目次 [表示]
- アイテムごとの詰め方を覚えてスーツケースに上手にパッキングする
- 洋服の簡単上手なパッキング方法とコツ
- ミルフィーユ方式
- ロールケーキ方式
- Tシャツの収納はミリタリーロール
- トラベル収納ケースを使う
- 厚みのある衣類には圧縮袋
- 収納術の組み合わせできれいにパッキング
- 下着の簡単上手なパッキング方法とコツ
- 下着の収納にはランドリーネットが便利
- 詰め方に工夫をすれば型崩れも心配なし
- 靴の簡単なパッキング方法とコツ
- シューズバッグに詰める
- シャワーキャップが便利でおすすめ
- 靴下を靴の中に入れる
- コスメ・バス用品の簡単上手なパッキング方法とコツ
- コスメポーチを利用した上手な詰め方
- 吊るせるポーチは使いやすさ抜群
- ジップロックやメッシュポーチが便利
- アイテムを厳選して荷物を増やさない
- モバイルグッズの簡単なパッキングの方法とコツ
- モバイルグッズ専用ケースを活用する
- スーツケース内での荷物のポジション
- 蓋側上と下の部分の荷物
- 底側上と下の部分の荷物
- まとめ
アイテムごとの詰め方を覚えてスーツケースに上手にパッキングする
スーツケースに上手にパッキングできない、スーツケースを開けると荷物がゴチャゴチャになっていて、欲しいものがどこにあるか分からないということがあります。アイテムごとの詰め方を身に着ければ、パッキングもすぐにでき、見た目もきれいなので、どこに何があるのか一目瞭然です。この記事では、アイテムごとの簡単な収納術を紹介しています。パッキングのコツを身に着けてください。
洋服の簡単上手なパッキング方法とコツ
洋服の詰め方には、いくつかの方法があります。持っていく洋服の種類に応じて、これから紹介する収納術を使い分けられるでしょう。どれも簡単な方法なので、ぜひ試してみてください。洋服を上手に詰めるコツが修得できれば、持っていけるアイテムの数も増えるかもしれません。そうなれば旅先でも、おしゃれに過ごせるでしょう。
ミルフィーユ方式
ある程度の数の洋服を持っていきたいなら、ミルフィーユ方式がおすすめです。
- スーツケースの枠からシャツ、パンツ、スカート、ワンピースの裾や袖が出るように交互に並べる。
- 真ん中に芯の部分ができるようにTシャツやカットソーなどを置く。
- 上から順番にはみ出している裾や袖を中に織り込んでいく。
ロールケーキ方式
ロールケーキ方式は、そのまま洋服をクルクルたたんで収納する方法です。「だれでもできる簡単な収納術」というメリットがあります。ぎゅうぎゅうに詰めれば、スーツケースを移動させても荷物が崩れません。しかし、ミルフィーユ方式と比較すると「服がシワになりやすい」というデメリットがあります。
Tシャツの収納はミリタリーロール
旅行に何枚か持っていくと何かと便利なのがTシャツです。ミリタリーロールという方法を使えばTシャツをコンパクトに収納できます。ロールケーキ方式の進化版ともいえるのがミリタリーロールです。
- 袖は内側、裾は背中側に折り込む。
- 片方のサイドを内側に折り、もう片方のサイドは少しそれに重なるように折る。
- 首の方からクルクル巻く。
- 裾の部分をめくって丸めたTシャツを包む。
トラベル収納ケースを使う
「洋服をタンスの引き出しに収納するときのように、きちんと詰めたい」という方におすすめなのが、ナイロン素材やメッシュ素材のトラベル収納ケースを利用した収納術です。ホテルについたらスーツケースから収納ケースをそのまま出して、部屋のクローゼットなどに置いて使えます。スーツケースの中が他の荷物や使用済みの服と混ざって、ごっちゃごちゃになることがありません。詰め終わった後の見た目が美しいという点もおすすめポイントです。
厚みのある衣類には圧縮袋
海外旅行では、渡航先の気候に合わせて厚みのある衣服を持っていく場合があります。衣類用圧縮袋でコンパクトにすれば、必要以上にスペースを取らないので、他の荷物を詰められるでしょう。衣類用圧縮袋は、100円ショップなどで手軽に手に入るので数枚あると便利です。
