山手線が乗り放題になるきっぷ3選!用途に合わせたおすすめきっぷの選び方も解説!

山手線が乗り放題になるきっぷ3選!用途に合わせたおすすめきっぷの選び方も解説!

山手線沿線を中心とした移動の場合どのようなフリーきっぷがあるのでしょうか。都内を公共交通機関を使って複数の場所を移動するとき、乗り放題のフリーきっぷを使った方がお得なこともあります。山手線が乗り放題になるきっぷの種類やフリー範囲などを紹介します。

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山手線は東京都心の便利な環状線

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山手線は、郊外から都心部へ通勤などで移動する、多くの人が利用する東京の環状線です。1日の平均乗降客は、なんと約550万人で、東京の移動を支える中心的路線といえます。

旅行者にとっては山手線1本で主要な街へ移動できる便利な路線なので、山手線が乗り放題のきっぷがあったら便利ですよね。山手線が乗り放題になるきっぷの種類・利用可能範囲・使い方について紹介します。

山手線は東京の主要駅を結ぶ環状線

山手線は、東京駅・上野駅・池袋駅・新宿駅・渋谷駅・品川駅など現在29駅を、最短で62分、最長69分で1周する路線です。山手線各駅からのJR・私鉄・地下鉄の乗り換え路線を数えると、なんと100路線以上にものぼります。都内の移動には欠かせない東京の要の鉄道路線なのです。

山手線内側へのアクセスは地下鉄がおすすめ

山手線は環状線なので、山の手エリアの内側への移動はできません。銀座・赤坂・六本木・表参道などへ行きたいときには、地下鉄やバスへの乗り換えが必要となります。都内の路線図を見ながら山手線と地下鉄を組み合わせて、東京の散策プランを考えるのも楽しいですね。

山手線の乗り放題きっぷは3種類

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東京近郊のフリーきっぷは、JR・地下鉄・私鉄から、利用範囲の異なる、さまざまなタイプの乗り放題きっぷが販売されています。その中でも山手線が365日乗り降り自由なフリーきっぷは3種類のみ。山手線が一日乗り放題となる3種類のきっぷについて詳しく紹介します。

山手線のみの乗り放題きっぷはない

山手線のみの乗り放題きっぷは、ありませんので、山手線を含む首都圏のJRが乗り放題となるきっぷを利用してください。「山手線を1周してみたい」という方には、通常のきっぷで1周できる方法があります。途中下車はできませんが、後ほど紹介しますので参考にしてください。

山手線乗り放題パス①:東京フリーきっぷ

山手線が一日乗り放題になるフリーきっぷの1つ目は「東京フリーきっぷ」です。23区のJR駅に加え、地下鉄・都電・都バス・舎人ライナーが乗り放題になるので、東は葛西臨海公園、西は西荻窪、南は蒲田、北は赤羽岩淵や和光市まで、幅広い範囲のエリアをカバーできます。

都内を縦横に走る地下鉄で、どこにでも行けるので、東京都心部を隅々まで満喫したい方に、おすすめのフリーきっぷです。

「東京フリーきっぷ」概要

  • 東京23区内のJR・地下鉄・日暮里舎人ライナー・都電・都バスで利用可能
  • 大人料金1,600円、子供料金800円
  • 利用期間通年、販売期間通年
  • フリーエリア内JR東日本の指定席券売機、みどりの窓口などで販売。(東京メトロ、都営地下鉄、日暮里舎人ライナー各駅でも発売)
  • 発券方法は磁気券
  • 使い方は磁気用の改札機へきっぷを通す

山手線乗り放題パス②:都区内パス

「都区内パス」は、東京23区内のJRが一日乗り降り自由になるきっぷです。地下鉄の乗車は、できないため範囲は狭くなりますが、東京フリーきっぷよりも、かなりお安いので移動先によっては、とてもお得です。

2019年9月1日 からはSuicaでの利用もできるようになったので、使い方もワンタッチ。乗り越し精算の手間も必要ありません。

「都区内パス」概要

  • 東京23区内のJR
  • 大人料金760円、子供料金380円
  • 利用期間通年、販売期間通年
  • フリーエリア内JR東日本の指定席券売機、みどりの窓口などで販売
  • 発券方法は磁気券またはお手持ちのSuicaにきっぷを搭載
  • 使い方は磁気用の改札機へきっぷを通す/Suicaをタッチする

