「ぬぐだまりの里 秘湯 八甲田温泉」はどんな温泉？効能や定休日などもご紹介！

八甲田温泉には大きく分けて4つの温泉が用意されています。いずれも泉質や湯温、効能が違うためいろいろな入浴感を楽しめるのが魅力です。とりわけ「らむねの湯」は過去にNHKで特集されたこともあるほど、全国的に珍しい泉質が話題になり県外から入浴客がやってきます。

らむねの湯は、天然の炭酸ガスが溶け込んだ炭酸泉です。泉質は酸性・含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉になります。硫黄を含む酸性のお湯なので、殺菌作用もあり外傷や皮膚病にも効果的なです。湯温もぬるめなので、長湯しやすく炭酸の効果で血行を促進し体の芯から温められます。

龍神の湯は、4つの温泉の中では唯一中性の温泉です。地下深くから組み上げた最も源泉温度の高い湯で、泉質は中性・ナトリウム・カルシウム-硫黄塩・炭酸水素塩泉になります。龍神の湯は広々とした内湯と八甲田山の雄大な自然を眺めながら入浴できる露天風呂の二つです。

みるくの湯は、美肌の湯とされるぬるめでとろっとした肌触りの温泉です。湯温は4つの中で最も低く、泉質は酸性・含二酸化炭素・硫黄-カルシウム・アンモニウム-硫酸塩・塩化物泉です。二酸化炭素が含有されており、肌に溜まった老廃物を除去してくれる効果があるため肌がすべすべになる効能があります。

八甲田元湯は、開湯以来最も古くから愛されてきた源泉です。泉質は酸性・含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉になります。硫黄の香りが強く、露天風呂なので湯花が綺麗に咲き誇るさまをご覧になれるお湯です。糖尿病や高血圧に効果があります。

八甲田温泉は、幅広い選択肢の中から入浴プランを選べるのも他とは違うところです。入浴したい温泉や入浴する人の年齢によって細かく料金体制が変わります。貸切や日帰りもあり、ゆっくりとした時間を過ごしたいかたは検討するのも一つです。

山の中なのでアクセスには車でたどり着くしかありません。送迎バスもありますが、その場合は事前にお店に連絡して予約する必要があります。

料金は、立寄入浴か日帰りプランのどちらかを選択することになります。立寄入浴は温泉のみの利用の場合で、いずれの温泉に入るかで料金を選択できます。すべての温泉に入るようにもできますし、いずれかだけも選べるので、ご家族で訪問される際にもお財布に優しい設計です。

定休日というものはありませんが、11月中旬から4月中旬は閉館となりますのでご注意願います。

八甲田山は雄大な山ですので、たどり着くには車が必須になり時間もかかります。ご家族で旅行をする際にはご注意ください。無料送迎バスもありますが、こちらは事前にお店に予約した上で「萱野茶屋バス停」或いは「ロープウェー駅」のどちらかで待つことが必要です。