収納術の組み合わせできれいにパッキング
洋服を上手にパッキングするための方法を、いくつか紹介しました。いくつかの収納術を組み合わせることで、隙間なく、きれいにパッキングできます。例えば、ミルフィーユ方式で洋服を収納し、空いた隙間をロールケーキ方式やミリタリーロールで巻いたTシャツで埋めるといった方法です。ロールケーキ方式やミリタリーロールで巻いた洋服は、緩衝材の替わりにもなり、荷物の破損や偏りを防ぐこともできます。
下着の簡単上手なパッキング方法とコツ
保安検査場などで、スーツケースを開かなければならないときに、「下着を見られるのが嫌」という意見があります。そうした悩みの解決も踏まえた、「簡単な下着のパッキング方法」を紹介しましょう。2つの収納術を紹介しますので、どちらか試してみてください。
下着の収納にはランドリーネットが便利
下着の収納には、ランドリーネットがおすすめです。予備に1枚多く持っていけば、使用済みの下着は、それに入れておけます。旅行中や帰宅後に、そのまま洗濯機に入れて洗濯できるので便利です。女性の場合は、保安検査場でスーツケースを開けた時に恥ずかしくないように目の細かいランドリーネットが使えます。
詰め方に工夫をすれば型崩れも心配なし
詰め方によりブラが型崩れするのが心配という意見もあります。トラベル収納ケースなどを利用し、ブラを重ねるように置いてカップの部分にショーツを挟んでおけば、型崩れを防ぎながらコンパクトに収納できるでしょう。
靴の簡単なパッキング方法とコツ
次は靴が傷まないようにしながら上手にパッキングできるコツです。旅行中に雨などの理由で、靴が汚れてしまうことがあります。帰りの荷物のパッキングの際に、靴の汚れが他の荷物につかないようにするための簡単な方法も紹介していますので参考にしてください。
シューズバッグに詰める
定番の方法ですがシューズバッグに詰めるという方法があります。お気に入りの靴を持っていく場合は傷を付けないためにあえて片方ずつバッグに入れることもできるでしょう。シューズバッグがなければビニール袋などに詰めるという方法もあります。
シャワーキャップが便利でおすすめ
ホテルのアメニティグッズでもらえるシャワーキャップに靴を詰めるという方法もおすすめです。靴底が汚れてしまってもシャワーキャップでくるんでしまえば、それが他の洋服や荷物を汚す心配がなくなります。アメニティのシャワーキャップを使うことがなければ次回の旅行のために持ち帰れるでしょう。
靴下を靴の中に入れる
空いている空間を上手に活用するという意味で靴の中に靴下や下着などを丸めて入れておくという方法があります。靴がスーツケースの中で他の荷物により押しつぶされて型崩れするのをある程度抑えることができるでしょう。さらにそれをシューズバッグやビニール袋などに入れれば、靴が傷ついたり汚れが荷物についたりするのも防げます。
コスメ・バス用品の簡単上手なパッキング方法とコツ
コスメ用品も女性にとっては旅行の必須アイテムです。国内旅行では、飛行機への液体の持ち込みに関しては、あまり気にする必要はありません。スーツケースを機内持ち込みではなく、預け荷物にするならなおさらそうです。しかし、海外旅行で国際線を利用するとなると、液体の機内持ち込みに関しては注意が必要でしょう。次にそのあたりを踏まえたスキンケア・コスメ・バス用品のパッキング方法を紹介します。
コスメポーチを利用した上手な詰め方
海外旅行・国内旅行のどちらでもスーツケースを預け荷物にする場合、普段使っているコスメやバス用品をそのまま持っていくことができます。そうした場合は普段お出かけの際などに持参しているコスメポーチを利用できるでしょう。
吊るせるポーチは使いやすさ抜群
吊るせるポーチは、ホテルの洗面所や浴室に吊るして使うことができるので、使い勝手がいいです。荷物もコンパクトにまとまるので、スーツケースの中でもあまり場所をとりません。ホテルのアメニティのスキンケアやバス用品よりも、「自分が普段使っているものを使いたい」という方におすすめです。
