靴の寿命ってどのぐらい？買い替え時期や耐久性をご紹介！

そもそも靴の寿命とはどんな状態のことをいうのでしょうか。それは「靴が壊れた状態」「外見が傷んでいる状態」のことを言います。どちらの状態のものも、履きたいとは思いませんよね？いずれかの状態になった時が、靴の寿命なのです。靴の平均寿命は約1年～3年と言われています。これは靴の種類や歩き方、歩く距離などで大きく左右されるものなので、あくまで目安としてとらえておきましょう。

靴底は歩いた時の疲労や衝撃を軽減してくれる大切な部位です。ですが日々地面と接触している靴底は、歩けば歩く程すり減っていきます。すり減った靴を履いていると、滑ってしまうなど、歩き方に影響を与えることもあり危険です。

みなさんも一度は、靴底がべろりと剥がれて恥ずかしい思いをしたことはありませんか？これは靴底の素材がゴムのものに多い劣化です。ゴムの種類によっては水に弱い物もあります。雨の日に履くとか、湿気の多い場所での保管はできるだけ避けましょう。

使えば使うほど汚れる靴。日頃からこまめに洗っていても、取れない汚れがついてしまうことってありますよね。いくら綺麗な服を着ていても、靴が汚いとだらしのない人という印象を与えてしまう可能性も！そうならないためにも買い替えましょう。

足ってすごく汗かきなんです。足の裏には汗腺が集中しており、なんとその量は背中の5～10倍ほど。この汗が足の常在菌の餌となり分解されて臭いの原因となります。そして臭いだけでなく、水虫の原因になるので清潔な靴を履くようにしましょう。

前述したような状態になった時が靴の寿命で買い替え時です。お気に入りの靴だと捨てるのが心苦しく、なかなか自分では踏み切れないという方も多いのではないでしょうか。一般的にはどれくらいが買い替えの時期になるのでしょうか。靴の種類によって、材質や用途が違うため寿命も違ってきます。

革靴の寿命は、使われている素材と靴底で大きく変わってきます。革靴も一番先に劣化する部位が靴底です。靴底がすり減ると足への衝撃が大きく、疲れやすくなってしまいます。製法によって交換できるものとできないものがあり、これが価格や寿命を大きく左右します。

機能的にも優れ、ファッションとしても取り入れられることの多いスニーカー。一般的な買い替え時期は1～2年です。スニーカーの靴底はゴム製で水分に弱いものが多いです。張替はできませんので、靴底が激しくすり減っている場合が買い替え時でしょう。

パンプスとは、紐や留め具のない婦人靴のこと。こちらも利用頻度や手入れで大きく変わりますが、一般的には2～3年が寿命と言われています。雑に扱ってしまうと3か月で傷んでしまうことも。履きやすいものが長持ちするというわけでもないのです。

女性のおしゃれとして履かれることの多いピンヒール。ピンヒールの寿命は約3か月と短めです。ヒールの先端のゴムが、歩いていると削れてしまいます。ヒールがカンカンと言い出したら、買い替え時です。周囲にいい印象を与えませんし、滑りやすくなり危険です。

ブーツの寿命は比較的長く3～5年ですが、素材によって劣化の速度は大きく変わります。合皮のものだと、お手入れをしても3年程度。本革のものだと、お手入れ次第で味がでて長く履くことができます。ロングブーツは型崩れしやすく、こちらも寿命を早める原因となるので気を付けましょう。

サンダルの寿命は短く、1年程度（ワンシーズン）と言われています。素材があまり丈夫でなく、ストラップなどが切れてしまうことも。さらに素足で履くので汚れやすく、汚れも目立ちます。ビーチサンダルも同様の理由から、寿命は短めです。

昨今のランニングブーム。こちらは年月というより、走行距離や路面の状態、ランニングフォームなどで変わってきます。安全に走るためには、500キロメートルを超えてきたら買い替えましょう。靴底のすり減りが激しかったり、片側だけすり減ったりしている場合は、走行距離に関係なく買い替えてください。足を傷める原因になりかねません。

