ベネズエラで注意したい4つの犯罪
ベネズエラでは地域を問わずさまざまな犯罪が発生しており、旅行で訪れる際には十分警戒することが大切です。最近では都市部でも強盗・誘拐など危険な犯罪が起きているので、どんな地域であっても油断せずに行動するようにしましょう。
①強盗
ベネズエラでは強盗事件の発生率が高く、特に首都のカラカスでは拳銃を使用した強盗事件が増えています。強盗事件は主に人気の少ない場所で発生するケースが多く、駐車場や路地裏などでは十分に警戒することが大切です。
現地で危険な強盗事件にあわないためにも、早朝や深夜の外出は避け、常に周囲の状況をしっかりと確認するようにしてください。
②誘拐
ベネズエラでは危険な誘拐組織の活動が問題となっており、首都のカラカスを中心に頻繁に誘拐事件が起きています。主に身代金目的の誘拐事件が多く、海外の旅行客は特に被害にあう可能性があるため警戒が必要です。
誘拐事件はカラカスや国境地帯などさまざまな場所で起きているため、現地では派手な服装は避け目立たない行動を意識しましょう。
③窃盗
窃盗事件は治安のよい地域でも起きることがあり、電車・バスなど公共交通機関で発生するケースが増えています。現地では集団による窃盗事件も多く、一瞬の隙を狙って盗まれるケースが多いため、観光中は荷物から目を離さず鞄は必ず前で持つように心がけてください。
④暴力事件
ベネズエラでは暴行事件による死者数が多く、外国人旅行客が被害にあう可能性もあるため警戒が必要です。暴行事件は首都であるカラカスの貧困地区などで多く発生していますが、どんな地域でも夜間や人気の少ない場所では起きる可能性があります。
拳銃を使用した暴行事件も増えているため、現地では貧困地区や治安の悪い地域へは近付かないようにしましょう。
ベネズエラ観光での治安以外の3つの注意点
ベネズエラでは治安に注意することも大切ですが、感染症・衛生面など治安以外にも注意してほしいポイントが3つあります。注意点をしっかりと押さえていないとトラブルにあう可能性があるため、現地では注意点をしっかりと守り安全に観光を楽しみましょう。
①感染症
ベネズエラでは現在も広い地域で感染症が発生しており、特にデング熱・ジカウイルス感染症に感染する人が増えています。感染症によっては稀に危険な合併症を引き起こす場合もあるため、屋外へ行く際は防虫スプレーを使用するなどしっかりと対策を取りましょう。
②交通事故
ベネズエラでは近年交通事故による死亡者数が増えており、交通法規を守らない運転手も多いため注意が必要です。運転マナーが悪いだけではなく補修が行き届いてない道路もあり、信号が故障していることも多いので現地ではなるべく車の運転は避けてください。
③衛生面
ベネズエラには気軽に食事が楽しめる屋台も人気ですが、なかには衛生面が行き届いてないお店もたくさんあります。不衛生な食品は体調不良になる可能性があるため、現地では屋台の食事は避けレストランでの食事を選ぶようにしましょう。