ボリビア観光での治安以外の5つの注意点
ボリビアでは強盗などの犯罪だけではなく、高山病・感染症など犯罪以外の注意点も5つあります。狂犬病など命にかかわる注意点もありますので、旅行前には注意点や正しい対処方法をしっかりと把握しておきましょう。
①高山病
ボリビアには標高の高い場所に観光地が多く、人によっては高山病で体調不良になる場合があります。日本人旅行客が高山病になった事例も多いため、高地へ訪れる際には正しい予防対策を取ることが大切です。
高地へ到着した際には必ず十分な休息を取り、万が一頭痛・嘔吐などの症状が出た場合はすぐに病院を受診するようにしてください。
②狂犬病
ボリビアでは首都を含めた全土で狂犬病が発生しており、感染してしまうと死亡する可能性が高く危険です。狂犬病は犬以外にもコウモリなどさまざまな動物から感染するため、現地で動物と接触するのは極力控えてください。
万が一動物に咬まれた場合はすぐに洗浄し、病院でワクチンを接種するなど正しい処置を受けるようにしましょう。
③寄生虫
ボリビアでは熱帯地方を中心に寄生虫が多く、河川など自然の多い地域で感染する観光客が増えています。河川では特に皮膚から体内に侵入する寄生虫が生息しているので、現地では河川に近づくのは避け、裸足で行動しないように注意してください。
④紫外線
ボリビアは一年を通して紫外線が強く、長く浴び続けると日焼けや白内障の原因になる可能性があります。紫外線による肌や目への刺激を避けるためにも、現地では日焼け止めのクリームを使用し、屋外ではサングラスを着けるなどしっかりと対策を取りましょう。
⑤食べ物による感染症
ボリビアにはおいしいローカルフードがたくさんありますが、屋台の果物や生ものを食べると稀に感染症になる場合があります。主にサルモネラ感染症・A型肝炎などの感染症が多いため、現地ではなるべくしっかりと熱の通った食べ物を選ぶことが大切です。