目次 [表示]
- 新城島とは?
- 上地島とは?
- 下地島とは?
- 観光客数は?
- 新城島へのアクセス方法は?
- 定期船がない
- 上地島の特徴
- 上地島の人口
- 上地島の楽しみ方【2選】
- 人気のシュノーケルで絶景を楽しむ
- 散策ツアーで自然を楽しむ
- 下地島の特徴
- 下地島の人口
- 下地島の楽しみ方【2選】
- 牧場で自然を感じる
- 遺跡をみる
- その他のおすすめスポット
- 上地島も下地島もどちらも楽しい
- 新城島の宿泊施設は?
- ゲストハウスが一軒のみ
- 食料は事前に持ち込みましょう
- 新城島の昔の様子は?
- 豊年祭が必ず行われる
- 豊年祭の日程は?
- 豊年祭はどういった祭り
- 人形の姿をしたアカマタ・クロマタとは一体なにもの?
- 新城島のタブーとは?
- 島民以外は豊年祭に参加できない
- 島のタブーで豊年祭の内容を撮影することはできない
- 新城島には立ち入り禁止の場所がある
- 新城島は魅力的な島
新城島とは?
新城島とは、沖縄県にある離島で今話題の島です。場所は西表島と石垣島の間にあり、「上地島」と「下地島」の2つ合わせて「新城島」です。新城島は、八重山郡竹富町に属していて、八重山の方言で「離れ」という意味の別名「パナリ島」と呼ばれています。キレイな沖縄の海をシュノーケルしたり新城島を散策するツアーが人気です。また、人形の姿をしたアカマタとクロマタが訪来する豊年祭も行われいます。
上地島とは?
上地島には観光ツアーのあとに宿泊することができる施設に、インターネット環境もあります。島の一周は5kmほどで、歩いて周ることも可能です。小さな集落があり、奇祭が行われています。小さな島ですが、遺跡が多く観光する場所が多いので、散策をすることも、シュノーケルを楽しむことも可能です。秘祭と呼ばれる豊年祭が行われるのも上地島となっています。
下地島とは?
下地島の島民は、牧場を管理している人だけです。島のほとんどがパナリ牧場ですので、牧場を目当てに散策ツアーで訪れる人が多くいます。牧場以外にも神社や遺跡も多く見られます。奇祭とも呼ばれる豊年祭は下地島では行われません。
観光客数は?
新城島の観光客数は、年間で3,000人ほど訪れます。人口と比べると多くの人が訪れていています。特に、2016年以降から観光客数が伸びています。新城島の観光する場所は、遺跡の散策ができたり、シュノーケルをしてキレイな海をみることができます。自然を楽しむことができる内容のツアーが人気です。
新城島へのアクセス方法は?
新城島へは、石垣島と西表島から行くことができます。どちらの場合も、30分程度で新城島へ行くことができるので、距離は近いです。特に西表島から新城島までの距離はシーカヤックでも行くことができるので、体力に自信のある人は検討してみてください。
定期船がない
新城島には石垣島から行く方法と西表島から行く2通りしかありません。どちらの場合も定期船は出ていないので、観光ツアーで行く以外は新城島へ行くことは難しいです。高速船は下地島へ行かず、上地島に到着します。
上地島の特徴
新城島の上地島を歩いていると撮影禁止や録音禁止と書かれている看板があります。観光地であれば、撮影禁止や録音禁止にすることはないのですが、島の秘祭と呼ばれる豊年祭に関しては、撮影をすることも録音することもできません。豊年祭は、参加することもできないので、秘祭や奇祭と呼ばれています。
上地島の人口
新城島の人口は、上地島で15名前後です。人口は15名前後ですが、島民のほとんどが新城島で過ごさずに、石垣島や西表島で過ごしている人が多くいます。島民が島に戻って来るのは、年に一度の奇祭と呼ばれる豊年祭のときだけです。
上地島の楽しみ方【2選】
上地島の楽しみ方は、シュノーケルを行うことと散策ツアーに申し込みを行うのがおすすめです。参加するツアーによって内容が違うので、ツアーの内容を確認してから参加するようにしてください。
人気のシュノーケルで絶景を楽しむ
新城島の魅力はシュノーケルで普段見ることができない景色をみれることです。新城島の近くの海域は、1年中水温が高く、シュノーケルが好きな人にとってもダイビングをする人にも最高の環境となっています。観光ツアーの内容にもシュノーケルが含まれているものがあるので、シュノーケルが初めての人でも安心です。