ジップロックやメッシュポーチが便利
国際線の液体の機内持ち込みには制限があるので、それをクリアしつつ上手に収納するのにジップロックや透明なメッシュポーチが使えます。国際線の液体の機内持ち込みに関する制限は以下の通りです。
- あらゆる液体(ジェル状のものも含む)は100ミリリットルもしくは100グラム以下の容器に入れる
- すべての容量を1リットル以下にし、それらを再封可能なプラスチック袋(縦横の辺が40センチメートル以内)に入れる
アイテムを厳選して荷物を増やさない
スキンケア・コスメ・バス用品のアイテムを厳選して、荷物を増やさないこともパッキングのコツです。例えば、オールインワンタイプの化粧品にする、メイク落としはボトルタイプではなくシートタイプにする、旅行期間が短いならサンプル品を持っていくといった方法があります。バス用品などはどれでも大丈夫という方は、「宿泊先のものを利用する」というのも選択肢のひとつです。
モバイルグッズの簡単なパッキングの方法とコツ
国内旅行でも海外旅行でも、スマホやタブレットは必須アイテムです。旅行先での情報入手、写真や動画の撮影、長時間のフライトを快適に過ごすために音楽を聴いたり動画を楽しんだりできます。次は、そうしたスマホやタブレットの充電用ケーブル、充電用コンセント、モバイルバッテリーといったモバイルグッズのパッキング方法の紹介です。
モバイルグッズ専用ケースを活用する
モバイルグッズ専用ケースを活用するとスッキリ収納できます。なければ100均のマスクケースなどで代用できるでしょう。そうすることでスーツケース内の荷物とごっちゃになり充電ケーブルが見つからない、コンセントがないといったトラブルも心配ありません。飛行機によっては、各座席でスマホやタブレットの充電ができるサービスも提供されています。機内でスマホやタブレットを快適に使うためにも、モバイル専用ケースはおすすめです。
モバイルバッテリーには注意が必要
国内線・国際線を問わず、モバイルバッテリーを預け荷物としてスーツケースに入れることは、安全上の理由で禁止されています。機内持ち込みできるスーツケースに入れて機内で利用することは、問題ありません。しかし、航空会社により機内持ち込みできるモバイルバッテリーの容量や個数に制限が決まっていますので、持ち込む場合は事前の確認が必要です。
スーツケース内での荷物のポジション
洋服・下着・靴など旅行に必要なアイテムそれぞれのパッキング術を紹介しました。それぞれのアイテムが個別にパッキングできたら、次はそれらをスーツケース内に詰めます。それで最後は、スーツケース内のそれぞれの荷物のポジションの紹介です。
蓋側上と下の部分の荷物
蓋側上の①の部分には、全体の荷物の中で軽いものを入れます。Tシャツなどの軽めの洋服がおすすめです。蓋側下の②の部分には、ジーンズ、スカートなど少し重い荷物を収納します。スーツケースの蓋側に重い荷物を載せると、開ける時にたいへんになるので注意しましょう。
底側上と下の部分の荷物
③の底側上には軽いものを詰めることができます。スーツケースのハンドル用の溝があるので、シワを気にする必要のない下着類・コスメ用品などがふさわしいでしょう。④の底側下には全体の荷物の中でも重量のあるものを収納します。例えば、靴、本、電化製品などです。ドライヤーやヘアーアイロンなどの電化製品をスーツケースに詰める場合は、タオルに包んだり靴下をはかせるなどの方法で傷がついたり壊れたりするのを防げるでしょう。
まとめ
アイテムごとに分けてスーツケースへの詰め方を紹介しました。それぞれのアイテムの詰め方は、誰でもすぐにできる方法なので、ぜひ取り入れてみてください。簡単な収納術とコツを身に着ければ旅行はもっと楽しくなるでしょう。
出典:https://burst.shopify.com/photos/holiday-suitcase?q=suitcase