ブラジルの面積は日本の何倍？日本と比較して大きさをわかりやすくご紹介！

ブラジルは南アメリカの半分の面積・人口・GDPを占める、南アメリカ大陸の中で最も影響力の高い国です。南アメリカ大陸ではさまざまな言語が使用されていますが、ブラジルは南アメリカ大陸の中で唯一ポルトガル語を使用する国です。

コロンビアの面積は約114万平方キロメートルですので、ブラジルと比較すると約13パーセントの広さです。ブラジルとコロンビアはどちらもコーヒーの生産量が多い国です。コロンビアは高地でコーヒー栽培を行っていますが、ブラジルでは広大な国土を利用して低地で栽培をしています。

コロンビアの人口は南アメリカ大陸で2位の約5127万人ですが、1位のブラジルと比較すると約1/4しかいません。コロンビアの人口が集中する都市は標高2600メートル以上に位置しますが、ブラジルの人口は標高が低い海岸部に特に多いです。

アルゼンチンは約278万平方キロメートルの国土で、南アメリカ大陸で2番目に大きな国であるにも関わらず、ブラジルの約1/3です。ブラジルとアルゼンチンはどちらも同じく広大な平原を利用して、農業が盛んに行われています。

アルゼンチンの人口は約4561万人ですので、ブラジルの人口の約21パーセントです。アルゼンチンの主要都市圏であるブエノスアイレス都市圏には総人口の約1/3が一極集中しています。ブラジルは最大都市でも総人口の1/10程度であるため、ブラジルは多極分散型の国家であると言えます。

チリは約76万平方キロメートルの国土面積を保有し、ブラジルの約9パーセントの広さです。チリの南北距離はブラジルとほぼ同じですが、チリの東西距離は極端に短く、ブラジルの東西方向にチリが10個入ると言えます。

チリの人口は約1921万人ですので、ブラジルの人口の約9パーセントです。チリの首都があるサンティアゴ都市圏には人口の約40パーセントが一極集中しています。対して、ブラジルには人口が多い都市が各地方にいくつかあり、人口がバランスよく分散していると言えます。

ペルーの面積は約129万平方キロメートルですので、ブラジルの約15パーセントの広さがあります。ペルーには6,000メートル以上の山が数多くあり、凹凸が激しい国土です。対して、ブラジルのほとんどは標高900メートル以下の低い山地であり、標高差が少ない国土です。

ペルーの人口は約3336万人ですので、ブラジルの人口の約16パーセントです。ペルーは人口の約1/3がリマ都市圏に集中しており、人口差が激しいです。反対に、ブラジルにはリマのような人口規模の都市がいくつかあり、人口が各都市に分散しています。