新城島マイビシ海域公園
上地島でシュノーケルをするのにおすすめしたい場所が、新城島の北西部にある新城島マイビシ海域公園です。1977年に海域公園に指定されていて、沖縄でしか観ることができないサンゴの景色を楽しむことができます。
浜崎海岸
浜崎海岸は、上地島の集落から歩いていくことができます。簡単に行くことができるのに、新城島の中でも絶景ポイントとしておすすめです。絶景をみる以外にも、海水浴もシュノーケルをすることもできるので、のんびり過ごすこともできます。
散策ツアーで自然を楽しむ
上地島の景勝地としても人気のクイヌパナやキレイな砂と青い海をみることができる浜崎海岸があります。空も海も陸も全ての景色を楽しむことができるのが、上地島の魅力です。
クイヌパナ
新城島で一番有名な景勝地で、上地島にあります。沖縄の海を見渡すことができ、新城島を見渡したり、周辺の島をみることもできるおすすめの場所です。端っこの高台といった意味があり、新城島の豊かな自然にふれることができます。
タカニク
琉球王国時代、島の各地に作られたのが、火番盛と呼ばれる建物です。遠見台として利用されて、異国船の監視や緊急時の連絡をするときに使われていました。上地島にはタカニクと呼ばれる建物があります。
ポーンヤマ遺跡
琉球王朝時代の遺跡としてポーンヤマ遺跡もあります。別名パイヌブシヌヤーと呼ばれ、南の武士の居館という意味です。琉球王朝時代の住居をみることできる珍しい遺跡です。砂浜の岩の上に石垣が組まれ、近くには6基のお墓もあります。
下地島の特徴
下地島は島のほとんどが牧場で、放牧地になっています。上地島と違い高低差がない平地の島ですが、違った散策を楽しむことができるのが特徴です。
下地島の人口
下地島には牧場を管理している2名しかいません。ほぼ無人島といってもいいくらいです。しかし、人が住んでいないからこそ、遺跡の状態も良いのが特徴です。遺跡が好きな人や、沖縄の歴史に興味のある人に人気があります。
下地島の楽しみ方【2選】
下地島は、上地島と違い人口が少ないのが特徴です。道も舗装されていない場所も多いので、いつもと違う雰囲気で、歴史を感じることができる建物多くあります。もちろん、綺麗な海もありますので、シュノーケルにもおすすめです。
牧場で自然を感じる
下地島のほとんどの土地がパナリ牧場となっているために、下地島に上陸するだけで、牧場の雰囲気を感じることができます。新城島への旅行が初めての人は、観光ツアーに申し込むのがおすすめです。
パナリ牧場
下地島は、敷地のほとんどがパナリ牧場です。下地島の島民が牧場を管理しています。パナリ牧場の特徴は島全体で放牧していることです。道も舗装されていないので、長時間歩く場合には、注意してください。可愛い動物に会うこともできます。
遺跡をみる
下地島には、琉球王朝の遺跡が多く、琉球王朝時代以前の建物も多く残されています。下地島に住んでいる人も少ないので、遺跡の状態も良く、当時の生活を感じることが可能です。
七問御嶽(ななぞううたき)
七問御嶽は下地島にある神社です。下地島のパナリ牧場の敷地内にあり、ジュゴンの骨を納めています。琉球王国時代には、新城島の島民はジュゴンを食べることで不老不死になれると信じていて、媚薬としても重宝されていました。
その他のおすすめスポット
下地島を散策するとさまざまな遺跡を発見することができます。新城島はジュゴンと人魚の噂もある島ですので、少し変わった雰囲気の神社をみることもできます。しかし、神社の中には立ち入り禁止の場所があるので、注意が必要です。もちろん、綺麗な海をシュノーケルで楽しむこともおすすめします。
竜の根
下地島の西にあるのが、竜宮の根です。その名の通り、竜宮城をイメージしたようなキレイな海の景色をみることができます。赤いサンゴと魚の群れを鑑賞できるのが竜宮の根だからこそです。場所がわからない場合や初めての人は、観光ツアーに申し込むことをおすすめします。
上地島も下地島もどちらも楽しい
新城島には、海だけでなく、島の景色を楽しむこともできます。しかし、新城島にはさまざまなタブーがあるので初めての人は注意が必要です。心配な人は、観光ツアーに申し込んでください。観光旅行中に、島民とトラブルにならないよう島のタブーは必ず守りましょう。
新城島の宿泊施設は?