せっかく買った靴、すぐに壊れてしまっては悲しいものです。ではどんな靴なら長持ちするのでしょうか。防水性があり靴底が厚いものが「耐久性は高い」と言われています。最近では旅行にも最適な耐久性に優れ、おしゃれな靴がどんどんでてきています。

圧迫感を防ぎ長時間使用でも快適に履ける優れもの。撥水加工がされているため雨にも強く、靴底には深い切込みが入っており悪路でも安心です！またソックス構造が足にフィットし、快適で軽量化を演出します。小さいサイズもあるので女性にもおすすめです。

社会現象にもなったエアマックス。おしゃれなのは言うまでもありません。靴底のクッション性が高く地面を感じないほど！さらに粘着性のもので、滑りやすい悪路でも安心です。つま先には防水レザーを使用しています。

こちらはブーツのダナーとニューバランスの夢のコラボ商品。登山靴に多く使われている「Vibramソール」を使用しているため滑りにくく、耐久性も高いのが特徴となっています。軽量化にもこだわり快適に履ける商品です。

靴は履けば履くほど劣化する特徴があるのです。お気に入りの靴は毎日履きたくなりますが、毎日履いているとやはり寿命も短くなってしまうでしょう。ですが、頻度だけでなく履いていく場所も関係します。室内で毎日履く靴と、アウトドアで週2～3回履く靴では後者の方が傷みは早いでしょう。

全く履かずにいれば寿命はこないのか。それは違います。靴は経年劣化するのです。これが少々厄介で、見た目には綺麗でも突然壊れることがあります。使用頻度に関わらず、古くなった靴は安全のためにも処分するようにしましょう。

お気に入りの靴や高価だった靴は少しでも長く履きたいですよね。靴の種類や素材によって寿命は変わりますが、お手入れや心がけ次第で長持ちさせることが可能です！少しでも寿命を延ばす、その方法をご紹介します！

やはり靴は毎日連続で履いていると傷みも早くなってしまいます。だからといって全く履かずにいては、経年劣化が進みせっかく買ったのに履かずにダメにしてしまうことも・・同じ靴ばかり履くのではなく、一足一足ローテーションして履くと傷みの偏りを防ぐことができます。

靴は汚れるものなので、定期的なお手入れは長持ちさせるうえで必要不可欠です。汚れがついたらその日のうちに落とすようにしましょう。雨で濡れてしまった場合は、必ず乾燥させてあげてください。濡れた状態は靴の素材を傷め、臭いの原因になります。

靴を少しでも長持ちさせるために、こちらの防水・防汚スプレーをしましょう。革靴やスニーカーなどこれ一本でさまざまな靴に使用可能です。靴以外にも傘やレインコート、スキーウェアにも使えるところもいいですね。

靴が汚れてしまったときに使ってほしいのがこちら。スニーカーの素材によっていちいち洗剤を変えるのって面倒ですよね。こちらはどのタイプにも使えるので便利でしょう。弱酸性なので皮革を硬くせず、色落ちも防ぎます。

雨で濡れてできてしまった革靴のシミ、こちらの商品ならすっきり落としてくれます。こちらのM.MOWBRAYは、革靴のお手入れグッズが豊富です。キットになっているものもあり、初めてのお手入れグッズとしてもおすすめです。

お気に入りの靴であるほど、壊れたからと言ってすぐに捨てるのはもったいと思いますよね。一度靴の修理店や購入店に修理できないか聞いてみてはいかかでしょうか。新しく靴を買うよりも安く抑えることができることもあります。

靴は種類や素材によって寿命が違いますが、どれも心がけ次第で長持ちさせることが可能です。その逆で、雑に扱ったり手入れを怠ったりすると寿命は縮まってしまいます。せっかく気に入って買った靴、少しでも長く履けるように日頃から気を付けましょう。