山手線乗り放題パス③:「休日おでかけパス」

「休日お出かけパス」は、土日祝日限定のフリーパスです。23区だけでなく東京近郊のかなり広いエリアのJRが乗り放題となるので、日帰りの小旅行におすすめします。

フリー範囲は、東は成田、西は小田原や奥多摩、北は足利、南や横須賀などかなり広いエリアが乗り放題で、もちろん山手線も。大人料金2,720円で、フリーエリア内の指定席券売機やみどりの窓口で購入できます。

「休日おでかけパス」概要

  • 東京近郊のJR路線
  • 大人料金2,720円、子供料金1,360円
  • 利用期間は土休日、4月29日~5月5日、7月20日~8月31日、12月29日~1月3日の毎日
  • フリーエリア内のJR東日本指定席券売機、みどりの窓口などで販売
  • 発券方法は磁気券
  • 使い方は磁気用の改札機へきっぷを通す

「東京フリーきっぷ」がおすすめなケース

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「東京フリーきっぷ」の魅力は、なんといってもJRだけでなく地下鉄や都バスも乗り放題なところでしょう。このきっぷ1枚あれば都内のどこでもアクセス可能です。「東京フリーきっぷ」のおすすめの使い方3例を紹介します。

おすすめケース①:スカイツリーに行きたい

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東京スカイツリーの最寄り駅は、東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」または半蔵門線「押上駅」です。JRだけではアクセスが難しいので「東京フリーきっぷ」がおすすめ。

新宿からスカイツリーまでは「とうきょうスカイツリー駅」で下車すると片道490円。ほかに浅草や上野などの下町エリアを、地下鉄とJRで移動して回ればお得となります。

おすすめケース②:六本木・銀座・青山に行きたい

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ショッピングで人気の銀座・青山・表参道、また繁華街として人気の六本木・赤坂などは地下鉄でのアクセスとなります。運賃は距離にもよりますが1乗車200円弱。一日で複数のスポットをまわるのであれば「東京フリーきっぷ」がおすすめです。

ただし、地下鉄しか利用しない場合は、地下鉄のみのフリーきっぷがあります。「東京フリーきっぷ」はJRと地下鉄の両方を乗る方向けです。

おすすめケース③:美術館・博物館めぐりをしたい

東京には魅力的な美術館や博物館が数多く点在しています。上野の国立博物館や国立科学博物館、竹橋の国立近代美術館、六本木の森美術館や国立新美術館、白川清澄の東京都現代美術館などがありますが、複数のスポットを一日で効率的にまわるのであれば、JR・地下鉄が乗り放題の「東京フリーきっぷ」がおすすめです。

「都区内パス」のおすすめケース

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「都区内パス」の魅力は、1日760円で23区のJR線が乗り放題となることです。では、通常の運賃と比べ、何回くらい乗り降りすると「都区内パス」を使った方がおとくになるのでしょうか。「都区内パス」がお得となるケースを紹介します。

おすすめケース①:一日で都内を3,4カ所以上巡る

JRの初乗り運賃は136円です。1,2駅程度の距離の移動であれば136円、新宿から東京までだと198円ですので、平均160円と仮定して損益分岐点を考えてみます。760円÷160円=4.75回ですので、1日で5回以上乗り降りすると「都区内パス」がお得です。

一日で比較的近距離を3,4カ所を巡るのであれば、「都区内パス」がお得といえるでしょう。

おすすめケース②:移動距離が長いケース

「都区内パス」利用駅の最西の西荻窪から、ディズニーランドのある舞浜駅まで往復するケースで考えます。西荻窪から舞浜までのJR片道料金は561円なので、往復1,122円です。

舞浜は都区内エリア外なので、「都区内パス」760円に加え、葛西臨海公園から舞浜の片道136円の乗越し料金を加えても1,032円。「都区内パス」なら乗り降りもできるので、かなりお得です。

山手線1周したいときのきっぷの買い方

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都内で観光や買い物や食事を楽しむのであれば、山手線で乗り降りするのでフリーきっぷがお得です。しかし、下車せずに山手線を1周したいというのであれば、フリーきっぷはおすすめしません。山手線を1周したい場合の、きっぷの購入方法を紹介します。