新城島に宿泊したいときには、上地島にある宿泊施設を利用することができます。せっかく新城島に行くのであれば、自然を感じることができるゲストハウスに宿泊することをおすすめします。しかし、宿泊するときには、注意が必要です。
ゲストハウスが一軒のみ
新城島には、上地島にゲストハウスが一軒しかありません。以前は、新城パナリ島宿泊所がありましたが、閉所してしまいました。宿泊する際は、事前に確認をすることをおすすめします。ゲストハウスに宿泊すると、自転車があるので島の散策に使うことができます。
食料は事前に持ち込みましょう
島にはスーパーやコンビニがありません。ゲストハウスに宿泊する予定であれば、事前に食糧や必需品を用意する必要があります。石垣しまや西表島から新城島へ向かう際に忘れないようにしてください。
新城島の昔の様子は?
新城島は、貝塚時代、グスク時代に続き琉球王朝の時代になります。遺跡のほとんどが琉球時代のものですが、ほとんど人が住んでいなかったために綺麗に残っているのが特徴です。沖縄の歴史に興味がある人におすすめしたい場所となっています。
豊年祭が必ず行われる
奇祭でもある豊年祭を行うのが島の伝統です。島の人しかわからないことが多いのが豊年祭であり、島民しか参加することができません。そのために、島民しか秘祭である、豊年祭の内容を知りません。祭りのときには、島へ出てた人も大勢戻ってきて祭りを盛り上げます。他の島々にも登場する人形の姿をしたアカマタとクロマタが祭りに来訪します。
豊年祭の日程は?
豊年祭は、7月中旬に行われます。新城島の豊年祭だけが秘祭として島民以外参加することができない祭りです。祭りの期間は、島へ行くことができません。祭り期間に新城島へ行くとトラブルに繋がりますので、旅行を考えている人は注意してください。祭りは3日間で行われますが、2日目に人形の姿をしたアカマタとクロマタが訪来して家々を周るみたいです。
豊年祭はどういった祭り
豊年祭の日程は3日間です。祭りの準備から始まり、御嶽神社を清掃をしたり、豊作祈願が最後に行われます。草の人形の姿をしたアカマタとクロマタが、島民の元へ訪れて、来年の豊作や健康を祈願する祭りです。
人形の姿をしたアカマタ・クロマタとは一体なにもの?
人形の姿をしたアカマタとクロマタは来訪神です。普段は新城島にいませんが、秘祭である豊年祭のときにだけ、御嶽神社から集落に現れます。豊作以外にも子孫に豊穣をもたらすと伝えられている神様です。島の人以外はみることができませんが、人形の姿をしているといった情報があります。
新城島のタブーとは?
新城島のタブーは多くあります。島へ上陸してすぐわかるのは、撮影や録音が禁止されている場所があることです。特に、豊年祭に関しては秘祭であり、内容を知ることもできません。新城島へ行く際は、島のタブーを守ってトラブルのないように過ごしてください。
島民以外は豊年祭に参加できない
秘祭である豊年祭には、島民以外が参加することができません。写真に残すこともできないので、ほとんど情報がない祭りです。奇祭と呼ばれていますので、気になる人は直接島民に話を聞くことをおすすめします。しかし、実際に人形の姿をした訪来する神様をみることはできません。
島のタブーで豊年祭の内容を撮影することはできない
撮影や録音をすることが禁止されているのはわかりましたが、島民の場合も同じです。新城島の島民であっても、豊年祭を動画や写真、録音することはできません。新城島へ行く際はタブーに注意して行動しましょう。
新城島には立ち入り禁止の場所がある
豊年祭の他にも、新城島には立ち入ることができないところがあります。それは、上地島の東御嶽です。聖域として崇められていて、別名人魚神社と呼ばれます。島の散策をしているときに間違って入らないようにしましょう。人魚神社の特徴は、人魚のモデルとも呼ばれているジュゴンを祀っています。
新城島は魅力的な島
近年観光地としても人気がある新城島について紹介しました。気になる人は早めに予約をするのがおすすめです。新城島に足を運ぶ際には、さまざまなタブーがありますので、事前に確認してから行くようにしましょう。ルールを守ることで、いつもと違った絶景を楽しむことができ、非日常を楽しむことができるのが、新城島の魅力です。