスープヌードルズ虹ソラ」は、一関で一番の人気ラーメン店です。

個性的なメニューが豊富に並んでいる中で、定番ともいえるおすすめは「鶏にぼしソバ」800円になります。鶏と煮干しからしっかり取られた出汁は、ナチュラルな甘みがあってストレートの細麺との相性も抜群です。

「豚バラ肉チャーシュー」は、提供寸前に炙られて香ばしい香りを放っています。低温調理した「鶏胸肉チャーシュー」は、しっとりとした美味しさです。繊維に沿って崩れそうなほど、柔らかく仕上げられた太めの「メンマ」も絶品で別皿に盛られて出されます。

一関で食べるランチに、おすすめの焼肉屋「焼肉・冷麺ヤマト一関店」。夏場のおすすめなら、店名にもある「そば冷麺」750円で、冬場の一押しは「石焼十八穀米ビビンバ」750円になります。「冷麺祭り」の時期なら、さらに安い価格で召し上がれる冷麺は、透明な牛スープとの相性が抜群によくて人気の逸品です。

一関で根強い人気を誇るオーソドックスなラーメン店「丸長」のメニューは「らーめん」600円、「つけ麺」700円の2種類だけです。デフォルトではらーめんが極細麺、つけ麺には太麺が提供されます。鰹出汁を前面に押し出した正統派のラーメンで、旨いチャーシューと安い値段も人気の秘密です。

一関で「豚骨系のラーメンを！」と、望むなら「麵屋たか志」。替え玉が1皿サービスの「白とんこつらーめん」が、670円です。本場博多系の豚骨スープは背脂が浮いていて、キクラゲや海苔に刻みネギも、たっぷりトッピングされています。2枚のチャーシューも絶品で、コクのあるスープと細麺がよくからんで、至福の味です。

観光スポットも豊富な一関で、おいしいと評判のランチを探ってみました。「名物系」「和風系」「洋風系」「ラーメン系」といった4ジャンルに分けて、おすすめの名店を19店舗ご紹介しました。紹介したお店を参考にして、一関で好みのジャンルのランチを堪能してください！