隣り駅までの往復運賃で1周できる

JRでは、「乗るルートをそのまま購入する」必要があります。しかし、東京など大都市近郊区間では「同じ駅を2回通らなければ最安ルートで計算」されます。つまり、実際のルートと異なってもよいのです。

東京駅スタートなら、東京駅・有楽町駅間の往復きっぷを購入し、往路は内回りで東京・有楽町間に乗車、復路は外廻りで有楽町・東京間に乗車したことにして山手線を1周できます。

山手線往復きっぷの買い方

通常の券売機できっぷを購入すると、金額しか表示されないため東京・有楽町間の往復きっぷを購入できません。そこで、駅名を指定して往復きっぷを購入できるのが、特急券などを購入するときに使う指定席券売機です。

指定席券売機では、発駅はすぐ表示されているのでわかりやすいですが、着駅は頭文字を入力して検索してください。往復きっぷが発券されるので、これで山手線を1周できます。

地下鉄・私鉄が乗り放題のフリーきっぷを紹介

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今回紹介した3つのフリーきっぷで、23区以外まで行けるのは「休日おでかけパス」のみです。JR以外の路線で23区以外に行動範囲を広げる場合は、「東京フリーきっぷ」「都区内パス」で乗り越し料金を支払うか、私鉄などのフリーきっぷも合せて利用することに。

そこで、JR以外の東京近郊の便利なフリーきっぷの中から5つ、範囲やおすすめの使い方を紹介します。

東急電鉄「東急線ワンデーパス」

「東急線ワンデーパス」は東急線全線が一日乗り放題になるフリーきっぷです。山手線の渋谷駅から東横線や田園都市線へ、目黒駅から東急目黒線へ、五反田駅から東急池上線へ乗り換えができるので、「都区内パス」と組み合わせると移動範囲広がるのです。大人料金680円で、東急線各駅の券売機で購入できます。

小田急線「1日全線フリー乗車券」

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小田急線「1日全線フリー乗車券」は、小田原・片瀬江ノ島・唐木田など小田急全線が一日乗り放題となるフリーきっぷ。「都区内パス」と組み合わせると移動範囲が広がるのです。大人料金2,000円で、小田急線各駅の券売機で購入できます。

「都営地下鉄ワンデーパス」

「都営地下鉄ワンデーパス」は、500円で都営地下鉄全線が一日乗り放題のきっぷです。春夏秋冬それぞれの期間限定きっぷなので注意してください。

JRも東京メトロも都営地下鉄も乗りたい方は「東京フリーきっぷ」がおすすめですが、JRと都営地下鉄だけでよい方は「都区内パス」と「都営地下鉄ワンデーパス」の組み合わせの方がお得です。

「都営まるごときっぷ」

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「都営まるごときっぷ」は都、営地下鉄・都バス・都電荒川線、日暮里舎人ライナーを1日に乗り降り自由なフリーきっぷです。料金は700円で、都営各駅の券売機やバス車内などで購入できます。

東京フリーきっぷは1,600円なので、東京メトロは必要ない方は「都区内パス」と「都営まるごときっぷ」の組み合わせの方がお得です。

「東京メトロ24時間券」

「東京メトロ24時間券」は、使用開始から24時間東京メトロ線全線が乗り降り自由となるフリーきっぷです。大人料金は600円で、東京メトロ線各駅の券売機で購入できます。東京メトロ各線は、山手線と数多くの駅で乗り換え可能。「都区内パス」と組み合わせることでフリー範囲が広がります。

旅のプランに合ったお得な乗り放題きっぷを活用しよう

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山手線のフリー乗車きっぷは3種類ですが、都内近郊私鉄各線では数多くの一日フリー乗車券が販売されています。券売機で購入できるきっぷも多く、使い方も簡単ですので、目的地やプランに合わせてお得なフリーきっぷを選んで、スムーズに移動したり交通費を節約したりして、たくさんのスポットを楽しんでください。

スマトラ警備
ライター

スマトラ警備

たびの手段は電車とバスと徒歩、たまに船。最近は、岬・神社・古墳と、温泉めぐりがお気に入り。

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