上野動物園は再入場できる！ランチやコンビニで外に出て再入場もOK！

上野動物園は一度外に出てしまっても、出るときに必要な手続きをしておけば再入場できます。お昼は外でゆっくり食べたい場合や、たまたまお金の手持ちがないなどでコンビニに急用ができる場合もあるでしょう。再入場の仕方について知る前に、まずは入場料やチケット購入の仕方から見ていきます。

入場券は入場当日の1日のみ有効で、入場しなければ期限はなく、購入日の翌月に訪れても有効です。年間パスポートは購入日から1年間有効で、年に5回以上行く人にはお得な値段設定になっています。65歳以上と小中学生は年齢確認できるものが必要で、無料である都内在住の中学生、全国の小学生はチケット購入が必要ありません。

目玉は親子3頭のパンダで、シャンシャンが生まれて間もない頃よりは混雑は落ち着きましたが、土日には最大60分待ちの時間帯もあります。比較的空いているのは朝一番と正午であり、待ち時間の目安は各入場門の看板や、上野動物園の公式Twitterで更新されるので活用しましょう。

上野動物園のチケットは、園入口の各入場門でのみ売っており、ネットやコンビニで買える前売り券はありません。開場とチケットの販売開始が同時であり、朝一番でも30分前には購入のための列ができ始めます。チケットを持っている人は並ばずに入場できるので、時間を短縮したい人は前日までに買っておくのもおすすめです。

入場券は上野動物園の各入場門にある券売機・係員窓口のいずれでも買えますが、年間パスポートは係員窓口のみですのでご注意ください。交通系ICカードのチャージはできませんので、入場前に駅やコンビニで残高を確認しておくことをおすすめします。

前売り券がない上野動物園で入場待ちの時間を短くするには、前日までに入場券を買うために訪れておくのが1つの手です。何度も訪れる人は、初回来園時に年間パスポートを、美術館や博物館も好きな人は、都内の文化施設の入場券が一つづりになった「ぐるっとパス」を買うのもおすすめします。

上野動物園は、一度外に出てしまっても、退場時に手続きをすれば無料で再入場できます。できるかぎり混雑を避けて人が少ない朝夕にのみ入場したい人や、周辺での食事や観光を楽しみたい人は、計画の幅が広がるので必見です。

上野動物園に再入場するには、当日入場者の証明である再入場券が必要で、持っていない場合は新しい入場券が必要です。無料で再入場するには、退場時に出口横の係員窓口で入場券・年間パスポートを見せて「再入場したい」と伝え、再入場券を受け取ってください。

上野動物園に再入場するときは、一般入場と同じように東園の表門・西園の弁天門・池之端門のうちいずれか好きな入口から入ります。当日の日付印の押された再入場券があれば入場券購入の列に並ぶ必要はないので、そのまま入場ゲートに進みましょう。

上野動物園に再入場する場合、戻ってくる時間をきちんと計画しておく必要があります。最終入場時刻は一般入場と同じ16時であり、以降は再入場券を持っていても入れません。動物によっては観覧終了が早く、パンダは16時まで、屋内展示のバードハウス・夜の森・小獣館・両生爬虫類館は16時半に終了します。

動物園を出入りするのは面倒に思うかもしれませんが、お出かけをより満喫できる場合もあります。園内は全般に値段が高めで、食べるところは団体客で混みやすく、購入に並ぶうえに席でゆっくりしづらいです。「値段や人混みが気になる」「時間をみっちり使いたい」という人は、上野観光として計画を立てるのもよいでしょう。

疲れて少し休憩したいときや、動物たちのにおいが気になるときは、外のお店でゆっくりランチをとるのがおすすめです。上野駅の周辺は老舗レストランやおしゃれなお店が多く集まり、足を延ばす甲斐があります。お弁当を持って園内で食べる家族連れも多いですが、上野公園で静かな場所を探してピクニックするのも楽しいです。

子供連れは万全に準備しても、飲み物・お菓子・救急セットなど何かと急に必要になるでしょう。夏場であれば大人も飲み物は必須で、すぐなくなりがちですので、一度コンビニに行くほうが安いです。園内の支払いはクレジット・交通系ICカードも使えますが、チャージはできないため、手持ちがない時はコンビニが役立ちます。

上野は、上野公園の美術館・博物館、アメ横や駅ビルなど、動物園周辺にも見どころが満載です。歩いて移動できる距離に点在しているので、人が少ない朝一番にお目当ての動物を見て、一度退場してほかの観光もできます。16時までに動物園に戻れば、比較的空いた園内で1時間ゆっくり見て回れるのでおすすめです。

一大観光エリアである上野は、学生・家族連れ・ご年配の方など幅広い世代が訪れるため、さまざまな食がそろっています。和洋中のみならずエスニックも充実しているうえに、歴史のある名店から話題の新店舗まで軒を連ねており、上野に来たら試さない手はありません。

ルエノは、上野駅前の複合グルメ施設「UENO3153」内のフードコート式レストランです。パンダパンが人気で、ほかにもハンバーガー・ピザ・パスタ・うどんなど幅広い中から好きに選べます。キッズルームがあるので、「お子さんが疲れてしまった」「外で食べたいけど静かなお店には入りにくい」という場合に便利です。

精養軒は日本の西洋料理店の先駆けであり、文豪・夏目漱石や政治家・伊藤博文などにも愛された名店です。本店が上野公園にあり、不忍池のそばの白い建物1階「カフェラン ランドーレ」では、2,000円前後で伝統の味が楽しめます。店内は開放感があり、老舗の風格がありつつ居心地のよいカジュアルな雰囲気も魅力です。

エキュート上野は、JR上野駅の改札内にあるショッピングエリアで、お弁当も充実しています。老舗弁当・駅弁・おしゃれな総菜・おむすび・サンドウィッチなど、家族連れでも、みんなが満足できる品ぞろえです。公式サイトから予約ができ、売り切れの心配で慌てることもないので、遠方から来る人も安心して利用できます。

上野動物園から近いコンビニは西園の出口周辺に多く、いずれもATM・交通系ICカードが利用できます。急ぐ場合は、西園にいるのであれば池之端門近くのファミマ、東園にいるときは西園の弁天門から徒歩2分のセブンイレブンがおすすめです。

上野動物園は、外に出るときに手続きを忘れず、戻ってくる時間を守れば無料で再入場できます。園内は見どころ満点ですが、周辺にもおいしいお店や目玉スポットが多いので、観光の目的に合わせて仕組みを有効活用して楽しみましょう。